JP2598632Y2 - ウエザーストリッブ - Google Patents
ウエザーストリッブInfo
- Publication number
- JP2598632Y2 JP2598632Y2 JP1993041896U JP4189693U JP2598632Y2 JP 2598632 Y2 JP2598632 Y2 JP 2598632Y2 JP 1993041896 U JP1993041896 U JP 1993041896U JP 4189693 U JP4189693 U JP 4189693U JP 2598632 Y2 JP2598632 Y2 JP 2598632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bridge
- door glass
- hollow seal
- sealing
- weather strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本考案は、ハードトップ車のセ
ンターピラー部に取付けるウエザーストリップに関する
ものである。
ンターピラー部に取付けるウエザーストリップに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】 従来、ハードトップ車のセンターピラ
ー部に取付けるウエザーストリップとして使用されてい
るウエザーストリップのフロント側部分について説明す
ると、図１及び図２に示すように、３１は図示されない
前後対称のセンタービラーの前側のリテーナーに嵌着す
る基底部、３２はドア２０を閉じた時、ドアガラス２１
の端面及び内面とそれぞれ弾接する中空シール部であっ
て、前記基底部３１に一体に結合してある。３３はその
中空シール部３２のシール面を裏側から支え、シール圧
を高める、くの字状ブリッジであって、その一端はドア
ガラス２１内面に当たる部分に、他端は基底部３１の前
部と結合してある。なお、３９は中央モール取付部分で
ある。
ー部に取付けるウエザーストリップとして使用されてい
るウエザーストリップのフロント側部分について説明す
ると、図１及び図２に示すように、３１は図示されない
前後対称のセンタービラーの前側のリテーナーに嵌着す
る基底部、３２はドア２０を閉じた時、ドアガラス２１
の端面及び内面とそれぞれ弾接する中空シール部であっ
て、前記基底部３１に一体に結合してある。３３はその
中空シール部３２のシール面を裏側から支え、シール圧
を高める、くの字状ブリッジであって、その一端はドア
ガラス２１内面に当たる部分に、他端は基底部３１の前
部と結合してある。なお、３９は中央モール取付部分で
ある。
【０００３】しかしながら、上記従来のウエザーストリ
ップは、図３に示すように、ドア２０を閉じて、ドアガ
ラス２１と中空シール部３２とを弾接させた時、シール
面とブリッジ３３との間に隙間３８が残り、シール面が
ブリッジ３３との結合部のみで支えられるため、そこに
ブリッジ３３の反力が集中し、シール圧はともかく、シ
ール圧を高める範囲が狭く、シール性を高める効果が少
ないと言う問題点がある。また、中空シール部３２のシ
ール面を裏側から支え、シール圧を高めるために、くの
字状のブリッジ３３の代わりに、図４に示すように、基
底部３１の前後２点とシール面の１点とを結ぶ２本のブ
リッジ３４，３５を設けたものは、ブリッジ３４，３５
の作動が複雑でどちらのブリッジがシール性にどれだけ
有効に作用しているか判定困難或いは不可能であって、
実用に適さないと言う問題点がある。
ップは、図３に示すように、ドア２０を閉じて、ドアガ
ラス２１と中空シール部３２とを弾接させた時、シール
面とブリッジ３３との間に隙間３８が残り、シール面が
ブリッジ３３との結合部のみで支えられるため、そこに
ブリッジ３３の反力が集中し、シール圧はともかく、シ
ール圧を高める範囲が狭く、シール性を高める効果が少
ないと言う問題点がある。また、中空シール部３２のシ
ール面を裏側から支え、シール圧を高めるために、くの
字状のブリッジ３３の代わりに、図４に示すように、基
底部３１の前後２点とシール面の１点とを結ぶ２本のブ
リッジ３４，３５を設けたものは、ブリッジ３４，３５
の作動が複雑でどちらのブリッジがシール性にどれだけ
有効に作用しているか判定困難或いは不可能であって、
実用に適さないと言う問題点がある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする問
題点は、上記従来のウエザーストリップは、中空シール
部３２内に設けた、くの字状ブリッジ３３，３４，３５
のシール性増強効果が少ないか、或いは作動が複雑で、
実用的でないことである。
題点は、上記従来のウエザーストリップは、中空シール
部３２内に設けた、くの字状ブリッジ３３，３４，３５
のシール性増強効果が少ないか、或いは作動が複雑で、
実用的でないことである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 図１・図５・図６を参
考にして説明する。本考案に係るウエザーストリップ
は、前後対称のセンターピラーの各リテーナーに嵌着す
る基底部３１と、ドア２０を閉じた時、ドアガラス２１
の端面及び内面とそれぞれ弾接させる中空シール部３２
とを一体に結合すると共に、中空シール部３２のシール
面を裏側から支え、シール圧を高める如く設けたくの字
状ブリッジ３３の一端をドアガラス２１内面に当たる部
分に、他端を基底部３１とそれぞれ結合してなるハード
トップ車のセンターピラー部に取付けるウエザーストリ
ップであって、前記くの字状ブリッジ３３のシール面に
相対する面を車外側に凸の円弧状Ｒに形成し、ドアガラ
ス閉時に中空シール部３２のシール面がブリッジ３３の
円弧状の面全体で裏側から支えられて成るものである。
考にして説明する。本考案に係るウエザーストリップ
は、前後対称のセンターピラーの各リテーナーに嵌着す
る基底部３１と、ドア２０を閉じた時、ドアガラス２１
の端面及び内面とそれぞれ弾接させる中空シール部３２
とを一体に結合すると共に、中空シール部３２のシール
面を裏側から支え、シール圧を高める如く設けたくの字
状ブリッジ３３の一端をドアガラス２１内面に当たる部
分に、他端を基底部３１とそれぞれ結合してなるハード
トップ車のセンターピラー部に取付けるウエザーストリ
ップであって、前記くの字状ブリッジ３３のシール面に
相対する面を車外側に凸の円弧状Ｒに形成し、ドアガラ
ス閉時に中空シール部３２のシール面がブリッジ３３の
円弧状の面全体で裏側から支えられて成るものである。
【０００６】
【実施例】 実施例について説明すると、２０はドア、
２１はドアガラス、３０はハードトップ車のセンターピ
ラー部に取付けるウエザーストリップであって、次のよ
うに構成される。３１は図示されない前後対称のセンタ
ーピラーの前側のリテーナーに嵌着する基底部、３２は
ドア２０を閉じた時、ドアガラス２１の端面及び内面と
それぞれ弾接する中空シール部であって、前記基底部３
１に一体に結合してある。３３はその中空シール部３２
のシール面を裏側から支え、シール圧を高める、くの字
状ブリッジであって、その一端はドアガラス２１内面に
当たる部分に、他端は基底部３１の前部と結合してあ
り、しかも、そのシール面に相対する面は車外側に凸の
円弧状Ｒに形成し、ドアガラス閉時に中空シール部３２
のシール面がブリッジ３３の円弧状の面全体で裏側から
支えられるようにしてある。なお、３９は中央モール取
付部分である。
２１はドアガラス、３０はハードトップ車のセンターピ
ラー部に取付けるウエザーストリップであって、次のよ
うに構成される。３１は図示されない前後対称のセンタ
ーピラーの前側のリテーナーに嵌着する基底部、３２は
ドア２０を閉じた時、ドアガラス２１の端面及び内面と
それぞれ弾接する中空シール部であって、前記基底部３
１に一体に結合してある。３３はその中空シール部３２
のシール面を裏側から支え、シール圧を高める、くの字
状ブリッジであって、その一端はドアガラス２１内面に
当たる部分に、他端は基底部３１の前部と結合してあ
り、しかも、そのシール面に相対する面は車外側に凸の
円弧状Ｒに形成し、ドアガラス閉時に中空シール部３２
のシール面がブリッジ３３の円弧状の面全体で裏側から
支えられるようにしてある。なお、３９は中央モール取
付部分である。
【０００７】作用について説明すると、図５に示すよう
に、ドア２０を閉じて、ドアガラス２１と中空シール部
３２とを弾接させた時、シール面とブリッジ３３の円弧
状Ｒの面とが密着し、シール面がブリッジ３３の円弧状
の面全体で裏側から支えられるため、シール圧を高める
範囲が著しく広がり、シール性が著しく向上する。しか
も、シール反力は円弧状面の半径・肉厚を変えることに
よって、容易に微調整可能である。
に、ドア２０を閉じて、ドアガラス２１と中空シール部
３２とを弾接させた時、シール面とブリッジ３３の円弧
状Ｒの面とが密着し、シール面がブリッジ３３の円弧状
の面全体で裏側から支えられるため、シール圧を高める
範囲が著しく広がり、シール性が著しく向上する。しか
も、シール反力は円弧状面の半径・肉厚を変えることに
よって、容易に微調整可能である。
【０００８】尚、本考案はセンターピラー部のリテーナ
ーに嵌着する基底部がフロント側及びリア側別体であっ
ても、図２のようにフロント側とリア側とのウエザース
トリップが一体であっても同様に適用できる。
ーに嵌着する基底部がフロント側及びリア側別体であっ
ても、図２のようにフロント側とリア側とのウエザース
トリップが一体であっても同様に適用できる。
【０００９】
【考案の効果】 本考案は以上のように構成されるた
め、ブリッジ３３が、ドアガラス２１と弾接するシール
面のシール圧を高める範囲を著しく広げ、シール性を著
しく向上する。しかも、円弧状面の半径・肉厚を変える
ことによって、容易にシール反力を微調整することが出
来る。
め、ブリッジ３３が、ドアガラス２１と弾接するシール
面のシール圧を高める範囲を著しく広げ、シール性を著
しく向上する。しかも、円弧状面の半径・肉厚を変える
ことによって、容易にシール反力を微調整することが出
来る。
【図１】 ハードトップ車の側面図である。
【図２】 従来例を示す図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】 従来例のドアガラスを閉じた時の状態を示す
図１のＡ−Ａ断面図である。
図１のＡ−Ａ断面図である。
【図４】 他の従来例をドアガラスを閉じた時の状態示
す図１のＡ−Ａ断面図である。
す図１のＡ−Ａ断面図である。
【図５】 本考案の実施例を示す図１のＡ−Ａ断面図で
ある。
ある。
【図６】 本考案の実施例のドアガラスを閉じた時の状
態を示ず図１のＡ−Ａ断面図である。
態を示ず図１のＡ−Ａ断面図である。
２０ ドア ２１ ドアガラス ３０ ウエザーストリップ ３１ 基底部 ３２ 中空シール部 ３３，３４，３５ ブリッジ ３８ 隙間 ３９ 中央モール取付部分 Ｒ 円弧状の面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60J 10/04 B60R 13/06
Claims (1)
- 【請求項１】 センターピラーのリテーナーに嵌着する
基底部（３１）と、ドア（２０）を閉じた時、ドアガラ
ス（２１）の端面及び内面とそれぞれ弾接させる中空シ
ール部（３２）とを一体に結合すると共に、中空シール
部（３２）のシール面を裏側から支え、シール圧を高め
るよう設けたくの字状ブリッジ（３３）の一端をドアガ
ラス（２１）内面に当たる部分に、他端を基底部（３
１）とそれぞれ結合してなるハードトップ車のセンター
ピラー部に取付けるウエザーストリッブにおいて、前記
くの字状ブリッジ（３３）のシール面に相対する面を車
外側に凸の円弧状に形成し、ドアガラス閉時に中空シー
ル部（３２）のシール面がブリッジ（３３）の円弧状の
面全体で裏側から支えられて成るハードトップ車のセン
ターピラー部に取付けるウエザーストリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993041896U JP2598632Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ウエザーストリッブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993041896U JP2598632Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ウエザーストリッブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH075842U JPH075842U (ja) | 1995-01-27 |
| JP2598632Y2 true JP2598632Y2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=12621054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993041896U Expired - Lifetime JP2598632Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ウエザーストリッブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2598632Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP1993041896U patent/JP2598632Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH075842U (ja) | 1995-01-27 |
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