JP2598475Y2 - 複列工具マガジン - Google Patents

複列工具マガジン

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JP2598475Y2
JP2598475Y2 JP1992080328U JP8032892U JP2598475Y2 JP 2598475 Y2 JP2598475 Y2 JP 2598475Y2 JP 1992080328 U JP1992080328 U JP 1992080328U JP 8032892 U JP8032892 U JP 8032892U JP 2598475 Y2 JP2598475 Y2 JP 2598475Y2
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JP
Japan
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tool
tool magazine
magazine
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detachment
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JPH0639340U (ja
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憲秀 前田
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DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
DMG Mori Co Ltd
Mori Seiki Co Ltd
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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数の工具マガジンを
一定間隔を隔てて複数列に設けた複列工具マガジンの改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】図2及び図3は、この種の複列工具マガ
ジンの従来例を示している。工具マガジン1自体は一般
的なもので、リンクプレート2をループ状に連結して形
成したポットチェーン3に工具Tを水平状態に収納する
多数の工具ポット4が支持され、ポットチェーン3をス
プロケットホイール5と案内ドラム6,7に掛張して循
環路を形成し、スプロケットホイール5によりポットチ
ェーン3を循環移動させ、各工具ポット4を工具着脱段
取り位置A及びポット着脱位置Bに旋回割出し位置決め
するように構成されている。
【0003】上記構成を有する工具マガジン1のスプロ
ケットホイール5の回転軸5a及び案内ドラム6,7の
回転軸6a,7aを同軸にした複数の工具マガジン1
が、図3に示すように、横方向に一定間隔Dを隔てて複
数列に配置し、図示しない工作機械の側方に設置され
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】而して、隣り合う工具
マガジン1間の間隔Dは、工具Tの最大突出し量Eと工
具Tの着脱動作時における抜き代Fを考慮して、工具着
脱時に工具Tが隣設の工具マガジン1に干渉しないよう
に定めている。このため大きな設置面積が必要となり、
特に、図示のように工具Tがストレートシャンクを有し
ている場合には、テーパシャンクの工具のように斜めに
抜き出せないので、抜き代が大きくなるばかりではな
く、余裕を持った抜き代がないと、工具着脱時に工具T
が隣設の工具マガジン1と接触して破損するおそれがあ
った。このような問題点を解決するものとして、実開平
3−65632号公報は、前の工具マガジンが後の工具
マガジンの工具着脱段取り位置の前方を遮らないように
した複列工具マガジンが開示されている。 しかし、上記
の先行技術においては、前の工具マガジンが後の工具マ
ガジンの工具着脱段取り位置の前方を遮らないようにす
るのに、大きさのことなる複数の工具マガジンを用い、
大きい方の工具マガジンを後にし、小さい方の工具マガ
ジンを前にして前後に並設するか、同じ大きさの工具マ
ガジンを用いる場合には、後の工具マガジンの工具着脱
段取り位置のみが前の工具マガジンの工具着脱段取り位
置よりも離れた位置に突出するような構造を採用してい
るため、いずれにしても前後の工具マガジンの形状及び
大きさが異なり、装置全体としてコスト高になり、また
設置スペースも大きくなるという問題点がある。
【0005】本考案は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたものであり、工具マガジン間の
間隔を必要最少限に止め、複数列の工具マガジンの設置
面積を大幅に削減できると共に、工具を破損することな
く安全に着脱できる複列工具マガジンを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、ループ状につないだ多数の工具ポットを
駆動ホィールと複数の案内ドラムに掛張して、ほぼ同じ
大きさで、且つ、ほぼ同一形状の循環路を形成し、前記
工具ポットを工具着脱段取り位置に旋回割出しする工具
マガジンが、一定間隔を隔てて複数列に設けられている
複列工具マガジンにおいて、前記案内ドラムの位置を前
後の工具マガジンで異ならせることにより、前記循環路
をずらせ、前記工具着脱段取り位置に、工具着脱時に工
具が隣接の前記工具マガジンと干渉しない空間を設けた
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成により、隣設する工具マガジン間の間
隔は、工具の最大突出し量のみを考慮すればよく、工具
の抜き代は考慮する必要がなくなる。また、工具着脱時
に、隣設の工具マガジンに接触して工具を破損すること
がない。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本考案に係る複列工具マガジンを示して
おり、工具マガジン11,12が交互に定間隔を隔てて
複数列に設置されている。各工具マガジン11,12の
構成は、図2及び図3について説明した従来例の工具マ
ガジン1と同じであって、同一構成部分については同一
の符号を付して説明を省略する。
【0009】工具マガジン11に隣設する工具マガジン
12は、その案内ドラム6の回転軸6aが工具マガジン
11の案内ドラム6の回転軸6aに対して横方向にずら
せて配置され、ポットチェーン3の循環路が図示のよう
に変位している。その結果、工具マガジン12の工具着
脱段取り位置A2が、工具マガジン11の工具着脱段取
り位置A1からずれ、段取り位置A2の工具挿着方向の
空間が開放される。このことは、工具マガジン11と工
具マガジン12との間隔Dを定める場合に、工具Tの抜
き代を考慮する必要がなく、工具Tの最大突出し量Eの
みを考慮すればよいことを意味し、両工具マカジン1
1,12の間隔Dを必要最少限度に止め、装置全体の設
置面積の削減を可能にする。また、工具マガジン12の
工具ポット4に対して工具Tを着脱する際、隣設の工具
マカジン11と干渉することがなく、工具Tを工具ポッ
ト4の軸線方向に移動させて完全かつ確実に着脱するこ
とができる。
【0010】上記の実施例では、工具ポット4の循環路
を交互にずらせたが、該循環路を順次同一方向にずらせ
て配設するようにしてもよい。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
工具ポットの案内ドラムの位置を前後の工具マガジンで
異ならせて前記工具ポットの循環路をずらせるという単
純な手段だけで、各工具マガジンの工具着脱段取り位置
における工具の着脱が隣設の工具マガジンと干渉せずに
安全かつ確実に行なえる。しかも、前後の工具マガジン
は、ほぼ同じ大きさで、且つ、ほぼ同一形状を有してい
るので、装置全体をコンパクトに構成でき、省スペース
化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る複列工具マガジンの概略正面図で
ある。
【図2】従来の複列工具マガジンを示す概略正面図であ
る。
【図3】同要部の拡大側面図である。
【符号の説明】
1,11,12 工具マガジン 2 リンクプレート 3 ポットチェーン 4 工具ポツト 5 スプロケットホィール 5a 回転軸 6,7 案内ドラム 6a,7a 回転軸 A,A1,A2 工具着脱段取り位置 D 工具マガジン間の間隔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状につないだ多数の工具ポットを
    駆動ホィールと複数の案内ドラムに掛張して、ほぼ同じ
    大きさで、且つ、ほぼ同一形状の循環路を形成し、前記
    工具ポットを工具着脱段取り位置に旋回割出しする工具
    マガジンが、一定間隔を隔てて複数列に設けられている
    複列工具マガジンにおいて、前記案内ドラムの位置を前後の工具マガジンで異ならせ
    ることにより、前記循環路をずらせ、前記工具着脱段取
    り位置に、工具着脱時に工具が隣接の前記工具マガジン
    と干渉しない空間を設けたことを特徴とする 複列工具マ
    ガジン。
JP1992080328U 1992-10-27 1992-10-27 複列工具マガジン Expired - Fee Related JP2598475Y2 (ja)

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