JP2598051B2 - オレフィン含有原料油のオクタン価増加及び硫黄含量減少方法 - Google Patents

オレフィン含有原料油のオクタン価増加及び硫黄含量減少方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、分解法、特に接触分解法により誘導された
オレフィン含有ガソリンのオクタン価増加及び硫黄含量
現象を同時に達成する方法に関する。
[従来の技術] ガソリン中の鉛含量減少を要求する新しい規制のため
にガソリンプールの高平均オクタン価が要求されること
になる。更に、特に流動接触分解(FCC)法により誘導
されたガソリンを触媒転化器を備えた自動車用の無鉛ガ
ソリンプールに混入する際の硫黄酸化物(SOx)の発生
減少に引き続き興味が持たれそうである。
ガソリンプールの品質向上のためにFCCナフサを接触
改質する可能性は、1984年のアムステルダムでのケッチ
ェン・シンポジウム(Ketjen Symposium)においてL.A.
ゲリットセン(Gerritsen)により発表された「カタリ
ティック・リフォーミング・オブ・エフシーシー・ナフ
サ・フォ・プロダクション・オブ・レッドフリー・ガソ
リン(Catalytic Reforming of FCC Naphtha for Produ
ction of Lead−Free Gasoline)」中で検討されてい
る。その先行技術は、Pt−Reバイメタル触媒を用いたFC
Cナフサ留分の改質を開示しているが、その方法では高
苛酷条件及び高処理量のために、改質装置中の触媒の寿
命が減少することがわかった。
先行技術において、多くの結晶シリケートゼオライト
が知られている。しかしながら、軽油の接触分解により
誘導されるオレフィン含有ガソリンを直接改質すると、
ガソリンが硫黄を比較的多く(0.05〜0.5重量%)含有
するために、従来の改質触媒は急速に老化する。それら
のガソリンのオレフィン成分によって、従来の触媒によ
る改質の前に必要とされる脱硫における水素消費量が比
較的多くなり、それに対応して発熱も引き起こされる。
米国特許第3,493,519号に開示されているような特定
の水熱的に安定な触媒は、急流スチームの存在下に焼成
されるアンモニウム−Y結晶アルミノシリケートを用い
ている。スチーミングされた生成物を、アンモニウム塩
により塩基交換し、pH7〜9においてアルミニウムと結
合することのできるキレート化剤で処理する。これらア
ルミニウム欠損触媒は、非常に高い活性(アルファ値)
を示すことが報告されている。
ナトリウムフォージャサイトのアンモニウムイオン交
換により調製される合成フォージャサイト(NH4Y)の他
の処理方法が、米国特許第3,591,488号に報告されてい
る。これらスチーミングされたゼオライトは、熱処理後
に、アンモニウムイオン、及び/又は、Mg、Ca、Sr、T
i、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Y、W、Re、O
s、Ir、Pt、Au及びHgイオンのような周期表のII−A、
I−B〜VII−B、VIII族の金属イオンおよび原子番号
が57〜71の稀土類イオン、好ましくはII−A、VIII族お
よび稀土類のイオンのようなカチオンにより塩基交換さ
れる。アルカリ金属含量が約0.5重量%以下の、好まし
くは約0.2重量%以下のゼオライト最終生成物が報告さ
れている。得られた生成物は、ゼオライトの性質により
シリカ−アルミナモル比が典型的には5〜10以上であ
り、好ましくは20以上、更に好ましくは約50以上であ
る。
触媒の硫黄汚染の問題は、例えば米国特許4,456,527
号に教示するように、従来技術において一般的に認識さ
れていた。しかし、従来技術は、独立した硫黄除去工程
を採用して硫黄含量を500ppb以下、好ましくは250ppb以
下、更に好ましくは100ppb以下、最も好ましくは50ppb
以下に減少させて触媒汚染問題を解決しようとしてい
た。
すなわち、従来技術は触媒汚染の原因は原料油の高硫
黄含量であると考えていたのであるが、どの従来技術に
も、軽油のFCC又はTCC接触分解により誘導されるオレフ
ィン含有ガソリンを、その比較的高硫黄含量が原因とな
る改質触媒の急速老化を最小限に留めるか又は防止する
ような直接改質する方法は提唱されていない。
[発明の目的] すなわち本発明の目的は、上記のような改質触媒の急
速老化を防止し得る改質方法を提供することにある。
[発明の開示] 本発明の要旨は、オレフィン含有原料油の硫黄含量減
少及びオクタン価増加を同時に達成する方法であって、
該オレフィン含有原料油を、拘束指数が2以下で骨格の
SiO2/Al2O3モル比が50以上である貴金属含有結晶ゼオラ
イトに、該オレフィン含有原料油に比べてオクタン価が
増加した生成物を得るのに充分な条件下において、一段
工程で接触させることを特徴とする方法にある。
本発明の方法は、分解法、接触法又は他の方法により
誘導されるオレフィン含有原料油、特にガソリンの改質
及び脱硫を行うものである。本発明の記載は主に接触分
解方法に関するものであるが、特定の方法に限定する意
図ではない。貴金属を含有し、大きな孔寸法(large po
re)を有する高シリカーアルミナモル比ゼオライト含有
触媒を用いることにより、オレフィン含有ガソリンを高
温にて処理し、高オクタン価かつ低硫黄含量の生成物を
得ることができる。
改質(reforming) 定義によれば、改質というのは、通常ナフサまたはガ
ソリンオイルのオクタン価を増加し、使用するのに好ま
しいオクタン価にすることである。例えば、原油から直
留したナフサのオクタン価は40で、ガソリンとして用い
るには低すぎる。この許容できない特性は、改質により
改善される。ナフサはまた、許容できない程度、例えば
50ppmの硫黄をも含有するが、硫黄含量は本発明に開示
の条件下での改質により減少する。
例えば白金含有アルミニウム触媒のような最近の改質
触媒の大部分では、触媒の長寿命化のために燃料オイル
中の硫黄含量を約0.2ppm又はそれ以下の程度に減少させ
ることが要求される。従来の改質装置は、482〜538℃
(900〜1000゜F)の温度範囲及び100〜500psig(790〜3
550kPa)の圧力範囲において稼動される。水素とナフサ
が約5:1の割合で一緒に供給される。従来の改質装置を
用いるときは、触媒活性を保つために少量の塩素、及び
ある場合には水が炭化水素原料油と共に供給される。
塩素使用および硫黄減少が必要であるのは、改質方法
にとっては不利である。それ故に、本発明に用いられる
原料油であるオレフィン含有原料油に標準的改質操作を
適用することは不可能である。
本発明は、従来の改質方法にくらべて多くの利点を有
する。まず、大部分の改質触媒では、原料油がナフサ原
料油中でも177℃(350゜F)の終点を有する原料油に限
定されることである。終点が350゜F(177℃)より高い
原料油は、触媒を極端に速く老化させる傾向がある。し
かしながら、本発明の触媒は、より高い終点の原料油の
使用に耐えることができる。第2に、本発明のゼオライ
トは反応が起こるのに必要な酸性度を提供するので、触
媒の活性を保持するために触媒に塩素を通す必要がな
い。第3に、本発明の触媒を従来の改質条件下に使用す
ると原料油の硫黄が除去され且つオクタン価が増加する
ので、前もって水素処理工程により硫黄含量を減少させ
る必要がない。
原料油 本発明の原料油は通常接触分解又は熱分解により誘導
されるガソリンである。接触分解方法は、流動接触分解
(FCC)方法でも熱接触分解(TCC)方法でもよい。原料
油は通常、従来の改質触媒により原料油を処理可能にす
るために水素処理により低下させなくではならない濃度
である、約100ppmより大きな濃度で硫黄を含有してもよ
い。更に、原料油は、従来の改質触媒に通過させるため
には付加的な水素処理が必要とされるようなオレフィン
を含有する。更に、本発明の原料油は、従来の改質触媒
によって常套のように処理されていた原料油の沸点範囲
以上の沸点範囲を有してもよい。
触媒 本発明の方法に用いる触媒は、拘束指数が2以下でシ
リカ/アルミナモル比が少なくとも50/1、好ましくは50
0/1以上である骨格を有する孔の大きなゼオライトであ
る。拘束指数は、ゼオライトが様々の大きさの分子をそ
の内部構造により制御する程度を示す便利な指標であ
る。内部構造への侵入又は内部構造から出ることが厳し
く制限されているゼオライトは大きな拘束指数を有し、
そのようなゼオライトは通常孔寸法が小さく例えば5Å
以下である。一方、ゼオライト内部構造に比較的自由に
侵入できるゼオライトは小さい拘束指数を有し、通常孔
寸法が大きい、すなわち8Å以上である。拘束指数を決
定する方法は、米国特許第4,016,218号に充分に記載さ
れている。
拘束指数が2以下のゼオライトは従来技術でよく知ら
れており、通常孔寸法は、通常原料油中に見られる成分
の殆どを入れるに充分な大きさである7Åより大きい。
本発明の方法に用いるのに好適な大きな孔寸法を有する
ゼオライトは、ゼオライト・ベータ、ゼオライトL、ゼ
オライトY(例えば超安定Y[Ultrastable]Y及び脱
アルミニウム化Y[Dealuminized]Y)、モルデナイ
ト、ZSM−3、ZSM−4、ZSM−18およびZSM−20である。
孔寸法の大きなゼオライトの示す拘束指数 (CI)値 CI(試験温度) ZSM−4 0.5(316℃) ZSM−20 0.5(371℃) モルデナイト 0.5(316℃) 脱アルミニウム化Y(DealY) 0.5(510℃) ゼオライト・ベータ 0.6〜2 (316〜399℃) 拘束指数は、操作(転化)の苛酷度およびバインダー
の存在又は不存在によりある程度変化するようである。
同様に、他の変化因子、例えばゼオライトの結晶寸法、
吸蔵不純物の存在等が拘束指数に影響を与えることがあ
る。従って、特定のゼオライトの拘束指数が一つの値よ
り多く存在するように、例えば温度のような試験条件を
決めることが可能であると認められる。これは、ゼオラ
イト・ベータの拘束指数の幅を説明している。
本発明の方法に用いられる好ましいゼオライトは、ゼ
オライトZSM−4(米国特許第3,923,639号に記載)、ゼ
オライトZSM−20(米国特許第3,972,983号に記載)、ゼ
オライト・ベータ(米国特許第3,308,069号及び再発行
特許28,341号に記載)、ゼオライトY(米国特許第3,13
0,007号に記載)および超安定Yゼオライト(米国特許
3,293,192号及び同3,449,070号に記載)、脱アルミニウ
ム化Yゼオライト(米国特許第3,442,95号に記載)及び
ゼオライトUHP−Y(米国特許第4,401,556号に記載)の
ような改良されたゼオライトYである。最も好ましいゼ
オライトは、既知の方法、例えばスチーミング及び/又
は酸脱アルミニウム化により処理して、シリカ/アルミ
ナ比を少なくとも50/1に上げることができるゼオライト
Yである。
本発明の方法の実施に際し、上述の結晶ゼオライト
を、本発明の方法で採用される温度及び他の条件に耐性
のある他の物質を含有するマトリクスに組み入れるのが
有用となり得る。そのようなマトリクス物質はバインダ
ーとして有用である。
有用なマトリクス物質は、合成及び天然の物質、また
クレー、シリカ及び/又は金属酸化物のような無機物質
である。後者は、天然のものでも、シリカと金属酸化物
の混合物を含むゲル状沈澱又はゲルでもよい。ゼオライ
トと組み合わせ可能な天然クレーは、モンモリロナイト
および、主鉱物成分がハロイサイト、カオリナイト、デ
ィッカイト、ナクライト又はアナウキサイトである通常
ディキシー(Dixie)、マクナミ−ジョージア(McNamee
−Georgia)及びフロリダ・クレー(Florida Clay)又
はその他として知られているサブ−ベントナイト及びカ
オリンを含むカオリン族である。そのようなクレーは、
最初に発掘された原料状態で用いることもできるし、ま
ず焼成、酸処理又は化学処理してから用いることもでき
る。
上記物質に加えて、本発明で用いられるゼオライト
は、アルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ、シリカ−マ
グネシア、シリカ−ジルコニア、シリカ−トリア、シリ
カ−ベリリア及びシリカ−チタニア、および例えばシリ
カ−アルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコニ
ア、シリカ−アルミナ−マグネシア及びシリカ−マグネ
シア−ズルコニアである三元組成物のような多孔質マト
リクス材料に複合させてもよい。マトリクスはコゲル
(cogel)状でもよい。ゼオライト成分と無機酸化物ゲ
ルマトリクスとの相対比は、無水物を基準にすると、ゼ
オライト含量1〜99重量%、より一般的には乾燥成分の
5〜80重量%の広い範囲内で変化させてよい。
本発明で用いるそれぞれの結晶ゼオライトに元々結合
していたカチオンは、当技術分野にて周知の技術に従
い、他の様々のカチオンにより交換されてよい。交換さ
れる典型的なカチオンは、水素、アンモニウム、アルキ
ルアンモニウム及び金属カチオン並びにそれらの混合物
である。
本発明の方法に用いられる結晶ゼオライトは、白金又
は白金とVIII族金属との組み合わせ、例えば白金−レニ
ウム又は白金−イリジウムのような貴金属と、それらを
0.1〜25重量%、通常0.1〜5重量%、好ましくは0.3〜
3重量%含有するように密接に組み合わせて使用する。
そのような成分は、ゼオライトの成分と交換し、ゼオラ
イトに含浸し又は物理的に均質に混合することができ
る。そのような成分は、例えば白金の場合、ゼオライト
を白金金属含有イオンにより処理することにより、ゼオ
ライト上又は内部に白金を含浸させることができる。す
なわち、好適な白金成分は、クロム白金酸、二塩化白金
及び白金アミン錯体を含む様々な化合物である。
処理条件 本発明の本質は、起こる反応が改質反応である改質方
法である。しかしながら、その方法は、オレフィン含有
原料油を高温にて触媒に通しオレフィンを直接芳香族に
環化するので、それ自体は改質方法とは呼べない。さら
に、この方法はオレフィン含有原料油のオクタン価を増
加させ硫黄含量を減少させる。すなわち、従来の改質方
法とは異なり、本発明の方法では(1)オレフィン含有
原料油の使用が可能であり、(2)硫黄含有原料油の使
用が可能であり、(3)高沸点、すなわち350゜F(177
℃)を越える沸点の原料鵜の使用が可能である。
原料油は、従来の改質方法に用いられるのと類似の温
度、圧力、空間速度及び水素使用量条件下で、水素存在
下に触媒と接触する。典型的な条件は、温度が300〜650
℃(600〜1200゜F)、より通常的には370〜540℃(700
〜1000゜F)、圧力が大気圧を少し越える圧力〜1435psi
g(10000kPa)、より通常的には100〜500psig(790〜35
50kPa)、空間速度が0.1〜20LHSV(液体時間空間速
度)、より通常的には2〜16LHSV、水素循環速度が約11
25〜5620SCF/bb1(200〜1000Nm3/m3)である。
本方法は、従来の装置、すなわち所望の反応及び熱バ
ランスを維持するために工程間加熱を伴った一連の反応
器において都合良く実施できる。上述のように、高珪酸
塩含量ゼオライト担体を用いる特別の利点は、塩素処理
による酸性維持の必要性ならびに共に供給する水の使用
等が実質的に減少し好ましい環境においては排除される
ことである。それにもかかわらず、実施してみてそれら
従来の手段が必要又は好適であるとわかったなら、それ
らを利用してもよい。すなわち、燃料油に従来法による
量の水、典型的には1〜100ppmの水を供給し、または例
えば酸性を維持するために従来法によりその改質工程中
にハロゲンの酸又は塩の導入又はハロゲンもしくはハラ
イド化合物を添加することによりハロゲン化してもよ
い。好ましいハロゲンは塩素である。ハロゲン活性維持
法の詳細は、米国特許第4,261,810号、同4,049,539号、
同3,835,063号、同6,661,768号及び同3,649,524号に記
載されている。
本発明を以下の実施例により詳説するが、特記する以
外は、全ての部、割合及び百分率は重量基準である。
実施例1 使用した触媒は、リンデ・超安定Y(Linde Ultrasta
ble Y)をスチーチング及び酸脱アルミニウム化し、次
にテトラアミン状の白金を含浸させることにより調製し
た。
得られた脱アルミニウム化Yゼオライトを分析する
と、SiO2/Al2O3の容積比が45で四面体アルミア骨格を有
すると予想され、MAS NMRで分析するとSiO2/Al2O3のモ
ル比は2600であった。この物質のアルファ値で表される
活性は1.5であり、予想した骨格のアルミニウム含量に
丁度一致した。白金含量は0.48%であり、水素化学吸着
によれば、96%の実質的均一分散であった。
アラブ・ライトVGO(Arab light VGO)の流動接触分
解により得られたリサーチ法オクタン価が91で硫黄含量
が2950ppmのオレフィン含有ガソリンサンプルを、蒸留
して3留分に分け、オクタン価(RON)及び硫黄含量を
分析し。分析によると下記第1表に示すように、沸点の
上昇とともに硫黄含量が大きく増加し、オクタン価が減
少している。
沸点範囲が中間(82〜149℃)の留分を、本実施例の
方法の燃料油として用いた。さらに分析すると、この留
分はパラフィン17%、オレフィン44%および芳香族化合
物27%を含有していることがわかった。オレフィン含有
FCCガソリンの脱硫及びオクタン価増加を同時に達成す
るために、温度482℃(900゜F)、圧力250psig(1825kP
a)、液体時間空間速度4.0および水素循環速度約4000SC
F/bb1(712Nm3/m3)の反応条件を用いた。FCCガソリン
留分を使用する前に、多くの従来の燃料油を改質するた
めに本発明の脱アルミニウム化Yゼオライト触媒を18日
間適用した。
上記の反応条件下で中間留分を処理した場合、リサー
チ法オクタン価99のガソリンが収率約83%で得られるこ
とがまずわかった。分析すると、生成物はパラフィン25
%、オレフィン0%、ナフテン2%および芳香族化合物
73%を含有していた。この反応苛酷度においては、正味
の水素産出量は約150SCF/bb1(27Nm3/m3)であると推測
される。本発明の生成の組成及び特性を、第2表に示
す。
硫黄含有オレフィン含有FCCガソリン燃料油を更に6
日間処理する間に、実質的な触媒老化は見られなかっ
た。
収率とオクタン価データを比較すると、従来の水素処
理(HDT)に続いて従来の改質を行って得られるのと同
様の全体としての結果が、本発明の新規脱アルミニウム
化Yゼオライト触媒を用いて処理することにより直接達
成できることがわかる。更に、オレフィン含有FCCガソ
リンの比較的低い水素含量は、従来法の改質にて起こる
吸熱量を減少させ得ること意味している。
実施例2 実施例2で用いた触媒は実施例1で用いた触媒と同じ
ものである。実施例2の燃料油は、蒸留して82℃(180
゜F)及び149℃(300゜F)でカットしたFCCガソリンで
ある。全沸点範囲のFCCガソリン及びカット留分をすべ
て分析した結果を第3表に示す。
カット2及びカット3が、大量のオレフィン(それぞ
れ16%及び8%)及び芳香族化合物(37%及び61%)を
含有することは重要である。その結果、それらのオクタ
ン価は、すでに高く(リサーチ法オクタン価RON+Oが8
8及び90)になっている。しかしながら、硫黄及び窒素
を除去するために水素処理すると、オクタン価はかなり
低下するであろう。すなわち、本実施例の目的は、硫黄
及び窒素を除去すると同時にオクタン価を維持又は増加
させる方法を発見することにある。
試験の始めに、触媒を水素雰囲気中で149℃(300゜
F)に加熱し、その温度に2時間保持し、1時間当り50
℃(90゜F)の割合でゆっくりと昇温させ349℃(660゜
F)になるまで加熱した。触媒を349℃(660゜F)で2時
間加熱した後に供給を開始した。次に温度を所望の反応
温度まで上昇させた。次にFCCガソリンの中間カット
(カット2)を添加し、482℃(900゜F)で3週間流し
続けた。次に燃料油を重質FCCガソリン留分(カット
3)に交換し、2週間試験を続けた。留分は独立に処理
したが、留分を一緒に処理しても良いと思われる。既に
高オクタン価(92.5RON)及び比較的低硫黄含量(0.04
重量%)の軽質オレフィン留分は、メルカプタンを減ら
すために従来法により処理してもよいが、更なる品質改
良は必要ないようであった。標準的な塩素化された白金
含有アルミナ改質触媒を用いた試験とこの試験を比較し
た。
中間カット(カット2)の処理の結果を下記第4表に
示す。
中間沸点範囲留分を処理すると、第4表に示すよう
に、従来の水素処理及び改質により達成された収率に匹
敵する収率が得られた。ゼオライト触媒を使用すると主
に軽質気体の減少の故にイソブタンの収率がかなり大き
く、更にアルキレートを作る可能性のあることは重要で
ある。この軽質気体の減少により再循環気体中の水素純
度が増加した。
下記第5表に示すように、重質FCCガソリン留分の処
理は特に重要である。
重質FCCガソリン留分をただちに複数の精製装置中で
水素処理し硫黄を除去した。約8000ppmの高硫黄含量及
び約450゜F(232℃)の高終点のいずれもが従来の水素
処理改質においては不可能なものである。結果はこの留
分の97容量%に近い正味ガソリン収率が達成できてお
り、オクタン価の上昇が約13であり、生成物中の硫黄含
量が10ppm以下に減少したことを示している。
処理した留分を未処理オレフィン軽質ガソリンと組み
合わせると、FCCガソリン全体のオクタンが価がかなり
増加し、収率の損失は最小限であった。下記第6表に示
すように、C5+ガソリンの約90容量%の収率が得られ、
リサーチ法オクタン価が7上昇し、硫黄含量が0.30重量
%から0.02重量%以下に減少した。ガソリンのオレフィ
ン含量は、芳香族化合物の増加に従い、実質的に減少し
た。
すなわち、本発明の方法は、FCCガソリンプール全体
のオクタン価の増加及び硫黄含量の減少の両方を可能に
するものである。このような方法を用いた中間及び重質
FCCガソリン留分の直接処理は、FCC燃料油の従来の水素
化処理/改質又は水素化脱硫の代わりの方法として好ま
しい。
更に本発明の方法によれば、硫黄の高含量下において
触媒を著しく老化させることなく触媒を取り扱うことが
できる。従来の改質方法は燃料油中にオレフィンが存在
することを許容するが、このオレフィンは改質条件下に
おいて、常套の触媒上に非常に急速にコークス化する傾
向を一般に有する。本方法の結果の要点は、収率損失が
最小限でありながら低硫黄含量の高オクタンガソリンが
得られることである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 29/22 B01J 29/22 M (72)発明者 スティーブン・サイ・ファイ・ワン アメリカ合衆国 08055 ニュージャー ジー、メッドフォード、キャロル・ジョ イ・ロード 3番 (56)参考文献 特開 昭55−99343(JP,A) 特開 昭54−24835(JP,A) 特開 昭47−11029(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オレフィン含有原料油の硫黄含量減少及び
    オクタン価増加を同時に達成する方法であって、該オレ
    フィン含有原料油を、骨格のSiO2/Al2O3モル比が50以上
    であり、貴金属を含有し大きな孔寸法を有する結晶ゼオ
    ライトに、該オレフィン含有原料油に比べてオクタン価
    が増加し、オレフィン含量が低下した生成物を得るのに
    充分な条件下において、一段工程で接触させることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】オレフィン含有原料油が硫黄を100ppm以上
    の濃度で含有する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】オレフィン含有原料油が接触分解法により
    得られたものである特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の方法。
  4. 【請求項4】ゼオライトへの接触を、温度370〜540℃
    (700〜1000゜F)、圧力約100〜500psig(790〜3550kP
    a)、液体時間空間速度2〜16および水素存在の条件下
    にて行う特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の
    方法。
  5. 【請求項5】ゼオライトの骨格のSiO2/Al2O3モル比が50
    0/1以上である特許請求の範囲第2項記載の方法。
  6. 【請求項6】結晶ゼオライトが、ゼオライト・ベータ、
    ゼオライトL、ゼオライトY、モルデナイト、ZSM−
    3、ZSM−4、ZSM−18およびZSM−20より選ばれる特許
    請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】結晶ゼオライトがゼオライトYである特許
    請求の範囲第6項記載の方法。
  8. 【請求項8】貴金属が白金または白金と他のVIII族金属
    との組合せである特許請求の範囲第1〜7項のいずれか
    に記載の方法。
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