JP2598043Y2 - シ−ト用サスペンションの固定軸の取付構造 - Google Patents
シ−ト用サスペンションの固定軸の取付構造Info
- Publication number
- JP2598043Y2 JP2598043Y2 JP1993062043U JP6204393U JP2598043Y2 JP 2598043 Y2 JP2598043 Y2 JP 2598043Y2 JP 1993062043 U JP1993062043 U JP 1993062043U JP 6204393 U JP6204393 U JP 6204393U JP 2598043 Y2 JP2598043 Y2 JP 2598043Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core shaft
- fixed
- frame
- fixed shaft
- wedge portion
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、上フレ−ムにシ−ト
を取付け、下フレ−ムを自動車などの車両の床に取付け
られるサスペンションで、上下フレ−ムを連結するX型
リンクの固定軸のフレ−ムへの取付構造の改良に関す
る。
を取付け、下フレ−ムを自動車などの車両の床に取付け
られるサスペンションで、上下フレ−ムを連結するX型
リンクの固定軸のフレ−ムへの取付構造の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】X型リンクは、上フレ−ムの上下動にと
もなって、それぞれリンク片に固定されたフレ−ム内壁
を前後動する可動軸と、フレ−ムに枢着される固定軸と
を具備している。そしてこの固定軸は筒体で、内装した
芯軸に回動自在である。
もなって、それぞれリンク片に固定されたフレ−ム内壁
を前後動する可動軸と、フレ−ムに枢着される固定軸と
を具備している。そしてこの固定軸は筒体で、内装した
芯軸に回動自在である。
【0003】従来では芯軸の両端部に設けた雄ねじを、
上下のフレ−ムにそれぞれ左右対向して貫設された芯軸
孔から突出させ、ナットを雄ねじに締め付けて固定軸を
フレ−ムに固定していた。
上下のフレ−ムにそれぞれ左右対向して貫設された芯軸
孔から突出させ、ナットを雄ねじに締め付けて固定軸を
フレ−ムに固定していた。
【0004】ところが雄ねじと芯軸穴との間には、雄ね
じを通すためのクリアランスが設けられているため、サ
スペンションのガタ及び音の発生が避けられなかった。
じを通すためのクリアランスが設けられているため、サ
スペンションのガタ及び音の発生が避けられなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この考案が解決しよう
とする課題は、固定軸のガタ及び音の発生を防止するこ
とにある。
とする課題は、固定軸のガタ及び音の発生を防止するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案の特徴は、上下
のフレームを連結するX型リンクの固定軸に内装され
て、両端部をフレームに固定される芯軸の一端部に、つ
ぶし加工によって外方へ広がるくさび部を、他端部に雄
ねじをそれぞれ設けて、フレームの両側に対向して貫設
された芯軸孔からくさび部と雄ねじとを突出させ、雄ね
じに螺着したナットを締め付けて、芯軸孔にくさび部を
係止させることにある。
のフレームを連結するX型リンクの固定軸に内装され
て、両端部をフレームに固定される芯軸の一端部に、つ
ぶし加工によって外方へ広がるくさび部を、他端部に雄
ねじをそれぞれ設けて、フレームの両側に対向して貫設
された芯軸孔からくさび部と雄ねじとを突出させ、雄ね
じに螺着したナットを締め付けて、芯軸孔にくさび部を
係止させることにある。
【0007】
【作用】雄ねじに螺着したナットを締め付けると、芯軸
が雄ねじ側へ移動してくさび部が芯軸穴に食い込むた
め、芯軸はフレ−ムに固定され、芯軸は移動できなくな
り、ガタ、音が発生しない。
が雄ねじ側へ移動してくさび部が芯軸穴に食い込むた
め、芯軸はフレ−ムに固定され、芯軸は移動できなくな
り、ガタ、音が発生しない。
【0008】
【実施例】まず図3、図4でシ−ト用サスペンションに
ついて概説すると、1は上下のフレ−ム、2は上下のフ
レ−ムを連結するX型リンクである。3は可動軸で、両
端部に取付けられたロ−ラ4が、リンク2の運動にとも
なって上下のフレ−ム1の内壁をそれぞれ前後に転動す
るようになっている。なお図示しないが、このサスペン
ションには、ショックアブソ−バ、コイルバネなどの緩
衝部材が設けられている。
ついて概説すると、1は上下のフレ−ム、2は上下のフ
レ−ムを連結するX型リンクである。3は可動軸で、両
端部に取付けられたロ−ラ4が、リンク2の運動にとも
なって上下のフレ−ム1の内壁をそれぞれ前後に転動す
るようになっている。なお図示しないが、このサスペン
ションには、ショックアブソ−バ、コイルバネなどの緩
衝部材が設けられている。
【0009】5は管体の固定軸でリンク片2′が固定さ
れている。図1、図2で示すように、この固定軸5は、
一対のブッシュ6を介して芯軸7を内装しており、芯軸
7を軸として回動自在である。
れている。図1、図2で示すように、この固定軸5は、
一対のブッシュ6を介して芯軸7を内装しており、芯軸
7を軸として回動自在である。
【0010】8は芯軸7の一端部に形成されたくさび部
で、つぶし加工によって外方へ広がるくさび状を呈して
いる。9は雄ねじで、芯軸7の他端部に設けられてい
る。なお10はプレ−トで、フレ−ム1に固定された芯
軸7を支える。
で、つぶし加工によって外方へ広がるくさび状を呈して
いる。9は雄ねじで、芯軸7の他端部に設けられてい
る。なお10はプレ−トで、フレ−ム1に固定された芯
軸7を支える。
【0011】固定軸5は、次のようにしてフレ−ム1に
枢着される。上下のフレ−ム1に貫設された一方の芯軸
穴11からくさび部8を、又他方の芯軸穴11から雄ね
じ9をそれぞれ突出させる。そして雄ねじ9に螺着した
ナット12を締め付けると、芯軸7はナット12側へ移
動し、くさび部8が一方の芯軸穴11へ食い込んで、芯
軸7は固定される。従って固定軸5はフレ−ム1に枢着
される。
枢着される。上下のフレ−ム1に貫設された一方の芯軸
穴11からくさび部8を、又他方の芯軸穴11から雄ね
じ9をそれぞれ突出させる。そして雄ねじ9に螺着した
ナット12を締め付けると、芯軸7はナット12側へ移
動し、くさび部8が一方の芯軸穴11へ食い込んで、芯
軸7は固定される。従って固定軸5はフレ−ム1に枢着
される。
【0012】
【考案の効果】固定軸の芯軸の一端部を、簡単なつぶし
加工を施すことで、くさび部側のクリアランスがなくな
るとともに、雄ねじとナットで芯軸がフレ−ムに強固に
固定されて移動できないため、ガタ、音の発生を防止で
きる。
加工を施すことで、くさび部側のクリアランスがなくな
るとともに、雄ねじとナットで芯軸がフレ−ムに強固に
固定されて移動できないため、ガタ、音の発生を防止で
きる。
【図1】固定軸の軸方向断面図である。
【図2】芯軸の正面図である。
【図3】サスペンションの背面略図である。
【図4】サスペンションの側面略図である。
1 フレ−ム 2 リンク 5 固定軸 7 芯軸 8 くさび部 9 雄ねじ 11 芯軸穴 12 ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 上下のフレームを連結するX型リンクの
固定軸に内装されて、両端部をフレームに固定される芯
軸の一端部に、つぶし加工によって外方へ広がるくさび
部を、他端部に雄ねじをそれぞれ設けて、フレームの両
側に対向して貫設された芯軸孔からくさび部と雄ねじと
を突出させ、雄ねじに螺着したナットを締め付けて、芯
軸孔にくさび部を係止させてなるシート用サスペンショ
ンの固定軸の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993062043U JP2598043Y2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | シ−ト用サスペンションの固定軸の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993062043U JP2598043Y2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | シ−ト用サスペンションの固定軸の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726240U JPH0726240U (ja) | 1995-05-16 |
JP2598043Y2 true JP2598043Y2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=13188748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993062043U Expired - Fee Related JP2598043Y2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | シ−ト用サスペンションの固定軸の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598043Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP1993062043U patent/JP2598043Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726240U (ja) | 1995-05-16 |
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Legal Events
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