JP2597813Y2 - 光源装置 - Google Patents

光源装置

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JP2597813Y2
JP2597813Y2 JP1991021232U JP2123291U JP2597813Y2 JP 2597813 Y2 JP2597813 Y2 JP 2597813Y2 JP 1991021232 U JP1991021232 U JP 1991021232U JP 2123291 U JP2123291 U JP 2123291U JP 2597813 Y2 JP2597813 Y2 JP 2597813Y2
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light
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lamp
center
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徹 吉田
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、液晶プロジェクタや
スライド映写機など投影装置に用いられる光源装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、投影装置として、テレビ映像など
の画像を表示する液晶表示パネルに光源装置により光を
照射し、この液晶表示パネルに表示された画像を投影レ
ンズでスクリーンに拡大投影する液晶プロジェクタが知
られている。このような液晶プロジェクタに用いられる
光源装置は、図2に示すように、ランプ1からの光をリ
フレクタ2で液晶表示パネル側に向けて反射する構造と
なっている。この光源装置のランプ1は、最も簡単なも
のとしてハロゲンランプがあるが、寿命が500〜600時間
と短く、色温度も3000〜4000°Kと低いため、テレビ画
像を投影するものとしては好ましくなく、最近では寿命
が2000時間以上で、色温度が6000〜7000°Kと高いメタ
ルハライドランプが使用されている。このメタルハライ
ドランプは、光源を内蔵したランプ管3内に金属ハロゲ
ン化合物を封入したものである。光源は図3に示すよう
に対向する電極の先端部分が最も輝度の高い2つの輝度
中心M、Nを有すし、2つの輝度中心M、Nは所定の間
隔をもってリフレクタ2の中心を通る光軸4上に配置さ
れている。このため、リフレクタ2はその反射面がラン
プ1のいずれかの輝度中心M、Nを焦点とする放物面に
形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た光源装置では、リフレクタ2の反射面の焦点をランプ
1の一方の輝度中心Mに合わせると、図2に示すよう
に、輝度中心Mからの光は平行光線として液晶表示パネ
ルに向けて反射されるが、輝度中心Nからの光は液晶表
パネル側の光軸4に向けて集光するように反射されるた
め、液晶表示パネルの中心が周辺に比べて明るくなり、
液晶表示パネルに輝度むらや色むらができるという問題
がある。また、リフレクタ2の反射面の焦点をランプ1
の他方の輝度中心Nに合わせると、輝度中心Nからの光
は平行光線として液晶表示パネルに向けて反射される
が、輝度中心Mからの光は液晶表パネル側の光軸4から
放射するように反射されるため、液晶表示パネルにほと
んど照射されることがなく、液晶表示パネルに対する照
度が低下するという問題がある。なお、このような問題
を解消するために、2つの輝度中心M、Nの間隔を狭く
して点光源に近づけることが考えられているが、2つの
輝度中心M、Nの間隔を狭くすると両電極が溶け易くな
るという問題がある。この考案の目的は、2つの輝度中
心の間隔を狭くしなくても、光源全体の輝度を低下させ
ることなく、点光源と同じ状態にすることのできる光源
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、2つの輝度
中心とを有するランプを光源とした光源装置において、
ランプ管の一方の輝度中心側にその輝度中心からの光を
他方の輝度中心に集光させる集光部を設けたことを特徴
とする。
【0005】
【作用】この考案の作用は次の通りである。集光部側に
位置する一方の輝度中心からの光は集光部により他方の
輝度中心に集光され、この集光された他方の輝度中心か
らの光がランプ管の外部に放射されることになるため、
2つの輝度中心を有していも、外部に放射される光の輝
度中心は1つとなり、光源全体の輝度を低下させずに、
点光源と同じ状態となる。
【0006】
【実施例】以下、図1を参照して、この考案の一実施例
を説明する。この場合、上述した従来例と同一部分には
同一符号を付し、その説明は省略する。この図におい
て、10はランプである。このランプ10は、上述と同
様、第1、第2の輝度中心M、Nを有する光源をランプ
管12内に設けるとともに、このランプ管12内に金属
ハロゲン化合物を封入したメタルハライドランプであ
る。この場合、ランプ管12は透明なガラスにより2つ
の輝度中心M、Nを焦点とする楕円管状に形状に形成さ
れている。このランプ管12の内面もしくは外面には、
2つの輝度中心M、Nの中間を境にして第1輝度中心M
側のほぼ半分にアルミニウムなどの金属を蒸着した反射
面13が設けられている。また、ランプ管12は第2輝
度中心N側のほぼ半分が透光部14に形成されている。
なお、ランプ10の外周近傍には、図2と同様に、第2
輝度中心Nを焦点とするレフレクタ(図示せず)が設け
られている。
【0007】次に、上述したランプ10の光の放射につ
いて説明する。この場合、ランプ管12は2つの輝度中
心M、Nを焦点とする楕円曲面に形成されているので、
第1輝度中心M側の表面に設けられた反射面13は、第
1輝度中心Mから照射された光を第2輝度中心Nに集光
するように反射するとともに、第2輝度中心Nから照射
された光を第1輝度中心Mに集光する用に反射する。こ
のため、2つの輝度中心M、Nのうち、第1輝度中心M
からの光は、そのほとんどが反射面13により反射され
て第2輝度中心Nに集光され、一部分の光のみがランプ
管12の透光部14から外部に放射される。また、第2
輝度中心Nからの光(反射面13により集光された光も
含む)は、そのほとんどがランプ管12から外部に放射
され、一部分の光が反射面13で反されて第1輝度中心
Mに集光された上、再び第2輝度中心Nに戻って透光部
14から外部に放射される。したがって、2つの輝度中
心M、Nからの光は、そのほとんどが第2輝度中心Nか
ら外部に放射されることになるため、ランプ10全体の
輝度が低下することなく、点光源と同じ状態となる。こ
の結果、ランプ10は第2輝度中心Nのみから光を放射
することになり、この第2輝度中心Nを焦点とするリフ
レクタで平行光線として液晶表示パネルなどのチャート
に反射することができるので、輝度ムラや色ムラが生じ
ることがなく、チャートの画像を良好に投影することが
でき、液晶プロジェクタの光源として良好に使用するこ
とができる。
【0008】なお、この考案は上述した実施例に限定さ
れるものではない。例えば、ランプ管12の表面に直接
反射面13を設けたが、これに限らず、第2輝度中心M
側のランプ管12の外側に2つの輝度中心M、Nを焦点
とする楕円曲面の反射板を配置しても良い。また、ラン
プ10は上述したメタルハライドランプである必要はな
く、2つの輝度中心を有するものであれば、キセノンラ
ンプなどの放電ランプを使用しても良い。さらに、この
考案の光源装置は液晶プロジェクタに限らず、フィルム
をチャートとして使用する映写機などの投影装置のラン
プとしても使用することができる。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、ランプ管に設けられた集光部で、一方の輝度中心か
らの光を他方の輝度中心に集光させるので、2つの輝度
中心の1つからのみ光を放射させることができ、2つの
輝度中心の間隔を近づけなくても、光源全体の輝度を低
下させることなく、点光源と同じ状態にすることがで
き、液晶プロジェクタなどの光源として良好に使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のランプの構造を示す図。
【図2】従来の光源装置を示す図。
【図3】従来のランプの輝度分布を示し、(a)はその
正面図、(b)は平面図、(c)は側面図。
【符号の説明】
10 ランプ 12 ランプ管 13 反射面 M 第1輝度中心 N 第2輝度中心
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 21/14 G03B 27/54 F21V 7/08 H01K 7/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの輝度中心を有するランプを光源と
    した光源装置において、前記ランプのランプ管の前記一
    方の輝度中心側にその一方の輝度中心からの光を前記他
    方の輝度中心に集光させる集光部を設けたことを特徴と
    する光源装置。
JP1991021232U 1991-03-12 1991-03-12 光源装置 Expired - Lifetime JP2597813Y2 (ja)

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JPH04109747U JPH04109747U (ja) 1992-09-22
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JPH04184860A (ja) * 1990-11-17 1992-07-01 Seiko Epson Corp ランプ

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JPH04109747U (ja) 1992-09-22

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