JP2597659B2 - コイル状部品の受渡し装置 - Google Patents

コイル状部品の受渡し装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はパーツフィーダによって送られてくるコイ
ル状部品を開口を有する箱状のチャック(以下、ボック
スチャックと称する)に供給するコイル状部品の受渡し
装置に関する。
(従来の技術) たとえば電気部品をプリント基板に自動で組立てる場
合、その自動組立て装置の一般的な構造としては、上記
電気部品を整列させて送るパーツフィーダ、このパーツ
フィーダによって送られてきた部品を1つずつ取出して
その部品を上記プリント基板に組込むためのボックスチ
ャックに受渡す受渡し装置とから構成されている。そし
て、このボックスチャックによって電気部品がプリント
基板に組込まれる。
ところが、上記電気部品がたとえば高周波部品の1つ
である空芯コイルのようなコイル状部品である場合、従
来は第8図と第9図とに示すようにコイル状部品1を鞍
馬状に形成されたパーツフィーダの振動部2にまたがら
せて送るようにし、その振動部2の末端で上記コイル状
部品1を受渡し装置によって受取り、この受渡し装置で
コイル状部品1をボックスチャックに受渡すようにして
いた。なお、図中3はコイル状部品1が振動部2から外
れるのを阻止する保持部材である。
ところで、上記コイル状部品1のコイル部1aの巻き数
が第8図に示すように5〜6巻と十分に多ければ、それ
を鞍馬状の振動部2にまたがらせて送るようにしても、
前後方向に倒れるようなことなく安定した状態で送るこ
とができる。しかしながら、コイル状部品1のコイル部
1aの巻数が2〜3巻と少ない場合、そのコイル部品1を
鞍馬状の振動部2にまたがらせて送るようにすると、前
後方向の安定性が悪いため、その方向に倒れやすく、パ
ーツフィーダによって整列させて確実に搬送することが
できなくなる。
したがって、コイル部1aの巻数が少ないコイル状部品
1の場合、それを搬送するパーツフィーダの振動部2の
形状を鞍馬状から他の構造のものに変えなければならな
い。そして、振動部2の形状を変えたなら、この振動部
2からコイル状部品1を受けてボックスチャックに受渡
す受渡し装置の構成も変えなければ、上記コイル状部品
1を振動部2から受けてボックスチャックに確実に受渡
すということができなくなる。
(発明が解決しようとする課題) このように、コイル状部品を鞍馬形の振動部によって
搬送する場合、そのコイル部の巻数が少ないと確実に搬
送することができなくなるため、上記振動部を鞍馬形か
ら他の形状に変えなければならない。すると、上記振動
部からコイル状部品を受けてボックスチャックに受渡す
受渡し装置の構造も変えなければならないという問題が
生じる。
この発明は上記実情にもとずきなされたもので、その
目的とするところは、コイル部の巻数が少ないコイル状
部品をパーツフィーダによって搬送する場合に、上記コ
イル状部品を上記パーツフィーダの振動部から受けてボ
ックスチャックに確実に受渡すことができる受渡し装置
を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するためにこの発明は、パーツフィー
ダによってコイル部を搬送方向に向けて送られてくるコ
イル状部品を受取る受面を有し上記パーツフィーダのコ
イル状部品搬送方向側端部に隣接して設けられた受体
と、この受体に対してスライド自在かつその先端が上記
受面に対して接離動自在に設けられ上記パーツフィーダ
から上記受体の受面に移載された上記コイル状部品のコ
イル部に挿入されてこのコイル状部品を支持する支持部
材と、この支持部材をスライドさせることにより、上記
支持部材に支持されたコイル状部品を上記受体の上記受
面側端部と接離動自在な状態で位置決めされた開口を有
する中空の箱状のチャック内に前記開口から挿入するプ
ッシャ機構とを具備し、コイル状部品を鞍馬状の振動部
を用いずにパーツフィーダで搬送する場合に、そのコイ
ル状部品をボックスチャックに確実に受け渡すことがで
きるようにした。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図乃至第7図を参照
して説明する。第1図に示す受渡し装置はベース11を備
えている。このベース11上には取付板12を介して回転シ
リンダ13が軸線を垂直にして設けられている。この回転
シリンダ13の回転軸14にはカップリング15を介して駆動
軸16が連結されている。この駆動軸16は上記取付板12上
に立設された架台17に一対の軸受18によって回転自在に
支持されている。
上記駆動軸16の上端には連結部材19を介して取付体21
が所定の傾斜角度θで傾斜して固着されている。この取
付体21の上方に位置する先端面には受体22が取付固定さ
れている。この受体22の上面、つまり受面23は上記取付
体21と同じ角度θで傾斜している。
上記取付体21の上面にはプッシャ24がスライド自在に
設けられている。このプッシャ24の先端は上記受体22の
受面23に対向位置し、後端は上記取付体21の上面下端に
設けられたプッシャシリンダ25の軸26に連結されてい
る。したがって、このプッシャシリンダ25が作動してそ
の軸26が駆動されれば、上記プッシャ24が取付体21の上
面を下端から上端方向へスライドするようになってい
る。
上記プッシャ24の中途部には支柱27が立設され、この
支柱27にはアーム28の基端が回動自在に支持されてい
る。このアーム28の中途部の下面には上記取付体21に取
付けられた押し上げシリンダ29の軸31が対向し、上面に
は上記支持部材27から延出された取付片32に取付けられ
た位置決めボルト33が所定の間隔で対向している。ま
た、上記アーム28の先端には先端が上記受体22の受面23
に当接するほぼL次状の支持部材としての支持ピン34が
設けられ、さらにアーム28の中途部と上記取付体21との
間には上記アーム28をその先端に設けられた支持ピン34
が上記受面23に当接する方向に付勢したバネ35が張設さ
れている。したがって、上記押し上げシリンダ29が作動
すると、上記アーム28はその軸31により上記バネ35の付
勢力に抗して回動させられ、それによってその先端に設
けられた支持ピン34の先端が受体22の受面23から離間す
るようになっている。なお、アーム28の回動は上記位置
決めボルト33によって設定することができる。
上記受体22の受面23は、上記取付体21が駆動軸16によ
って回転させられていない状態においては第2図に鎖線
で示すようにパーツフィーダの振動部36の先端に隣接し
ている。この振動部36は第3図と第4図とに示すように
コイル状部品37を送るための送り溝38が上記振動部36の
振動方向に沿って形成されている。この送り溝38は上記
受面23と同じ傾斜角度θで傾斜し、しかもその底面は上
記受面23と面一になるよう高さが設定されている。
上記コイル状部品37はコイル部37aと、このコイル部
品37aの両端から所定の角度で開いて導出された一対の
脚部37bとからなる。そして、各コイル状部品37は送り
方向先端側に位置するコイル状部品37の一対の脚部37b
間に後方に位置するコイル状部品37のコイル部37aが入
り込んだ状態で、しかもコイル部37aの一端側を送り溝3
8の底面に接合させて搬送される。すなわち、コイル部3
7aの軸線を角度θで傾斜させて搬送される。したがっ
て、上記コイル状部品37はそのコイル部37aの巻き数が
2〜3巻と少なくとも、前後左右方向に倒れるようなこ
となく、安定した状態で搬送することができる。なお、
振動部36の上面には第4図に鎖線で示すように送り溝38
を搬送されるコイル状部品37が上記送り溝38から飛出す
のを防止するための閉塞板39が取付けられている。
つぎに、上記構成の受渡し装置の動作について説明す
る。まず、受体22の一側が振動部36の先端に接合した待
機状態においては、押し上げシリンダ29の軸31が突出方
向に駆動され、それによってアーム28は回動し、その先
端に設けられた支持ピン34の先端は受体22の受面23から
離れている。
このような待機状態で上記振動部36からコイル状部品
37が送られてくると、最先端のコイル状部品37は振動部
36の送り溝38と面一な受面23に移載される。また、2番
目のコイル状部品37は第5図に示すようにそのコイル部
37aに係合したストッパピン41によって上記振動部36か
ら上記受面23に移載されるのが阻止される。
上記受面23にコイル状部品37が移載されると、押し上
げシリンダ29の軸31の付勢が解除され、それによってア
ーム28がバネ35により回動させられ、その先端に設けら
れた支持ピン34が受面23上のコイル状部品37のコイル部
37aに挿入される。それによって上記コイル状部品37は
上記受体22に保持される。
このように、コイル状部品37が受体23に保持される
と、回転シリンダ13の回転軸14が周方向に90度回転駆動
される。すると、第5図に示すように、上記回転軸14の
回転により駆動軸16を介して取付板21も角度θで傾斜し
た状態で矢示方向へ90度回転することになる。
上記取付体21が90度回転すると、その先端に設けられ
た受体22がボックスチャック42の先端開口に対向位置す
る。つまり、取付体21が90度回転した位置に上記ボック
スチャック42が待機している。この状態を第6図に示
す。つぎに、プッシャシリンダ25が作動する。それによ
って、第7図(a)に示すようにプッシャ24が取付体21
の上面を上記支持ピン34と一体に下端から上端方向へス
ライドする。したがって、コイル状部品37は支持ピン34
に支持された状態でプッシャ24に押圧されるため、第7
図(b)に示すように支持ピン34を支点として矢印方向
に回転しながら上記ボックスチャック24内に押し込めら
れる。このとき、上記支持ピン34は上記ボックスチャッ
ク42の側壁の先端に開放して形成された溝43に入込むた
め、コイル状部品37をボックスチャック42内に押込むこ
とができる。また、コイル状部品37の一対の脚部37b間
の寸法は上記ボックスチャック42の幅寸法よりも大きく
設定され、それによってコイル状部品37の一対の脚部37
bは第7図(c)に示すように閉じる方向に弾性変形さ
せられてボックスチャック42内に押し込められる。した
がって、ボックスチャック42内に押込められたコイル状
部品37は自然落下することがないよう保持される。
このようにしてボックチャック42内にコイル状部品37
が供給されると、このボックスチャック42は図示しない
プリント基板上に移動し、コイル状部品37を図示せぬ突
出ロッドで上記ボックスチャック43から突出すことによ
り、上記プリント基板に組込まれることになる。
一方、上記取付体21は受体22の一側が振動部36に接合
するよう先程とは逆方向に回転駆動される。そして、上
記受体22の受面23につぎのコイル状部品37が移載され、
上述した工程が繰返されることになる。
また、上記実施例では傾斜角θを設けてあるため、取
付体21の回転半径を小さくできる。
なお、この発明の傾斜角θを0度としても同様の効果
を得ることができる。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明は、パーツフィーダによっ
て送られてくるコイル状部品が移載される受面が形成さ
れた受体を有し、この受面に移載されたコイル状部品を
そのコイル部に挿入される支持部材で支持し、この支持
部材をスライドさせることによって上記コイル状部品を
ボックスチャックに押込むようにした。したがって、巻
数が少ないコイル状部品をパーツフィーダによって安定
した状態で送られるため、そのコイル状部品を上記パー
ツフィーダからボックスチャックに確実に受渡すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図はこの発明の一実施例を示し、第1図
は受渡し装置の側面図、第2図は取付体の先端部分の平
面図、第3図はパーツフィーダの側面図、第4図は同じ
く端面図、第5図は取付体に設けられた受体がパーツフ
ィーダに対向した状態からボックスチャックに対向する
状態に回転するときの説明図、第6図は受体がボックス
チャクに対向した状態の側面図、第7図(a)〜第7図
(c)はコイル状部品がボックスチャックに装着される
動作を順次示した説明図、第8図は従来のパーツフィー
ダの側面図、第9図は同じく端面図である。 21……取付体、22……受体、23……受面、24……プッシ
ャ(プッシャ機構)、25……プッシャシリンダ(プッシ
ャ機構)、34……支持ピン(支持部材)、37……コイル
状部品、42……ボックスチャック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白川 義広 神奈川県海老名市東柏ケ谷5丁目14番33 号 東芝精機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−23219(JP,A) 実開 昭59−188128(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パーツフィーダによってコイル部を搬送方
    向に向けて送られてくるコイル状部品を受取る受面を有
    し上記パーツフィーダのコイル状部品搬送方向側端部に
    隣接して設けられた受体と、この受体に対してスライド
    自在かつその先端が上記受面に対して接離動自在に設け
    られ上記パーツフィーダから上記受体の受面に移載され
    た上記コイル状部品のコイル部に挿入されてこのコイル
    状部品を支持する支持部材と、この支持部材をスライド
    させることにより、上記支持部材に支持されたコイル状
    部品を上記受体の上記受面側端部と接離動自在な状態で
    位置決めされた開口を有する中空の箱状のチャック内に
    前記開口から挿入するプッシャ機構とを具備したことを
    特徴とするコイル状部品の受渡し装置。
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