JP2597316B2 - エンジンの動弁カム軸 - Google Patents

エンジンの動弁カム軸

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの動弁カム軸
に関し、詳しくは、その軸長を短くできるものに関す
る。
【0002】
【従来技術】エンジンの動弁カム軸の従来技術として図
7に示すものがある。これは、本発明と同様、次の基本
構造を備えている。すなわち、カム部142を備えた軸
部137にカムギヤ部141を固設し、カム部142と
カムギヤ部141との間で、軸部137に斜め横断状の
デコンプピン組み付け孔170を貫通状にあけ、このデ
コンプピン組み付け孔170のピン差し込み口170a
をカムギヤ部141に臨ませ、このピン差し込み口17
0aの手前側で差し込み直前態勢172をとらせたデコ
ンプピン167を、ピン差し込み口170aから差し込
んで、デコンプピン167をデコンプピン組み付け孔1
70に組み付けるように構成してある。
【0003】上記従来技術では、デコンプピン167を
デコンプピン組み付け孔170に組み付ける際、カム部
側端面141aとピン差し込み口170aとの間に、差
し込み直前態勢172をとらせたデコンプピン167を
位置させる構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、デ
コンプピン167に差し込み直前態勢172をとらせる
には、カム部側端面141aとピン差し込み口170a
との間に、デコンプピン167の全体を納める必要があ
る。このため、カム部側端面141aとピン差し込み口
170aとの軸長方向の離隔寸法150を比較的長くす
る必要があり、これが動弁カム軸136の軸長を長くす
る要因のひとつとなっていた。
【0005】本発明の課題は、エンジンの動弁カム軸に
おいて、その軸長を短くできるものを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、図1に例示
するように、カム部42を備えた軸部37にカムギヤ部
41を固設し、カム部42とカムギヤ部41との間で、
軸部37に斜め横断状のデコンプピン組み付け孔70を
貫通状にあけ、このデコンプピン組み付け孔70のピン
差し込み口70aをカムギヤ部41に臨ませ、このピン
差し込み口70aの手前側で差し込み直前態勢72をと
らせたデコンプピン67を、ピン差し込み口70aから
差し込んで、デコンプピン67をデコンプピン組み付け
孔70に組み付けるように構成した、エンジンの動弁カ
ム軸において、次のようにしたことを特徴とする。
【0007】すなわち、ピン差し込み口70aと対向す
る箇所で、カムギヤ部41の肉部内にカム部側端面41
aからその反対端面41bに向かうピン組み付け補助部
71を形成し、このピン組み付け補助部71内に差し込
み直前態勢72をとらせたデコンプピン67を侵入させ
ることができるように構成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の作用及び効果】図1に例示するように、デコン
プピン67に差し込み直前態勢72をとらせるには、カ
ム部側端面41aとピン差し込み口70aとの間に、デ
コンプピン67のうち、ピン組み付け補助部71からピ
ン差し込み口70a側にはみだした部分のみを納めれば
よい。このため、カム部側端面41aとピン差し込み口
70aとの軸長方向の離隔寸法50を短くでき、これに
より動弁カム軸36の軸長を短くして、そのコンパクト
化を図ることができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例に係る動弁カム軸のデコンプピン
組み付け手順を示す説明図である。図2は本発明の実施
例に係る動弁カム軸の全体説明図である。図3は図2の
III−III線断面図である。図4は図2のIV−IV線断面図
である。図5は図2の動弁カム軸を組み付けたエンジン
の縦断面図である。
【0010】図5に示すエンジン1は、空冷式縦軸単気
筒ガソリンエンジンで、行程容積が約90ccのサイド
バルブ式小型エンジンである。このエンジン1の構成は
次の通りである。エンジン本体2は、上部クランクケー
ス3と下部クランクケース4とを備え、上部クランクケ
ース3に設けたラジアルベアリング6と下部クランクケ
ース4に設けたスラストベアリング7及び支持筒8を介
して、縦向きのクランク軸5をクランクケース内に支持
してある。
【0011】そして、上部クランクケース3から水平に
シリンダ部分11を突設し、ここにピストン13を挿入
し、ピストン13とクランク軸5のクランクアーム5a
とをコネクチングロッド14で連結してある。シリンダ
部分11の先端面にはシリンダヘッド12を固定し、シ
リンダヘッド12とピストン13との間に燃焼室15を
形成してある。シリンダ部分11には、吸気ポート16
と排気ポート(図外)とを設け、これらを燃焼室15に
臨ませて開口させてある。吸気ポート16と排気ポート
には吸気弁17と排気弁(図外)とを水平な向きで装着
してある。
【0012】クランク軸5の上端には、下から順に、遠
心式冷却ファン24のロータ25とリコイルスタータ2
6のプーリ27とを固定してある。ロータ25の上面に
は複数のベーン28を突設し、ロータ25の外周にはイ
グニッションコイル29を対向させてある。ロータ25
とプーリ27とを覆うファンケース31の上面にはリコ
イルケース32を固定し、ここにリール33を回転自在
に内嵌し、このリール33にスタートロープ34を巻き
付け、その先端に始動操作具(図外)を取り付けてあ
る。
【0013】クランク軸5の下寄り部にはクランクギヤ
21を固定するとともに、下端には出力部22を設けて
ある。冷却風は、図中の矢印で示すように、リコイルケ
ース32の外周面から吸い込まれて、ファンケース31
から下向きに吐出される。また、下部クランクケース4
内の潤滑オイル貯溜室51にオイル撥ねかけ装置52を
設け、そのロータ53をクランクギヤ21に噛合させて
ある。符号Lは潤滑オイルの液面を示している。また、
このエンジン1では、上部クランクケース3に設けた上
ボス38と下部クランクケース4に設けた下ボス39と
を介して縦向きの動弁カム軸36をクランクケース内に
支持してある。動弁カム軸36とクランク軸5とは平行
に配置してある。
【0014】動弁カム軸36の構成は次の通りである。
図2に示すように、軸部37に、下から順に、カムギヤ
部41と吸気弁用動弁カム部42と排気弁用動弁カム部
43とを設けている。軸部37は、内軸部分55とその
外周に固着される外筒部分56とからなる。内軸部分5
5は炭素鋼で構成し、外筒部分56はガラス繊維強化プ
ラスチックで構成してある。カムギヤ部41は、ボス5
8とリム59とアーム60とを有し、ガラス繊維強化プ
ラスチックで構成し、外筒部分56と一体成型により形
成してある。これにより、軸部37に対するカムギヤ部
41の位置決めの手間が不要となり、エンジンの組み立
て作業が簡易化される。
【0015】カム部42・43は、焼結合金で構成し、
内軸部分55に外嵌固定してある。このカム固定状態の
内軸部分55に対して外筒部分56とカムギヤ部41と
は射出成型で一体に造られる。図2に示すように、内軸
部分55には、各カム部42・43に対応する箇所にキ
ー溝62と連通溝63とを向かい合う状態に形成し、図
4に示すように、キー溝62にカム42・43のキー部
分64を嵌合してある。連通溝63は、射出成型時に熔
融樹脂が軸心方向へ流れるための流路として利用され
る。
【0016】図5に示すように、カムギヤ部41は、ク
ランク軸5のクランクアーム5a及びバランシングウェ
イト5bよりも下側に配置し、クランクギヤ21に噛合
させてある。カム部42・43には、それぞれバルブリ
フタ44・45を接当させ、吸気弁17と排気弁とを連
動するようにしてある。動弁カム軸36は、遠心式デコ
ンプ装置47と遠心式ガバナ48とを備えている。遠心
式デコンプ装置47はカムギヤ部41の上側に配置し、
遠心式ガバナ48はカムギヤ部41の下側に配置してあ
る。
【0017】遠心式デコンプ装置47の構成は次の通り
である。図2に示すように、吸気弁用動弁カム部42と
カムギヤ部41との間で、軸部37に斜め横断状のデコ
ンプピン組み付け孔70を貫通状にあけ、ここにデコン
プピン67を往復移動自在に組み付けてある。デコンプ
ピン67の下端には大径入力部76を形成し、この大径
入力部76でデコンプピン67の上端方向への抜けを止
めている。図1に示すように、デコンプピン組み付け孔
70のピン差し込み口70aは、カムギヤ部41に臨ま
せてある。デコンプピン67をデコンプピン組み付け孔
70に組み付けるには、ピン差し込み口70aの手前側
で差し込み直前態勢72をとらせたデコンプピン67
を、ピン差し込み口70aから差し込んで行うようにな
っている。
【0018】また、ピン差し込み口70aと対向する箇
所で、アーム60の肉部内にカム部側端面41aからそ
の反対端面41bに抜けるピン組み付け補助部71を斜
め貫通状に形成してある。そして、このピン組み付け補
助部71内に差し込み直前態勢72をとらせたデコンプ
ピン67の径大入力部76側の部分を侵入させることが
できるようにしてある。
【0019】また、図2に示すように、カムギヤ部41
のボス58とリム59との間に形成された環状溝内には
C字状の2枚の鋼板を固着してなるC字状遠心錘68を
収容し、これにより動弁カム軸36の軸長を短くできる
ようにしてある。C字状遠心錘68はアーム60に取り
付けたウェイト枢支ピン73を介して遠心方向に揺動自
在に枢支してある。図3に示すように、このC字状遠心
錘68は、その錘揺動端74に接続したデコンプ用バネ
69で求心方向に付勢してある。図2に示すように、デ
コンプピン67の下端の大径入力部76は遠心錘68の
錘出力部77に接当させるとともに、上端の小径出力部
78をバルブリフタ44に接当させるようにしてある。
図5に示すように、遠心式デコンプ装置47のウェイト
枢支ピン73とC字状遠心錘68は、クランク軸5のク
ランクアーム5a及びバランシングウェイト5bよりも
下側に配置し、これにより相互の干渉を避け、クランク
軸5と動弁カム軸36との軸間距離を短くできるように
してある。
【0020】遠心式デコンプ装置47の作動は次の通り
である。図5に示すリコイルスタータ26によつてエン
ジン1を始動操作した初期には、クランク軸5及びこれ
に連動される動弁カム軸36の回転速度が小さいため、
図3に示すように、遠心錘68は、デコンプ用バネ69
によって求心方向に付勢され、カムギヤ部41のボス5
8の外周面に受け止められ、デコンプ姿勢A(図3中の
実線図参照)を保持し、図2に示すように、デコンプピ
ン67の小径出力部78がバルブリフタ44を押圧する
ことにより、図5に示す吸気弁17を開弁状態にする。
その結果、燃焼室15が大気側に連通し、エンジン1を
軽い力で始動操作できる。
【0021】この始動操作によって、クランク軸5の回
転速度が上昇し、動弁カム軸36の回転速度が所定の回
転速度に到達すると、図3に示すC字状遠心錘68に強
力な遠心力が作用し、このC字状遠心錘68は、デコン
プバネ69に抗して遠心方向に揺動し、カムギヤ部41
のリム59の内周面に受け止められ、デコンプ解除姿勢
B(図3中の二点鎖線図参照)へ切り換えられる。これ
に伴って、デコンプピン67が大径入力部76に作用す
る遠心力で斜め下向きに移動される。これにより、デコ
ンプピン67のデコンプ作動が解除されて、エンジン1
が始動する。尚、エンジン1が停止すると、遠心錘68
がデコンプバネ69によって求心方向に揺動し、前述し
たように、デコンプピン67がバルブリフタ44を押圧
して吸気弁17を開弁状態に保持する。
【0022】遠心式ガバナ48の構成は次の通りであ
る。遠心式ガバナ48は、図2に示すように、4個のガ
バナウェイト81(3個は図示せず)と、このガバナウ
ェイト81の遠心力伝達部材であるガバナスリーブ82
と、ガバナレバー及びガバナスプリング(図外)とを備
える。環状のウェイトホルダ85は、カムギヤ部41の
ボス58に下側から外嵌するとともに、前記ウェイト枢
支ピン73によって、アーム60の下側面に固定してあ
る。各ガバナウェイト81は、ウェイトホルダ85から
下向きに突設した4個のウェイト支持部86に遠心方向
に揺動自在に支持してある。
【0023】また、カムギヤ部41の下側で、軸部40
の外筒部分56に鋼製のスリーブ用案内筒88を外嵌固
定してある。外筒部分56とスリーブ用案内筒88と
は、スラストベアリング89を介して下ボス39に支持
してある。スリーブ用案内筒に88にはガバナスリーブ
82をその軸心方向に沿って往復動自在に外嵌してあ
る。ガバナウェイト81の遠心力はガバナスリーブ82
を介してガバナレバーに伝達され、ガバナウェイト81
の遠心力とガバナスプリングのスプリング力とが釣り合
うように、ガバナレバーを揺動させ、ガバナレバーに連
動連結した燃料調量手段(図外)を制御する。
【0024】遠心式ガバナ48による制御作動は次の通
りである。エンジン1の運転中、負荷の減少によってエ
ンジン回転速度が増加すると、ガバナウェイト81が遠
心方向に揺動して(図2中の一点鎖線図参照)、ガバナ
スリーブ82をガバナスプリングの付勢力に抗して下向
きに移動させる。これにより、ガバナレバーが燃料調量
手段を燃料減量側に操作し、エンジン回転速度を設定速
度まで低下させる。これに対して、負荷の増加によりエ
ンジン回転速度が減少すると、ガバナウェイト81が求
心方向に揺動して(図2中の実線図参照)、ガバナスプ
リングの付勢力によってガバナスリーブを上向きに移動
させる。これにより、ガバナレバーが燃料調量手段を燃
料増量側に操作し、エンジン回転速度を所定の設定速度
まで上昇させる。
【0025】この実施例では、遠心式ガバナ48のガバ
ナウェイト81を、遠心式デコンプ装置47のC字状遠
心錘68とともに動弁カム軸36のカムギヤ部41に支
持したので、ガバナ軸とガバナギヤとが不要となり、エ
ンジンの簡素化及び小型化が図れる。また、また、ガバ
ナウェイト81とC字状遠心錘68とをカムギヤ部41
の両側に振り分けて配置するので、揺動による相互干渉
のおそれがなく、これらを大きくできる。このため、デ
コンプ性能とガバナ性能とを高くできる。
【0026】図6はカムギヤ部の変更例の斜視図であ
る。この変更例では、複数のウェイト支持部86をカム
ギヤ部41に一体形成してある。このため、ウェイトホ
ルダが不要となり、ガバナウェイトの支持構造を簡素化
できる。複数のウェイト支持部86は樹脂製のカムギヤ
部41を形成する際に一体形成すればよい。
【0027】本発明の実施例の内容は以上の通りである
が、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、エンジンはガソリンエンジンの他、ディーゼルエ
ンジンであってもよく、また、縦軸形の他、横軸形であ
ってもよく、また、空冷式の他、液冷式や部分液冷式で
あってもよい。動弁機構は、サイドバルブ式の他、オー
バーヘッドバルブ式であってもよい。エンジンの始動方
式は、リコイルスタート式の他、スタータモータ式であ
ってもよい。軸部とカムギヤ部とは合成樹脂或いは金属
で一体成型してもよいし、別体に造ってキー等で結合す
るようにしてもよい。ガバナウェイトは、揺動式の他、
ボールの遠心力を利用する構造のものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る動弁カム軸のデコンプピ
ン組み付け手順を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例に係る動弁カム軸の全体説明図
である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】図2の動弁カム軸を組み付けたエンジンの縦断
面図である。
【図6】カムギヤ部の変更例の斜視図である。
【図7】従来技術に係る動弁カム軸のデコンプピン組付
手順を示す説明図である。
【符号の説明】
37…軸部、41…カムギヤ部、41a…41のカム部
側端面、41b…41の反対端面、42…(吸気弁用動
弁)カム部、67…デコンプピン、70…デコンプピン
組付孔、70a…70のピン差し込み口、71…ピン組
み付け補助部、72…67の差し込み直前態勢。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カム部(42)を備えた軸部(37)にカム
    ギヤ部(41)を固設し、カム部(42)とカムギヤ部(4
    1)との間で、軸部(37)に斜め横断状のデコンプピン
    組み付け孔(70)を貫通状にあけ、このデコンプピン組
    み付け孔(70)のピン差し込み口(70a)をカムギヤ部
    (41)に臨ませ、このピン差し込み口(70a)の手前側
    で差し込み直前態勢(72)をとらせたデコンプピン(6
    7)を、ピン差し込み口(70a)から差し込んで、デコ
    ンプピン(67)をデコンプピン組み付け孔(70)に組み
    付けるように構成した、エンジンの動弁カム軸におい
    て、 ピン差し込み口(70a)と対向する箇所で、カムギヤ部
    (41)の肉部内にカム部側端面(41a)からその反対端
    面(41b)に向かうピン組み付け補助部(71)を形成
    し、このピン組み付け補助部(71)内に差し込み直前態
    勢(72)をとらせたデコンプピン(67)を侵入させるこ
    とができるように構成した、ことを特徴とするエンジン
    の動弁カム軸。
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