JP2596761B2 - シート折畳み装置 - Google Patents

シート折畳み装置

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JP2596761B2
JP2596761B2 JP62245841A JP24584187A JP2596761B2 JP 2596761 B2 JP2596761 B2 JP 2596761B2 JP 62245841 A JP62245841 A JP 62245841A JP 24584187 A JP24584187 A JP 24584187A JP 2596761 B2 JP2596761 B2 JP 2596761B2
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sheet
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folding
roll
fold
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JP62245841A
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Inventor
充 秋山
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有限会社秋山機工
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、ナプキン紙、ティッシュペーパーその他
の各種の平らに送られるシートを折畳むシート折畳み装
置に関する。
〈従来の技術〉 シートを折畳むために、軸方向沿いに固定した折込板
の先端部が周面から放射状に突出する折込ロールと、上
記折込板の先端が入込む軸方向溝を周面に有する溝つき
ロールとを対向して同期回転させ、上記両ロール間に供
給されるシートの折目予定位置を前記折込板の先端部で
溝つきロールの溝に押込むことによりシートに折目を形
成する思想は公知である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記公知の方法では折込ロールの外周と、溝つきロー
ルの外周の周速を等しくしているために、溝つきロール
の溝の幅は折込ロールの周面から突出する折込板の先端
部が支障なく溝内に進入、退出するよう該先端部の厚さ
よりも十分に広くして置く必要があった。このため、両
ロールの同期回転で折込板の先端部がシートの折目予定
位置を溝の内部に一旦押込んでも、折込板の先端部が溝
から外に退出すると、溝に押込まれたシートの折目の部
分も溝から外に脱出してしまう。これを防ぐため、溝内
に負圧を作用させて押込まれたシートの折目の部分を吸
着したり、カムや、バネを用いた機械的保持装置を溝内
に組込んでいるが、いずれにしても構造が非常に複雑
で、製造にコストが嵩み、殊に真空吸引方式ではポンプ
の排気音が大きく、騒音公害問題を引き起こす。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明のシート折畳み装置は、送給されるシートを
間に通して、送給方向に直角な折目をつける二個一組の
ロールと、その折目の両翼を寄せ合わす送出機構と、か
らなるシート折畳み装置において、上記一組のロール
は、周面の軸方向に伸びた折込板を持つ折込ロールと、
上記折込板先端を浅く受入れる軸方向溝に遊隙が無く、
折込板先端が抜け去った後もシート折目だけ溝内に残る
寸法にしたくわえロールとの一組であり、上記送出機構
は、上記くわえロール周面の環状深溝に巻掛けられ、シ
ート送給路からほゞ直角に離れる方向へ進む取出ベルト
と、上記両ロール間から出て来るシートの先端を一たん
支えるロールプリーに巻掛けられ、上記取出ベルトと並
んで進む案内ベルトとを備え、上記取出ベルトは上記深
溝から出た所でシート折目を上記溝内から押出し、上記
案内ベルトは取出ベルトと共に折目の両翼を寄せ合わす
ようにしたことを特徴とする。
〈作用〉 この発明のシートに折目をつける一組のロールの折込
板先端と溝との間の遊隙を無くすことにより、溝に浅く
入込んだだけの折込板が抜け去っても、折目だけ溝に残
るようにすることが可能なことを確かめた。その折目を
くわえたくわえロールの溝が、並んで隣接し逆方向に回
っているロールプリーとの間隙へ入って行くと、上記折
目の両翼部分もその間隙へ引込むことになる。つまり両
翼を寄せ合わせ折込む。
くわえロールには折込用溝より深い環状溝があり、こ
れに巻掛けた取出ベルトが溝から出て離れて行く際、溝
にくらえられた折目を押出す。従ってその折目はくわえ
ロールに掛けた取出ベルト、隣接するロールプリーに掛
けた案内ベルトが並進する間隙を、両翼部分を後に従え
て進む。つまり、シートは折畳まれて送り出される。
〈実施例〉 第1,2図はこの発明を適用したシート折畳み装置の一
実施例を示す。図中、Sは第1図左方から例えばベルト
コンベアで上下から挟まれて平らに送給されるシート
で、図の左方に送給装置、切断装置がある。1はくわえ
ロール、2はその軸方向の溝、3は折込板で、折込ロー
ル4に固定される折込板3の基部は折込ロール4の軸方
向切欠段部にネジ止めした締付部材5により加圧固定さ
れ、先端部3′がロール4の外周面から、この例では2.
5〜3.0mmだけ放射方向に突出している(第3図参照)。
くわえロール1と折込ロール4との間隙は約0.5〜1mmで
ある。
くわえロール1の溝2は、同様な軸方向切欠段部に溝
幅調整部材6をネジ止めして形成する。折畳むべきシー
トの厚さが変化する都度、上記部材を付け換え、溝の円
周方向の幅がシート厚の2倍と、折込板の先端部の厚さ
の和に適合させ、遊隙を作らない。
くわえロール1はまた、第2図でよく分かるように、
左右の取出ベルト7aを掛けた環状深溝8を周面に掘り込
んでいる。その深さは、ベルト7aが折込板3の先端に触
れる恐れの無い深さである。
取出ベルト7aは左右の深溝8から、それぞれ平行ロー
ル9の周溝に掛け渡す。こ取出ベルト7aと共に送出機構
7を構成して、シートの折目S0の両翼を寄せ合わせて進
める案内ベルト7bはロールプリー11,11間に掛けてい
る。第1図に鎖線で示すS′は、実線で示したシートS
が二つ折され、送出機構7の両ベルト7a,7b間に挟まれ
て次行程へ進む状態を示す。
第4図には、くわえロール1と折込ロール4が同期回
転し、折込板3の先端部3′がシートSを次第に溝2の
内部へ押込んで行き、この実施例では2.0mm程度、押込
んだ後、次第に折込板3の先端部3′が溝2から抜け出
す様子、そして溝2内に残ったシートの折目S0が約90゜
回転して取出ベルト7aの直線部により押出され、送出ベ
ルト機構7、つまり取出、案内ベルト7a,7bに挟まれて
下進し、その後方でシートSの両翼が合わさって折畳ま
れた状態になる様子を画いている。
折込ロール1の周面から約2.5〜3.0mm突出した折込板
3の先端の周速をシート送給速度に等しくしたから、シ
ートSを溝2へ押込む時、押込量だけシートSを引き寄
せる作用があり、走行中のゆるみをなくして十分押込ん
だ時、図の左方にある切断機を作動することにより折目
と切断端との関係寸法を正確にすることが出来る。ま
た、その折込板3の先端と、折込ロール1の軸心との間
の距離(半径)R1と、溝2の内部の、折込板の先端が際
も深く進入した深度から、くわえロール1の軸心までの
距離(半径)R2を等しくしてR1,R2での周速を等しくす
る。更に、折込板3は先端まで一様な厚さにしてもよい
が、溝2の内部へ入込む先端部3′を第3図のように先
が薄くなる形にすると、先端部3′は溝2内に円滑に進
入してシートを押込み、その後無理なく溝内から退出す
るのでその方が好ましい。
尚、この実施例では厚さ0.25mmのナプキン紙のシート
を折畳むため、薄鋼板製の折込板3は厚さ0.5mm、折込
ロールの外周から突出したその先端部3′は先端に向か
って次第に厚さを薄くし、先端での厚さを0.3mmにし
た。そして、くわえロールの溝2の円周方向の幅は0.8m
mにして好結果を得た。
この発明のシート折畳み装置はその要旨を変えない範
囲で、実施者の周知技術により多様に変化、応用し得る
ことは言うまでもない。
〈発明の効果〉 この発明は周面軸方向に固定した折込板の先端部が放
射状に突出する折込ロールと、周面に細溝を有するくわ
えロールの間に平らなシートを送り、折込板の先端部に
よりシートの折目予定位置を溝に浅く押込むという簡単
な方法でもって、折目をつけると同時に、これをくわえ
させる事に成功し、真空吸着装置,機械的は保持機構を
不要にした。
そして、その折目を細溝にくわえたくわえロールをあ
る程度回動させる事により、折目を細溝から抜け出す恐
れなく横から下へ回すから、シートの折目の両翼は最初
の平らで正反対の向きから、共に折目の後を追って寄り
合う形になる。従ってそのまゝ送出機構により送出しつ
ゝ折畳みを確実にする事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の装置の正面図、第2図は
第1図の側面図、第3図は第1図の要部の拡大図、第4
図は折込ロールの折込板がシートをくわえロールの溝内
へ次第に押込んだ後、退出して行く状況の説明図で、図
中、1はくわえロール、2はその溝、3は折込板、3′
はその先端部、4は折込ロール、7は送出機構を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送給されるシートを間に通して、送給方向
    に直角な折目をつける二個一組のロールと、その折目の
    両翼を寄せ合わす送出機構と、からなるシート折畳み装
    置において、 上記一組のロールは、周面の軸方向に伸びた折込板を持
    つ折込ロールと、上記折込板先端を浅く受入れる軸方向
    溝に遊隙が無く、折込板先端が抜け去った後もシート折
    目だけ溝内に残る寸法にしたくわえロールとの一組であ
    り、 上記送出機構は、上記くわえロール周面の環状深溝に巻
    掛けられ、シート送給路からほゞ直角に離れる方向へ進
    む取出ベルトと、上記両ロール間から出て来るシートの
    先端を一たん支えるロールプリーに巻掛けられ、上記取
    出ベルトと並んで進む案内ベルトとを備え、 上記取出ベルトは上記深溝から出た所でシート折目を上
    記溝内から押出し、上記案内ベルトは取出ベルトと共に
    折目の両翼を寄せ合わすようにしたことを特徴とするシ
    ート折畳み装置。
JP62245841A 1987-10-01 1987-10-01 シート折畳み装置 Expired - Lifetime JP2596761B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4377683A (en) * 1980-06-23 1983-03-22 Ciba-Geigy Corporation Transparent copolyamide from isophorone diamine and substituted undecane diamine
JPS58119549A (ja) * 1981-12-29 1983-07-16 Fujitsu Ltd 媒体収納方式
JPS598961U (ja) * 1982-07-09 1984-01-20 ニッタ株式会社 濾紙折込み装置

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