JP2596729Y2 - ラッピングマシンにおけるフイルムリールの支承装置 - Google Patents

ラッピングマシンにおけるフイルムリールの支承装置

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JP2596729Y2
JP2596729Y2 JP1992019090U JP1909092U JP2596729Y2 JP 2596729 Y2 JP2596729 Y2 JP 2596729Y2 JP 1992019090 U JP1992019090 U JP 1992019090U JP 1909092 U JP1909092 U JP 1909092U JP 2596729 Y2 JP2596729 Y2 JP 2596729Y2
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山 清 殿
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【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】この考案はラッピングマシンにおけ
るフイルムリールの支承装置、殊に、予延伸装置により
予延伸したプラスチックフイルムにより、ロールベール
のような被包装物をラップする、ラッピングマシンにお
けるフイルムリールの支承装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の予延伸装置により予延伸したプラ
スチックフイルムで、ロールベールのような被包装物を
ラップする、ラッピングマシンにおけるフイルムリール
の支承装置としては、例えば、特開平3−201909
号公報に示すものがある。
【0003】このものは、予延伸装置で予延伸したプラ
スチックフイルムにより、ロールベールのような被包装
物をラップする、ラッピングマシンにおけるフイルムリ
ールの円筒形巻型を、ほぼ垂直なフイルムリール用支持
スタンドの支持体に、同支持体に装着されたアームを介
して下部リールホルダ及び上部リールホルダにより支承
すると共に、前記上部リールホルダを設けたアーム(キ
ャリア)の基部を、前記支持体に水平軸により旋回可能
に軸承し、かつ、前記上部リールホルダのアームから延
びるレバーと前記支持体との係合により、上部リールホ
ルダをフイルムリールの円筒形巻型の動作位置と、その
解放する装脱位置とに選択的に係止させて支承可能にし
たものである。
【0004】なお、この特開平3−201909号公報
には、前記プラスチックフイルムの供給リールの円筒形
巻型を支承したほぼ垂直状のフイルム供給リール用支持
スタンドの支持体を、冠歯車機構等により同スタンドの
支承部に対して上下させて、その高さを調整可能にする
ことについても開示されている。
【0005】また、実開昭64−43649号公報に
は、予延伸装置で予め延伸したプラスチックフイルムに
より、ロールベールのような被包装物をラップする、ベ
ールラッパのロールフイルムのボビン(フイルムリー
ル)を、同ベールラッパのピラー下部に設けたブラケッ
ト上にボビン受け軸を介して設けたボビン受けと、前記
ピラーの上部に押圧ばねにより常時上方へ付勢されるパ
イプヘッドに設けたボビンガイドとにより挾持可能にす
ると共に、このボビンガイドを備えるパイプを前記押圧
ばねに抗して前記ピラーの下方へ押下し、かつ、掛金に
より係止可能にしたベールラッパのロールフイルム支持
装置について記載されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3−201909号公報に記載された予延伸装置に
より予延伸したプラスチックフイルムで、目的物をラッ
プするラッピングマシンにおけるフイルムの供給リール
の円筒形巻型を、ほぼ垂直状のフイルム供給リール用支
持スタンドの支持体に、同支持体に装着されたアームを
介して下部リールホルダ及び上部リールホルダにより支
承すると共に、前記上部リールホルダを設けたアームの
基部を前記支持体に水平軸により旋回可能に軸承し、か
つ、該上部リールホルダのアームから延びるレバーと前
記支持体との係合により、前記上部リールホルダを前記
フイルムリールの円筒形巻型の係止位置と、その解放位
置とに移動可能に支承されているため、フイルムリール
を挾持する上部リールホルダを支承するキャリアアーム
が、支持体上の支軸まわりに揺動してこの上部ホルダが
キャリヤアームの旋回中心まわりに回動し、前記上部ホ
ルダが上昇すると同時に、同上部ホルダがその支持体側
へ、当該キャリヤアーム上の上部リールホルダの旋回半
径(R)と、キャリヤアームの揺動角(θ)の余弦との
変化量、 R(1−cosθ) に基づいて変化すると共に、前記上部ホルダの軸方向が
前記キャリヤアームの揺動角(θ)と同角度変化するこ
とになる。
【0007】そして、上部ホルダとフイルムリールとの
係合及び離脱状態の確保と、離脱状態におけるフイルム
リールの装脱の容易性を確保のため、前記キャリヤアー
ムの揺動角度の下限値には自ずから限度があるため、前
記変化量 R(1−cosθ) を無視することができず、また、前記キャリヤアームの
揺動に基づく上部ホルダの垂直方向からの変位も無視で
きないから、キャリヤアームの揺動時において上部ホル
ダとフイルムリールの上部との係合、離脱には相応の無
理があり、ひいては、装着状態におけるフイルムリール
の軸心線が多少傾斜して、予延伸装置の予延伸ロールと
の接触状態が不均一になり、したがって、フイルムリー
ルからフイルムが不均一に引出されることさえあり、ま
た、キャリヤアームの周縁部又はフイルムリール上部の
内周縁部に偏摩耗の発生を招く等の問題点があった。
【0008】また、前記実開昭64−43649号公報
に記載されたベールラッパのロールフイルム支持装置に
あっては、ベールラッパのロールフイルムのリボンを、
同ベールラッパのピラー下部に設けたブラケット上にボ
ビン受け軸を介して設けたボビン受けと、前記ピラーの
上部に押圧ばねにより常時上方へ付勢されるパイプのヘ
ッドに設けたボビンガイドとにより挾持可能にすると共
に、このボビンガイドを備えるパイプを前記押圧ばねに
抗して前記ピラーの下方へ押下げ、かつ、掛金により係
止する構造のものであり、ロールフイルムのボビンのホ
ルダが係合位置と解放位置との間で動くように支持体に
装着されるものの、その構造が複雑でその取扱いが面倒
になる嫌いがあった。
【00009】この考案は、このような従来例における
課題に着目してなされたもので、機枠1Aの側部に立設
した縦杆8Bに、当該縦杆8Bと平行する第1、第2ロ
ール13、14を備える予延伸装置4と、下案内環37
及び上案内環51Aを備えるフイルムリール7の支承装
置5とをそれぞれ設け、前記フイルムリール7から前記
予延伸装置4を介して引出したフイルムFの端部を被包
装物2に係止させ、当該被包装物2の回転により前記予
延伸装置4で予延伸したフイルムFを、前記被包装物2
にラップするラッピングマシン1において、前記前記フ
イルムリール7の支承装置5下部の回動ブラット31基
部を前記縦杆8B下部に軸39着すると共に、該回動ブ
ラケツト31を前記縦杆8Bに対して、当該回動ブラケ
ット31上の下案内環37にフィルムリール7を装脱す
る外開き位置と、フィルムリール7の垂直状支承位置と
に係止41可能にすると共に、前記フイルムリール7の
上案内環51Aを支承する上軸106、402、507
を垂直方向に、前記縦杆8Bの下部まわりから操作可能
にすることにより、前記のような従来例の課題を解決で
きるラッピングマシンにおけるフイルムリールの支承装
置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決する手段】この考案は前記のような課題を
解決するため、機枠1Aの側部に立設した縦杆8Bに、
当該縦杆8Bと平行する第1、第2ロール13、14を
備える予延伸装置4と、下案内環37及び上案内環51
Aを備えるフイルムリール7の支承装置5とをそれぞれ
設け、前記フイルムリール7から前記予延伸装置4を介
して引出したフイルムFの端部を被包装物2に係止さ
せ、該被包装物2と前記フイルムリール7との相対運動
により前記予延伸装置4で予延伸したフイルムFを、前
記被包装物2にラップするラッピングマシンにおいて、
前記縦杆8B上部に基部を固定した上ブラケット10
0、500端部の上軸受101、505に、前記上案内
環51Aを備える上軸102、507を上下方向に摺動
可能に支承し、又は前記縦杆8B両側部の筒状ガイド4
03、403に沿って上下方向に摺動可能に設けた操作
棒405、405の上部に、基部を固定した上ブラケッ
ト400、400端部に段付軸401の大径部を固定
し、その小径部としての上軸402に前記上案内環51
Aを支承すると共に、前記フイルムリール7の支承装置
5下部の回動ブラケット31の基部を前記縦杆8B下部
に軸39着し、該回動ブラケツト31を前記縦杆8Bに
対して、当該回動ブラケット31に立設され、下部にフ
ィルムリール7の受面としてのフランジ37Bを有する
下案内環37付下軸35の前傾するフィルムリール7装
脱用外開き位置と、前記下案内環37付下軸35の直立
するフイルムリール7の垂直状支承位置とに係止手段4
1により係止可能に設けたラッピングマシンにおけるフ
イルムリールの支承装置である。
【0011】また、前記縦杆8B上部に基部を固定した
上ブラケット100端部の上軸受101に、前記上案内
環51Aの上軸102を上下方向に摺動可能に支承する
と共に、前記縦杆8B又は上ブラケット100の基部
に、ベルクランク状操作レバー103の中央部を軸52
着し、該操作レバー103の上端に設けたほぼ水平状の
操作穴103Aに、前記上軸102上部に設けた水平ピ
ン103Aを係合させ、かつ、前記操作レバー103の
他端を適宜係止手段53、54により、前記縦杆8B下
部の離間する2位置に係止可能に構成したものである。
【0012】また、前記縦杆8B両側部の上下方向に筒
状ガイド403、403を設け、該筒状ガイド403、
403に摺動可能に設けた操作棒405、405の上部
に上ブラケット400、400の基部を、当該操作棒4
05、405下部に前記縦杆8B上のフック407、4
07と係脱可能な操作部406、406をそれぞれ設け
ると共に、前記上ブラケット400、400端部に、前
記上案内環51Aを備える小径部としての上軸402を
有する段付軸401の大径部を固定したものである。
【0013】また、前記縦杆8B上部に設けた上ブラケ
ット500端部に上軸受505を設け、該上軸受505
に前記上案内環51Aの上軸507を昇降可能に設ける
と共に、該上軸507上端にワイヤロープ506の一端
を取付け、該ワイヤロープ506を、前記上軸507の
ほぼ直上位置に配設されたシーブ502等のガイド手段
を介して前記縦杆8Bの下側部へ誘導し、該ワイヤロー
プ506の他端に設けた操作部509を、前記縦杆8B
下部の適宜係止手段510に係止可能にしたものであ
る。
【0014】さらに、前記縦杆8B上部に設けた上ブラ
ケット100、500端部の上軸受101、505と、
該上軸受101、505に摺動自在に設けた上軸10
2、507下部の上案内環51A、51Aとの間に圧縮
ばね106、508を設け、又は前記縦杆8B両側部の
上下方向の筒状ガイド403、403に摺動可能に設け
た操作棒405、405上部に基部を固定した上ブラケ
ット400、400端部の段付軸401の大径部と、該
段付軸401の小径部としての上軸402に摺動可能に
設けた上案内環51Aとの間に圧縮ばね402Aを設け
たものであり、また、前記縦杆8B下部に基部を軸39
着した回動ブラケット31に立設した下軸35の下部の
下軸受36Aと上部の中軸受36Bとに、下部にフィル
ムリール7の受面としてのフランジ37Bを有する下案
内環37と、前記下案内環37とほぼ等径の中案内環3
8とをそれぞれ設けたものである。
【0015】
【作用】この考案は前記のような構成を有するから、ラ
ッピングマシン1の機枠1Aまわりの縦杆8Bに設けた
フイルムリール7の支承装置5の下案内環37に、当該
支承装置5の上案内環51Aを上昇させてフイルムリー
ル7を装着するに当り、前記支承装置5下部の回動ブラ
ケット31が水平状で、当該回動ブラケット31上の下
軸35及び下案内環37が垂直状をなす場合には、ま
ず、回動ブラケット31基部と縦杆8Bとの係止手段4
1による係止状態を解除した後、当該回動ブラケット3
1をその基部の支軸39まわりの反時計方向(図1)に
回動し、下軸35及び下部にフィルムリール7の受面と
してのフランジ37B付下案内環37と共に前傾する外
開き位置として係止手段41によりその状態を確保す
る。係る前傾外開き位置の回動ブラケット31上に立設
された下軸35にフィルムリール7を前傾状に挿入する
と、同フィルムリール7の内側の管軸7Bが下軸35下
部の下案内環37により前傾状を維持しながら降下し
て、下案内環37下部のフランジ37B面に載置され、
同時にフィルムリール7内側の管軸7B下部が下案内環
37周面に当接し、当該フィルムリール7の下軸35方
向姿勢(この破態では前傾姿勢)が確保される。次い
で、回動ブラケット31の係止手段41による係止状態
を解除し、前傾外開き位置の回動ブラケット31を支軸
39まわりの時計方向に回動して図1の水平状態にし、
係止手段41によりその状態に係止させ、フィルムリー
ル7を垂直状に支承する。次いで、操作レバー103、
ワイヤロープ506、操作棒405等を操作して、上軸
106、507、402と共に、当該上軸106、50
7、402上の上案内環51Aを下降させ、垂直状のフ
イルムリール7の軸管7B頂部に挿入し、その際、圧縮
ばね106、508、402Aにより上案内環51Aを
フイルムリール7の頂部に弾圧する。この垂直状に支承
したフイルムリール7からフイルムFを予延装置4を介
して引出し、その端部をロールベールのような被包装物
2に係止させた後、被包装物2とフイルムリール7の相
対運動によりフイルムFを予延装置4で予延伸しなが
ら、被包装物2をラップする。また、前記フイルムリー
ルの支承装置5下部の回動ブラケッ31上に立設され、
下部にフランジ37Bを有する下案内環37付下軸35
からフイルムリール7を離脱させる場合は、まず、上案
内環51Aを備える上軸102、507を操作レバー1
03、ワイヤロープ506により引上げ、又は操作棒4
05の操作により上案内環51Aを備える段付軸401
の小径部としての上軸402を上昇させ、それぞれの上
案内環51Aを垂直状に支承したフイルムリール7の軸
管7B頂部から引抜く一方、係止手段41による回動ブ
ラケット31の水平状の係止状態を解除した後、回動ブ
ラケット31を支軸39まわりの反時計方向(図1、
4、5)に回動させ、回動ブラケット31及び同回動ブ
ラケット31上の下軸35、下部にフランジ37Bを有
する下案内環37付下軸35を前傾外開き位置とし、係
止手段41により回動ブラケット31を前傾外開き位置
に係止させ、前傾するフイルムリール7を引抜き、他の
フイルムリール7の装着に備える。
【0016】
【実施例】次に、この考案に係るラッピングマシンにお
けるフイルムリールの支承装置の第1実施例ないし第3
実施例を、図1ないし図5を参照して説明する。
【0017】(第1実施例) 図1はこの考案に係るラッピングマシンにおけるフイル
ムリールの支承装置の第1実施例の要部の斜視説明図、
図2はこの考案の第1実施例を実施したラッピングマシ
ン1の模式平面説明図、図3はそのフイルムFの延伸装
置4の要部の側面説明図である。
【0018】図1ないし図3において、1はプラスチッ
クフイルムFを予延伸して円筒形のロールベール2の周
囲に巻き付けるラッピングマシン、1Aはラッピングマ
シン1の機枠で、この機枠1Aはこのラッピングマシン
1の進行方向と直角(図2では上下)方向に並設され
た、図示しない2個のキャスタ車輪により地上に支承さ
れる。
【0019】1Bは機枠1Aの前部(図2では右側)に
突設され、図示しないトラクタの昇降装置に係合する係
合部、1Dは機枠1Aに、その垂直回転軸(図2のY
は、その回転中心を示す)により回転可能に設けた載置
台で、図2ではこの載置台1Dの位置を1点鎖線で示
す。1Eは載置台1Dに水平方向(図2では紙面に平行
し、その左右方向に延びる)の軸心を中心に回転するよ
うに並設した複数本(図2では2本)のロールで、この
載置台1Dのロール1E、1Eに円筒状のロールベール
2が載置される。
【0020】この載置台1Dは図示しないトラクタの動
力源若しくは別途用意される動力源からの動力により、
垂直軸中心Yまわりの矢印A方向(図1では時計方向)
に回転駆動され、この載置台1Dの回転に連動回転する
ローラ1E、1Eにより、同ローラ1E、1Eに載置さ
れたロールベール2が矢印B方向に回転駆動される。
【0021】(フイルム供給装置) 3はフイルムFの供給装置で、このフイルム供給装置3
は主にフイルムFの予延伸装置4及びフイルムリール7
の支承装置5により構成され、前記機枠1Aの後方左側
(図2では右下側)部に突設された横杆1Cに着脱自在
に支持される支柱8に配設され、この支柱8は水平の横
杆8Aと垂直な縦杆8Bとにより、側面視ほぼL字状に
構成される。
【0022】(フイルムの予延伸装置) フイルムFの予延伸装置4は、図2及び図3に示すよう
に、回動支軸11の上下に固定された上支持板9と下支
持板10とに、第1ローラ13及び第2ローラ14を回
転可能に支承することにより構成され、この回動支軸1
1の上下部は前記縦杆8Bの上下に固定された上下のブ
ラケット24、25に回動可能に支承される。12は上
支持板9と下支持板10との端部を連結固定する固定軸
である。第1ローラ13と第2ローラ14とは、それら
から上方へ突出する軸13A、14Aが上支持板9の軸
受15に支持され、下方は当該ローラ13、14の内周
に固定された軸受16、16を介して、下支持板10の
下側に設けられた締着板17から上方へ突する軸18に
回転可能に支承される。
【0023】第1ローラ13の軸13Aには大径スプロ
ッケット19が、第2ローラ14の軸14Aには小径ス
プロケット20がそれぞれ固定され、両スプロケット1
9、20をチェーン21で連結して変速機構が構成さ
れ、第1ローラ13は第2ローラ14より低速駆動され
る。なお、第2ローラ14と第1ローラ13との回転速
比は、前記大径及び小径のスプロケット19及び20の
直径比に逆比例する。22はこの変速機のカバーであ
る。
【0024】第1ローラ13と第2ローラ14はその上
端部と下端部がテーパ状13B、14Bに形成され、そ
の中央の円筒部13C、14Cの長さbは、同リール1
3、14でフイルムリール7から引出すフイルムFの巾
Lより、僅かに短く形成され、この第1ローラ13と第
2ローラ14の円筒部13C、14Cの周面には、複数
の溝23、23が両ローラ13、14の軸心と同一(図
2では上下)方向に設けられる。
【0025】(フイルムリールの支承装置) 31は平面視ほぼコ字状の回動ブラケットで、この回動
ブラケット31は両側板33、34(図1では側板33
のみを示し、側板34は( )書きでその位置のみを示
した)の頂部に平面状頂板32を固定することにより構
成され、この回動ブラケット31の両側板33、34の
基部は前記縦杆8Bの両側部まで延び、同縦杆8Bの下
部両側に支軸39により回動可能に軸着される。35は
前記平面状頂板32の上方に立設した下軸で、この下軸
35の下部と上部には下軸受36Aと中軸受36Bを介
して、下案内環37と中案内環38とが装着され、この
下案内環37と中案内環38にフイルムリール7内側の
軸管7B部が挿入される。37Bは下案内環37の下部
のフランジで、このフランジ37Bは当該下案内環37
より大径に構成され、このフランジ37Bの上面は中案
内環38、下案内環37に挿入された状態におけるフィ
ルムリール7の下面の受面となり、前記下案内環37及
び中案内環38、とりわけ下案内環37との協同により
フィルムリール7を下軸35方向に支承する。
【0026】41は側板33、34の基部上側に設けた
係止ピンで、この係止ピン41は前記縦杆8Bの側部に
溶着されたブラケット42に設けた2個の係止孔43
(図1)ではその内の1個の孔43の位置のみを破線で
示す)と交互に係合し、この孔43と係止ピン41との
係合により、回動ブラケット31の水平位置(図1)
と、前記支軸39まわりの反時計方向へ回動した外開き
位置、すなわち、下案内環37、中案内環38とが上案
内環51Aの上軸106軸の軸心線から左方へ回動し
た、フイルムリール7の装脱可能な位置が確保される。
なお、51Bは上案内環51Aのフランジである。
【0027】50は軸受、51Aは上案内環、52はベ
ルクランク状の操作レバー103の中央部を、縦杆8B
の上部に回動可能に軸着する支軸、53は縦杆8Bの側
部に固定した係止板、54、54は係止板53に互いに
離間する2位置に設けた2個の孔(図1では1個の孔5
4のみを示す)である。
【0028】100は縦杆8Bの上部に設けた上ブラケ
ット、101は上ブラケット100の端部に設けた上軸
受、102は上軸受101に昇降可能に支承した上軸
で、該上軸102の下部には軸受50を介して上案内環
51Aが装着される。103は中央部を縦杆8Bに支軸
52で軸着したベルクラング状の操作レバー、103A
は操作レバー103先端のフォーク状部104に設けた
水平状係止穴、103Bはその基部に設けた把手、10
5は上軸102の上端部に設けた水平ピンで、この水平
ピン102は前記ベルクラング状の操作レバー103の
水平係止穴103Aに係止する。106は上軸受101
と上案内環51Aとの間に装着した圧縮ばねで、該圧縮
ばね106は上案内環51Aを常時下方へ弾圧する。
【0029】(第1実施例の作用) 上、下の案内環51A、37の間にフイルムリール7を
配し、予延伸装置4によりフイルムリール7から引出し
たフイルムFを予延伸して、ロールベールのような目的
とする被包装物をラップする点では、既存のラッピング
マシンと同様であるが、この第1実施例ではフイルムリ
ール7がその支承装置5により次のように支承される。
【0030】まず、ベルクランク状の操作レバー103
の把手103Bを把持して、支軸52まわりの時計方向
(図1)へ回動させ、その先端の水平状穴103Aと水
平ピン105との係合により、上案内環51Aを圧縮ば
ね106に抗して上昇させ、操作レバー103の下端と
係止板53の孔54(図1の実線位置の孔54)とを係
合させ、上案内環51Aの上昇状態を確保する。
【0031】この操作レバー103の時計方向への操作
による上案内環51Aの上昇の後、又は、この操作レバ
ー103の時計方向への操作に併せて、係止ピン41を
引抜いて回動ブラケット31をその支軸39まわりの反
時計方向へ回動させ、下軸36、下案内環37、上案内
環38を、上案内環51Aの上軸102の軸心線と一致
する直立状態から、左側方(図1)へ傾斜するように開
放した後、この中案内環38及び下案内環37にフイル
ムリール7の軸管7Bを前傾状に挿入する。
【0032】次いで、回動ブラケット31を支軸39ま
わりの時計方向に回動させ、下軸36、下案内環37、
中案内環38及びそれらに装着したフイルムリール7を
垂直状に起立させ、係止ピン41を前記縦杆8Bに固着
したブラケット42の孔43(図1の破線位置より上右
側)に挿入し、それらの垂直状態を確保する。
【0033】しかる後、操作レバー103の端部と係止
板53の孔54との係合を解除すると、圧縮ばね106
の復元力により、又は同圧縮ばね106の復元力に併せ
て把手103Bによるベルクランク状の操作レバー10
3の反時計方向への操作により、上案内環51Aの上軸
102が下降して、フイルムリール7の管軸7Bの上側
に嵌合して、下案内環37との間に挾持すると共に、前
記上軸102の水平ピン105と水平状穴103Aとの
係合により、ベルクルランク状の操作レバー103が、
その支軸52まわりの反時計方向に回動して図1の状態
(フイルムリール7を除く)となり、この状態が操作レ
バー103端部のばね付ボール(図示省略)等の係合子
と、図1の孔54の右側に形成される図示しない孔(5
4)との係合により確保される。
【0034】この際、上案内環51A、上軸102等の
自重により操作レバー103の反時計方向への回動が促
進される。また、上案内環51Aが圧縮ばね106によ
り下方へ弾圧され、下案内環37との協同によりこのフ
イルムリール7が積極的に挾持される。
【0035】(第2実施例) 図4はこの考案の第2実施例の要部の側面斜視説明図で
ある。なお、図2及び図3は、上案内環51Aの操作機
構を除き、概ね第2実施例にも共通し、また、図1ない
し図3に示した第1実施例と共通する部分には、同一名
称及び同一符号を用いる。
【0036】図4において、4はプラスチックフイルム
Fの予延伸装置、9、10は予延伸装置4の第1、第2
ローラ13、14を支承する上下の支持板、11は上下
の支持板9、10を固定して支承する取付軸であり、第
1ローラ13と第2ローラ14とは連動し、第1ローラ
13と第2ローラ14とに張架されて引出されるフイル
ムF(図2参照)が、第1、第2ローラ13、14の周
速比に応じて予延伸されるが、これらの構造及び作用
は、前記図2、図3に示した第1実施例の予延伸装置4
と同様である。
【0037】(フイルムリールの支承装置) 31は平面視ほぼコ字状の回動ブラケットで、この回動
ブラケット31は両側板33、34{図4では側板33
のみを示し、側板34は( )書きでその位置のみを示
した}の頂部に平面状頂板32を固定することにより構
成され、こ回動ブラケット31の両側板33、34の基
部は前記縦杆8Bの両側部まで延び、同縦杆8Bの下部
両側に支軸39により回動可能に軸着される。35は前
記平面状頂板32の上方に立設した下軸で、この下軸3
5には下軸受36A、中軸受36Bを介して下案内環3
7と中案内環38とが装着され、この下案内環37と中
案内環38にフイルムリール7の軸管7Bが挿入され
る。
【0038】41は側板33、34の基部上側に設けた
係止ピンで、この係止ピン41は前記縦杆8Bの側部に
溶着されたブラケット42に設けられた2個の係止孔4
3(図4ではその内の1個の孔43の位置のみを破線で
示す)と交互に係合し、この孔43と係止ピン41との
係合により、回動ブラケット31の水平位置(図4)
と、前記支軸39まわりの反時計方向へ回動した外開き
位置、すなわち、下案内環37、中案内環38とが上案
内環51Aの上軸402の軸心線位置から左方へ回動
し、フイルムリール7装着可能な前傾する外開き位置が
確保される。
【0039】400、400は基部を操作棒405、4
05の上部に固定した上ブラケット、401は段付軸
で、この段付軸401はその大径部が上ブラケット40
0、400の端部に固定される。402は段付軸401
の大径部から下方へ垂直状(図4)に延びる小径部とし
ての上軸402で、この上軸402にはフランジ51B
付上案内環51Aが軸受50を介して昇降可能に装着さ
れ、圧縮ばね402Aにより下方へ弾圧される。40
3、403は縦杆8Bの両側面にその上下方向に固定し
た筒状ガイド、404は筒状ガイド403と上ブラケッ
ト400の基部との間に設けた圧縮ばね、406は操作
棒405の下端に設けた把手、407はフック、408
はフック407を縦杆8Bの下部側壁に回動可能に支承
する軸408である。
【0040】(第2実施例の作用) 中案内環38及び下案内環37にフイルムリール7を装
着するに当り、まず、フック407をその支軸408ま
わりの反時計方向(図4)に回動させて、操作棒405
の把手406との係合を解除すると、操作棒405が圧
縮ばね404の反発力により、筒状ガイド403に沿っ
て垂直に上昇し、この操作棒405の上部に基部が固定
された上ブラケット400を介して、同上ブラケット4
00の先端部に大径部(段部)の固定された段付軸40
1が垂直方向に上昇する。この段付軸401の上昇によ
り、当該段付軸401の小径部としての上軸402も同
時に上昇し、同上軸402上に軸受50を介して設けら
れたフランジ51B付上案内環51Aが上昇し、中案内
環38及び下案内環37との間隔を広げる。
【0041】しかる後、又は、このフランジ51B付上
案内環51Aの上昇と同時に、係止ピン41を係止板4
2の図示しない孔(図4に破線で示す孔43より右上方
に設けられる)から引抜くと、回動ブラケット31が支
軸39まわりの反時計方向(図4)に回動し、その水平
頂板32上の下軸35、下案内環37、中案内環38等
が同時に同方向に回動し、下軸35の上部が左上向きの
外開き状に前傾すると共に、上案内環51Aとの間が大
きく離間する。この下軸35の上部が左上向きの外開き
状態となる側板33上の係止ピン41を、第4図に破線
で示す係止板42の孔43に係止させ、前傾、外開き状
態の下軸35、下案内環37、中案内環38へのフイル
ムリール7の装着態勢を確保する。
【0042】この状態において、中案内環38、下案内
環37に前傾状にしたフイルムリール7の管軸7Bを挿
入する。しかる後、回動ブラケット31をの前記側板3
3、34等の外開き状態を確保した係止ピン41を引抜
き、回動ブラケット31を支軸39まわりの時計方向
(図4)に回動させ、下軸35、中案内環38、下案内
環37及びそれらに装着したフイルムリール7を垂直状
に起立させ、上昇位置にある上案内環51A及び段付軸
401の小径部としての上軸402の直下とし、係止ピ
ン41を図4の位置のブラケット42の孔に挿入し、当
該回動ブラケット31の水平状態を確保する。
【0043】次いで、把手405Aにより操作棒405
を圧縮ばね404に抗して下方へ引き、同操作棒405
を筒状ガイド403に沿って下降させ、操作棒405上
部に基部を固定した上ブラケット400を介して段付軸
401を下降させ、同時に段付軸401の小径部として
の上軸402及び同上軸402上のフランジ51B付上
案内環51Aを降下させ、下案内環37との間にフイル
ムリール7の管軸7Bを挾持する。また、この状態で、
前記把手406にフック408を掛け、このフイルムリ
ール7の挾持、支承状態を確保する。
【0044】しかる後、この垂直状態に支承したフイル
ムリール7からプラスチックフイルムF(図2参照)を
引出し、予延伸装置4の第1、第2ローラ13、14に
掛けて、その端部をロールベール2等の被包装物に係止
させ、同ロールベール2を載置した戟置台1D及びロー
ル1Eを回転させること(ロールベール2とフイルムリ
ール7との相対運動)により、前記フイルムFを予延伸
装置4で予延伸しながら、ロールベール2をラップす
る。なお、その余の作用は前記第1実施例とほぼ同様で
ある。
【0045】(第3実施例) 図5はこの考案の第3実施例の要部の斜視説明図であ
る。なお、図1ないし図3に示した第1実施例と共通す
る部分には、同一名称及び同一符号を用いる。
【0046】図5において、4はフイルムFの予延伸装
置、9、10は予延伸装置4の第1、第2ローラ13、
14を支承する上下の支持板、11は上下の支持板9、
10を固定して支承する回動支軸であり、第1ローラ1
3と第2ローラ14とは連動し、第1ローラ13と第2
ローラ14との張架されて引出されるプラスチックフイ
ルムFが、第1、第2ローラ13、14の周速比に応じ
て予延伸されるものであるが、これらの構造及び作用
は、前記図2及び図3に示した第1実施例の予延伸装置
4とほぼ同様である。
【0047】(フイルムリールの支承装置) 31は平面視ほぼコ字状の回動ブラケットで、この回動
ブラケット31は両側板33、34(第5図では側板3
3のみを示し、側板34は( )書きでその位置のみを
示した)の頂部に平面状頂板32を固定することにより
構成され、この回動ブラケット31の両側板33、34
の基部は前記縦杆8Bの両側部まで延び、同縦杆8Bの
下部両側に支軸39により回動可能に軸着される。35
は前記平面状頂板32の上方に立設した下軸で、この下
軸35には下軸受36、中軸受36Aを介して下案内環
37と中案内環38とが装着され、この下案内環37と
中案内環38にフイルムリール7の軸管7B部が挿入さ
れる。
【0048】41は側板33、34の基部上側に設けた
係止ピンで、この係止ピン41は前記縦杆8Bの側部に
溶着されたブラケット42に設けられた2個の係止孔4
3(図5ではその内の1個の孔43の位置のみを破線で
示す)と交互に係合し、この孔43と係止ピン41との
係合により、回動ブラケット31の水平位置(図5)
と、前記支軸39まわりの反時計方向へ回動した外開き
位置、すなわち、下案内環37、中案内環38とが上案
内環51Aの上軸402軸の軸心線から左方へ回動し
た、フイルムリール7の装着可能な位置が確保される。
【0049】500は基部を溶着等により縦杆8Bの上
部に固定した上ブラケット、501はシーブ502の支
軸、503はシーブ504を縦軸8Bの上部に支承する
の支軸、505は上ブラケット500の端部に設けた上
軸受、506はワイヤロープで、このワイヤロープ50
6の一端は、上軸受505に支承された上軸507の上
端に接続され、シーブ502、504を介して縦杆8B
の基部側まで誘導された後、その他端部に接続された把
持部509が、縦杆8Bに設けた係止ピン510に係止
する。
【0050】(第3実施例の作用) ワイヤロープ506の端部の把持部509を下方(図
5)へ引くと、端部を上軸507の上端に連結したワイ
ヤロープ506が、上ブラケット500の左側上部の支
軸501に支承されたシーブ502に誘導されてほぼ垂
直状に上引上げられ、しかも、この上軸507は上ブラ
ケット500の端部に固定された上軸受505に装着さ
れているから垂直方向に上昇し、把持部509の下方へ
の張引力の解除により、上軸507部の自重及び圧縮ば
ね508の復元力により同上軸部507が下降する。し
たがって、中案内環38及び下案内環37に支承される
フイルムリール7の管軸7Bの上端部に係合する上案内
環51Aが、同管軸7Bの軸心方向に沿って無理なく昇
降する。その余の作用は前記第1実施例の作用とほぼ同
様である。
【0051】また、この第3実施例の上軸507は、前
記のように上ブラケット500の端部に設けた上軸受5
05に支承され、その昇降方向が同上軸受505により
規制されるから、前記シーブ502の支承位置が前記上
軸507の軸心線上から多少ずれる位置に選択された場
合においても、前記上軸507が上軸受505により垂
直方向に昇降することになり、上案内環51Aとフイル
ムリール7の管軸7Bとの前記とほぼ同様な係合関係を
期待できるが、このシーブ502の周縁部から垂下する
ワイヤロープ506の垂下方向が、前記上軸507の軸
心線と一致するように、前記シーブ502を前記上ブラ
ケット500上に設ければ、前記上軸507と上軸受5
05との間に、前記ワイヤロープ506の引張力に基づ
くスラストの作用しない構造となる。
【0052】
【考案の効果】(1) フイルムリール7の支承装置5
の下軸35、下部にフィルムリール7の受面としてのフ
ランジ37Bを有する下案内環37を立設した回動ブラ
ケット31を、縦杆8B下部に回動可能に軸39着する
と共に、同回動ブラケット31を、当該回動ブラケット
31上の下軸35、下部にフランジ37Bを有する下案
内環37が垂直状に起立する水平位置と、下軸35、下
部にフランジ37Bを有する下案内環37の前傾する外
開き位置とを確保する係止手段41を設けたから、この
支承装置5へのフイルムリール7の装説に当り、まず、
上案内環51Aを垂直状に上方へ後退させた後、係止手
段41による回動ブラケット31の水平状係止状態を解
除し、同回動ブラケット31上に立設され、下部にフラ
ンジ37Bを有する下案内環37付下軸35を前傾する
外開き位置として、係る回動ブラケット31を係止手段
41により係止させ、当該フィルムリール7を上案内環
51Aに妨げられることなく挿脱でき、しかも、その
際、前傾する下軸35及び下案内環37の上部が、垂直
状に起立する下軸35及び下案内環37の頂部より低く
なるので、両者の高さの差相応分、前傾する下軸35及
び下案内環37へ装脱するフィルムリール7の上昇高さ
を、下軸35及び下案内環37が垂直状に起立する従来
例の装脱高さより低くなるから、その装脱が容易にな
り、また、回動ブラケット31上の下軸35及び下部に
フランジ37Bを有する下案内環37に装着したフイル
ムリール7の垂直状支承位置と、前傾する外開き支承位
置とに係止手段41により容易に確保でき、その操作性
が向上する。また、回動ブラケット31を、当該回動ブ
ラケット31上に立設した下軸35下部に、下部にフラ
ンジ37Bを有する下案内環37が前傾する外開き位置
に係止手段41により係止させ、下部にフランジ37B
を有する下案内環37付下軸35に、フィルムリール7
を挿入すると、フィルムリール7(内側の管軸7B)内
側の下部及びその下面が、下案内環37の周面及び該下
案内環37下部のフランジ37B上面に当接することに
より、当該フィルムリール7の下軸35と同方向の前傾
状態が、当該作業者の人手を要することなく維持され
る。次いで、前傾する回動ブラケット31の係止手段4
1による傾止状態を解除し、下部にフランジ37Bを有
する下案内環37付下軸35に挿入した前傾するこのフ
ィルムリール7を垂直状に起立させる場合も、当該作業
者が従来例のようにフィルムリール7に直接手を掛ける
ことなく、回動ブラケット31を支軸39まわりに回動
させることにより容易に行なえる。なお、このフィルム
リール7は25Kg程度の重量物として構成されるのが
通常であり、しかも、係る重量物としてのフィルムリー
ル7を前記回動ブラケット31上に立設された、下部に
フランジ37Bを有する下案内環37付下軸35に、1
日当り20回にも及ぶ装脱をすることがあり、かかるフ
ィルムリール7を当該作業者が直接支承することなく、
係止手段41により前傾状態を確保される回動ブラケッ
ト31上に立設された、下部にフランジ37Bを有する
下案内環37付下軸35への装脱、及び回動ブラケット
31を前傾する外開き位置から支軸39まわりに回動さ
せて水平位置にするものであるから、当該作業者の労力
が同種の従来例より著しく軽減する。
【0053】(2) 上案内環51Aを装着した、上軸
102、507又は402を、縦杆8Bに設けた水平状
の上ブラケット100、500又は同縦杆8Bの側部に
固定された筒状ガイド403に沿ってその昇降する操作
棒405に設けた上ブラケット400端部の段付軸40
1の小径部としての上軸402が、縦杆8Bの上下方向
としての垂直方向で、しかも、水平状態の回動ブラケッ
ト31上の下軸35及び下案内環37の軸心と同心状を
なすように昇降させるものであるから、上案内環51A
及びその上軸102、507、402が、下案内環37
に装着されたフイルムリール7の軸心線上を移動するこ
とになり、下案内環37に装着したフイルムリール7へ
の上案内環51Aの近接又は離間をスムーズに行なえ
る。
【0054】(3) 上案内環51Aを備える上軸10
2、507、402が、縦杆8Bの上部に基部を設けた
上ブラケット100、500の上軸受101、505、
又は当該縦杆8Bの両側部の筒状ガイド403、403
により昇降可能に支承されているから、回動ブラケット
31を支軸39まわりに回動させて下軸35を前傾さ
せ、下軸35の上部を、当該下軸35の直立状態におけ
る上部より低くして同下軸35の下部に設けた、下部に
フランジ37Bを有する下案内環37にフイルムリール
7を装入した後、この回動ブラケット31を支軸39ま
わりに回動して水平状に、したがって、同回動ブラケッ
ト31上の下軸35、下部にフランジ37Bを有する下
案内環37を垂直状に支承し、係止手段41により縦杆
8B下部に係止させてこの状態を確保した後、上案内環
51A及び上軸102、507、402をその軸心線方
向を変えることなく下降させることにより、下軸35、
下部にフランジ37Bを有する下案内環37と上案内環
51Aとの協働によりフイルムリール7の心出しが自動
的になされ、フイルムリール7の上下端部が同心状をな
す上下案内環51A、下部にフランジ37を有する下案
内環37により安定的に支承される。
【0055】(4) 上案内環51A、上軸102、5
07が、基部を縦杆8Bに固定した上ブラケツト10
0、500端部の上軸受101、505により垂直状に
案内されてその中心線方向が変わることなく昇降し、ま
た、段付軸401の大径部を、縦杆8Bの両側に固定さ
れた長い筒状ガイド403、403に沿って昇降する操
作棒405、405上部に基部を固定した上ブラケット
400、400の端部に固定して、当該段付軸401の
小径部としての上軸402を垂直方向を確保し、その中
心線方向を変えることなく昇降し、フィルムリール7の
外径如何に係わりなく、上案内環51Aと下部にフラン
ジ37Bを有する下案内環37により、当該フイルムリ
ール7の中心の位置及び方向を変えることなく支承でき
るから、予延伸装置4の第1ロール13周面と、当該フ
ィルムリール7の周面との平行が保持され、上案内環及
び上軸の中心線位置及び方向ずれの発生を免れながった
同種の従来例のように、フイルムリール7から引出され
るフイルムFが上下何れかの方向への片寄りにより、当
該フィルムFによる被包装物の不均一なラップ発生を招
く恐れがない。
【0056】(5) 上案内環51Aを有する上軸10
2の上端部の水平ピン105に、ベルクランク状操作レ
バー103端部の水平状係止穴103を係止させれば、
同ベルクランク状操作レバー103の操作により、上軸
102にスラストを作用させることなく引上げ得る簡易
な構成が得られる。
【0057】(6) 縦杆8B又は上ブラケット100
の基部に、ベルクランク状の操作レバー103の中央部
を軸52着し、該操作レバー103の上端に設けたほぼ
水平状の操作穴103Aに、前記上軸102の上端部に
設けた水平ピン103Aを係合させると共に、前記操作
レバー103他端を適宜係止手段53、54により、前
記縦杆8Bの下部の離間する2位置に選択的に係止させ
ることにより、上案内環51Aとフイルムリール7との
係合及び離脱位置を確実に選択できる。
【0058】(7) 小径部としての上軸402を有す
る段付軸401の大径部を、縦杆8B両側部の筒状ガイ
ド403、4403に摺動可能に設けた操作棒405、
405の上部に、基部を固定した上部ブラケット40
0、400を介してその端部に設ければ、段付軸401
及びその小径部としての上軸402の昇降を、縦杆8B
の下両側部の何れの側からも、それらの昇降操作と同感
覚で操作できる。
【0059】(8) 縦杆8Bの上部に設けた上ブラケ
ット500の端部に上軸受505を設け、該上軸受50
5に前記上案内環51Aの上軸507を昇降可能に設け
ると共に、上軸507の上端にワイヤロープ506の一
端を取付け、該ワイヤロープ506を、前記上軸507
のほぼ直上位置に配設されたシーブ502等のガイド手
段を介して前記縦杆8Bの下側部へ誘導し、該ワイヤロ
ープ506の他端に設けた操作部509を、前記縦杆8
B下部に適宜の係止手段510により係止可能にすれ
ば、シーブ502の支承位置を前記上軸507の直上位
置に選択することにより、上軸507及び上軸受505
にスラストの発生しないものが得られ、しかも、他のシ
ーブの併用により、ワイヤロープ506の誘導径路を含
むその設計自由度が向上する。
【0060】(9) 前記縦杆8Bの上部に設けた上ブ
ラット100、500端部の上軸受101、505、該
上軸受101、505に挿入した上軸102、507の
下部に設けた上案内環51Aとの間、又は前記縦杆8B
両側部に設けた上下方向の筒状ガイド403、403に
摺動自在に設けた操作棒405、405に基部を固定し
た、上ブラケット400、400端部に設けた段付軸4
01の大径部と、該段付軸401の小径部としての上軸
402に摺動可能に設けた上案内環51Aとの間に、圧
縮ばね106、508又は402Aを設ければ、上案内
環51Aが圧縮ばね106、508又は402の弾圧力
により常時下方へ弾圧されるから、仮に、上案内環51
Aと下案内環37との間隔に多少の寸法誤差が生じた場
合においても、係る寸法誤差等が前記圧縮ばね106、
508又は402Aにより吸収され、両者間にガタ付き
の発生する恐れがなく、フイルムリール7を常時安定的
に支承できる。また、前記縦杆8Bの下部に支軸39に
より回動可能に設けたフイルムリール7の支承装置5の
回動ブラケット31に立設した下軸35の下部の下軸受
36Aと上部の上軸受36Bに、下部にフランジ37B
を有する下案内環37と中案内環38とを設ければ、下
軸35下部と上部の、フランジ37Bの上面と下案内環
37及び中内案環38の周面によるフイルムリール7の
下面、その内側管軸7Bの下部及び中央部が同時に当接
して支承されることにより、当該フィルムリール7をふ
らつかせる恐れなく安定的に支承でき、ひいては、前傾
する外開き位置の回動ブラケット31上の下軸35の下
部と上部の、下部にフランジ37Bを有する下案内環3
7と中案内環38にフィルムリール7をその下軸35方
向に支承でき、また、このフィルムリール7を垂直状に
起立させる際、前記回動ブラケット31を支軸39まわ
りの時計方向に回動するだけで、フィルムリール7を当
該作業者が支えることなく垂直状に起立させることがで
き、また、垂直状に起立するフィルムリール7内側の管
軸7Bがその下部及び中央部内側から支承されることに
より、当該フィルムリール7からフィルムFを均一に引
出し、目的物への一層均一なフィルムラップを行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るラピングマシンにおけるフイル
ムリールの支承装置の第1実施例の概略斜視説明図であ
る。
【図2】この考案に係るラピングマシンにおけるフイル
ムリールの支承装置を実施したラッピンクマシンの要部
の模式平面説明図である。
【図3】その予延伸装置の側面説明図である。
【図4】この考案に係るラピングマシンにおけるフイル
ムリールの支承装置の第2実施例の概略斜視説明図であ
る。
【図5】この考案に係るラピングマシンにおけるフイル
ムリールの支承装置の第3実施例の概略斜視説明図であ
る。
【符号の説明】
1……ラッピングマシン 1A……機枠 1D……載置台 1E……ロール 2……ロールベール(被包装物) 3……フイルム供給装置 4……予延伸装置 5……フイルムリールの支承装置 7……フイルムリール 7B……軸管 8……支柱 8B……縦杆 9……上支持板 10……下支持板 11……軸 12……固定軸 13……第1ローラ 14……第2ローラ 19、20……スプロケット 35……下軸 13……第1ローラ 14……第2ローラ 33……支承台 35……下軸 37……下案内環 38……中案内環 50……上軸受 51A……上案内環 52……支軸 53……係止板 54……孔 100……上ブラケット 101……上軸受 102……上軸 103……操作レバー(ベルクランク状) 103A……水平溝 104……フォーク状端部 105……水平ピン 106……圧縮ばね 400……上ブラケット 401……上軸受 402……上軸 402A……圧縮ばね 403……筒状ガイド 404……圧縮ばね 405……操作杆 406……把手 407……フック 500……上ブラケット 502、504……シーブ 505……上軸受 506……ワイヤロープ 507……上軸 508……圧縮ばね 509……把持部 510……係止ピン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01F 15/00 - 25/13 B65B 11/00 B65B 17/00 B65B 41/00 B65H 16/06

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠1Aの側部に立設した縦杆8Bに、
    当該縦杆8Bと平行する第1、第2ロール13、14を
    備える予延伸装置4と、下案内環37及び上案内環51
    Aを備えるフイルムリール7の支承装置5とをそれぞれ
    設け、前記フイルムリール7から前記予延伸装置4を介
    して引出したフイルムFの端部を被包装物2に係止さ
    せ、該被包装物2と前記フイルムリール7との相対運動
    により前記予延伸装置4で予延伸したフイルムFを、前
    記被包装物2にラップするラッピングマシンにおいて、
    前記縦杆8B上部に基部を固定した上ブラケット10
    0、500端部の上軸受101、505に、前記上案内
    環51Aを備える上軸102、507を上下方向に摺動
    可能に支承し、又は前記縦杆8B両側部の筒状ガイド4
    03、403に沿って上下方向に摺動可能に設けた操作
    棒405、405の上部に、基部を固定した上ブラケッ
    ト400、400端部に段付軸401の大径部を固定
    し、その小径部としての上軸402に前記上案内環51
    Aを支承すると共に、前記フイルムリール7の支承装置
    5下部の回動ブラケット31の基部を前記縦杆8B下部
    に軸39着し、該回動ブラケツト31を前記縦杆8Bに
    対して、当該回動ブラケット31に立設され、下部にフ
    ィルムリール7の受面としてのフランジ37Bを有する
    下案内環37付下軸35の前傾するフィルムリール7装
    脱用外開き位置と、前記下案内環37付下軸35の直立
    するフイルムリール7の垂直状支承位置とに係止手段4
    1により係止可能に設けたことを特徴とするラッピング
    マシンにおけるフイルムリールの支承装置。
  2. 【請求項2】 前記縦杆8B上部に基部を固定した上ブ
    ラケット100端部の上軸受101に、前記上案内環5
    1Aの上軸102を上下方向に摺動可能に支承すると共
    に、前記縦杆8B又は上ブラケット100の基部に、ベ
    ルクランク状操作レバー103の中央部を軸52着し、
    該操作レバー103の上端に設けたほぼ水平状の操作穴
    103Aに、前記上軸102上部に設けた水平ピン10
    3Aを係合させ、かつ、前記操作レバー103の他端を
    適宜係止手段53、54により、前記縦杆8B下部の離
    間する2位置に係止可能に構成したことを特徴とする請
    求請求項1記載のラッピングマシンにおけるフイルムリ
    ールの支承装置。
  3. 【請求項3】 前記縦杆8B両側部の上下方向に筒状ガ
    イド403、403を設け、該筒状ガイド403、40
    に摺動可能に設けた操作棒405、405の上部に上
    ブラケット400、400の基部を、当該操作棒40
    、405下部に前記縦杆8B上のフック407、40
    と係脱可能な操作部406、406をそれぞれ設ける
    と共に、前記上ブラケット400、400端部に、前記
    上案内環51Aを備える小径部としての上軸402を有
    する段付軸401の大径部を固定したことを特徴とする
    請求項1記載のラッピングマシンにおけるフイルムリー
    ルの支承装置。
  4. 【請求項4】 前記縦杆8B上部に設けた上ブラケット
    500端部に上軸受505を設け、該上軸受505に前
    記上案内環51Aの上軸507を昇降可能に設けると共
    に、該上軸507上端にワイヤロープ506の一端を取
    付け、該ワイヤロープ506を、前記上軸507のほぼ
    直上位置に配設されたシーブ502等のガイド手段を介
    して前記縦杆8Bの下側部へ誘導し、該ワイヤロープ5
    06の他端に設けた操作部509を、前記縦杆8B下部
    の適宜係止手段510に係止可能にしたことを特徴とす
    る請求項1記載のラッピングマシンにおけるフイルムリ
    ールの支承装置。
  5. 【請求項5】 前記縦杆8B上部に設けた上ブラケット
    100、500端部の上軸受101、505と、該上軸
    受101、505に摺動自在に設けた上軸102、50
    7下部の上案内環51A、51Aとの間に圧縮ばね10
    6、508を設け、又は前記縦杆8B両側部の上下方向
    の筒状ガイド403、403に摺動可能に設けた操作棒
    405、405上部に基部を固定した上ブラケット40
    、400端部の段付軸401の大径部と、該段付軸4
    01の小径部としての上軸402に摺動可能に設けた上
    案内環51Aとの間に圧縮ばね402Aを設けたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項4記載のラッピングマ
    シンにおけるフイルムリールの支承装置。
  6. 【請求項6】 前記縦杆8B下部に基部を軸39着した
    回動ブラケット31に立設した下軸35の下部の下軸受
    36Aと上部の中軸受36Bに、下部にフィルムリール
    7の受面としてのフランジ37Bを有する下案内環37
    と、該下案内環37とほぼ等径の中案内環38を、それ
    ぞれ設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項5記
    載のラッピングマシンにおけるフイルムリールの支承装
    置。
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