JPH0568241U - ラッピングマシンにおけるフイルムリ−ルの支承装置 - Google Patents

ラッピングマシンにおけるフイルムリ−ルの支承装置

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JPH0568241U JP1909092U JP1909092U JPH0568241U JP H0568241 U JPH0568241 U JP H0568241U JP 1909092 U JP1909092 U JP 1909092U JP 1909092 U JP1909092 U JP 1909092U JP H0568241 U JPH0568241 U JP H0568241U
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山 清 殿
素 広 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フイルムリ−ル7を支承する上受環51A及
び上軸102を、機枠側部の縦杆8B上部の上ブラケッ
ト100端部の上軸受101に支承して、垂直状に昇降
させることにより、フイルムリ−ル7の軸心線を垂直状
に支承できるラッピングマシンにおけるフイルムリ−ル
の支承装置を提供する。 【構成】 縦杆8B上部の上ブラケット100端部の上
軸受101に上案内環151Aの上軸102を設け、中
央部を縦杆8Bに軸52承した操作レバ−103端部の
水平穴103Aと、前記上軸102上の水平ピン105
とを係合させることにより、フイルムリ−ル7の上軸1
02を垂直状に昇降可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
この考案はラッピングマシンにおけるフイルムリ−ルの支承装置、殊に、予延 伸装置により予延伸したプラスチックフイルムにより、ロ−ルベ−ルのような被 包装物をラップする、ラッピングマシンにおけるフイルムリ−ルの支承装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の予延伸装置により予め延伸したプラスチックフイルムで、ロ−ルベ−ル のような被包装物をラップする、ラッピングマシンにおけるフイルムリ−ルの支 承装置としては、例えば、特開平3−201909号公報に示すものがある。
【0003】 このものは、予延伸装置で予延伸したプラスチックフイルムにより、ロ−ルベ −ルのような被包装物をラップする、ラッピングマシンにおけるフイルムリ−ル の円筒形巻型を、略々垂直なフイルムリ−ル用支持スタンドの支持体に、同支持 体に装着されたア−ムを介して下部リ−ルホルダ及び上部リ−ルホルダにより支 承すると共に、前記上部リ−ルホルダを設けたア−ム(キャリア)の基部を、前 記支持体に水平軸により旋回可能に軸承し、かつ、前記上部リ−ルホルダのア− ムから延びるレバ−と前記支持体との係合により、上部リ−ルホルダをフイルム リ−ルの円筒形巻型の動作位置と、その解放する装脱位置とに選択的に係止させ て支承可能にしたものである。
【0004】 なお、この特開平3−201909号公報には、前記プラスチックフイルムの 供給リ−ルの円筒形巻型を支承した略々垂直状のフイルム供給リ−ル用支持スタ ンドの支持体を、冠歯車機構等により同スタンドの支承部に対して上下させて、 その高さを調整可能にすることについても開示されている。
【0005】 また、実開昭64−43649号公報には、予延伸装置で予め延伸したプラス チックフイルムにより、ロ−ルベ−ルのような被包装物をラップする、ベ−ルラ ッパのロ−ルフイルムのボビン(フイルリ−ル)を、同ベ−ルラッパのピラ−下 部に設けたブラケット上にボビン受け軸を介して設けたボビン受けと、前記ピラ −の上部に押圧ばねにより常時上方へ付勢されるパィプのヘッドに設けたボビン ガイドとにより挾持可能にすると共に、このボビンガイドを備えるパイプを前記 押圧ばねに抗して前記ピラ−の下方へ押下し、かつ、掛金により係止可能にした ベ−ルラッパのロ−ルフイルム支持装置について記載されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開平3−201909号公報に記載された予延伸装置に より予延伸したプラスチックフイルムで、目的物をラップするラッピングマシン におけるフイルムの供給リ−ルの円筒形巻型を、略々垂直状のフイルム供給リ− ル用支持スタンドの支持体に、同支持体に装着されたア−ムを介して下部リ−ル ホルダ及び上部リ−ルホルダにより支承すると共に、前記上部リ−ルホルダを設 けたア−ムの基部を前記支持体に水平軸により旋回可能に軸承し、かつ、該上部 リ−ルホルダのア−ムから延びるレバ−と前記支持体との係合により、前記上部 リ−ルホルダを前記フイルムリ−ルの円筒形巻型の係止位置と、その解放位置と に移動可能に支承されているため、フイルムリ−ルを挾持する上部リ−ルホルダ を支承するキャリアア−ムが、支持体上の支軸まわりに揺動してこの上部ホルダ がキャリヤア−ムの旋回中心まわりに回動し、前記上部ホルダが上昇すると同時 に、同上部ホルダがその支持体側へ、当該キャリヤア−ム上の上部リ−ルホルダ の旋回半径(R)と、キャリヤア−ムの揺動角(θ)の余弦との変化量、 R(1−cosθ) に基づいて変化すると共に、前記上部ホルダの軸方向が前記キャリヤア−ムの揺 動角(θ)と同角度変化することになる。
【0007】 そして、上部ホルダとフイルムリ−ルとの係合及び離脱状態の確保と、離脱状 態におけるフイルムリ−ルの装脱の容易性を確保のため、前記キャリヤア−ムの 揺動角度の下限値には自ずから限度があるため、前記変化量 R(1−cosθ) を無視することができず、また、前記キャリヤア−ムの揺動に基づく上部ホルダ の垂直方向からの変位も無視できないから、キャリヤア−ムの揺動時において上 部ホルダとフイルムリ−ルの上部との係合、離脱には相応の無理があり、ひいて は、装着状態におけるフイルムリ−ルの軸心線が多少傾斜して、予延伸装置の予 延伸ロ−ルとの接触状態が不均一になり、したがって、フイルムリ−ルからフイ ルムが不均一に引出されることさえあり、また、キャリヤア−ムの周縁部又はフ イルムリ−ル上部の内周縁部に偏摩耗の発生を招く等の問題点があった。
【0008】 また、前記実開昭64−43649号公報に記載されたベ−ルラッパのロ−ル フイルム支持装置にあっては、ベ−ルラッパのロ−ルフイルムのリボンを、同ベ −ルラッパのピラ−下部に設けたブラケット上にボビン受け軸を介して設けたボ ビン受けと、前記ピラ−の上部に押圧ばねにより常時上方へ付勢されるパイプの ヘッドに設けたボビンガイドとにより挾持可能にすると共に、このボビンガイド を備えるパイプを前記押圧ばねに抗して前記ピラ−の下方へ押下げ、かつ、掛金 により係止する構造のものであり、ロ−ルフイルムのボビンのホルダが係合位置 と解放位置との間で動くように支持体に装着されるものの、その構造が複雑でそ の取扱いが面倒になる嫌いがあった。
【00009】 この考案は、このような従来例における課題に着目してなされたもので、ロ− ルベ−ル2のような被包装物を予延伸されたプラスチックフイルムFによりラッ プするラッピングマシン1において、その機枠1Aまわりの縮杆8Bにフイルム リ−ル7の支承装置と、前記フイルムリ−ル7と平行し、互いに連動する第1及 び第2ロ−ラ13、14の上部及び下部支持部材9、10を、回動支軸11で揺 動可能に設けてプラスチックフイルムFの予延伸装置4を構成すると共に、前記 フイルムリ−ル7の上案内環51Aの上軸106、402、507を垂直方向に 、前記縦杆8Bの下部まわりから操作可能にすることにより、前記のような従来 例の課題を解決できるラッピングマシンにおけるフイルムリ−ルの支承装置を提 供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決する手段】
この考案は前記のような課題を解決するため、機枠1Aの側部に立設した縦杆 8Bに、前記縦杆8Bと平行する第1、第2ロ−ル13、14を備える予延伸装 置4と、下案内環37と上案内環51Aとを備えるフイルムリ−ル7の支承装置 5とをそれぞれ設け、前記フイルムリ−ル7から前記予延伸装置4を介して引出 したフイルムFの端部を被包装物2に係止させ、該被包装物2の回転により前記 予延伸装置4で予延伸したフイルムFを、前記被包装物2にラップするラッピン グマシンにおいて、前記縦杆8Bの上部に基部を固定した上ブラケット100、 500の端部の上軸受101、505に、前記上案内環51Aの上軸102、5 07を上下方向に摺動可能に支承し、又は、前記縦杆8B側部の筒状ガイド40 3に沿って上下方向に摺動可能に設けた操作棒404の頂部に、基部を固定した 上ブラケット400の端部の上軸受401に、前記上案内環51Aの上軸402 を支承したものである。
【0011】 また、前記縦杆8B又は上ブラケット100の基部に、ベルクランク状の操作 レバ−103の中央部を軸52着し、該操作レバ−103の上端に設けた略々水 平状の操作穴103Aに、前記上軸102の上端部に設けた水平ピン103Aを 係合させ、かつ、前記操作レバ−103の他端を適宜係止手段53、54により 、前記縦杆8Bの下部の離間する2位置に選択的に係止させ得るようにしたもの である。
【0012】 さらに、前記縦杆8Bの側部の上下方向に筒状ガイド403を設け、該筒状ガ イド403に摺動自在に設けた操作棒405の上部に、上ブラケット400を介 して上軸受401を、同操作棒405の下部に操作部406をそれぞれ設けると 共に、前記上ブラケット400端部の上軸受401に前記上案内環51Aの上軸 402を軸承する一方、該上軸402の下端に設けた上案内環51Aと前記上軸 受401との間に圧縮ばね402Aを設けたものである。
【0013】 また、前記縦杆8Bの上部に設けた上ブラケット500の端部に上軸受505 を設け、該上軸受505に前記上案内環51Aの上軸507を昇降可能に設ける と共に、前記上軸507の上端にワイヤロ−プ506の一端を取付け、該ワイヤ ロ−プ506を、前記上軸507の略々直上位置に配設されたシ−ブ502等の ガイド手段を介して前記縦杆8Bの下側部へ誘導し、該ワイヤロ−プ506の他 端に設けた操作部509を、前記縦杆8B下部に適宜の係止手段510により係 止可能にしたものである。
【0014】 また、前記縦杆8Bの上部に設けた上ブラット100、500の端部に設けた 上軸受101、505、又は前記縦杆8B側部の上下方向の筒状ガイド403に 摺動自在に設けた操作棒405上部の上ブラケット400端部の上軸受401と 、該上軸受け101、505、401に軸承した上軸102、507、402下 部の上案内環51Aの上軸受50との間に、圧縮ばね106、508、402A を設けたものである。
【0015】
【作用】
この考案は前記のような構成を有するものであるから、フイルムリ−ル7をラ ッピングマシン1の機枠1Aまわりに設けた支承装置5に、フイルムリ−ル7を の装着する当り、当該ラッピングマシン1の機枠1Aの縦杆8Bに上ブラケット 100、500、400等を介して直接又は間接に支承される、フイルムリ−ル 7の上案内環51Aを、前記縦杆8Bの基部まわりから、中央部を前記縦杆8B に軸着したベルクランク状の操作レバ−103の把手103B、上ブラケット5 00上のシ−ブ502等を介して張架されるワイヤロ−プ506の把持部、又は 前記縦杆8B側部の筒状ガイド403にガイドされる操作棒405の把手406 等の操作手段を操作することにより、前記上案内環51Aの上軸102、507 、402を略々垂直状に上昇させた後、前記フイルムリ−ル7の支承装置5の下 案内環37にフイルムリ−ル7の管軸7Bを挿入する。 しかる後、前記のような操作手段を前記とは逆向きに操作することにより、前 記上案内環51Aの上軸102、507、402を下降させ、同上案内環51A をフイルムリ−ル7の上部にその直上位置から垂直状に挿入し、上下の案内環5 1A、37により、当該フイルムリ−ル7を挾持する。
【0016】
【実施例】
次に、この考案に係るラッピングマシンにおけるフイルムリ−ルの支承装置の 第1実施例ないし第3実施例を、図1ないし図5を参照して説明する。
【0017】 (第1実施例) 図1はこの考案に係るラッピングマシンにおけるフイルムリ−ルの支承装置の 第1実施例の要部の斜視説明図、図2はこの考案の第1実施例を実施したラッピ ングマシン1の模式平面説明図、図3はそのフイルムFの延伸装置4の要部の側 面説明図である。
【0018】 図1ないし図3において、1はプラスチックフイルムFを予延伸して円筒形の ロ−ルベ−ル2の周囲に巻き付けるラッピングマシン、1Aはラッピングマシン 1の機枠で、この機枠1Aはこのラッピングマシン1の進行方向と直角(図2で は上下)方向に並設された、図示しない2個のキャスタ車輪により地上に支承さ れる。
【0019】 1Bは機枠1Aの前部(図2では右側)に突設され、図示しないトラクタの昇 降装置に係合する係合部、1Dは機枠1Aに、その垂直回転軸(図1のYは、そ の回転中心を示す)により回転可能に設けた載置台で、図2ではこの載置台1D の位置を1点鎖線で示す。1Eは載置台1Dに水平方向(図2では紙面に平行し 、その左右方向に延びる)の軸心を中心に回転するように並設した複数本(図2 では2本)のロ−ルで、この載置台1Dのロ−ル1E、1Eに円筒状のロ−ルベ −ル2が載置される。
【0020】 この載置台1Dは図示しないトラクタの動力源若しくは別途用意される動力源 からの動力により、垂直軸中心Yまわりの矢印A方向(図1では時計方向)に回 転駆動され、この載置台1Dの回転に連動回転するロ−ラ1E、1Eにより、同 ロ−ラ1E、1Eに載置されたロ−ルベ−ル2が矢印B方向に回転駆動される。
【0021】 (フイルム供給装置) 3はフイルムFの供給装置で、このフイルム供給装置3は主にフイルムFの予 延伸装置4及びフイルムリ−ル7の支承装置5により構成され、前記機枠1Aの 後方左側(図2では右下側)部に突設された横杆1Cに着脱自在に支持される支 柱8に配設され、この支柱8は水平の横杆8Aと垂直な縦杆8Bとにより、側面 視略々L字状に構成される。
【0022】 (フイルムの予延伸装置) フイルムFの予延伸装置4は、図2及び図3に示すように、回動支軸11の上 下に固定された上支持板9と下支持板10とに、第1ロ−ラ13及び第2ロ−ラ 14を回転可能に支承することにより構成され、この回動支軸11の上下部は前 記縦杆8Bの上下に固定された上下のブラケット24、25に回動可能に支承さ れる。12は上支持板9と下支持板10との端部を連結固定する固定軸である。 第1ロ−ラ13と第2ロ−ラ14とは、それらから上方へ突出する軸13A、 14Aが上支持板9の軸受15に支持され、下方は当該ロ−ラ13、14の内周 に固定された軸受16、16を介して、下支持板10の下側に設けられた締着板 17から上方へ突する軸18に回転可能に支承される。
【0023】 第1ロ−ラ13の軸13Aには大径スプロッケット19が、第2ロ−ラ14の 軸14Aには小径スプロケット20がそれぞれ固定され、両スプケット19、2 0をチェ−ン21で連結して変速機構が構成され、第1ロ−ラ13は第2ロ−ラ 14より低速駆動される。なお、第2ロ−ラ14と第1ロ−ラ13との回転速比 は、前記大径及び小径のスプロケット19及び20の直径比に逆比例する。22 はこの変速機のカバ−である。
【0024】 第1ロ−ラ13と第2ロ−ラ14はその上端部と下端部がテ−パ状13B、1 4Bに形成され、その中央の円筒部13C、14Cの長さbは、同リ−ル13、 14でフイルムリ−ル7から引出すフイルムFの巾Lより、僅かに短く形成され 、この第1ロ−ラ13と第2ロ−ラ14の円筒部13C、14Cの周面には、複 数の溝23、23が両ロ−ラ13、14の軸心と同一(図2では上下)方向に設 けられる。
【0025】 (フイルムリ−ルの支承装置) 31は平面視略々コ字状の回動ブラケットで、この回動ブラケット31は両側 板33、34(図1では側板33のみを示し、側板34は( )書きでその位置 のみを示した)の頂部に平面状頂板32を固定することにより構成され、こ回動 ブラケット31の両側板33、34の基部は前記縦杆8Bの両側部まで延び、同 縦杆8Bの下部両側に支軸39により回動可能に軸着される。35は前記平面状 頂板32の上方に立設した下軸で、この下軸35には下軸受36A、中軸受36 Bを介して下案内環37と中案内環38とが装着され、この下案内環37と中案 内環38にフイルムリ−ル7の軸管7B部が挿入される。なお、37Bは下案内 環37のフランジである。
【0026】 41は側板33、34の基部上側に設けた係止ピンで、この係止ピン41は前 記縦杆8Bの側部に溶着されたブラケット42に設けられた2個の係止孔43( 図1ではその内の1個の孔43の位置のみを破線で示す)と交互に係合し、この 孔43と係止ピン41との係合により、回動ブラケット31の水平位置(図1) と、前記支軸39まわりの反時計方向へ回動した外開き位置、すなわち、下案内 環37、中案内環38とが上案内環51Aの上軸106軸の軸心線から左方へ回 動した、フイルムリ−ル7の装着可能な位置が確保される。なお、51Bは上案 内環51Aのフランジである。
【0027】 50は軸受、51Aは上案内環、52はベルクランク状の操作レバ−103の 中央部を、縦杆8Bの上部に回動可能に軸着する支軸、53は縦杆8Bの側部に 固定した係止板、54、54は係止板53に互いに離間するように設けた2個の 孔(図1では1個の孔54のみを示す)である。
【0028】 100は縦杆8Bの上部に設けた上ブラケット、101は上ブラケット100 の端部に設けた上軸受、102は上軸受101に昇降可能に支承した上軸で、該 上軸102の下部には軸受50を介して上案内環51Aが装着される。103は 中央部を縦杆8Bに支軸52で軸着したベルクラング状の操作レバ−、103A は操作レバ−103の先端のフォ−ク状部104に設けた水平状係止穴、103 Bはその基部に設けた把手、105は上軸102の上端部に設けた水平ピンで、 この水平ピン102は前記水平係止穴103Aに係止する。106は上軸受10 1と上案内環51Aとの間に装着した圧縮ばねで、該圧縮ばね106は上案内環 51Aを常時下方へ弾圧する。
【0029】 (第1実施例の作用) 上、下の案内環51A、37の間にフイルムリ−ル7を配し、予延伸装置4に より同フイルムリ−ル7からフイルムを引出すと共に予延伸して、ロ−ルベ−ル のような目的とする被包装物をラップする点では、既存のラッピングマシンと同 様であるが、この第1実施例ではフイルムリ−ル7がその支承装置5により次の ように支承される。
【0030】 まず、ベルクランク状の操作レバ−103の把手103Bを把持して、支軸5 2まわりの時計方向(図1)へ回動させ、その先端の水平状穴103Aと水平ピ ン105との係合により、上案内環51Aを圧縮ばね106に抗して上昇させ、 操作レバ−103の下端と係止板53の孔54(図1の実線位置の孔54)とを 係合させ、上案内環51Aの上昇状態を確保する。
【0031】 この操作レバ−103の時計方向への操作による上案内環51Aの上昇の後、 又は、この操作レバ−103の時計方向への操作に併せて、係止ピン41を引抜 いて回動ブラケット31をその支軸39まわりの反時計方向へ回動させ、下軸3 6、下案内環37、上案内環38を、上案内環51Aの上軸102の軸心線と一 致する直立状態から、左側方(図1)へ傾斜するように開放した後、この中案内 環38及び下案内環37にフイルムリ−ル7の軸管7Bを挿入する。
【0032】 次いで、回動ブラケット31を支軸39まわりの時計方向に回動させ、下軸3 6、下案内環37、中案内環38及び、それらに装着したフイルムリ−ル7を垂 直状に起立させ、係止ピン41を前記縦杆8Bに固着したブラケット42の孔4 3(図1の破線位置より上右側)に挿入し、それらの垂直状態を確保する。
【0033】 しかる後、操作レバ−103の端部と係止板53の孔54との係合を解除する と、圧縮ばね106の復元力により、又は同圧縮ばね106の復元力に併せて把 手103Bによるベルクランク状の操作レバ−103の反時計方向への操作によ り、上案内環51Aの上軸102が下降して、フイルムリ−ル7の管軸7Bの上 側に嵌合して、下案内環37との間に挾持すると共に、前記上軸102の水平ピ ン105と水平状穴103Aとの係合により、ベルクルランク状の操作レバ−1 03が、その支軸52まわりの反時計方向に回動して図1の状態(フイルムリ− ル7を除く)となり、この状態が、操作レバ−103端部のばね付ボ−ル(図示 省略)等の係合子と、図1の孔54の右側に形成される図示しない孔(54)と の係合により確保される。
【0034】 この際、上案内環51A、上軸102等の自重により操作レバ−103の反時 計方向への回動が促進される。また、上案内環51Aが圧縮ばね106により下 方へ弾圧され、下案内環37とによりこのフイルムリ−ル7が積極的に挾持され る。
【0035】 (第2実施例) 図4はこの考案の第2実施例の要部の側面斜視説明図である。なお、図2及び 図3は、上案内環51Aの操作機構を除き、概ね第2実施例にも共通し、また、 図1ないし図3に示した第1実施例と共通する部分には、同一名称及び同一符号 を用いる。
【0036】 図4において、4はプラスチックフイルムFの予延伸装置、9、10は予延伸 装置4の第1、第2ロ−ラ13、14を支承する上下の支持板、11は上下の支 持板9、10を固定して支承する取付軸であり、第1ロ−ラ13と第2ロ−ラ1 4とは連動し、第1ロ−ラ13と第2ロ−ラ14とに張架されて引出されるフイ ルムFが、第1、第2ロ−ラ13、14の周速比に応じて予延伸されるものであ るが、これらの構造及び作用は、前記図2、図3に示した第1実施例の予延伸装 置4と同様である。
【0037】 (フイルムリ−ルの支承装置) 31は平面視略々コ字状の回動ブラケットで、この回動ブラケット31は両側 板33、34(図4では側板33のみを示し、側板34は( )書きでその位置 のみを示した)の頂部に平面状頂板32を固定することにより構成され、こ回動 ブラケット31の両側板33、34の基部は前記縦杆8Bの両側部まで延び、同 縦杆8Bの下部両側に支軸39により回動可能に軸着される。35は前記平面状 頂板32の上方に立設した下軸で、この下軸35には下軸受36A、中軸受36 Bを介して下案内環37と中案内環38とが装着され、この下案内環37と中案 内環38にフイルムリ−ル7の軸管7Bが挿入される。
【0038】 41は側板33、34の基部上側に設けた係止ピンで、この係止ピン41は前 記縦杆8Bの側部に溶着されたブラケット42に設けられた2個の係止孔43( 図4ではその内の1個の孔43の位置のみを破線で示す)と交互に係合し、この 孔43と係止ピン41との係合により、回動ブラケット31の水平位置(図4) と、前記支軸39まわりの反時計方向へ回動した外開き位置、すなわち、下案内 環37、中案内環38とが上案内環51Aの上軸402軸の軸心線から左方へ回 動した、フイルムリ−ル7の装着可能な位置が確保される。
【0039】 400は上ブラケット、401は上軸受、402は上案内環51Aの上軸、4 03は縦杆8Bの側面にその上下方向に固定した筒状ガイド、404は筒状ガイ ドヤ403と上ブラケット400との間に設けた圧縮ばね、406は操作棒40 5の下端に設けた把手、407はフック、408はでフック407を縦杆8Bの 下部側壁に回動可能に支承する軸408である。
【0040】 (第2実施例の作用) 中案内環38及び下案内環37にフイルムリ−ル7を装着するに当り、まず、 フック407をその支軸408まわりの反時計方向(図4)に回動させて、操作 棒405の把手406との係合を解除すると、操作棒405が圧縮ばね404の 反発力により、筒状ガイド403に沿って垂直に上昇し、この操作棒405の上 部に固定された上ブラケット400を介して、上軸受401も垂直方向に上昇す る。この上軸受401の上昇により上軸402及びその下部に軸受50を介して 設けられた上案内環51Aが同時に上昇し、中案内環38及び下案内環37との 間隔を広げる。
【0041】 しかる後、又は、この上案内環51Aの上昇と同時に、係止ピン41を係止板 42の図示しない孔(図4に破線で示す孔43より右上方に設けられる)から引 抜くと、回動ブラケット31が支軸39まわりの反時計方向(図4)に回動し、 その水平頂板32上の下軸35、下案内環37、中案内環38等が同時に反時計 方向に回動し、下軸35の上部が左上向きの外開き状になると共に、上案内環5 1Aとの間が大きく離間する。この状態において、係止ピン41を図4に破線で 示す係止板42の孔43に係止させて、このフイルムリ−ル7の装着態勢を確保 する。
【0042】 この状態において、中案内環38、下案内環37にフイルムリ−ル7の管軸7 Bを挿入する。しかる後、係止ピン41を引抜き、回動ブラケット31を支軸3 9まわりの時計方向(図4)に回動させ、下軸35、中案内筒38、下案内環3 7及びそれらに装着したフイルムリ−ル7を垂直状に起立させ、上案内環51A 及び上軸401の直下にする。
【0043】 次いで、把手405Aにより操作棒405を圧縮ばね404に抗して下方へ引 き、同操作棒405を筒状ガイド403に沿って下降させ、操作棒405の上部 に固定した上ブラケット400を介して上軸受401を下降させ、同時に上軸4 04及び上案内環51Aを降下させ、下案内環37との間にフイルムリ−ル7( の管軸7B)を挾持する。また、この状態で、前記把手406にフック408を 掛け、このフイルムリ−ル7の挾持状態を確保する。
【0044】 しかる後、この垂直状態に支承されたフイルムリ−ル7から引出したプラスチ ックフイルムFを、予延伸装置4の第1、第2ロ−ラ13、14に掛け、その端 部をロ−ルベ−ル2等の被包装物に係止させ、同ロ−ルベ−ル2を載置した載置 台1D及びロ−ル1Eを回転させることにより、前記フイルムFを予延伸装置4 で予延伸すると共に、ロ−ルベ−ル2をラップする。 なお、その余の作用は前記第1実施例と略々同様である。
【0045】 (第3実施例) 図5はこの考案の第3実施例の要部の斜視説明図である。なお、図1ないし図 3に示した第1実施例と共通する部分には、同一名称及び同一符号を用いる。
【0046】 図5において、4はフイルムFの予延伸装置、9、10は予延伸装置4の第1 、第2ロ−ラ13、14を支承する上下の支持板、11は上下の支持板9、10 を固定して支承する回動支軸であり、第1ロ−ラ13と第2ロ−ラ14とは連動 し、第1ロ−ラ13と第2ロ−ラ14との張架されて引出されるプラスチックフ イルムFが、第1、第2ロ−ラ13、14の周速比に応じて予延伸されるもので あるが、これらの構造及び作用は、前記図2及び図3に示した第1実施例の予延 伸装置4と同様である。
【0047】 (フイルムリ−ルの支承装置) 31は平面視略々コ字状の回動ブラケットで、この回動ブラケット31は両側 板33、34(図5では側板33のみを示し、側板34は( )書きでその位置 のみを示した)の頂部に平面状頂板32を固定することにより構成され、こ回動 ブラケット31の両側板33、34の基部は前記縦杆8Bの両側部まで延び、同 縦杆8Bの下部両側に支軸39により回動可能に軸着される。35は前記平面状 頂板32の上方に立設した下軸で、この下軸35には下軸受36、中軸受36A を介して下案内環37と中案内環38とが装着され、この下案内環37と中案内 環38にフイルムリ−ル7の軸管7B部が挿入される。
【0048】 41は側板33、34の基部上側に設けた係止ピンで、この係止ピン41は前 記縦杆8Bの側部に溶着されたブラケット42に設けられた2個の係止孔43( 図5ではその内の1個の孔43の位置のみを破線で示す)と交互に係合し、この 孔43と係止ピン41との係合により、回動ブラケット31の水平位置(図5) と、前記支軸39まわりの反時計方向へ回動した外開き位置、すなわち、下案内 環37、中案内環38とが上案内環51Aの上軸402軸の軸心線から左方へ回 動した、フイルムリ−ル7の装着可能な位置が確保される。
【0049】 500は基部を溶着等により縦杆8Bの上部に固定した上ブラケット、501 はシ−ブ502の支軸、503はシ−ブ504を縦軸8Bの上部に支承するの支 軸、505は上ブラケット500の端部に設けた上軸受、506はワイヤロ−プ で、このワイヤロ−プ506の一端は、上軸受505に支承された上軸507の 上端に接続され、シ−ブ502、504を介して縦杆8Bの基部側まで誘導され た後、その他端部に接続された把持部509が、縦杆8Bに設けた係止ピン51 0に係止する。
【0050】 (第3実施例の作用) ワイヤロ−プ506の端部の把持部509を下方(図5)へ引くと、端部を上 軸507の上端に連結したワイヤロ−プ506が、上ブラケット500の左側上 部の支軸501に支承されたシ−ブ502に誘導されて略々垂直状に上引上げら れ、しかも、この上軸507は上ブラケット500の端部に固定された上軸受5 05に装着されているから垂直方向に上昇し、把持部509の下方への張引力の 解除により、上軸507部の自重及び圧縮ばね508の復元力により同上軸部5 07が下降する。 したがって、中案内環38及び下案内環37に支承されるフイルムリ−ル7の 管軸7Bの上端部に係合する上案内環51Aが、同管軸7Bの軸心方向に沿って 無理なく昇降する。 なお、その余の作用は前記第1実施例と略々同様である。
【0051】 また、この第3実施例の上軸507は、前記のように上ブラケット500の端 部に設けた上軸受505に支承され、その昇降方向が同軸受505により規制さ れるから、前記シ−ブ502の支承位置が前記上軸507の軸心線上から多少ず れる位置に選択した場合においても、前記上軸507が上軸受505により垂直 方向に昇降することになり、上案内環51Aとフイルムリ−ル7の管軸7Bとの 前記と略々同様な係合関係を期待できるが、このシ−ブ502の周縁部から垂下 するワイヤロ−プ506の垂下方向が、前記上軸507の軸心線と一致するよう に、前記シ−ブ502を前記上ブラケット500上に設ければ、前記上軸507 と上軸受505との間に、前記ワイヤロ−プ506の引張力に基づくスラストが 作用しない構造のものとなる。
【0052】
【考案の効果】
(1) 上案内環51A、上軸102、402、507を、縦杆8Bに固定さ 昇降れた上ブラケット100、500、又は同縦杆8Bに沿って、その昇降位置 及び方向の変らない上ブラケット400に設けた上軸受101、401、505 で支承したから、上下の案内環37、51A殊に、上案内環51A及びその上軸 102、402、507が、下案内環37に装着されたフィルルムリ−ル7の軸 心線上を移動することになり、したがって、上案内環51Aを下案内環37及び 中案内環38に装着したフイルムリ−ル7の管軸7Bに、無理なく近接又は離間 させることができる。
【0053】 (2) 上案内環51Aを備える上軸102、402、507が、縦杆8Bの 上部に設けた上ブラケット100、500の上軸受101、505、又は前記縦 杆8B側部の筒状ガイド403に軸承した操作軸405から延びる上ブラケット 400の端部に設けた上軸受401を介して支承されるから、上案内環51A及 び上軸102、402、507を下降させるだけで、下案内環37との協働によ りフイルムリ−ル7の心出しが自動的にされる。
【0054】 (3) 上案内環51A、上軸102、402、507の中心線の位置及び方 向が変化することなく一定しているから、フィルムリ−ル7の太さに係わりなく 、上案内環51Aと下案内環37とにより同フイルムリ−ル7の管軸7Bの中心 線の位置及び方向が一定し、したがって、予延伸装置4の第1ロ−ル13周面が 、その全長にわたって当該フィルムリ−ル7の周面に均一に接触する構成のもの となり、上案内環及び上軸の中心線位置及び方向ずれの発生を免れなかった従来 例のように、同フイルムリ−ル7から引出されるフイルムFが上下何れかの方向 へ片寄る恐れがない。
【0055】 (4) 前記上部受体51Aの上部軸102の上端部の水平ピン105に、ベ ルクランク状操作レバ−103端部の水平状係止穴103を係止させれば、同ベ ルクランク状操作レバ−103の操作により、上部軸102にスラストを作用さ せることなく引上げる簡易な構成が得られる。
【0056】 (5) 前記縦杆8B又は上ブラケット100の基部に、ベルクランク状の操 作レバ−103の中央部を軸52着し、該操作レバ−103の上端に設けた略々 水平状の操作穴103Aに、前記上軸102の上端部に設けた水平ピン103A を係合させると共に、前記操作レバ−103の他端を適宜係止手段53、54に より、前記縦杆8Bの下部の離間する2位置に選択的に係止させ得るようにすれ ば、上案内環51Aとフイルムリ−ル7との係合及び離脱位置を確実に選択でき る。
【0057】 (6) 上軸402を縦杆8B側部の筒状ガイド403に摺動可能に設けた操 作軸405上部の上部ブラケット400を介して設ければ、上軸受401及び上 軸402の昇降を、縦杆8Bの下側部からそれらの昇降動作と同感覚で操作でき るものを構成できる。
【0058】 (7) 前記縦杆8Bの上部に設けた上ブラケット500の端部に上軸受50 5を設け、該上軸受505に前記上案内環51Aの上軸507を昇降可能に設け ると共に、前記上軸507の上端にワイヤロ−プ506の一端を取付け、該ワイ ヤロ−プ506を、前記上軸507の略々直上位置に配設されたシ−ブ502等 のガイド手段を介して前記縦杆8Bの下側部へ誘導し、該ワイヤロ−プ506の 他端に設けた操作部509を、前記縦杆8B下部に適宜の係止手段510により 係止可能にすれば、シ−ブ502の支承位置を前記上軸507の直上位置に選択 することにより、上軸507及び上軸受505にスラストの発生しない構造のも のが得られ、しかも、他のシ−ブの併用により、ワイヤロ−プ506の誘導径路 を含むその設計自由度が向上する。
【0059】 (8) 前記縦杆8Bの上部に設けた上ブラット100、500の端部に設け た上軸受101、505、又は前記縦杆8B側部の上下方向の筒状ガイド403 に摺動自在に設けた操作棒405上部の上ブラケット400端部の上軸受401 と、該上軸受け101、505、401に軸承した上軸102、507、402 下部の上案内環51Aの上軸受50との間に、圧縮ばね106、508、402 Aを設ければ、上案内環51A及び上軸102、402、507が圧縮ばね10 6、402、508の弾圧力により常時下方へ弾圧され、したがって、仮に、上 案内環51Aと下案内環37との間隔に多少の寸法誤差が生じた場合においても 、そのような寸法誤差等が前記圧縮ばね106、508、402により吸収され 、両者間にガタの発生する恐れがなく、フイルムリ−ル7を常時安定的に支承で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るラピングマシンにおけるフイル
ムリ−ルの支承装置の第1実施例の概略斜視説明図であ
る。
【図2】この考案に係るラピングマシンにおけるフイル
ムリ−ルの支承装置を実施したラッピンクマシンの要部
の模式平面説明図である。
【図3】その予延伸装置の側面説明図である。
【図4】この考案に係るラピングマシンにおけるフイル
ムリ−ルの支承装置の第2実施例の概略斜視説明図であ
る。
【図5】この考案に係るラピングマシンにおけるフイル
ムリ−ルの支承装置の第3実施例の概略斜視説明図であ
る。
【符号の説明】
1……ラッピングマシン 1A……機枠 1D……載置台 1E……ロ−ル 2……ロ−ルベ−ル(被包装物) 3……フイルム供給装置 4……予延伸装置 5……フイルムリ−ルの支承装置 7……フイルムリ−ル 8B……縦杆 13……第1ロ−ラ 14……第2ロ−ラ 33……支承台 35……下軸 37……下案内環 38……中案内環 50……上軸受 51A……上案内環 52……支軸 53……係止板 100……上ブラケット 101……上軸受 102……上軸 103……操作レバ−(ベルクランク状) 103A……水平溝 104……フォ−ク状端部 105……水平ピン 106……圧縮ばね 400……上ブラケット 401……上軸受 402……上軸 402A……圧縮ばね 403……筒状ガイド 404……圧縮ばね 405……操作杆 406……把手 407……フック 500……上ブラケット 502、504……シ−ブ 505……上軸受 506……ワイヤロ−プ 507……上軸 508……圧縮ばね 509……把持部 510……係止ピン

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠1Aの側部に立設した縦杆8Bに、
    前記縦杆8Bと平行する第1、第2ロ−ル13、14を
    備える予延伸装置4と、下案内環37と上案内環51A
    とを備えるフイルムリ−ル7の支承装置5とをそれぞれ
    設け、前記フイルムリ−ル7から前記予延伸装置4を介
    して引出したフイルムFの端部を被包装物2に係止さ
    せ、該被包装物2の回転により前記予延伸装置4で予延
    伸したフイルムFを、前記被包装物2にラップするラッ
    ピングマシンにおいて、前記縦杆8Bの上部に基部を固
    定した上ブラケット100、500の端部の上軸受10
    1、505に、前記上案内環51Aの上軸102、50
    7を上下方向に摺動可能に支承し、又は、前記縦杆8B
    側部の筒状ガイド403に沿って上下方向に摺動可能に
    設けた操作棒404の頂部に、基部を固定した上ブラケ
    ット400の端部の上軸受401に、前記上案内環51
    Aの上軸402を支承したことを特徴とするラッピング
    マシンにおけるフイルムリ−ルの支承装置。
  2. 【請求項2】 前記縦杆8B又は上ブラケット100の
    基部に、ベルクランク状の操作レバ−103の中央部を
    軸52着し、該操作レバ−103の上端に設けた略々水
    平状の操作穴103Aに、前記上軸102の上端部に設
    けた水平ピン103Aを係合させ、かつ、前記操作レバ
    −103の他端を適宜係止手段53、54により、前記
    縦杆8Bの下部の離間する2位置に選択的に係止させ得
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のラッピン
    グマシンにおけるフイルムリ−ルの支承装置。
  3. 【請求項3】 前記縦杆8Bの側部の上下方向に筒状ガ
    イド403を設け、該筒状ガイド403に摺動自在に設
    けた操作棒405の上部に、上ブラケット400を介し
    て上軸受401を、同操作棒405の下部に操作部40
    6をそれぞれ設けると共に、前記上ブラケット400端
    部の上軸受401に前記上案内環51Aの上軸402を
    軸承したことを特徴とする請求項1記載のラッピングマ
    シンにおけるフイルムリ−ルの支承装置。
  4. 【請求項4】 前記縦杆8Bの上部に設けた上ブラケッ
    ト500の端部に上軸受505を設け、該上軸受505
    に前記上案内環51Aの上軸507を昇降可能に設ける
    と共に、前記上軸507の上端にワイヤロ−プ506の
    一端を取付け、該ワイヤロ−プ506を、前記上軸50
    7の略々直上位置に配設されたシ−ブ502等のガイド
    手段を介して前記縦杆8Bの下側部へ誘導し、該ワイヤ
    ロ−プ506の他端に設けた操作部509を、前記縦杆
    8B下部の適宜係止手段510に係止可能にしたことを
    特徴とする請求項1記載のラッピングマシンにおけるフ
    イルムリ−ルの支承装置。
  5. 【請求項5】 前記縦杆8Bの上部に設けた上ブラット
    100、500の端部に設けた上軸受101、505、
    又は前記縦杆8B側部の上下方向の筒状ガイド403に
    摺動自在に設けた操作棒405上部の上ブラケット40
    0端部の上軸受401と、該上軸受け101、505、
    401に軸承した上軸102、507、402下部の上
    案内環51Aの上軸受50との間に、圧縮ばね106、
    508、402Aを設けたことを特徴とする請求項1記
    載のラッピングマシンにおけるフイルムリ−ルの支承装
    置。
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