JP2596412Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JP2596412Y2
JP2596412Y2 JP1992052158U JP5215892U JP2596412Y2 JP 2596412 Y2 JP2596412 Y2 JP 2596412Y2 JP 1992052158 U JP1992052158 U JP 1992052158U JP 5215892 U JP5215892 U JP 5215892U JP 2596412 Y2 JP2596412 Y2 JP 2596412Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
main body
connector
contact pin
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992052158U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH067170U (ja
Inventor
則文 伊師
俊輝 早坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP1992052158U priority Critical patent/JP2596412Y2/ja
Publication of JPH067170U publication Critical patent/JPH067170U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2596412Y2 publication Critical patent/JP2596412Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コネクタに関し、例え
ばAV機器等を含む各種機器を一括して制御し得るよう
にした、統合制御システムで使用され得る、二連コネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭内において、AV機器等を含
む各種機器を、一括して制御し得るようにした、統合制
御システムが知られている。このような統合制御システ
ムとしては、D2Bシステムがあり、このシステムにお
いては、各種機器をそれぞれ制御するために、例えば図
11に示すように、該各種機器の制御ラインをバス配線
により一列に接続するようにしている。
【0003】即ち、図11において、家庭内の各種機
器、図示の場合には、BSアンテナ1,BSコンバータ
2,BSチューナ3,テレビ4,ビデオカメラ及びビデ
オデッキ5,ビデオディスクプレーヤー6,ステレオ装
置7,パーソナルコンピュータ8そして電話機9は、互
いに3本線によるバス配線10により接続されており、
例えばテレビ4の画面上に、各機器の制御状態が表示さ
れ得るようになっており、各種機器の制御操作が容易に
行なわれ得る。
【0004】このような統合制御システムでは、各種機
器の制御ラインをバス配線接続するために、各種機器の
背面等には、図12に示すようなバス配線用二連コネク
タ11が取り付けられており、該バス配線用二連コネク
タ11は、本体12の前面に、二つのジャック部12
a,12bを有している。これにより、上記各種機器に
取り付けられたバス配線用二連コネクタ11の各ジャッ
ク部12a,12bに対して、順次に図示しない接続ケ
ーブルのプラグ部を挿入することにより、各種機器が容
易にバス配線接続され得るようになっている。
【0005】ここで、該バス配線用二連コネクタ11
は、各ジャック部12a,12bのコンタクトピン13
が、本体12の背面にて、適宜の形状に形成されている
ことにより、互いに連結されている。さらに、該本体1
2の背面には、終端抵抗14が配設されていて、該終端
抵抗14は、図13に示すように、一側のリード端子1
4aが、一つのコンタクトピン13の抵抗圧接部13a
と接続されていて、且つ他側のリード端子14bが、他
の一つのコンタクトピン13に接触し得るように配設さ
れたスイッチ可動ピン15の抵抗圧接部15aに接続さ
れている。これによって、該終端抵抗14は、各ジャッ
ク部12a,12bの双方に接続ケーブルのプラグ部が
挿入されているときにのみ、該プラグ部が、各ジャック
部12a,12b内に突出しているスイッチ可動ピン1
5の端部15b,15cを押圧することにより、該スイ
ッチ可動ピン15が、該コンタクトピン13から離反し
て、解放され得るようになっている。
【0006】さらに、バス配線用二連コネクタ11は、
図14に示すように、その本体12の背面が、カバー1
6によって覆われている。このカバー16は、各コンタ
クトピン13が貫通すべき貫通孔16aを備えており、
本体12に装着されたとき、各コンタクトピン13の端
部が、各貫通孔16aを通って外部に突出するようにな
っている。この場合、各貫通孔16aは、コンタクトピ
ン13の寸法に合わせて形成されることにより、該コン
タクトピン13が、該貫通孔16a内にて密着するよう
になっている。
【0007】これにより、本バス配線用二連コネクタ1
1をディップ法等により各種機器のプリント基板等に対
して実装する場合に、ハンダ付けの際に使用されるフラ
ックスが、該コンタクトピン13の表面に沿って、所謂
フラックス上がりを生じて、該カバー16の内部に侵入
することが防止され得るようになっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたバス配線用二連コネクタ11において
は、組立の際には、先づコンタクトピン13及びスイッ
チ可動ピン15を、本体12の背面に装着し、その後、
コンタクトピン13の抵抗圧接部13a及びスイッチ可
動ピン15の抵抗圧接部15aに対して、終端抵抗14
の両側のリード端子14a,14bを挿入することによ
って、該リード端子14a,14bが、各抵抗圧接部1
3a,15aに挟持され、電気的に接続されるようにな
っている。この場合、該終端抵抗14の両側のリード端
子14a,14は、通常約0.45mm程度の直径であ
ることから、コンタクトピン13の抵抗圧接部13a及
びスイッチ可動ピン15抵抗圧接部15内に挿入すると
きに、該リード端子14a,14bが変形してしまうこ
とがあり、該リード端子14a,14bのコンタクトピ
ン13に対する確実な電気的接続が得られないことがあ
った。
【0009】本考案は、以上の点に鑑み、簡単な構成に
より、終端抵抗のリード端子が変形することなく、確実
にコンタクトピン等の抵抗圧接部に対して、確実に接続
され得るようにした、コネクタを提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本考案によ
れば、本体と、該本体に設けられた少なくとも一つのジ
ャック部と、一端が各ジャック部の接続位置にあって且
つ他端が該本体の背面から突出するように、該本体に対
して挿入される、複数本のコンタクトピンと、上記コン
タクトピンに備えられた圧接部に対して接続されている
終端抵抗とを含んでいる、コネクタにおいて、本体の背
面に終端抵抗を収容すべき凹陥部が備えられていて、該
凹陥部が、終端抵抗のリード端子を保持する係止部を有
しており、該凹陥部は、後方に向かって開放された溝部
に形成され、該係止部は該溝部の両端に配され該終端抵
抗のリード端子を挿入挟持する為の後方に向かって開放
されたスリットに形成され、該コンタクトピンを本体に
挿入する際に、前以て該凹陥部内に収容され且つ該リー
ド端子が該スリットにより保持された該終端抵抗の該リ
ード端子に対して、該コンタクトピンの圧接部が係合す
ることにより、電気的に接続され得ることを特徴とす
る、コネクタにより、達成される。
【0011】
【作用】上記構成によれば、本体の背面に備えられた凹
陥部内に、終端抵抗を収容し、そのリード端子を、該凹
陥部の係止部に対して保持させた状態にて、該本体の背
面から各コンタクトピンを挿入することにより、各コン
タクトピンに設けられた圧接部が、上記終端抵抗のリー
ド端子に係合し、その際、各リード端子は、凹陥部の係
止部により保持されていることにより、変形することな
く、確実に各コンタクトピンの圧接部内に係合され得る
ので、該終端抵抗は、コンタクトピンに対して確実に固
定保持され且つ電気的に接続され得ることになる。
【0012】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本考
案を詳細に説明する。図1は、本考案により構成したバ
ス配線用二連コネクタの一実施例を示している。
【0013】図1において、バス配線用二連コネクタ2
0は、樹脂モールドにより成形された本体21から構成
されている。該本体21は、その前面に、二つの並んで
設けられたジャック部21a,21bを有している。
【0014】上記各ジャック部21a,21bは、例え
ば図1(B)にて鎖線で示すように、複数個(図示の場
合、3個)のコンタクトピン22,23,24を、該ジ
ャック部21a,21b内に図示しない接続ケーブルの
プラグ部が挿入されたとき、これらの一端の接点部22
a,23a,24aが、ジャック部21a内で、また他
端の接点部22b,23b,24bが、ジャック部21
b内で、それぞれ該プラグ部の接続端子に接触し得る接
続位置に、位置するように、固定保持するようになって
いる。
【0015】各コンタクトピン22乃至24は、図1
(B)に示すように、それぞれ本体21の背面にて後述
するカバーを貫通して後方に向かって突出することによ
り、その先端22c,23c,23d,24cが、接続
端子を構成している。
【0016】該コンタクトピン22乃至24は、それぞ
れ図5乃至図7に示すように、その接点部22a,22
b,23a,23b,24a,24bが叉状に形成され
ていて、この接点部がジャック部21aに挿入された接
続ケーブルのプラグ部の接続ピンを挟持することによ
り、電気的に接続され得るようになっている。また、各
コンタクトピン22乃至24は、上記接点部に隣接し
て、それぞれ係合部22a’,22b’,23a’,2
3b’,24a’,24b’を有していて、該係合部2
2a’,22b’,23a’,23b’,24a’,2
4b’が、ジャック部21a,21b内に嵌合すること
により、所定位置に固定保持され得るようになってお
り、さらに中間部分にて、後方に延びて接続端子22
c,23c,23d,24cを備えている。
【0017】さらに、コンタクトピン22は、その中央
部分にて、後方を向いた面に、接点22d,22eを有
していると共に、コンタクトピン24は、その中央部分
に、前方に延びる圧接部24dを有している。
【0018】また、該本体21の背面の凹陥部21c内
には、図3に示すように、そのほぼ中心に、水平方向に
延びていて後方に向かって開放した溝部25が設けられ
ており、該溝部25の両端には、同様に後方に向かって
開放したスリット26,27が備えられている。該溝部
25内には、図3(B)及び図4に示すように、終端抵
抗28が収容され得ると共に、その両端のリード端子2
8a,28bが、該スリット26,27内に挿入され、
且つ挟持されることによって係止され得るようになって
いる。
【0019】コンタクトピン22は、その中央部分が、
上記溝部25に対して、該溝部25を上下に通過するよ
うに、配設されており、その中央部分に設けられた接点
22dが、本体21の凹陥部21cの底面に露出するよ
うになっている。
【0020】また、上記溝部25の上下には、該溝部2
5に対して平行に、且つ該凹陥部21cの底面に沿っ
て、スイッチ可動ピン29が備えられており、該スイッ
チ可動ピン29は、図8に示すように、弾性材料から形
成されている、即ち、二つの平行に延びる可動部29
a,29bと、該可動部29a,29bの間に位置する
接続部29cと、一側(図面にて左側)で該可動部29
a,29b及び接続部29cを連結する連結部29dと
から構成されている。該可動部29a,29bの自由端
29e,29fは、本体21の凹陥部21c内から各ジ
ャック部21a,21bに向かって貫通した孔を介し
て、該ジャック部21a,21b内に突出していると共
に、該可動部29a,29bの中間位置に設けた突起2
9g,29hが、上記コンタクトピン22の表面に備え
られた突起22d,22eに当接し得るようになってい
る。
【0021】かくして、各ジャック部21a,21bに
接続ケーブルのプラグ部が挿入されたとき、該プラグ部
によって、該ジャック部21a,21b内に突出してい
る該スイッチ可動ピン29の可動部29a,29bの自
由端29e,29fが押し込まれることになり、従って
該スイッチ可動ピン29の可動部29a,29bが、そ
の弾性に基づいて本体21の凹陥部21c内にて後方に
変形せしめられ、これによって、該可動部29a,29
bの中央部分に設けた突起29g,29hが、コンタク
トピン22の表面の突起22d,22eから離反するこ
とにより、スイッチがオフにされて、該終端抵抗28
が、コンタクトピン22から遮断され得ることになる。
【0022】また、該連結部29dは、下方に突出して
いて該本体21の凹陥部21cの底面内に嵌入すべき係
合部29d’を有しており、該係合部29d’により該
凹陥部21c内に固定保持され得るようになっている。
【0023】さらに、該接続部29cの先端は、下方に
屈曲せしめられて、圧接部29c’を備えている。これ
により、図4に示すように、上記溝部25内に終端抵抗
28が収容された状態にて、該スイッチ可動ピン29を
本体21の凹陥部21c内に装着する際に、該接続部2
9cの先端が、スリット27内に嵌入し、該スリット2
7内に位置する終端抵抗28のリード端子28bに係合
するようになっている。
【0024】以上の構成により、本バス配線用二連コネ
クタ20は、図2に示すような回路構成となっている。
【0025】上述した本体21の凹陥部21cは、先づ
終端抵抗28を溝部25内に収容し、コンタクトピン2
2及び24を装着して、スイッチ可動ピン29及びコン
タクトピン23を所定位置に取付けた後に、カバー30
(図9参照)を、その貫通孔30aに対して、コンタク
トピン22乃至24の各接続端子を圧入し、周囲を該本
体21の背面に、超音波溶着によって取り付けることに
よって、内部が気密的に閉鎖され得るようになっている
(図10参照)。
【0026】本考案によるバス配線用二連コネクタ10
は、以上のように構成されており、組み立てる場合に
は、先づ本体21に対して、終端抵抗28を、溝部25
内に収容させると共に、そのリード端子28a,28b
をスリット26,27内に挿入する。これにより、該終
端抵抗28は、そのリード端子28a,28bが、該ス
リット26,27により挟持されて、保持される。この
状態から、先づコンタクトピン22及び24を、装着す
る。即ち、該コンタクトピン22,24の各端の接点部
22a,22b,24a,24bを、本体21の各ジャ
ック部21a,21bの所定位置に挿入して、該コンタ
クトピン24の圧接部24dをスリット26内に嵌入さ
せる。これにより、該圧接部24dは、該スリット26
内にて、終端抵抗28のリード端子28aに係合し、電
気的に接続され得ることになる。その際、該リード端子
28aは、スリット26により保持されていることか
ら、圧接部24dと係合するときに、変形するようなこ
とはない。
【0027】続いて、スイッチ可動ピン29の係合部2
9d’を本体21の凹陥部21cの底面内に嵌合させる
ことにより、該スイッチ可動ピン29を取り付けると共
に、該スイッチ可動ピン29の圧接部29c’を、スリ
ット27内に嵌入させる。これにより、該圧接部29
c’は、該スリット27内にて、終端抵抗28のリード
端子28bに係合し、電気的に接続され得ることにな
る。その際、該リード端子28bは、スリット27によ
り保持されていることから、圧接部29c’と係合する
ときに、変形するようなことはない。
【0028】さらに、コンタクトピン23の各端の接点
部23a,23bを、本体21の各ジャック部21a,
21bの所定位置に挿入することにより、該コンタクト
ピン23を装着する。その後、カバー30の貫通孔30
aに対して、本体21の背面から後方に突出している各
コンタクトピン22,23,24の接続端子22c,2
3c,23d,24cを圧入して、該カバー30を該本
体21の裏面の所定位置に超音波溶着にて固定すること
により、該本体21の凹陥部21cが気密的に密閉され
得ることになり、かくして、本バス配線用二連コネクタ
20が完成することになる。
【0029】このように構成されたバス配線用二連コネ
クタ20によれば、例えば複数の各種機器を含む統合制
御システムの制御ラインをバス配線接続するために、各
種機器に組み込む場合には、本体21の背面に備えられ
た取付け部を、該各種機器の取付け位置に備えられた取
付孔に挿入すると共に、コンタクトピン22乃至24の
接続端子22c,23c,23d,24cを取付け基板
の所定位置に接続することにより、例えばディッピング
等により、表面実装され得ることとなり、容易に且つ短
時間で、且つ少ない取付けスペースで実装され得ること
になる。
【0030】このようにして実装された本バス配線用二
連コネクタ20は、本体21の各ジャック部21a,2
1bに接続ケーブルのプラグ部を挿入しない状態におい
ては、各ジャック部21a,21b内に突出しているス
イッチ可動ピン29の可動部29a,29bの自由端2
9e,29fには、まったく力が加えられないことか
ら、該可動部29a,29bの中央部分は、その弾性に
基づいて、共にコンタクトピン22の突起22d,22
eに当接しており、図2の回路図から明らかであるよう
に、コンタクトピン22,24間に該終端抵抗28が接
続されている状態にある。
【0031】この状態から、一方のジャック部、例えば
ジャック部21aに接続ケーブルのプラグ部が挿入され
ると、該ジャック部21a内にて、該プラグ部が、該ジ
ャック部21a内に突出しているスイッチ可動ピン29
の可動部29aの自由端29eを後方に向かって押圧し
ながら、その各接続端子が、該ジャック部21aの各コ
ンタクトピン22,23,24の一端の接点部22a,
23a,24aに係合することになる。これによって、
該接続ケーブルの各ラインが、それぞれコンタクトピン
22,23,24に電気的に接続され得ることになると
共に、該スイッチ可動ピン29の可動部29aは、その
弾性に抗して、本体21の後方に向かって湾曲するよう
に変形せしめられ、これによってその中央部分に設けた
突起29gがコンタクトピン22の突起22dから離反
することになる。このとき、スイッチ可動ピン29の可
動部29bは、コンタクトピン22の突起22eに当接
したままであることから、コンタクトピン22は、終端
抵抗28を介して、コンタクトピン24に接続されたま
まである。
【0032】ここで、他方のジャック部21bにも接続
ケーブルのプラグ部が挿入されると、該ジャック部21
b内にて、該プラグ部が、該ジャック部21b内に突出
しているスイッチ可動ピン29の可動部29bの自由端
29fを後方に向かって押圧しながら、その各接続端子
が、該ジャンク部21bの各コンタクトピン22,2
3,24の他端の接点部22b,23b,24bに係合
することにより、該接続ケーブルの各ラインが、それぞ
れコンタクトピン22,23,24に電気的に接続され
得ることになると共に、該スイッチ可動ピン29の可動
部29bは、その弾性に抗して、本体21の後方に向か
って湾曲するように変形せしめられ、これによってその
中央部分に設けた突起29hがコンタクトピン22の突
起22eから離反することになる。かくして、スイッチ
可動ピン29の可動部29a,29bの中央部分は、共
にコンタクトピン22の突起22d,22eから離反す
ることになるので、コンタクトピン22は、コンタクト
ピン24から遮断されることになる。
【0033】このように、バス配線すべき各種機器に取
り付けられた、本バス配線用二連コネクタ20は、バス
配線の中間で、双方のジャック部21a,21bに、接
続ケーブルのプラグ部が挿入された場合には、終端抵抗
28が遮断され、またバス配線の終端で、一方のジャッ
ク部21aまたは21bのみに、接続ケーブルのプラグ
部が挿入された場合には、終端抵抗28は遮断されず、
制御ラインの間に挿入されることになる。
【0034】尚、上記の実施例においては、本考案をバ
ス配線用二連コネクタに適用した場合について説明した
が、これに限らず、本体に対して挿入される、複数本の
コンタクトピンと、これらのコンタクトピンに備えられ
た圧接部に対して接続されている終端抵抗とを含んでい
るコネクタであれば、どんな型式のコネクタであって
も、本考案を適用し得ることは明らかである。
【0035】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、簡
単な構成により、終端抵抗のリード端子が変形すること
なく、確実にコンタクトピン等の抵抗圧接部に対して、
確実に接続され得る、極めて優れたコネクタが提供され
得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案により構成されたバス配線用二連コネク
タの一実施例を示す(A)は正面図,(B)は側面図、
及び(C)は一部断面図である。
【図2】図1のコネクタの電気的構成を示す回路図であ
る。
【図3】図1のコネクタの本体を示す(A)は背面図,
(B)は要部の拡大図である。
【図4】図1の本体の溝部を拡大して示す図3(A)の
4−4線要部の断面図である。
【図5】図1のコネクタにおけるコンタクトピン22を
拡大して示す(A)は平面図,(B)は側面図、及び
(C)は背面図である。
【図6】図1のコネクタにおけるコンタクトピン23を
拡大して示す(A)は平面図,(B)は側面図、及び
(C)は背面図である。
【図7】図1のコネクタにおけるコンタクトピン24を
拡大して示す(A)は平面図,(B)は側面図、及び
(C)は背面図である。
【図8】図1のコネクタにおけるスイッチ可動ピンを拡
大して示す(A)は背面図,(B)は底面図、及び
(C)は側面図である。
【図9】図1のコネクタにおけるカバーを示す(A)は
側面図、及び(B)は背面図である。
【図10】図1の二連バス配線用コネクタの斜め後方か
ら見た概略斜視図である。
【図11】従来の複数機器の統合制御システムを示す概
略図である。
【図12】図11の統合制御システムで使用されるバス
配線用二連コネクタの一例を示す正面図である。
【図13】図12のバス配線用二連コネクタの実装状態
を示すカバーを除いた概略斜視図である。
【図14】図12のバス配線用二連コネクタの斜め後方
から見た概略斜視図である。
【符号の説明】
20 バス配線用二連コネクタ 21 本体 21a,21b ジャック部 21c 凹陥部 22,23,24 コンタクトピン 24d 圧接部 25 溝部 26,23 スリット 28 終端抵抗 28a,28b リード端子 29 スイッチ可動ピン 30 カバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、該本体に設けられた少なくとも
    一つのジャック部と、一端が各ジャック部の接続位置に
    あって且つ他端が該本体の背面から突出するように、該
    本体に対して挿入される、複数本のコンタクトピンと、
    上記コンタクトピンに備えられた圧接部に対して接続さ
    れている終端抵抗とを含んでいる、コネクタにおいて、 本体の背面に終端抵抗を収容すべき凹陥部が備えられて
    いて、該凹陥部が、終端抵抗のリード端子を保持する係
    止部を有しており、該凹陥部は、後方に向かって開放された溝部に形成さ
    れ、該係止部は該溝部の両端に配され該終端抵抗のリー
    ド端子を挿入挟持する為の後方に向かって開放されたス
    リットに形成され、 該コンタクトピンを本体に挿入する際に、前以て該凹陥
    部内に収容され且つ該リード端子が該スリットにより保
    持された該終端抵抗の該リード端子に対して、該コンタ
    クトピンの圧接部が係合することにより、電気的に接続
    され得ることを特徴とする、コネクタ。
JP1992052158U 1992-06-30 1992-06-30 コネクタ Expired - Fee Related JP2596412Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992052158U JP2596412Y2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992052158U JP2596412Y2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH067170U JPH067170U (ja) 1994-01-28
JP2596412Y2 true JP2596412Y2 (ja) 1999-06-14

Family

ID=12907046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992052158U Expired - Fee Related JP2596412Y2 (ja) 1992-06-30 1992-06-30 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2596412Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8802434A (nl) * 1988-10-05 1990-05-01 Philips Nv Verbindingsorgaan.
JP2506821Y2 (ja) * 1990-10-01 1996-08-14 ホシデン株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH067170U (ja) 1994-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6482028B2 (en) Cable connector having good signal transmission characteristic
US6457987B1 (en) Plug connector with latch mechanism
JPH02144868A (ja) コネクタ
JPH09293548A (ja) コンタクト
US5921807A (en) Crimping connector
US6099366A (en) Terminal and connection structure between terminal and wire
JP3355161B2 (ja) レバーターミナル
JP2004055485A (ja) 電気コネクタ組立体、プラグコネクタおよびリセプタクルコネクタ
JPH11135178A (ja) コネクタソケット
JP3131155B2 (ja) 電気コネクタ
JP2596412Y2 (ja) コネクタ
US6305971B1 (en) Flat cable insertion socket
JP3296539B2 (ja) スピーカーの入力端子の接続構造
US6881092B2 (en) Cable end connector assembly having pull mechanism
JPH0755822Y2 (ja) 電線接続用端子器具
JP3428757B2 (ja) ピンコンタクトを使用する電気コネクタ
JPH11135179A (ja) コネクタソケット
JPH067165U (ja) コネクタ
JPH0531172U (ja) 二連コネクタ
JP2978417B2 (ja) コンタクト
KR100754946B1 (ko) 컴퓨터 하드디스크의 커넥터용 접속단자
JP2976325B2 (ja) 同軸コネクタ
GB2160033A (en) Connector socket structure
JP3450072B2 (ja) フラットケーブル用コネクタ
JPH05135820A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees