JP2506821Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2506821Y2
JP2506821Y2 JP1990103910U JP10391090U JP2506821Y2 JP 2506821 Y2 JP2506821 Y2 JP 2506821Y2 JP 1990103910 U JP1990103910 U JP 1990103910U JP 10391090 U JP10391090 U JP 10391090U JP 2506821 Y2 JP2506821 Y2 JP 2506821Y2
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利男 佐▲崎▼
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コネクタ、詳しくは一対のプラグ挿入部を
有し、双方のプラグ挿入部にそれぞれプラグが挿入され
ることによってはじめてプラグとコネクタとの間での信
号の授受が可能になる形式のコネクタに関する。
〔従来の技術〕
第5図はこの形式のコネクタの回路図を示している。
同図において、100,200は各別のプラグ挿入部であり、
これらのプラグ挿入部100,200はそれぞれプラグ(不図
示)側の接点に対応する信号授受用の接点a,bとアース
用の接点cとを具備し、信号授受用の接点a,a同士、b,b
同士およびアース用の接点c,c同士がそれぞれ短絡され
ていると共に、片側の信号授受用の接点b,b同士の短絡
路Bに一対の固定接点d,eが並列に介在され、この固定
接点d,eのそれぞれに対応する一対の可動接点f,gが終端
抵抗Rを介して他側の信号授受用の接点a,a同士の短絡
路Aに接続されている。なお、アース用の接点c,cの短
絡路Cはアースされている。
第5図の回路を有する従来のコネクタにおいて、信号
授受用の接点a,aやその短絡路A、信号授受用の接点b,b
やその短絡路B、アース用の接点c,cやその短絡路Cな
どはいずれも一枚の金属板を略コ字形に曲げ加工するこ
とによって作られていて、絶縁性のボティにそれらを組
み込んだ状態では、各短絡路A,B,Cを形成している連絡
部がボディの裏面側に配置されている。したがって、上
記各接点a,b,cの構成部材、すなわち接片はいずれもボ
ディの裏面側から組み付けられる。
これに対し、従来のコネクタにおいては、可動接点f,
gを形成する可動接片が第6図に符号Fで示したように
ボディ100の側壁に形成された取付用スリット101にその
基部F1を差し込むことによりボディ1に取り付けられて
いる。このため、可動接片Fはボディ100の側方側から
組み付ける必要がある。なお、第6図において、200は
ボディの裏カバー、F2は可動接片Fの先端部に曲成され
た突出片で、これはプラグ挿入部110に突出され、プラ
グ挿入部110に挿入されたプラグPにより押圧されて可
動接片Fと共に仮想線のように後方に変位する。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上説明した従来のコネクタでは、信号授受用の接片
やアース用の接片のボディに対する組付方向と可動接片
Fのボディ100に対する組付方向とが異なり、そのこと
が組付作業性を低下させる原因の一つになっていた。
本考案は以上の事情に鑑みてなされたもので、可動接
片の組付方向を信号授受用の接片やアース用の接片のボ
ディに対する組付方向と同じにすることのできるコネク
タを提供することを目的とする。
また、本考案は、一対の固定接点と共に接点切換機構
を形成しているところの一対の可動接点において、一方
の可動接点の変位の影響が他方の可動接点に及ばないよ
うにして作動信頼性を高めることのできるコネクタを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 本考案のコネクタは、一対の信号授受用接片をそれぞ
れ有する一対のプラグ挿入部がボディの前面側に形成さ
れ、各プラグ挿入部の相互間で相対応する信号授受用接
片同士がそれらと一体の連結部で形成される短絡部によ
って接続され、片側の短絡路に形成された一対の固定接
点とこれらの固定接点のそれぞれに対応する一対の可動
接点とを備えた接点切換機構における上記一対の可動接
点が各プラグ挿入部へのプラグ挿入に伴って開きプラグ
未挿入状態では閉じるように各別に作動するように構成
され、かつ一対の可動接点が終端抵抗を介して他側の短
絡路に接続されてなるコネクタにおいて、信号授受用接
片同士と一体の上記連結部がボディの裏面側に配置さ
れ、接点切換機構の一対の可動接点が取付板部から突出
された一対の可動接片に形成され、その取付板部がボデ
ィの裏面に取り付けられていると共に、その取付板部か
ら突出された上記可動接片が上記連結部に対しその背方
に離間して配備され、一対の可動接片のそれぞれの先端
部に、各別のプラグ挿入部に突出される突出片が形成さ
れていると共に、上記取付板部における一対の可動接片
の相互間位置に上記可動接片に沿う方向でかつボディの
裏面から遠ざかる方向に延びるばね片が延出され、ボデ
ィに装着された裏カバーによってこのばね片がばね力に
抗して押圧されていると共に、裏カバーに設けられた押
付片によって上記取付板部と上記可動接片およびばね片
との境界部分がボディの裏面に押し付けられているもの
である。
〔作用〕
本考案ののコネクタによると、接点切換機構の取付板
部がボディの裏面に取り付けられ、しかもその取付板部
から突出された可動接片が固定接片側の連結部に対しそ
の背方に離間して配備されているので、その取付板部を
信号授受用の接片やアース用の接片と同じようにボディ
の後方からボディに取り付けることができる。
また、裏カバーの押付片とボディの裏面とにより取付
板部と可動接片およびばね片との境界部分が挾持されて
いるので、片側の可動接片の変位の影響が他側の可動接
片に及びにくくなる。また、ばね片が一対の可動接片の
相互間位置において取付板部から斜めに延出され、かつ
そのばね片がばね力に抗して押圧されているため、取付
板部の上記相互間位置に常時ばね力が作用した状態にな
り、そのことにより片側の可動接片の変位の影響が他側
の可動接片に一層及びにくくなる。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例によるコネクタの分解斜視
図、第2図は同コネクタの裏カバーを省略した背面図、
第3図は同コネクタの縦断側面図、第4図は押付片とば
ね片の作用を説明するための断面図である。
これらの図において、1,2は信号授受用の接片、3は
アース用の接片で、これらの接片1,2,3はそれぞれ一枚
の金属板を曲成、すなわち曲げ加工して作られている。
そして、それぞれの接片1,2,3の先端部分に第5図で説
明した接点a,b,cが形成されていると共に、接点a,a同士
の短絡路A、接点b,b同士の短絡路B、接点c,c同士の短
絡路cがそれぞれ接片1,1同士の連結部11、接片2,2同士
の連結部21,接片3,3同士の連結部31によって形成されて
いる。また、固定接点d,eは上記連結部21によって兼用
されている。可動接点f,gはばね性を有する可動接片4,4
の先端部に形成されており、これらの可動接片4,4は一
枚の金属板に打抜き加工や曲げ加工を施すことにより形
成されたものであって、それらに共通の取付板部41から
同一方向に突出され、しかもそれらの可動接片4,4の相
互間位置には取付板部41から各可動接片4,4に沿う方向
でかつ後述するボディ5の裏面から遠ざかる方向に延び
るばね片42が延出されている。41aは取付板部41に形成
された取付孔である。また、それらの可動接片4,4には
アクチュエータとしての突出片43,43がそれぞれ設けら
れている。そして、終端抵抗Rの端子R1,R2が取付板部4
1に形成された挾持片44と信号授受用の接片1に一体に
形成された挾持片12とによって挾持されるようになって
いる。
ボディ5は上下一対のプラグ挿入部51,51を一体に有
しており、それぞれのプラグ挿入部51,51に信号授受用
接片1,2やアース用接片3を保持するための突出部52が
設けられている。そして、上記各要素をボディ5に組み
込んだ状態では、それぞれのプラグ挿入部51,51の突出
部52,52にそれに対応する信号授受用接片1,2やアース用
接片3が保持されると共に、プラグ挿入部51,51の背壁5
3,53に形成された開口54,54に可動接片4,4に設けられた
突出片43,43が挿入され、この突出片43,43がプラグ挿入
路にその後部から突き出す。また、連結部11,21が背壁5
3の裏面つまりボディ5の裏面に配設され、アーム用接
片3の連結部31がボディ1の裏面から離れて配設され
る。さらに、取付板部41がその取付孔41a,41aを利用し
てボディ1の裏面に固定され、可動接片4,4が上記連結
部11,21に対し背方に離間して配備され、可動接点f,gが
連結部21に弾接される。なお、6はボディ5のプラグ挿
入部51,51に組み込まれる短絡片であり、この短絡片6
はプラグ挿入部51,51に挿入されてきたプラグPのボデ
ィに接触し、そのボディに帯電している電荷をアース用
接片3,3に逃がす役割を持っている。
このようなコネクタによると、ボディ5に対してその
後方から信号授受用接片1,2やアース接片3や接点切換
機構や裏カバー7などの全ての構成要素を作業性よく組
み付けることができる。
以上説明したコネクタにおいて、固定接点d,eと可動
接点f,gとにより接点切換機構が構成されており、この
接点切換機構、信号授受用接片1,2とそれらの連結部11,
21、終端抵抗R、アーム用接片3とその連結部31とによ
って第5図で説明した回路が構成されている。
7は裏カバーで、この裏カバー7には押付片8が設け
られている。そして、第3図および第4図のように裏カ
バー7をボディ5に装着すると、裏カバー7によってば
ね片42がそれ自体のばね力に抗して押圧されると共に、
上記押付片8によって上記取付板部41と上記可動接片4
およびばね片42との境界部分がボディ5の裏面に押し付
けられる。
以上説明した構成のコネクタにおいて、第3図に矢符
で示したようにプラグPが片側(上側)のプラグ挿入部
51に挿入されてくると、プラグ挿入路にその側部(下側
部)から突き出ている突出片43がプラグPの先端部に当
たり、突出片43と可動接片4とがプラグPにより押され
て後退変位し、それに伴って可動接点fが固定接点dか
ら離れる。同様に、プラグPが他側(下側)のプラグ挿
入部51に挿入されてくると、可動接点gが固定接点eか
ら離れる。この場合、押付片8とボディ1の裏面とによ
って取付板部41と可動接片4やばね片42との境界部分が
挾持されていることと、ばね片42にのばね力がその可動
接片4,4の相互間位置に加わっていることとにより、片
側の可動接片4が後退変位してもその変位の影響が他側
の可動接片4に及ばない。そのため、双方のプラグ挿入
部51,51のそれぞれにプラグPが挿入されることによっ
てはじめプラグPと当該コネクタとの間での信号の授受
が可能になるという当該コネクタの作動信頼性が高ま
る。第5図で明らかなように、両方の可動接点f,gがそ
れらに対応する固定接点d,eから離れると、信号授受用
の接点aとbとの短絡が無くなり、プラグとコネクタと
の間での信号の授受が可能になる。しかし、いずれかの
可動接点と固定接点とが閉じていると、終端抵抗Rを介
して信号授受用の接点aとbとが短絡したままになるた
め、プラグとコネクタとの間で信号が授受されない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、接点切換機構の可動接片を信号授受
用接片と同じ方向からボディに組み付けられるようにな
るため、組付作業性が向上するという効果がある。ま
た、片側の可動接片の変位の影響が他側の可動接片に及
びにくくなるため、双方のプラグ挿入部のそれぞれにプ
ラグが挿入されることによってはじめてプラグと当該コ
ネクタとの間での信号の授受が可能になるという当該コ
ネクタの作動信頼性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるコネクタの分解斜視図、
第2図は同コネクタの裏カバーを省略した背面図、第3
図は同コネクタの縦断側面図、第4図は押付片とばね片
の作用を説明するための断面図、第5図はコネクタの回
路図、第6図は従来のコネクタの問題点を説明するため
の断面図である。 1,2……信号授受用接片、4……可動接片、51……プラ
グ挿入部、5……ボディ、7……裏カバー、8……押付
片、11,21……連結部、41……取付板部、42……ばね
片、43……突出片、A,B……短絡路、d,e……固定接点、
f,g……可動接点、R……終端抵抗、P……プラグ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の信号授受用接片をそれぞれ有する一
    対のプラグ挿入部がボディの前面側に形成され、各プラ
    グ挿入部の相互間で相対応する信号授受用接片同士がそ
    れらと一体の連結部で形成される短絡路によって接続さ
    れ、片側の短絡路に形成された一対の固定接点とこれら
    の固定接点のそれぞれに対応する一対の可動接点とを備
    えた接点切換機構における上記一対の可動接点が各プラ
    グ挿入部へのプラグ挿入に伴って開きプラグ未挿入状態
    では閉じるように各別に作動するように構成され、かつ
    一対の可動接点が終端抵抗を介して他側の短絡路に接続
    されてなるコネクタにおいて、 信号授受用接片同士と一体の上記連結部がボディの裏面
    側に配置され、接点切換機構の一対の可動接点が取付板
    部から突出された一対の可動接片に形成され、その取付
    板部がボディの裏面に取り付けられていると共に、その
    取付板部から突出された上記可動接片が上記連結部に対
    しその背方に離間して配備され、一対の可動接片のそれ
    ぞれの先端部に、各別のプラグ挿入部に突出される突出
    片が形成されていると共に、上記取付板部における一対
    の可動接片の相互間位置に上記可動接片に沿う方向でか
    つボディの裏面から遠ざかる方向に延びるばね片が延出
    され、ボディに装着された裏カバーによってこのばね片
    がばね力に抗して押圧されていると共に、裏カバーに設
    けられた押付片によって上記取付板部と上記可動接片お
    よびばね片との境界部分がボディの裏面に押し付けられ
    ていることを特徴とするコネクタ。
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JPH0765904A (ja) * 1993-08-20 1995-03-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd ノイズフィルタ

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