JP2596249Y2 - 携帯用重箱及び携帯用重箱載具 - Google Patents

携帯用重箱及び携帯用重箱載具

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JP2596249Y2
JP2596249Y2 JP1992087281U JP8728192U JP2596249Y2 JP 2596249 Y2 JP2596249 Y2 JP 2596249Y2 JP 1992087281 U JP1992087281 U JP 1992087281U JP 8728192 U JP8728192 U JP 8728192U JP 2596249 Y2 JP2596249 Y2 JP 2596249Y2
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box
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雅之 石橋
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石橋樹脂工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、料理等を収容する重箱
及び重箱載具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、重箱を持ち運びする場合は、数段
に重ねられた重箱を風呂敷で包んでいた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ハイキング等で重箱に
種々の料理を詰め、数段に重ねて携帯する場合、従来は
風呂敷等で重箱を包んでいたので、重箱の形状によって
は包みづらく、持ち運びに際しても持ちにくい欠点があ
る。又、料理店や旅館或いは一般家庭に於いても、持ち
運びに際しては数段に重ねられた重箱の最下段の重箱の
底を持って運んでいるので非常に不安定である。
【0004】そこで、本考案は誰もが容易に持ち運ぶこ
とが可能な携帯用の重箱、及び携帯用重箱載具を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案携帯用重箱は、起倒する左右一対の持手が最下段
の重箱の側部に取り付けられると共に、持手に重箱の側
面に当接する挾持部が設けられていることを特徴とする
ものである。
【0006】又、本考案携帯用重箱載具は、起倒する左
右一対の持手が台に取り付けられると共に、持手に重箱
の側面に当接する挾持部が設けられていることを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】本考案の作用を説明すれば、左右の持手の上部
を重箱上で合わせれば、持手にはそれぞれ重箱の側面に
当接する挾持部が設けられているため、積み重ねられた
それぞれの重箱は両側より挾持部により挾持され、安定
してずれることがないから持ち運びが容易となる。そし
て、重箱を取り出す場合は、両方の持手を外側へ倒せ
ば、挾持部が離れ上方より重箱の取り出しは可能であ
る。請求項1の最下段の重箱は持手が付いた状態で使用
するが、請求項2の重箱載具は総ての重箱を取り出して
使用する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
れば、図1は請求項1記載の携帯用重箱の一実施例を示
した正面図、図2は同上の側面図、図3は同上の持手を
倒した状態を示した側面図、図4は他の実施例を示した
正面図である。図5は請求項2記載の携帯用重箱載具の
一実施例を示した正面図、図6は同上の使用状態を示し
た側面図である。
【0009】而して、請求項1の図1乃至図4に於い
て、図中1は重箱、2は左右一対の略門型の持手であ
り、該持手2の両下端は最下段の重箱1Aの下部側面に
回動可能に枢着3されている。4は持手2の左右の垂直
部間に形成した挾持部であり、該挾持部4は重箱1の外
側部に合致した形状に外側に膨出して形成されている。
尚、図4に示したものは、挾持部4の中央付近が切除さ
れているが、重箱1の側部付近を挾持していれば、重箱
1のずれを防止できるので効果は同じである。5は持手
2の上部に埋設した磁石で、左右の持手2が不必要に離
れるのを防止している。
【0010】次に、請求項2の図5及び図6に於いて、
図中6は板状の台であり、台6の側部に前同様の持手2
が取り付けられているものである。そして、重箱1は台
6上に載置され、前同様挾持部4にて挾持される。
【0011】
【考案の効果】本考案によれば、重箱は両側から持手の
挾持部により挾持されるため、ずれることがなく安定
し、誰もが容易に持ち運びが可能である。したがって、
従来のように風呂敷に包む手数も省けると共に、室内の
持ち運びからレジャー等の屋外の持ち運びにも幅広く使
用できるものであって有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案携帯用重箱の一実施例を示した正面図で
ある。
【図2】本考案携帯用重箱の一実施例を示した側面図で
ある。
【図3】本考案携帯用重箱の持手を倒した状態を示した
側面図である。
【図4】本考案携帯用重箱の他の実施例を示した正面図
である。
【図5】本考案携帯用重箱載具の一実施例を示した正面
図である。
【図6】本考案携帯用重箱載具の使用状態を示した側面
図である。
【符号の説明】
1 重箱 1A 最下段の重箱 2 持手 4 挾持部 6 台

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起倒する左右一対の持手が最下段の重箱
    の側部に取り付けられると共に、持手に重箱の側面に当
    接する挾持部が設けられていることを特徴とする携帯用
    重箱。
  2. 【請求項2】 起倒する左右一対の持手が台に取り付け
    られると共に、持手に重箱の側面に当接する挾持部が設
    けられていることを特徴とする携帯用重箱載具。
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