JP2596221Y2 - 下部装入式加熱装置 - Google Patents

下部装入式加熱装置

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JP2596221Y2
JP2596221Y2 JP1992043365U JP4336592U JP2596221Y2 JP 2596221 Y2 JP2596221 Y2 JP 2596221Y2 JP 1992043365 U JP1992043365 U JP 1992043365U JP 4336592 U JP4336592 U JP 4336592U JP 2596221 Y2 JP2596221 Y2 JP 2596221Y2
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JP
Japan
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heated
tilt
tip
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furnace
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寿雄 大西
公之 岡田
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JFE Steel Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、炉本体の炉底から被加
熱物の装入及び引出しを行う下部装入式加熱装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、炉本体の炉底から鋼片などの被
加熱物の装入及び引出しを行う下部装入式加熱装置にお
いては、装入した被加熱物の傾倒を防止するための装置
が取付けられている。その一例として図2および図3
に、特開昭63−166933号公報に開示されている手段を示
す。図2は、被加熱物厚さ方向の縦断面図、図3は、図
2のI−I線による縦断面図であり、図中1は炉本体、
5は昇降台、6は被加熱物たる鋼片を示している。
【0003】炉本体1は周囲を内側面に誘導加熱コイル
2を埋設した側壁で囲われており、下部には鋼片6を装
入し、引出す出入口3が開口され、また上部には第2図
に明らかな如く長手方向の複数個所に上部壁を上、下に
貫通する孔4が開口され、この各貫通孔4夫々を通して
傾倒防止体10がその下端部を炉本体1内に臨ませた状態
で配設されている。
【0004】各傾倒防止体10は炉本体1の上、下高さに
近い長さを有し、鋼片6の厚さと同じ又はこれよりも小
さい直径の円柱形をなす扞状に形成され、内部に冷却水
の通路(図示せず)が形成されている。各傾倒防止体10
はその中間部を炉本体1を跨いで架設した門形支持棒12
の上、下二重の水平梁12b、12bに設けた昇降ガイド12
c、12cに枢嵌され、上端部は昇降駆動手段たる油圧シ
リンダ11のロッド11aに固定した連扞11bの一端にこれ
と直角をなすよう枢支連繁され、また下端部は炉本体1
の天井壁に穿つた貫通孔4を通して、炉本体1内に臨ま
せてあり、前記油圧シリンダ11の作動によって、炉本体
1内を鋼片6の昇降域に沿うよう昇降移動せしめられる
ようになっている。
【0005】門型支持枠12は支柱部12a、12aの上端部
に上、下二重の水平梁12b、12bを設けて構成されてお
り、貫通孔4と対向する両水平梁12b、12bの略中央部
に昇降ガイド12c、12cを設け、また前記支柱部12a外
側面に支持具11cにて油圧シリンダ11の中間部を枢支し
てある。各油圧シリンダ11は図示しない油圧制御部によ
って、同時的或いは個別的に作動し得るよう構成されて
いる。
【0006】而して、上述の如く構成された従来装置に
おいては予め各油圧シリンダ11を作動して傾倒防止体10
の下端が炉本体1の出入口3近傍に位置するよう待機さ
せる。いま鋼片6を昇降台5上に載せ、昇降台5を上昇
させてゆくと、鋼片6の上端部が炉本体1の出入口3を
入った位置で、ここに待機している傾倒防止体10の下端
に突き当たる。傾倒防止体10の下端が鋼片6の上面に所
要の圧力で当接すると、その圧接状態を維持したまま昇
降台5の上昇と同じ速度で油圧シリンダ11がそのロッド
11aを進出させる。
【0007】これによって、鋼片6は昇降台5と傾倒防
止体10とにより上、下から押圧された状態となり傾倒す
ることなく炉本体1内に装入されることとなる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】ところが前述の手段で
は、傾倒防止体は、鋼片を炉内に装入する際に、出入口
付近まで下降する必要があり、高温の炉内雰囲気にさら
されるため、傾倒防止体の内部を水冷する必要がある。
そのため、加熱中においては傾倒防止体と鋼片の接触部
において鋼片から傾倒防止体への抜熱が大きくなり鋼片
の上面において加熱むらが発生するという問題があっ
た。
【0009】なお、この対策として、実開昭63-125393
号公報に開示されているように、傾倒防止体先端の接触
部を被加熱物の厚さより小さい凸型形状とする等により
接触面積を小さくすることが試みられているが、抜熱量
の低減にはあまり効果がないのが現状である。本考案
は、前記問題点を解決し、傾倒防止体の先端部の抜熱を
緩和し、被加熱物の加熱むらを軽減することができる下
部装入式加熱装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、昇降台上に載
置された被加熱物を、炉本体内にその下部から装入し、
又引出すようにした下部装入式加熱装置において、昇降
台の装入及び引出し操作に伴って、被加熱物の上部に当
接した状態で被加熱物に押圧力を与えながら昇降し被加
熱物を支持する傾倒防止体を設け、該傾倒防止体の先端
部に設けた先端当接金物と傾倒防止体とを外周部で直接
接合し内部ではこれらの間に断熱材を組み入れたことを
特徴とする下部装入式加熱装置である。
【0011】
【作用】本考案においては、被加熱物の装入、引出しに
伴って昇降する傾倒防止体の先端接触部において、先端
接触金物と、水冷されている傾倒防止体の間に断熱材を
設けてあるので、従来加熱中に生じていた被加熱物から
傾倒防止体への抜熱を大幅に低減することができる。
【0012】
【実施例】以下本考案をその実施例を示す図面に基づい
て具体的に説明する。なお、炉体廻りおよび、傾倒防止
体の昇降機構については、図2および図3に基づいて説
明した従来例と同様であるので省略する。図1に本考案
の実施例を示し、図1において傾倒防止体10の下端部の
詳細を示した断面図であり、13は傾倒防止体ロッドであ
り、その内部は中空構造として、冷却水14を供給して水
冷され、炉内に面している外面側には、耐火断熱ライニ
ング17が施工されている。傾倒防止体ロッド13の先端に
は、図中斜線部で示した断熱材15の層を間にはさんで先
端当接金物16が溶接により取付けられている。
【0013】従来は、先端当接金物16が断熱材15のない
状態で傾倒防止ロッド13と全面で接触していたため、先
端当接金物16からロッド13側への抜熱ひいては、鋼片6
から先端当接金物16への抜熱が大きくなっていた。これ
に対して本考案では、先端当接金物16と傾倒防止体ロッ
ド13との間に断熱材15の層を設けたことにより、先端当
接金物16から傾倒防止ロッド13側への抜熱を低減でき、
先端当接金物16を鋼片の温度と同等に保つことができる
ため、鋼片6からの抜熱量を低減することができた。
【0014】図4に本考案の実施による効果の一例を示
す。図において、横軸は高さ方向の位置関係を示し、縦
軸は接触部での鋼片厚さ方向中央部の温度である。従来
は、断熱層がなく、鋼片と先端当接金物の温度が低くな
っているが、本考案では、鋼片の上部での温度を高温に
保持することができている。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように本考案では、断熱材
を用いて被加熱物である鋼片から先端当接金物を介する
傾倒防止体への抜熱を低減するようにしたため、鋼片端
部での温度低下を防止することができ、その結果、鋼片
の均一加熱が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の傾倒防止体の先端部構造を示す縦断面
図である。
【図2】従来の装置を示す縦断面図である。
【図3】図2のI−I矢視を示す縦断面図である。
【図4】高さ方向の位置関係と接触部での鋼片厚さ方向
中央部の温度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 炉本体 2 誘導加熱コイル 3 出入口 4 貫通孔 5 昇降台 6 鋼片 10 傾倒防止体 11 油圧シリンダ 12 門型支持枠 12c昇降ガイド 13 傾倒防止体ロッド 14 冷却水 15 断熱材 16 先端金物 17 耐火断熱ライニング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−110380(JP,A) 実開 昭63−27460(JP,U) 実開 昭63−98362(JP,U) 実公 昭56−7826(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C21D 1/42 C21D 9/00 101 F27D 5/00 F27B 3/08 F27D 11/02 H05B 6/10

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降台上に載置された被加熱物を、炉本
    体内にその下部から装入し、又引出すようにした下部装
    入式加熱装置において、昇降台の装入及び引出し操作に
    伴って、被加熱物の上部に当接した状態で被加熱物に押
    圧力を与えながら昇降し被加熱物を支持する傾倒防止体
    を設け、該傾倒防止体の先端部に設けた先端当接金物と
    傾倒防止体とを外周部で直接接合し内部ではこれらの間
    に断熱材を組み入れたことを特徴とする下部装入式加熱
    装置。
JP1992043365U 1992-05-29 1992-05-29 下部装入式加熱装置 Expired - Fee Related JP2596221Y2 (ja)

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JPH0596049U JPH0596049U (ja) 1993-12-27
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