JP3317711B2 - コイル焼鈍炉 - Google Patents
コイル焼鈍炉Info
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- JP3317711B2 JP3317711B2 JP26963191A JP26963191A JP3317711B2 JP 3317711 B2 JP3317711 B2 JP 3317711B2 JP 26963191 A JP26963191 A JP 26963191A JP 26963191 A JP26963191 A JP 26963191A JP 3317711 B2 JP3317711 B2 JP 3317711B2
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- support
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- rolls
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル状に巻かれた鋼
板に対して焼鈍処理を施すためのコイル焼鈍炉に関す
る。
板に対して焼鈍処理を施すためのコイル焼鈍炉に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来一般のコイル焼鈍炉の一例を図5〜
図7に示す。図中符号1は炉体、2はその一端側に設け
られたドア、3は炉体1内上部に設けられたヒーター、
4は被処理物であるコイル(長尺の鋼板がコイル状に巻
かれたもの)、5はその受台、6は図示しない駆動機構
により連動して回転することによりコイル4の搬出入を
行なうための一連の炉内ロール、7は炉内ロール6に連
動するように炉外に設けられている炉外ロール、8は炉
内ロール6の下方において昇降自在に設けられているサ
ポート、9はサポート8を昇降させるためのリフターで
ある。上記のサポート8には炉内ロール6が入り込み得
る溝状の凹部10が形成されている。また、上記のリフ
ター9としては、ロッド11が炉体1の底面を貫通して
昇降する油圧もしくは電動シリンダが採用され、そのロ
ッド11が貫通している貫通孔12は、ロッド11の昇
降を拘束しないように蛇腹状とされたシール装置13に
より気密裡に塞がれるようになっている。
図7に示す。図中符号1は炉体、2はその一端側に設け
られたドア、3は炉体1内上部に設けられたヒーター、
4は被処理物であるコイル(長尺の鋼板がコイル状に巻
かれたもの)、5はその受台、6は図示しない駆動機構
により連動して回転することによりコイル4の搬出入を
行なうための一連の炉内ロール、7は炉内ロール6に連
動するように炉外に設けられている炉外ロール、8は炉
内ロール6の下方において昇降自在に設けられているサ
ポート、9はサポート8を昇降させるためのリフターで
ある。上記のサポート8には炉内ロール6が入り込み得
る溝状の凹部10が形成されている。また、上記のリフ
ター9としては、ロッド11が炉体1の底面を貫通して
昇降する油圧もしくは電動シリンダが採用され、そのロ
ッド11が貫通している貫通孔12は、ロッド11の昇
降を拘束しないように蛇腹状とされたシール装置13に
より気密裡に塞がれるようになっている。
【0003】上記従来のコイル焼鈍炉では、リフター9
によりサポート8を昇降させることによってコイル4を
炉内ロール6とサポート8との間にわたって受け渡すよ
うにされている。つまり、コイル4を搬出入する際には
図6に示す如くサポート8の上面が炉内ロール6の頂部
より若干低い位置となるように降下させておくが、処理
に際しては図7に示す如くサポート8の上面が炉内ロー
ル6の頂部より若干高い位置となるまで上昇させること
により、このサポート8によりコイルを炉内ロール6か
ら持ち上げて支持するのである。
によりサポート8を昇降させることによってコイル4を
炉内ロール6とサポート8との間にわたって受け渡すよ
うにされている。つまり、コイル4を搬出入する際には
図6に示す如くサポート8の上面が炉内ロール6の頂部
より若干低い位置となるように降下させておくが、処理
に際しては図7に示す如くサポート8の上面が炉内ロー
ル6の頂部より若干高い位置となるまで上昇させること
により、このサポート8によりコイルを炉内ロール6か
ら持ち上げて支持するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
炉では、処理時にはサポート8をリフター9により上昇
させておくことでコイル4を支持するようにしているた
め、処理を行なっている間はリフター9に長時間(数時
間からときには数十時間にも及ぶ)にわたって負荷がか
かり、このため、多大の動力を要するものであって運転
費がかさんでしまうものであった。また、上記のリフタ
ー9は炉体1の下部に設けられるのでピットが必要とな
る等、設備が複雑化するとともに、そのリフター9やシ
ール装置13の保守がし難いものであった。さらに、サ
ポート8をリフター9により上昇させた状態でコイル4
を支持するため、必ずしも安定性が十分ではないし、サ
ポート8がコイル4を支持しているときに停電等の事故
が発生したような場合にはサポート8が急激に降下して
しまうことが考えられ、その場合には炉内ロール6にコ
イル4の衝撃荷重が加わってしまってそれらが損傷を受
ける恐れがあった。
炉では、処理時にはサポート8をリフター9により上昇
させておくことでコイル4を支持するようにしているた
め、処理を行なっている間はリフター9に長時間(数時
間からときには数十時間にも及ぶ)にわたって負荷がか
かり、このため、多大の動力を要するものであって運転
費がかさんでしまうものであった。また、上記のリフタ
ー9は炉体1の下部に設けられるのでピットが必要とな
る等、設備が複雑化するとともに、そのリフター9やシ
ール装置13の保守がし難いものであった。さらに、サ
ポート8をリフター9により上昇させた状態でコイル4
を支持するため、必ずしも安定性が十分ではないし、サ
ポート8がコイル4を支持しているときに停電等の事故
が発生したような場合にはサポート8が急激に降下して
しまうことが考えられ、その場合には炉内ロール6にコ
イル4の衝撃荷重が加わってしまってそれらが損傷を受
ける恐れがあった。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、運転費や設備費を削減でき、また、コイルを十分安
定に支持できる有効なコイル焼鈍炉を提供することを目
的としている。
で、運転費や設備費を削減でき、また、コイルを十分安
定に支持できる有効なコイル焼鈍炉を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイル状に巻
かれた鋼板を焼鈍処理するためのコイル焼鈍炉であっ
て、炉体内に設けられて被処理物であるコイルを支持し
て回転することにより支持したコイルを搬出入するため
の一連の炉内ロールと、炉体内に固定状態で設けられて
前記コイルを支持し得るサポートとを具備し、前記炉内
ロールはそれらの両端部が炉体を貫通していて炉体外に
設けられた昇降機構に支持されていることにより炉内に
おいて前記サポートの上面の位置より上下にわたって昇
降自在とされていて、それら炉内ロールの昇降によりサ
ポートと炉内ロールとの間にわたってコイルが受け渡さ
れることを特徴としている。
かれた鋼板を焼鈍処理するためのコイル焼鈍炉であっ
て、炉体内に設けられて被処理物であるコイルを支持し
て回転することにより支持したコイルを搬出入するため
の一連の炉内ロールと、炉体内に固定状態で設けられて
前記コイルを支持し得るサポートとを具備し、前記炉内
ロールはそれらの両端部が炉体を貫通していて炉体外に
設けられた昇降機構に支持されていることにより炉内に
おいて前記サポートの上面の位置より上下にわたって昇
降自在とされていて、それら炉内ロールの昇降によりサ
ポートと炉内ロールとの間にわたってコイルが受け渡さ
れることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明のコイル焼鈍炉では、炉内ロールをサポ
ート上面より高い位置に上昇させた状態で、それら炉内
ロールによりコイルを支持するとともにそれら炉内ロー
ルを回転させることによってコイルを炉体内に搬入す
る。そして、コイルを上記のようにして搬入した後、炉
内ロールをサポートの上面より低い位置まで降下させる
ことにより、コイルを炉内ロール上からサポート上に受
け渡し、その状態で処理を行なう。処理終了後には、炉
内ロールを再びサポートの上面より高い位置まで上昇さ
せることによりサポート上から炉内ロール上にコイルを
受け渡し、その状態で炉内ロールを回転させてコイルを
搬出する。
ート上面より高い位置に上昇させた状態で、それら炉内
ロールによりコイルを支持するとともにそれら炉内ロー
ルを回転させることによってコイルを炉体内に搬入す
る。そして、コイルを上記のようにして搬入した後、炉
内ロールをサポートの上面より低い位置まで降下させる
ことにより、コイルを炉内ロール上からサポート上に受
け渡し、その状態で処理を行なう。処理終了後には、炉
内ロールを再びサポートの上面より高い位置まで上昇さ
せることによりサポート上から炉内ロール上にコイルを
受け渡し、その状態で炉内ロールを回転させてコイルを
搬出する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4を参照
して説明する。図1は本実施例のコイル焼鈍炉の概略構
成を示す横断面図、図2はその側断面図、図3および図
4はその動作を説明するための要部拡大図であり、図5
〜図7に示した従来のものと同一の部分には同一の符号
を付している。
して説明する。図1は本実施例のコイル焼鈍炉の概略構
成を示す横断面図、図2はその側断面図、図3および図
4はその動作を説明するための要部拡大図であり、図5
〜図7に示した従来のものと同一の部分には同一の符号
を付している。
【0009】従来のコイル焼鈍炉はサポート8をリフタ
ー9により昇降させるようにしていたのに対し、本実施
例のコイル焼鈍炉ではサポート8を炉体1内に固定的に
設け、そのサポート8の上面の位置より上下にわたって
炉内ロール6を昇降させることによってコイル4の受け
渡しを行なうように構成されている。
ー9により昇降させるようにしていたのに対し、本実施
例のコイル焼鈍炉ではサポート8を炉体1内に固定的に
設け、そのサポート8の上面の位置より上下にわたって
炉内ロール6を昇降させることによってコイル4の受け
渡しを行なうように構成されている。
【0010】すなわち、各炉内ロール6は両端部がそれ
ぞれ炉体1の側壁を貫通していて炉外において軸受20
に支持され、それら軸受20は炉体1の両側に設けられ
た2本の型鋼からなる支持ビーム21に支持されてい
る。それら支持ビーム21はそれぞれ両端が油圧もしく
は電動等の動力付きのリフター(昇降機構)22に支持
され、合計4台のそれらリフター22は、モーター23
およびラインシャフト24からなる駆動機構により同期
して作動するようになっている。
ぞれ炉体1の側壁を貫通していて炉外において軸受20
に支持され、それら軸受20は炉体1の両側に設けられ
た2本の型鋼からなる支持ビーム21に支持されてい
る。それら支持ビーム21はそれぞれ両端が油圧もしく
は電動等の動力付きのリフター(昇降機構)22に支持
され、合計4台のそれらリフター22は、モーター23
およびラインシャフト24からなる駆動機構により同期
して作動するようになっている。
【0011】以上の構成により、各リフター22を同期
して作動させることによって、ビーム21、軸受20を
介して全ての炉内ロール6は同時に昇降するようになっ
ている。そして、炉内ロール6が上昇したときには図3
に示すように各炉内ロール6の頂部がサポート8の上面
より若干高い位置となるようにされていて、この状態で
各炉内ロール6によりコイル4を支持するとともに、そ
れら炉内ロール6を同期させて回転させることにより支
持したコイル4の搬出入を行なうことができるようにな
っている。また、そのような状態から、炉内ロール6が
降下すると、図4に示すように炉内ロール6はサポート
8に形成されている凹部10内に完全に入り込んで炉内
ロール6の頂部はサポート8の上面より若干低い位置と
なり、これによって炉内ロール6に支持されていたコイ
ル4は炉内ロール6上からサポート8上に移載されるよ
うになっている。そして、本実施例の炉では、コイル4
をサポート8上に支持した状態で処理を行なうようにな
っている。なお、コイル4は軸方向を上下方向として受
台5上に載置され処理されるようになっている。
して作動させることによって、ビーム21、軸受20を
介して全ての炉内ロール6は同時に昇降するようになっ
ている。そして、炉内ロール6が上昇したときには図3
に示すように各炉内ロール6の頂部がサポート8の上面
より若干高い位置となるようにされていて、この状態で
各炉内ロール6によりコイル4を支持するとともに、そ
れら炉内ロール6を同期させて回転させることにより支
持したコイル4の搬出入を行なうことができるようにな
っている。また、そのような状態から、炉内ロール6が
降下すると、図4に示すように炉内ロール6はサポート
8に形成されている凹部10内に完全に入り込んで炉内
ロール6の頂部はサポート8の上面より若干低い位置と
なり、これによって炉内ロール6に支持されていたコイ
ル4は炉内ロール6上からサポート8上に移載されるよ
うになっている。そして、本実施例の炉では、コイル4
をサポート8上に支持した状態で処理を行なうようにな
っている。なお、コイル4は軸方向を上下方向として受
台5上に載置され処理されるようになっている。
【0012】なお、図3、図4において符号25は炉内
ロール6の端部が貫通している炉体1の貫通孔26を気
密裡にシールするためのシール装置であり、このシール
装置25は変形自在な蛇腹状のものとされていて炉内ロ
ール6の昇降を拘束しないものとされている。また、符
号27は貫通孔26を塞ぐように設けられた防熱板であ
る。さらに、図1における符号28は上記ビーム21に
取付けられたブラケット29上に搭載された炉内ロール
駆動用のモーターであり、各炉内ロール6はこのモータ
ー28により動力伝達機構を介して同期して駆動される
ようになっている。
ロール6の端部が貫通している炉体1の貫通孔26を気
密裡にシールするためのシール装置であり、このシール
装置25は変形自在な蛇腹状のものとされていて炉内ロ
ール6の昇降を拘束しないものとされている。また、符
号27は貫通孔26を塞ぐように設けられた防熱板であ
る。さらに、図1における符号28は上記ビーム21に
取付けられたブラケット29上に搭載された炉内ロール
駆動用のモーターであり、各炉内ロール6はこのモータ
ー28により動力伝達機構を介して同期して駆動される
ようになっている。
【0013】上記構成のコイル焼鈍炉によれば、コイル
4の搬出入に際してのみ短時間(通常は長くとも数分程
度)だけリフター22を作動させれば良く、数時間から
ときには数十時間にも及ぶ処理中においてはリフター2
2を停止させて無負荷状態としておくことができるか
ら、従来のものに比してリフター22の稼働時間が著し
く短縮されて運転費を大きく削減することができる。ま
た、リフター22は炉体1の側方に位置して設けられる
ので、リフター9を炉体1の下部に設けている従来の場
合に比して保守が容易であり、構造も簡略化できる。さ
らに、従来においては必要であった炉体1底面の貫通孔
12が不要であり、その分のシール装置13を省略する
ことができる。また、処理中にはコイル4を固定状態の
サポート8上に支持するので、極めて安定した状態で支
持できるとともに、処理中に何らかの事故が生じたとし
ても従来のもののようにコイル4が炉内ロール6上に落
下してしまうような恐れがなく、安全性の点でも有利で
ある。
4の搬出入に際してのみ短時間(通常は長くとも数分程
度)だけリフター22を作動させれば良く、数時間から
ときには数十時間にも及ぶ処理中においてはリフター2
2を停止させて無負荷状態としておくことができるか
ら、従来のものに比してリフター22の稼働時間が著し
く短縮されて運転費を大きく削減することができる。ま
た、リフター22は炉体1の側方に位置して設けられる
ので、リフター9を炉体1の下部に設けている従来の場
合に比して保守が容易であり、構造も簡略化できる。さ
らに、従来においては必要であった炉体1底面の貫通孔
12が不要であり、その分のシール装置13を省略する
ことができる。また、処理中にはコイル4を固定状態の
サポート8上に支持するので、極めて安定した状態で支
持できるとともに、処理中に何らかの事故が生じたとし
ても従来のもののようにコイル4が炉内ロール6上に落
下してしまうような恐れがなく、安全性の点でも有利で
ある。
【0014】なお、炉内ロール6を昇降させるための機
構としては上記実施例に限定されるものではないし、サ
ポート8やその他の部材の形状、寸法等も任意に設計変
更可能であることは勿論である。また、炉内ロール6の
昇降ストロークは適宜設定すれば良いが、サポート8の
上面を基準としてその上方および下方にそれぞれ10〜
20mm程度(全体で20〜40mm程度)の範囲で昇
降させることで十分である。また、処理の際には、炉内
ロール6が局部的に過熱して熱変形を生じてしまうこと
を防止するために、炉内ロール6を低速で回転させてお
くことが好ましい。
構としては上記実施例に限定されるものではないし、サ
ポート8やその他の部材の形状、寸法等も任意に設計変
更可能であることは勿論である。また、炉内ロール6の
昇降ストロークは適宜設定すれば良いが、サポート8の
上面を基準としてその上方および下方にそれぞれ10〜
20mm程度(全体で20〜40mm程度)の範囲で昇
降させることで十分である。また、処理の際には、炉内
ロール6が局部的に過熱して熱変形を生じてしまうこと
を防止するために、炉内ロール6を低速で回転させてお
くことが好ましい。
【0015】
【発明の効果】以上で詳細に説明したように、本発明に
よれば、固定状態で設けたサポートの上面の位置より上
下にわたって炉内ロールを昇降させるようにし、それら
炉内ロールを炉外に設けた昇降機構により昇降させるこ
とでサポートと炉内ロールとの間にわたってコイルを受
け渡すように構成したので、コイルをサポート上に支持
した状態で処理を行なうことにより、昇降機構はコイル
の搬出入の際にのみ稼働させれば良いのでその稼働時間
を大幅に短縮することができ、その結果、運転費を大き
く削減することができるし、処理中にはコイルを極めて
安定に支持することができる、という効果を奏する。
よれば、固定状態で設けたサポートの上面の位置より上
下にわたって炉内ロールを昇降させるようにし、それら
炉内ロールを炉外に設けた昇降機構により昇降させるこ
とでサポートと炉内ロールとの間にわたってコイルを受
け渡すように構成したので、コイルをサポート上に支持
した状態で処理を行なうことにより、昇降機構はコイル
の搬出入の際にのみ稼働させれば良いのでその稼働時間
を大幅に短縮することができ、その結果、運転費を大き
く削減することができるし、処理中にはコイルを極めて
安定に支持することができる、という効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例であるコイル焼鈍炉の概略構
成を示す横断面図である。
成を示す横断面図である。
【図2】同炉の側断面図である。
【図3】同炉における炉内ロールが上昇した状態を示す
要部拡大図である。
要部拡大図である。
【図4】同炉における炉内ロールが下降した状態を示す
要部拡大図である。
要部拡大図である。
【図5】従来のコイル焼鈍炉の一例を示す側断面図であ
る。
る。
【図6】同炉におけるサポートが降下した状態を示す要
部拡大図である。
部拡大図である。
【図7】同炉におけるサポートが上昇した状態を示す要
部拡大図である。
部拡大図である。
1 炉体 4 コイル 6 炉内ロール 8 サポート 22 リフター(昇降機構)。
フロントページの続き (72)発明者 山村 郁夫 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 井浦 透 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 石川 博敏 山口県岩国市日の出町2番1号 株式会 社岩国製作所内 (56)参考文献 特開 昭64−62264(JP,A) 特開 平2−195194(JP,A) 特開 昭63−294486(JP,A) 実開 昭60−160948(JP,U) 実開 平2−52093(JP,U) 特公 昭64−10579(JP,B2) 特公 平1−50488(JP,B2) 特公 昭62−60443(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 9/52 - 9/70 C21D 1/00 115 F27B 9/00 - 9/40 F27D 5/00
Claims (1)
- 【請求項1】 コイル状に巻かれた鋼板を焼鈍処理する
ためのコイル焼鈍炉であって、炉体内に設けられて被処
理物であるコイルを支持して回転することにより支持し
たコイルを搬出入するための一連の炉内ロールと、炉体
内に固定状態で設けられて前記コイルを支持し得るサポ
ートとを具備し、前記炉内ロールはそれらの両端部が炉
体を貫通していて炉体外に設けられた昇降機構に支持さ
れていることにより炉内において前記サポートの上面の
位置より上下にわたって昇降自在とされていて、それら
炉内ロールの昇降によりサポートと炉内ロールとの間に
わたってコイルが受け渡されることを特徴とするコイル
焼鈍炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26963191A JP3317711B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | コイル焼鈍炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26963191A JP3317711B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | コイル焼鈍炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05105967A JPH05105967A (ja) | 1993-04-27 |
JP3317711B2 true JP3317711B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=17475043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26963191A Expired - Fee Related JP3317711B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | コイル焼鈍炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3317711B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020507472A (ja) * | 2016-12-22 | 2020-03-12 | オートテック・エンジニアリング・ソシエダッド・リミターダAutotech Engineering, S.L. | ブランクを加熱するための方法と加熱システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100560809B1 (ko) * | 2001-09-11 | 2006-03-14 | 주식회사 포스코 | 소둔로의 외부커버 지지장치 |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP26963191A patent/JP3317711B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020507472A (ja) * | 2016-12-22 | 2020-03-12 | オートテック・エンジニアリング・ソシエダッド・リミターダAutotech Engineering, S.L. | ブランクを加熱するための方法と加熱システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05105967A (ja) | 1993-04-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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