JP2596102B2 - 空気清浄機の運転方法 - Google Patents

空気清浄機の運転方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用される、センサによる自動運
転機能を有した空気清浄機の運転方法に関するものであ
る。
従来の技術 従来の空気清浄機は、例えば、特開昭61−205783号公
報に記載されているような構成を採っていた。その詳細
を第11図〜第13図で説明すると、図において本体ケース
110のフロントリング内に、空気を浄化するフィルター1
11が挿入されている。112はガスセンサで、本体ケース1
10の上部に取り付けられている。113は電源スイッチ、1
14は自動,手動切替スイッチ、115は後記する記憶部の
初期値を設定するスイッチ、116は自動運転,風量の強
弱等を示す発光ダイオード、117はガスセンサ112の出力
を記憶する記憶部である。本来ガスセンサ112は、プロ
パン,ブタン等のガス濃度に応じて反応するものである
が、一般家庭の空気清浄機の主な利用目的である煙草の
煙は、燃焼するときにガスを発生するため、ガスセンサ
112が感知するガス濃度変化を利用すれば煙草等の煙の
濃度を感知できるものである。その制御の様子を第12
図,第13図にもとづいて説明する。まず電源スイッチ11
3により電源121を入れる。自動,手動切替スイッチ114
を自動にし、自動プログラムをスタートさせる。そして
部屋の空気の奇麗なときに、初期値設定スイッチ115に
より、ガスセンサ112の出力を記憶部117にあらかじめ記
憶させておく、次にガスセンサ112の出力を演算処理部1
18にて記憶部117に記憶させてあった初期値と比較し、
初期値よりもガス濃度が濃い場合に制御部119を通し、
モータ120および表示ランプ116を一定時間作動させる。
このときガスセンサ112の出力を新たな基準値として記
憶部117に記憶させる。次に、再度ガスセンサ112の出力
を、記憶部117が記憶している基準値と比較し基準値よ
りガス濃度が低くければしばらく運転させて止まり、最
初の状態に戻す。また記憶部117の基準値よりもガスセ
ンサ112の出力のガス濃度が高ければ再び、一定時間作
動させ、その出力値を新たな基準値とした後同じ過程を
繰り返させる。
発明が解決しようとする課題 しかし、これら従来の空気清浄機では、ガスセンサの
出力に応じた運転を行なうため、使用者が、汚れ量に関
係なく運転騒音を一時的に下げたいと希望した場合や、
一時的に運転を行ないたい場合には、一旦自動運転を解
除して、手動運転を行なうか、ガスセンサの感度を調整
する等の処置が必要となり、再度それ以前の自動運転状
態に復帰させるためにも操作が必要となり、使用性に対
して課題があった。又、ガスセンサは煙やガス等の濃度
に応じて運転信号を与えるので、煙やガス等の発生源の
大きさに対応した運転は、それらの濃度が上昇してから
しか行なうことができなかったのである。
本発明は室内の空気の汚れ量をガスセンサで検出し、
これに対応した自動運転を行ないながら、ガスセンサの
出力によらずに、使用者の意志に対する適応性を向上さ
せた空気清浄機の運転方法を提供することを目的として
いる。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の空気清浄機の運
転方法においては、室内の空気の汚れを検出するガスセ
ンサの出力に応じて機体の運転を制御する自動運転状態
をリモコン手段からの信号に応じて、一時的に変更でき
るようにしたものである。
またリモコン手段により、機体の運転中に一時的に所
定風量まで運転風量を低下させて運転を行なわせること
ができるようにしたものである。
また、紫外線センサからの検出信号に相当する動作信
号を与えるスイッチをリモコン手段の操作部に設けて運
転状態を設定可能としたものである。
さらに紫外線センサからの検出信号が入力されてから
ガスセンサからの信号が入力されるまでの時間を計測し
時間が短かい程、ガスセンサの出力に応じた運転時間を
より長く、又はより大風量で運転を行なうものである。
作用 上記の構成による空気清浄機の運転方法では、通常の
ガス濃度に対応した自動運転中において、リモコン手段
の操作によって一時的に運転状態を変更し、自動的に復
帰させることにより、使用者の意志をガスセンサによる
自動運転に優先させて反映させることが容易に可能とな
る。
即ち運転風量を一時的に低下させることにより、一般
家庭で運転中に騒音を一時的に低減させる又は風の吹出
し量を減少させ、電話時や風の影響を短時間避けたい場
合に有効な作用となる。
また、紫外線センサでの動作を疑似的に発生させるこ
とにより、ガス濃度に関係なく一定期間の運転ができ、
ガスセンサの動きにも連動させられるため、自動運転中
に手動で割り込んだ形になり、ガスセンサで検知できな
い汚れ等に簡単に対応できる。
紫外線センサとガスセンサの検知時間差は喫煙等ガス
発生源の大小を判断する条件とし、自動運転の運転能力
に調整を加えることができる。
実施例 本発明の一実施例について、以下に図面を参照しなが
ら説明する。
第1図〜第3図において、空気清浄機の機体1には電
動送風機2を内蔵し、前面の吸気口3から吸入した空気
をフィルター4で浄化した後、排気口5から排出する。
前記電動送風機2は、赤外線等を用いたリモコン手段6
の操作による信号を受信する受信器7,煙草等に着火する
ためのライター等の炎aを検出する紫外線センサ8並び
に煙草bの煙等のガス成分を検出するガスセンサ9等か
らの出力信号を入力して処理する演算素子10からの出力
によって駆動され、同時にその時の運転状態・風量を風
量表示部11で表示する。12は電源プラグである。
ここでリモコン手段6から自動運転モードを機体1に
指示している場合の紫外線センサ8による動作は、第3
図のように紫外線を時刻t0で検出すると、一定の時間Δ
tAに渡って、風量3,2,1と変化しながら運転した後停止
する。ガスセンサ9による運転は、前記紫外線センサ8
による運転と並走した形で実行され、紫外線センサ8と
比較し高い運転風量を要求する方を優先して実行する。
また、リモコン手段6には、通常の運転切替え、設定用
のスイッチ類の他に風量を低減するパワーセーブ用のス
イッチc及び割込用のスイッチdを設けている。
更に、第5図,第6図において、自動運転中において
は、演算素子10は紫外線センサ8からのON信号が入力さ
れてから、次にガスセンサ9からのON信号が入力される
までの時間差を検出し、第5図の様に時間差が小さい時
(Δt1)は、ガスの発生源が大きいため拡散速度が早い
と判断して、運転時間を長く又は運転風量を大きくする
方向に通常の自動運転状態に調整を加え、第6図の様に
時間差が大きい時(Δt2)は、ガスの発生源は小さいと
判断して、運転時間を短く又は運転風量を小さくする方
向に第7図の様に調整を加える(第8図フローチャート
参照)。
以上の構成において動作を説明すると、第4図におい
てガス濃度が高い状態で自動運転して、風量“4"で運転
している場合でも、パワーセーブ用のスイッチcを操作
すると操作した時刻tIより所定時間ΔtBだけでは風量
“2"まで風量を低下させて運転した後再度通常運転に復
帰する(第9図フローチャート参照)。したがって、騒
音が高い状態で運転している時に、電話時等、使用者が
小さな物音を聞きたい場合等にスイッチcを操作するこ
とにより騒音を低下させることができ、自動的に復帰さ
せることができる。
次に、ガス濃度が低い場合で、一時的に運転したい場
合、割込用のスイッチdを操作すると、紫外線センサ8
が紫外線を検出した場合と同じ動作をする信号を演算素
子10に与えることができ、演算素子10のプログラムを大
きく変更することなく一時運転が実現できる(第10図フ
ローチャート参照)。
また、紫外線センサ8とガスセンサ9の信号入力の時
間差に対応して自動運転状態に変化を与えることによ
り、ガスの発生源の大きさに対応した自動運転が行なえ
るものである。すなわち、ガスセンサ9からのガス濃度
の上昇を検出した信号が入力されるまでの時間を計測
し、時間が短い程、ガスセンサ9の出力に応じた運転時
間をより長く、又はより大風量で運転を行なうことがで
きるものである。
発明の効果 本発明は上記のように構成したため、次に記すような
効果を有する。
パワーセーブ用のスイッチを設けることにより、ガス
濃度に対応した自動運転を行いながら一時的に騒音を低
減させうるもので、使用者の意志を最も容易に反映する
ことができるものである。
割込用のスイッチを設けたことにより、ガスセンサが
感知又は検知できないレベルの塵埃,ガス,臭気に対し
て、最も容易に、演算素子のプログラムの大きな変更を
必要とせずに対応できるものである。
また、二つのセンサの出力を時間差でみることによ
り、ガスの発生源の大きさを早期に予測でき、更に使用
者の実感に近付けるよう、一般的な自動運転状態に調整
を加えることができるのである。
以上のように、本発明によって、従来のガスセンサを
利用した自動運転機能を、使用者の意志を反映し易く、
しかも使用実感に更に近く調整変更ができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における空気清浄機の回路ブ
ロック図、第2図は同外観図、第3図,第4図は同動作
状態を示す運転説明図、第5図〜第7図は同動作説明
図、第8図〜第10図は同フローチャート、第11図は従来
の空気清浄機を示す外観斜視図、第12図は同回路ブロッ
ク図、第13図は同フローチャートである。 6……リモコン手段、7……受信器、8……紫外線セン
サ、9……ガスセンサ、10……演算素子、c……パワー
セーブ用のスイッチ、d……割込用のスイッチ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の空気の汚れを検出するガスセンサの
    出力に応じて自動的に機体の運転を制御する自動運転機
    能と、煙草着火等の炎を検出する紫外線センサおよび機
    体制御の操作を行なうリモコン手段を有し、前記ガスセ
    ンサの出力に対応した運転をリモコン手段からの操作信
    号により、一時的に変更することを可能とした空気清浄
    機の運転方法。
  2. 【請求項2】ガスセンサの出力に応じた自動運転機能で
    の運転中に、リモコン手段の操作により一時的に所定風
    量まで風量を低下させて運転を行なう請求項1記載の空
    気清浄機の運転方法。
  3. 【請求項3】リモコン手段の操作部には、操作すること
    によって、紫外線を検出した場合に相当する動作信号を
    与えるスイッチを設けて運転状態を設定可能とした請求
    項1記載の空気清浄機の運転方法。
  4. 【請求項4】室内の空気の汚れを検出するガスセンサと
    煙草着火等の炎を検出する紫外線センサとを有し、紫外
    線センサからの検出信号が入力されてから所定時間機体
    を運転すると共に、ガスセンサからのガス濃度の上昇を
    検出した信号が入力されるまでの時間を計測し、時間が
    短い程、ガスセンサの出力に応じた運転時間をより長
    く、又はより大風量で運転を行なう空気清浄機の運転方
    法。
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