JP2595980Y2 - 伸縮自在の使い捨てカイロ - Google Patents

伸縮自在の使い捨てカイロ

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JP2595980Y2
JP2595980Y2 JP1993008377U JP837793U JP2595980Y2 JP 2595980 Y2 JP2595980 Y2 JP 2595980Y2 JP 1993008377 U JP1993008377 U JP 1993008377U JP 837793 U JP837793 U JP 837793U JP 2595980 Y2 JP2595980 Y2 JP 2595980Y2
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正章 荒川
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Nitto Denko Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、身体の任意所望の箇
所に自在に着用できると共に、屈伸部に貼着したときも
剥れて離脱するようなことのない伸縮自在の使い捨てカ
イロに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカイロは発熱する原材料(例えば
鉄粉、活性炭、バーキュライト、食塩、高吸水性樹脂な
ど)を多孔性フィルムや不織布の単独もしくは複合体で
包装して使用されている。そして、必要に応じて粘着加
工して身体に貼り付けられるカイロとして多数使用され
ている。
【0003】また、上記のような貼り付けるタイプでは
包装材料として多孔質フィルムや、これの保護もしくは
肌当りを良くするための不織布その他の繊維素材などを
用いている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来のカ
イロにおいて、その肌当りを良くするための不織布その
他の繊維素材などの多孔材料は、伸縮性がないので身体
の屈曲部への使用が難しく、包帯などで巻きつける必要
があった。また、特に、貼るカイロのタイプでは上記の
ように伸び縮みしないので身体の動きにフィットせず、
貼り付けても離れて落下してしまうという問題があっ
た。
【0005】一方、使い捨てカイロに伸縮性のひもを取
り付けて身体に結びつけて固定するものもあるが、カイ
ロが落ちないようにきつくひもを結びつけたり、身体が
動いたりしてひもに力がかかると、使い捨てカイロとひ
もの取り付け部分に力が加わりひもと使い捨てカイロが
外れるおそれがあるという問題点がある。
【0006】そこで、この考案の課題は、身体によくフ
ィットして貼り付けたときも身体の動きに応じて伸縮し
て離れたり外れたりすることがなく、肌当りもよいカイ
ロを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の考案は、非伸縮性を有する部分と
伸縮性を有する部分がシート状に一体に形成されたシー
ト状物の非伸縮性の部分に使い捨てカイロを取り付けた
構成を採用したものである。
【0008】請求項2の考案は、請求項1の考案におい
て、伸縮性を有する材料が、エラストマーで伸縮性を付
与されたフィルム、エラストマーで伸縮性が付与された
発泡体、エラストマーで伸縮性を付与された不織布若し
くは織布、又は伸縮性のある不織布若しくは織布の何れ
かからなっている構成を採用したものである。
【0009】請求項3の考案は、請求項1又は2の考案
において、使い捨てカイロが、着脱自在の結合部材によ
り取り付けられている構成を採用したもので、請求項4
の考案は、使い捨てカイロが、請求項1又は2の考案に
おいて、前記非伸縮性材料に挟まれて取り付けられてい
る構成を採用したものである。
【0010】請求項5の考案は、請求項1乃至4の考案
において、使い捨てカイロとして発熱材料を空気の出
し入れをコントロールでき得る多孔性素材により予めパ
ッケージされている構成を採用したものである。
【0011】
【作用】この考案は上記の構成であるから、身体の所望
の箇所に、この考案の使い捨てカイロを貼着するか、巻
き付けるかして、肌に当てがい発熱させる。
【0012】この考案の使い捨てカイロの場合、その伸
縮性により身体によくフィットするので、身体の屈曲部
に貼りつけた場合も、屈曲により剥れて落ちるようなこ
とはないので、包帯で巻くような手数が不要となる。
【0013】更に、使い捨てカイロが取り付けられた部
分は非伸縮性となっているので、伸縮性のある部分が伸
び縮みしても、使い捨てカイロと材料の取り付け部分に
ストレスがかからずカイロが外れたりしない。
【0014】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0015】1は伸縮性材料、即ち、エラストマーを含
むフィルム、エラストマーを含む発泡体、エラストマー
を含む不織布若しくは織布、又は伸縮性のある不織布
しく 織布の何れかを用いたものである。
【0016】また、7は非伸縮性部分であり、シート状
伸縮性材料1の一部を非伸縮性となした部分である。
【0017】図1の実施例1では、上記のような材料1
の一端寄りの非伸縮性部分7に使い捨てカイロ2を取り
付け、同材料1の両端部の反対側にそれぞれ結合部材
3、4を取り付ける。該結合部材3、4は、例えば、粘
着剤もしくはベルベットファスナーなどの突起状のもの
である。
【0018】上記の実施例は、例えば、図2のように、
身体の足や腕などの任意の箇所に巻きつけて、結合部材
3、4を結合させるとカイロ2は身体に密着する。そし
て、カイロ2を発熱させる。
【0019】図3の実施例2は材料1の両端の非伸縮性
部分7にカイロ2を取り付け、この両カイロ2の表面に
粘着剤層5をそれぞれ設けておく。そして、図4のよう
に、足や腕などの屈伸部6に当てがい、粘着剤層5によ
り肌に接着する。
【0020】図5の実施例3は材料1の両端の非伸縮性
部分7の一面にカイロ2をそれぞれ取り付け、同材料1
の中央部の非伸縮性部分7の他の面にカイロ2を取り付
け、更に、該材料1の両端のカイロ2と反対の面に粘着
剤層5をそれぞれ設けたものである。この実施例も前記
図4と同じように用いる。
【0021】図6の実施例4は材料1のカイロが固定さ
れる部分を非伸縮性部分7とし、この部分に結合部材3
を取り付け、カイロ2には該結合部材3の相手となる結
合部材4と粘着剤層5を取り付けて、両部材3、4の結
合によりカイロ2を材料1の両端に固定する。この実施
例の場合も図4と同じように用いる。図6の場合、結合
部材3、4のかわりに粘着剤層にしてもよい。
【0022】図7の実施例5は2個のカイロ2に粘着剤
層5又はベルベットファスナー8を設けて材料1の両端
の非伸縮性部分7に連結したもの。図8の実施例6は2
枚の材料1を接着してその両端の非伸縮性部分7にカイ
ロ2を挟んで連結したもので、材料1から突出したカイ
ロ2の下面に粘着剤層5又はベルベットファスナー8を
設けたものである。
【0023】図9の実施例7は材料1の両端の非伸縮性
部分7においてカイロ2を包み込んだもの。この場合カ
イロ2は3個以上の場合もある。
【0024】図10の実施例8は袋状の材料1のなかに
複数のカイロ2を入れて非伸縮性部分7で動かぬように
固定したもので、結合部材や粘着剤層5を適当に設け、
図2や図4のように身体の所望の位置に取り付けて発熱
させて用いる。
【0025】図11の実施例9は発熱源材料11を伸縮
性多孔材料12により包んだものの複数を、伸縮性の材
料からなる袋13内に入れて非伸縮性部分7にて固定
し、図10と同じように用いる。
【0026】図12の実施例10は、伸縮性材料1の両
端の非伸縮性部分7の一面にカイロ2を取り付け、その
両端のカイロ2と反対の面に粘着剤層5又はベルベット
ファスナー8を設けたものである。
【0027】図13の実施例11は、図12の実施例1
0と同構成であるが、材料1の非伸縮性部分7とカイロ
2との間にプラスチック層又は粘着剤14を設けたもの
である。これは、材料1の両端部を非伸縮性部分7とし
たため、熱でカイロ2との結合を容易とするためであ
る。
【0028】図14の実施例12は、材料1の裏面に粘
着剤層5を全面に又は部分的に設け、粘着剤層5の中央
部の非伸縮性部分7にカイロ2を取り付けたものであ
る。
【0029】図15の実施例13は、材料1の裏面に粘
着剤層5を設け、カイロ2は材料1の表面中央部の非伸
縮性部分7に設けたものである。
【0030】図16の実施例14は、伸縮性材料1の裏
面に粘着剤層5を設け、材料1の表面において、カイロ
2を設ける部分を非伸縮性部分7としたものである。
【0031】
【考案の効果】この考案の使い捨てカイロは、伸縮自在
であるため、身体のどの部分にでも貼着できる。特に、
身体の屈曲する部分、例えば、足の膝の部分や腕の肱の
部分などに貼着した場合、該部分が屈伸しても剥れて離
脱するようなおそれがない。
【0032】また、全体として伸縮性を有するシート状
材料に使い捨てカイロを取り付けるのみの簡単な構造で
構成できるので、身体の屈伸に伴うシート状物に力がか
かってもシートが破損して外れることがなく、更に、使
い捨てカイロは非伸縮性の部分において取り付けられて
いるので、伸縮性のある部分が身体の動きに応じて伸び
縮みしても、カイロの取り付け部分にストレスがかから
ず、シートからカイロが外れるようなおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の側面図。
【図2】同上の使用状態の側面図。
【図3】実施例2の側面図。
【図4】同上の使用状態の側面図。
【図5】実施例3の側面図。
【図6】実施例4の側面図。
【図7】実施例5の側面図。
【図8】実施例6の側面図。
【図9】実施例7の側面図。
【図10】実施例8の側面図。
【図11】実施例9の側面図。
【図12】実施例10の側面図。
【図13】実施例11の側面図。
【図14】実施例12の側面図。
【図15】実施例13の側面図。
【図16】実施例14の側面図。
【符号の説明】
1 伸縮性材料 2 カイロ 3,4 結合部材 5 粘着剤層 6 屈伸部 7 非伸縮性部分 11 発熱源材料 12 伸縮性多孔材料 13 袋 14 粘着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 7/08

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非伸縮性を有する部分と伸縮性を有する
    部分がシート状に一体に形成されたシート状物の非伸縮
    性の部分に使い捨てカイロを取り付けたことを特徴とす
    る伸縮自在の使い捨てカイロ。
  2. 【請求項2】 上記伸縮性を有する材料がエラストマー
    で伸縮性を付与されたフィルム、エラストマーで伸縮性
    が付与された発泡体、エラストマーで伸縮性を付与され
    た不織布若しくは織布、又は伸縮性のある不織布若しく
    織布の何れかからなっていることを特徴とする請求項
    1に記載の伸縮自在の使い捨てカイロ。
  3. 【請求項3】 使い捨てカイロが、着脱自在の結合部材
    により取り付けられている請求項1又は2に記載の伸縮
    自在の使い捨てカイロ。
  4. 【請求項4】 使い捨てカイロが、前記非伸縮性材料に
    挟まれて取り付けられている請求項1又は2に記載の伸
    縮自在の使い捨てカイロ。
  5. 【請求項5】 上記使い捨てカイロとして発熱材料を
    空気の出し入れをコントロールでき得る多孔性素材によ
    り予めパッケージされていることを特徴とする請求項1
    乃至4の何れかの項に記載の伸縮自在の使い捨てカイ
    ロ。
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CN101156813B (zh) 2006-10-06 2012-10-03 日本派欧尼株式会社 伸缩性发热片以及发热片袋
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