JP2595843Y2 - 圧力調整弁 - Google Patents

圧力調整弁

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JP2595843Y2
JP2595843Y2 JP1993067792U JP6779293U JP2595843Y2 JP 2595843 Y2 JP2595843 Y2 JP 2595843Y2 JP 1993067792 U JP1993067792 U JP 1993067792U JP 6779293 U JP6779293 U JP 6779293U JP 2595843 Y2 JP2595843 Y2 JP 2595843Y2
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郁夫 広瀬
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動変速機に摩擦締結
要素として設けられるクラッチに供給する流体圧を所定
の圧力に調整するために用いるのに好適な圧力調整弁に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧力調整弁として、1989年 8月に
日産自動車株式会社発行の整備要領書(NISSANフルレン
ジ電子制御オートマチックトランスミッションFULL RAN
GE 5E−AT)のA−69頁に記載のファーストレデ
ューシングバルブが知られている。
【0003】この従来の圧力調整弁は、供給されるライ
ン圧を設定圧PSTに調整し、この設定圧PSTをシフトバ
ルブを介してロー&リバースブレーキに出力するように
したもので、図7に示すように、バルブボディ01のバ
ルブ穴02には、ライン圧PL が供給される供給ポート
03と、流体を排出する大気圧のドレーンポート04
と、シフトバルブに連通された出力ポート05とが形成
され、前記バルブ穴02に挿入されたスプール06に
は、出力ポート05をドレーンポート04と供給ポート
03に選択的に連通可能であるとともに、出力ポート0
5とドレーンポート04および供給ポート03の間を同
時に絞り可能あるいは遮断可能とするランドが形成さ
れ、さらに、出力ポート05を供給ポート03のみと連
通させる位置にスプール06を付勢するリターンスプリ
ング07が設けられ、さらに、スプール06には、出力
ポート05の流体圧を背室08に導くフィードバック回
路09が形成された構造となっている。
【0004】そして、ピストンがストロークして締結さ
れる構造のクラッチ(例えば、ロー&リバースブレー
キ)に対してこの圧力調整弁の出力ポート05から、調
整圧PSTを出力するようにした場合には、以下のように
動作する。
【0005】すなわち、供給ポート03にライン圧PL
を供給していない状態では、スプール06は、リターン
スプリング07の付勢力で図中右半分で示す初期位置に
配置されていて、出力ポート05を供給ポート03と連
通させている。そこで、供給ポート03にライン圧PL
を供給すると、ライン圧PL は出力ポート05に流れて
クラッチに供給され、クラッチのピストンをストローク
させる。
【0006】この時、出力ポート05からの出力圧POU
は、図8に示すように、最初に僅かに上昇した後、ピス
トンをストロークさせている間棚圧P1 を形成する。な
お、この棚圧P1 は背室08にフィードバックされてス
プール06をリターンスプリング07に対抗する方向に
押すが、この棚圧P1 ではリターンスプリング07は短
縮されない。
【0007】その後、ピストンのストロークが終了し
て、クラッチの締結が開始されると出力圧が上昇し、そ
れに伴って背室08へのフィードバック圧でスプール0
6を押し戻す力が高まって、スプール06がストローク
を開始する。そして、出力圧POUが設定圧PSTを越える
と、出力ポート05がドレーンポート04と連通されて
出力圧POUが低下され、出力圧POUが設定圧PSTに低下
した時点で、スプール06は、出力ポート05を供給ポ
ート03およびドレーンポート04の間を同時に絞るか
遮断した図中左半分で示す位置(以下、調圧位置とい
う)に配置され、出力圧POUが設定圧PSTに調整され
る。なお、図8において0tで示している範囲がスプー
ル06が上述の移動を行っている時間(スプール反応時
間)を示していて、このようにスプール06が移動して
いる時の調圧値は設定圧PSTと等しくなっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧力調整弁では、上述のように動作する結果、図8に示
すように、出力圧POUが設定圧PSTとなる直前にこの設
定圧PSTよりも高まる、いわゆる、ヒゲが生じるもの
で、このヒゲが原因でクラッチの締結ショックが悪化す
るという問題があった。また、これを防止するために、
クラッチのピストンがストロークを開始する前からスプ
ール06を調圧位置に配置させて設定圧PSTを供給する
ようにした場合、供給ポート03と出力ポート05の間
が絞られるため、出力ポート05への流量が少なくなっ
て、クラッチのピストンがストロークに要する時間(ク
ラッチが締結するのに要する時間)が長くなるという問
題が生じてしまう。
【0009】本考案は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、供給ポートから出力ポートへの供給初
期の流量を絞ることがないようにしながら、ヒゲの発生
を抑制することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで本考案では、供給
ポートから出力ポートへ流れる流体の流体力がリターン
スプリングの付勢力に対抗する向きに作用する構造とし
て、スプールがフィードバック圧を受けてリターンスプ
リングに抗して移動を開始する時期を早めて上述の目的
を達成することとした。
【0011】すなわち、本考案は、バルブボディに形成
されたバルブ穴に摺動可能に挿入されたスプールと、前
記バルブ穴に開口され、圧力源から流体が供給される供
給ポート,流体を排出するドレーンポート,ならびに供
給対象に向けて流体圧を出力する出力ポートと、前記ス
プールに形成され、前記出力ポートをドレーンポートと
供給ポートに選択的に連通可能であるとともに、出力ポ
ートとドレーンポートの間ならびに出力ポートと供給ポ
ートの間を同時に絞り可能あるいは遮断可能に形成され
たランドと、前記出力ポートを供給ポートのみと連通さ
せた位置にスプールを付勢する付勢手段と、この付勢手
段による付勢力に対抗する向きにフィードバック回路か
ら導かれる流体圧を受圧可能に前記スプールに形成され
たフィードバック受圧面と、を備えた圧力調整弁におい
て、前記供給ポートから出力ポートへ向かう流体の流れ
の向きをスプールの軸方向に直交する方向に対し斜め方
向にガイドして、前記スプールに対して付勢手段による
付勢力に対抗する向きに作用する流体力を生じさせるガ
イド部を設けた構成とした。
【0012】なお、前記ガイド部は、スプールのランド
の端面をスプールの軸方向に直交する方向に対して傾斜
させて形成してもよいし、あるいは、バルブボディの供
給ポートの開口内側部分をスプールの軸方向に直交する
方向に対して傾斜させて形成してもよい。
【0013】
【作用】出力ポートを供給ポートに連通させた状態で、
供給ポートから出力ポートに流体を流した時には、ガイ
ド部によって、流体の流れの向きがスプールの軸方向に
対して斜めに形成され、これにより、スプールに対して
付勢力に対抗する向きの流体力が作用する。
【0014】その後、スプールは、フィードバック受圧
面で受圧するフィードバック力に前記流体力を加えた力
と付勢手段の付勢力とが釣り合う位置に配置されて、出
力ポートと供給ポートならびに出力ポートとドレーンポ
ートの間を絞るか遮断した調圧位置に配置されて出力圧
が設定圧に調圧されるが、スプールがこの調圧位置に配
置される直前まで、流体の流通によりスプールに対して
流体力が作用するために、従来のようにフィードバック
力のみで付勢力に対抗するよりも早い時期に、スプール
が調圧位置に向けて移動を開始するとともに、調圧位置
に停止する。
【0015】このように、スプールの移動の開始時期な
らびに調圧位置に配置される時期が従来よりも早まるこ
とから、出力圧が設定圧を上回る値も小さくなり、ヒゲ
が小さくなる。
【0016】
【実施例】本考案実施例を図面に基づいて説明する。な
お、実施例を説明するにあたり、自動変速機に設けられ
て、例えば、ロー&リバースブレーキなどのようにピス
トンがストロークして締結する構造のクラッチに供給す
る油圧を所定の設定圧に調圧するバルブに適用した場合
を例として説明する。
【0017】図1は、本考案第1実施例の圧力調整弁を
示す断面図であって、図中1はバルブボディであり、バ
ルブ穴1aが形成され、このバルブ穴1aにスプール2
が摺動可能に挿入されている。
【0018】前記バルブ穴1aには、図中右側から順
に、ライン圧PL が供給される供給ポート1bと、作動
油を排出するドレーンポート1cと、図外のクラッチに
向けて出力圧POUを出力する出力ポート1dとが形成さ
れ、また、バルブ穴1aの図中右側の端部は、出力圧P
OUがバルブボディ1に形成されたフィードバック回路1
eからフィードバック圧PFBとして導かれる背室1fが
形成されている。
【0019】一方、スプール2には、第1ランド2aお
よび第2ランド2bが形成され、これらのランド2a,
2bは、前記出力ポート1dをドレーンポート1cと供
給ポート1bとに選択的に連通可能であるとともに、出
力ポート1dとドレーンポート1cとの間および出力ポ
ート1dと供給ポート1bの間を同時に閉じ切ることが
できるよう形成されている。また、スプール2の図中右
側の端面全体は、フィードバック圧PFBを受圧するフィ
ードバック受圧面2cとされている。
【0020】また、前記バルブ穴1aの図中左側端部に
は、スプール2が図1に示すように前記出力ポート1d
を供給ポート1bのみと連通させた位置(以下、初期位
置という)にスプール2を付勢するリターンスプリング
3が設けられている。
【0021】さらに、前記第1ランド2aの図中左側の
端面には、図3の要部拡大図に示すように供給ポート1
bからバルブ穴1aに流入する作動油の流れの向きがス
プール2の軸方向に対して斜めを向くようにガイドし
て、作動油が流入する運動(図中矢印aがその運動量を
示す)に軸方向の成分bを発生させて、前記リターンス
プリングによる付勢力に対抗する向きに流体力Foiを生
じさせるガイド面(ガイド部)2dが形成されている。
【0022】次に、第1実施例の圧力調整弁の動作を説
明する。
【0023】供給ポート1bにライン圧PL が供給され
ていない状態では、スプール2は、図1に示すようにリ
ターンスプリング3の付勢力FSPで初期位置に配置され
ていて、出力ポート1dを供給ポート1bのみと連通さ
せている。
【0024】そこで、供給ポート1bにライン圧PL
作動油を供給すると、作動油は出力ポート1dに流れて
図外のクラッチに供給され、クラッチのピストンをスト
ロークさせる。なお、図中Qは作動油の流量を示してい
る。
【0025】この時、出力ポート1dからの出力圧POU
は、図4に示すように、最初に僅かに上昇した後、図外
のピストンをストロークさせている間、上昇することは
なく棚圧P1 を形成する。なお、この棚圧P1 はフィー
ドバック圧PFBとして背室1fに供給されてスプール2
をリターンスプリング3に対抗する方向に押すが、この
棚圧P1 ではリターンスプリング3は短縮されない。
【0026】また、上述のように作動油が供給ポート1
bから出力ポート1dに向けて流れた場合、図3に示す
ように第1ランド2aのガイド面2dに作動油がガイド
されることで、供給ポート1bからバルブ穴1aに流入
する作動油の運度量の方向が矢印aで示すようにスプー
ル2の軸方向に直交する方向に対して斜めに傾斜した向
きとなる。そして、この運動量aの軸方向成分bによっ
てスプール2に対してリターンスプリング3の付勢力F
SPに対抗する向きに流体力Foiが作用するもので、この
流体力Foiは、図1のように供給ポート1bと出力ポー
ト1dが連通されて、供給ポート1bからバルブ穴1a
へ作動油が流入している間は、スプール2に対して作用
することになる。なお、この流体力Foiはリターンスプ
リング3を短縮させる程ではない。
【0027】その後、図外のクラッチのピストンのスト
ロークが終了して出力圧POUが上昇していくと、フィー
ドバック受圧面2cで受圧するフィードバック力FFB
高まり、フィードバック力FFBと流体力Foiの合力がリ
ターンスプリング3の付勢力FSPを上回って、スプール
2は図中左方向に押されて図2に示す調圧位置(供給ポ
ート1bおよびドレーンポート1cと出力ポート1dの
間を閉じ切る位置)に向けて移動するが、前記流体力F
oiは、供給ポート1bからバルブ穴1aに作動油が流入
されている間、すなわち、スプール2が調圧位置に移動
する直前まで作用しているために、スプール2は、この
流体力Foiの分だけ従来よりも早い時期(図4中c)に
調圧位置に向けて移動を開始する。
【0028】その後、出力圧POUが設定圧PSTを越えた
ら(図4中d)、スプール2は調圧位置よりも図中左側
に移動することになり、出力ポート1dがドレーンポー
ト1cに連通されて出力圧POUが低下してフィードバッ
ク力FFBが低下し、スプール2はリターンスプリング3
の付勢力FSPにより調圧位置に戻されて、出力圧POU
設定圧PSTに安定する。なお、図4においてP2 は、ス
プール反応中の調圧値であって、従来に比べΔPだけ低
下することになる。
【0029】このように動作するにあたり、スプール2
が初期位置から移動を開始してから調圧位置に安定する
まで要する時間であるスプール反応時間tSP(図4参
照)が従来と同じでも、上述のようにスプール2の移動
の開始時期が従来よりも早まったことから、調圧位置に
安定する時期も早まることになり、出力圧POUが設定圧
STを上回るヒゲが小さくなる。
【0030】以上のように、本実施例では、スプール2
の初期位置では出力ポート1dと供給ポート1bとの間
を絞ることなく連通させて、出力ポート1dへの流量を
従来通り確保してクラッチのピストンがストロークに要
する時間が長くならないようにしながら、ヒゲは小さく
することができ、クラッチの締結ショックを改善できる
という効果が得られる。
【0031】次に、他の実施例について説明するが、第
1実施例と同様の構成については同じ符号を付けて説明
を省略し相違点のみについて説明する。
【0032】図5は請求項2記載の考案に対応した第2
実施例の圧力調整弁の要部を示す断面図であって、この
実施例では、バルブ穴1aから出力ポート1dへ流出す
る作動油の流れによりスプール2に対して流体力Foi
作用するように構成した例である。
【0033】すなわち、本第2実施例では、供給ポート
1bとドレーンポート1cの配置を第1実施例と入れ換
えた構造としている。したがって、供給ポート1bから
出力ポート1dへの作動油の流通が生じている際には、
バルブ穴1aから出力ポート1dへ流出する作動油の流
れがガイド面2dにより図中矢印dの方向に傾けられ
て、その軸方向成分eにより流体力Foiが生じる。
【0034】図6は請求項3記載の考案に対応した第3
実施例の圧力調整弁の要部を示す断面図であって、この
実施例では、バルブボディ1にガイド面(ガイド部)1
gを形成している。
【0035】すなわち、供給ポート1bのバルブ穴1a
への開口の上流部分に、スプール2の軸直交方向に対し
て傾斜したガイド面(ガイド部)1gが形成されてい
る。
【0036】したがって、供給ポート1bからバルブ穴
1aへ作動油が流入する際には、作動油が図中矢印fの
方向に流れることになり、その軸方向成分gにより流体
力Foiが生じる。
【0037】以上、実施例について説明してきたが具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考案
に含まれる。
【0038】例えば、実施例では、付勢手段としてリタ
ーンスプリング3を示したがこれに限られるものではな
く、2レンジ圧などのような作動油圧により付勢する手
段でもよいし、あるいは、これらを組み合わせてもよ
い。
【0039】また、実施例では、ガイド部をスプールに
形成した例と、バルブボディに形成した例とを示した
が、スプールとバルブボディの両方に形成するようにし
てもよい。
【0040】また、実施例では、自動変速機に用いた場
合を示したが、他の産業機器などにも適用できる。
【0041】
【考案の効果】以上説明してきたように本考案の圧力調
整弁にあっては、スプールやバルブボディに、供給ポー
トから出力ポートへ向かう流体の流れの向きをスプール
の軸方向に直交する方向対して斜めにガイドして、付勢
手段による付勢力に対抗する向きに作用する流体力を生
じさせるガイド部を設けた構成としたため、供給ポート
から流体を供給した際には、スプールに対して付勢手段
の付勢力に対抗する向きには、フィードバック受圧面で
受圧するフィードバック力に加えてガイド部のガイドで
生じる流体力が作用することになり、スプールが出力圧
を設定圧に調圧する調圧位置に向けて移動を開始する時
期が従来よりも早まることになる。したがって、スプー
ルが調圧位置に安定する時期も、その分だけ早まること
になり、出力圧が設定圧を上回るオーバーシュートが少
なくなってヒゲが小さくなる。すなわち、流体圧の供給
開始時に出力ポートと供給ポートとを絞ることなく出力
ポートへの流量を従来通り確保しながら、ヒゲは小さく
することができるという効果が得られる。また、このよ
うな特性の圧力調整弁を、クラッチへの流体圧供給に適
用した場合にはクラッチの締結ショックを改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第1実施例の圧力調整弁を示す断面図で
ある。
【図2】第1実施例の圧力調整弁を示す断面図である。
【図3】第1実施例の圧力調整弁の要部を示す拡大断面
図である。
【図4】第1実施例の圧力調整弁の圧力特性図である。
【図5】本考案第2実施例の圧力調整弁を示す断面図で
ある。
【図6】本考案第3実施例の圧力調整弁を示す断面図で
ある。
【図7】従来の圧力調整弁を示す断面図である。
【図8】従来の圧力調整弁の圧力特性図である。
【符号の説明】
1 バルブボディ 1a バルブ穴 1b 供給ポート 1c ドレーンポート 1d 出力ポート 1e フィードバック回路 1g ガイド面(ガイド部) 2 スプール 2a 第1ランド 2b 第2ランド 2c フィードバック受圧面 2e ガイド面(ガイド部) 3 リターンスプリング(付勢手段)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブボディに形成されたバルブ穴に摺
    動可能に挿入されたスプールと、 前記バルブ穴に開口され、圧力源から流体が供給される
    供給ポート,流体を排出するドレーンポート,ならびに
    供給対象に向けて流体圧を出力する出力ポートと、 前記スプールに形成され、前記出力ポートをドレーンポ
    ートと供給ポートに選択的に連通可能であるとともに、
    出力ポートとドレーンポートの間ならびに出力ポートと
    供給ポートの間を同時に絞り可能あるいは遮断可能に形
    成されたランドと、 前記出力ポートを供給ポートのみと連通させた位置にス
    プールを付勢する付勢手段と、 この付勢手段による付勢力に対抗する向きにフィードバ
    ック回路から導かれる流体圧を受圧可能に前記スプール
    に形成されたフィードバック受圧面と、を備えた圧力調
    整弁において、 前記供給ポートから出力ポートへ向かう流体の流れの向
    きをスプールの軸方向に直交する方向に対し斜め方向に
    ガイドして、前記スプールに対して付勢手段による付勢
    力に対抗する向きに作用する流体力を生じさせるガイド
    部を設けたことを特徴とする圧力調整弁。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部が、スプールのランドの端
    面をスプールの軸方向に直交する方向に対して傾斜させ
    て形成されていることを特徴とする請求項1記載の圧力
    調整弁。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部が、バルブボディの供給ポ
    ートの開口内側部分をスプールの軸方向に直交する方向
    に対して傾斜させて形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の圧力調整弁。
JP1993067792U 1993-12-20 1993-12-20 圧力調整弁 Expired - Lifetime JP2595843Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009036336A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Shimadzu Corp 流量制御弁

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JP2009036336A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Shimadzu Corp 流量制御弁

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