JP2595296Y2 - コンテナ内装袋 - Google Patents

コンテナ内装袋

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JP2595296Y2
JP2595296Y2 JP1993002888U JP288893U JP2595296Y2 JP 2595296 Y2 JP2595296 Y2 JP 2595296Y2 JP 1993002888 U JP1993002888 U JP 1993002888U JP 288893 U JP288893 U JP 288893U JP 2595296 Y2 JP2595296 Y2 JP 2595296Y2
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実 石野
進 角田
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Nippon Yusen KK
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Nihon Matai Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、農作物,家畜飼料,化
学品,化成品等の粒粉状貨物を輸送する際に用いられる
コンテナ内装袋に係り、特にコンテナに内装される袋本
体の天面の弛みを防止する構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンテナに袋本体を内装し、
この袋本体内に、モルト等の粒粉状貨物を積付けるよう
にしたコンテナ内装袋は、一般に知られている。
【0003】ところで、この種のコンテナ内装袋に粒粉
状貨物を積付ける場合には、袋本体のドア面上端部に設
けられている投入口を開放し、この投入口からスクリュ
ーコンベアやエアリフト等を用いて粒粉状貨物を投入す
ることになるが、袋本体の天面が下方に凸に弛んでいる
場合には、投入した粒粉状貨物が天面に衝突して落下し
てしまい、フロント側の奥まで粒粉状貨物を投入するこ
とができないという問題がある。
【0004】そこで、本出願人は先に、実願昭60−9
9274号および実願平2−85691号において、袋
本体の天面に弛みを生じさせることがないコンテナ内装
袋を提案した。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本出願人が先に提案し
たコンテナ内装袋は、袋本体の天面両側縁に配したサイ
ドベルトあるいは天面上に配した紐体を、ドア側に引張
ることにより天面の弛みを防止する方法を採っているた
め、袋本体をコンテナ内に装着する際に、サイドベルト
あるいは紐体を強い力で引張らなければならず、作業が
容易でないとともに、サイドベルトあるいは紐体が一旦
緩んでしまうと、これらを締め直さない限り、弛みを取
ることができないという問題がある。
【0006】また、袋本体内に貨物を投入すると、袋本
体は全体的に下方に引張られることになるが、サイドベ
ルトあるいは紐体で天面を引張っている場合には、貨物
投入時にサイドベルトあるいは紐体の袋本体との連結部
分に過負荷が作用し、この部分から袋本体が破れるおそ
れがある。
【0007】本考案は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、袋本体の天面の弛みを、小さな力でしかも確実に防
止することができるコンテナ内装袋を提供することを目
的とする。
【0008】本考案の他の目的は、過負荷作用時に袋本
体が破れるものを完全に防止することができるコンテナ
内装袋を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成する手段として、長手方向一端にドアを有する縦長箱
状をなすコンテナに内装され、少なくともコンテナ底壁
に対応する底面,両側の側壁に対応する側面,フロント
壁に対応するフロント面,および天壁に対応する天面を
有する袋本体と;この袋本体をコンテナに係止する係止
部材と;一端が前記天面の周縁近傍位置に連結されると
ともに他端がコンテナ側に連結され、自己の弾性力によ
り天面を斜め上方の外側に引張る吊上げ部材と;をそれ
ぞれ設け、かつ前記吊上げ部材に、過負荷作用時に天面
とコンテナ側との間の連結を解除する連結解除部材を設
けるようにしたことを特徴とする。
【0010】そして、本考案においては、連結解除部材
を、吊上げ部材の一端を天面に貼着固定する粘着テープ
で形成したり、あるいは過負荷作用時に破断する脆弱部
を備えた連結部材で形成することが好ましい。
【0011】
【作用】本考案に係るコンテナ内装袋においては、吊上
げ部材の弾性力により、袋本体の天面が、斜め上方の外
側に常時引張られている。このため、袋本体内に貨物を
投入する前はもとより、貨物投入中のように袋本体全体
に加わる負荷が常に変動するような場合であっても、天
面の弛みを防止することが可能となり、しかもそれほど
大きな力を必要としない。また、天面は斜め上方の外側
に引張られるので、垂直上方に引張る場合と異なり、コ
ンテナ天壁と天面との間に大きな上下間隔がない場合で
あっても、問題なく天面を引張ることができ、しかも少
ない吊上げ部材の個数で、天面の弛みを防止することが
可能となる。
【0012】また、吊上げ部材に、過負荷作用時に天面
とコンテナ側との間の連結を解除する連結解除部材を設
けるようにしているので、過負荷作用時に袋本体に大き
な力が加わらず、袋本体の破れを防止することが可能と
なる。
【0013】そして、本考案において、連結解除部材
を、吊上げ部材の一端を天面に貼着固定する粘着テープ
で形成することにより、天面の必要箇所に容易に、しか
も袋本体を製作した後に取付けることが可能となるとと
もに、貼着面積や粘着剤の組成を変えることにより、袋
本体の強度に見合った貼着固定力を容易に得ることが可
能となる。
【0014】また、連結解除部材を、過負荷時に破断す
る脆弱部を備えた連結材で形成することにより、温度や
湿度が極端に変動しても、安定した連結解除力を得るこ
とが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本考案の第1実施例を図面を参照して
説明する。図1は、本考案に係るコンテナ内装袋の一例
を示すもので、このコンテナ内装袋1は、図2に示すよ
うに、フロント側コーナ部に角形溝3を有しドア4側の
コーナ部に凹溝5を有する縦長箱状のドライコンテナ2
内に着脱可能に装着され、そのドア4側の端面は、前記
凹溝5に着脱可能に装着される堰板装置6により支持さ
れるようになっている。
【0016】前記コンテナ内装袋1は、図1に示すよう
に、コンテナ底壁に対応する底面部7a,コンテナ側壁
に対応する一対の側面部7b,コンテナフロント壁に対
応するフロント面部7c,前記ドア4に対応するドア面
部7d,およびコンテナ天壁に対応する天面部7eを有
し、ドライコンテナ2の内部形状に倣った方形の密閉箱
状に形成された袋本体7を備えており、この袋本体7
は、例えばプラスチックフィルム等の防水性軟質素材で
形成され、不使用時には小さく折たためるようになって
いる。
【0017】この袋本体7の天面部7eには、図1およ
び図3に示すように、幅方向両端のフロント側端部に、
ゴム等の弾性素材で形成した上部連結輪8がそれぞれ設
けられているとともに、幅方向両端のドア4側の端部
に、上部係止紐9がそれぞれ設けられている。そして、
前記上部連結輪8は、図2および図4に示すように、前
記角形溝3の上端部に設けた上部係止金具10に、後述
するフロント側吊上げ部材12を介し着脱可能に係止さ
れるようになっているとともに、前記上部係止紐9は、
図2に示すように、前記凹溝5の上端部に設けた上部係
止棒11に固縛されるようになっている。
【0018】前記天面部7eにはまた、図1および図3
に示すように、前記各上部連結輪8から対角線方向に所
定量内側に入った位置に、フロント側吊上げ部材12が
それぞれ設けられているとともに、前記各上部係止紐9
から対角線方向に所定量内側に入った位置に、ドア側吊
上げ部材13がそれぞれ設けられており、これら4個の
吊上げ部材12,13で天面部7eを斜め上方に外側に
引張ることにより、天面部7eの弛みを防止できるよう
になっている。
【0019】前記フロント側吊上げ部材12は、図5に
示すように、例えば人絹博多ゴム等の弾性力に富んだ素
材で形成される帯状の本体14と、例えばPEクロス粘
着テープ等で短冊状に形成される連結解除部材15と、
C環16とを備えており、前記本体14の一端部は、連
結解除部材15一端のアイレット15aに、PPテープ
17を介して連結されているとともに、本体14の他端
部は、PPテープ17を介してC環16に連結されてい
る。そして、図1,図3および図4に示すように、連結
解除部材15を天面部7eに貼着固定するとともに、C
環16を前記上部連結輪8を引掛けた状態で上部係止金
具10に係止することにより、天面部7eを上部係止金
具10に向かって斜め上方に引張ることができ、しかも
過負荷作用時には、連結解除部材15の天面部7eとの
連結を解除できるようになっている。なお、これについ
ては後に詳述する。
【0020】一方、前記ドア側吊上げ部材13は、図6
に示すように、前記本体14と同一素材で形成された帯
状の本体18と、前記連結解除部材15と同一構成の連
結解除部材19とを備えており、前記本体18の一端部
は、連結解除部材19一端のアイレット19aに、PP
テープ20を介して連結されている。そして、図1およ
び図3に示すように、連結解除部材19を天面部7eに
貼着固定するとともに、本体18を前記上部係止棒11
に固縛することにより、天面部7eを上部係止棒11に
向かって斜め上方に引張ることができ、しかも過負荷作
用時には、連結解除部材19の天面部7eとの連結を解
除できるようになっている。なお、これについても後に
詳述する。
【0021】前記袋本体7の底面部7aには、図1に示
すように、幅方向両端のフロント側端部に、前記上部連
結輪8と同一構成の下部連結輪21を介しC環22がそ
れぞれ設けられているとともに、幅方向両端のドア4側
の端部に、下部係止紐23がそれぞれ設けられている。
そして、前記C環22は、図2に示すように、前記角形
溝3の下端部に設けた下部係止金具24に、着脱可能に
係止されるようになっているとともに、前記下部係止紐
23は、前記凹溝5の下端部に設けた下部係止棒25に
固縛されるようになっている。
【0022】前記袋本体7のドア面部7dには、図1に
示すように、その上端部に、ドア面部7dとほぼ同一の
幅員を有する横長長方形状の貨物投入口26が設けられ
ており、この貨物投入口26は、下カバー27と上カバ
ー28とにより閉止されるようになっている。
【0023】すなわち、前記下カバー27は、図1に示
すように、上下寸法が貨物投入口26の上下寸法よりも
小さな値の横長長方形状に形成されており、その下端縁
は、貨物投入口26の下端縁に連結されているととも
に、両側縁は、蛇腹部材29を介して貨物投入口26の
両側縁に連結されている。この下カバー27は垂直状態
からほぼ水平状態まで作動し、貨物投入口26の下部6
〜8割の部分を開閉できるようになっており、下カバー
27で閉止されない部分は、下カバー27の外側に二枚
重ね状に配される上カバー28で閉止されるようになっ
ている。
【0024】前記下カバー27の上端両側部には、図1
に示すように固定紐30がそれぞれ設けられており、こ
れら各固定紐30は、図2に示す上部係止棒11にそれ
ぞれ固縛され、これにより、下カバー27が貨物投入口
26を閉止している状態で固定されるようになってい
る。
【0025】次に、本実施例の作用について説明する。
コンテナ内装袋1をドライコンテナ2内に装着する場合
には、まずフロント側吊上げ部材12のC環16に上部
連結輪8を引掛けた後、このC環16を上部係止金具1
0に係止する。そしてその後、C環22を下部係止金具
24に係止する。
【0026】次いで、上部係止紐9を上部係止棒11に
固縛するとともに、下部係止紐23を下部係止棒25に
固縛し、その後、ドア側吊上げ部材13の本体18を、
上部係止棒11に固縛する。これにより、コンテナ内装
袋1のドライコンテナ2内への装着が完了する。そこで
その後、堰板装置6を装着し、この堰板装置6でドア面
部7dの外面側を支持する。
【0027】ところで、コンテナ内装袋1をドライコン
テナ2内に装着した状態において、袋本体7の天面部7
eは、4個の吊上げ部材12,13により、斜め上方の
外側四方向に引張られることになる。このため、天面部
7eの弛み,特に中央部が自重で下方に凸に湾曲した状
態の弛みが取除かれる。
【0028】次いで、貨物投入口26から袋本体7内に
貨物を投入する。この際、天面部7eの弛み,特に中央
部が自重で下方に凸に湾曲した状態の弛みが取除かれて
いるので、投入した貨物が天面部7eに衝突してロント
側の端部まで届かないといった不具合が全くない。
【0029】ところで、袋本体7内に貨物が投入される
と、袋本体7は、全体的に下方に引張られることになる
が、この力は各所均一ではなく、しかも貨物投入中に時
々刻々変化する。このため、袋本体7は歪んだ状態とな
り、貨物投入前には弛みがなかった天面部7eも、貨物
投入中に弛みが生じることがある。
【0030】ところが、本実施例の場合には、各吊上げ
部材12,13の本体14,18の弾性力を利用して天
面部7eを吊っているので、袋本体7が歪んだ状態にな
っても、その状態で天面部7eが吊上げられ、天面部7
eの弛みを完全に防止することができる。しかも、投入
中に貨物が極端に偏在し、特定の吊上げ部材12,13
に過負荷が作用した場合には、天面部7eが破れる前
に、連結部材15,19が天面部7eから剥離除去され
る。このため、過負荷の作用により、天面部7eが破れ
るといった不具合が全くない。
【0031】また、袋本体7自体も、一定の余裕度をも
ってドライコンテナ2内に装着されているので、過負荷
作用時に、袋本体7の天面部7e以外の箇所に破れが生
じるといった不具合もない。
【0032】すなわち、袋本体7のフロント側の上下四
隅部は、上部連結輪8および下部連結輪21を介してド
ライコンテナ2側に連結されている。これら両連結輪
8,21は、一定の弾力性を有しているので、負荷が加
わると伸びが生じ、これにより袋本体7に作用する負荷
を緩和することができる。一方、袋本体7のドア4側の
上下四隅部は、上部係止紐9および下部係止紐23を介
してドライコンテナ2側に連結されている。これら両係
止紐9,23は、それ自体は弾力性を有していないが、
上下の係止棒11,25に固縛する構造であるので、負
荷が作用すると固縛部が締まった状態となり、これによ
り各係止紐9,23が伸びた状態となる。このため、袋
本体7に作用する負荷を緩和することができる。そし
て、以上の作用により、過負荷作用時に、袋本体7の天
面部7e以外の箇所に破れが生じることも防止すること
ができる。
【0033】図7および図8は、本考案の第2実施例を
示すもので、前記第1実施例におけるフロント側吊上げ
部材12およびドア側吊上げ部材13に代え、フロント
側吊上げ部材32およびドア側吊上げ部材33を用いる
ようにしたものである。
【0034】すなわち、前記フロント側吊上げ部材32
は、図7に示すように、例えば人絹博多ゴム等の弾性力
に富んだ素材で形成される帯状の本体34と、袋本体7
の天面部7e(図1参照)に縫合あるいは溶着等により
完全に固定される固定部材35と、C環36とを備えて
おり、前記本体34の一端部は、固定部材35一端のア
イレット35aに、例えばテープ状の連結解除部材37
を介して連結されているとともに、本体34の他端部
は、PPテープ38を介してC環36に連結されてい
る。
【0035】前記連結解除部材37には、図7に示すよ
うに、幅方向両側からV形状のカットを入れて形成され
る脆弱部37aが設けられており、この脆弱部37a
は、過負荷作用時に破断して天面部7eとドライコンテ
ナ2側との間の連結を解除するようになっている。
【0036】一方、前記ドア側吊上げ部材33は、図8
に示すように、前記本体34と同一素材で形成された帯
状の本体39と、前記固定部材35と同一構成の固定部
材40とを備えており、前記本体39の一端部は、固定
部材40一端のアイレット40aに、例えばテープ状の
連結解除部材41を介して連結されている。
【0037】この連結解除部材41には、図8に示すよ
うに、前記連結解除部材37の脆弱部37aと同様の脆
弱部41aが設けられており、この脆弱部41aは、過
負荷作用時に破断して天面部7eとドライコンテナ2側
との間の連結を解除するようになっている。なお、その
他の点については、前記第1実施例と同一構成となって
おり、作用も同一である。
【0038】しかして、本実施例に係る吊上げ部材3
2,33を用いても、過負荷作用時には、天面部7eと
ドライコンテナ2側との間の連結が解除されるので、前
記第1実施例と同様の効果が期待できる。
【0039】なお、前記両実施例においては、天面部7
eの四隅部近傍位置に合計4個の吊上げ部材12,1
3,32,33を設ける場合について説明したが、天面
部7eの周縁近傍位置であれば、その位置および個数に
制限はない。
【0040】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、吊上げ部
材の弾性力により、袋本体の天面を斜め上方の外側に常
時引張るようにしているので、袋本体内に貨物を投入す
る前はもとより、貨物投入中のように袋本体全体に加わ
る負荷が常に変動するような場合であっても、天面の弛
みを防止することができ、しかもそれほど大きな力を必
要としない。
【0041】また、天面は斜め上方の外側に引張られる
ので、垂直上方に引張る場合と異なり、コンテナ天壁と
の間に大きな上下間隔がない場合であつても、問題なく
天面を引張ることができ、しかも天面が外側に引張られ
るので、少ない吊上げ部材の個数で天面の弛みを有効に
防止することができる。
【0042】また、吊上げ部材に過負荷作用時に天面
とコンテナ側との間の連結を解除する連結解除部材を設
けるようにしているので、過負荷作用時に袋本体,特に
その天面に大きな力が加わらず、袋本体の破れを防止す
ることができる。
【0043】そして、本考案において、連結解除部材
を、吊上げ部材の一端を天面に貼着固定する粘着テープ
で形成することにより、天面の必要箇所に容易に、しか
も袋本体を製作した後に取付けることができるととも
に、貼着面積や粘着剤の組成を変えることにより、袋本
体の強度に見合った貼着固定力を容易に得ることができ
る。
【0044】また、連結解除部材を、過負荷作用時に破
断する脆弱部を備えた連結材で形成することにより、温
度や湿度が極端に変動しても、安定した連結解除力を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るコンテナ内装袋を示
す斜視図である。
【図2】図1のコンテナ内装袋をドライコンテナ内に装
着した状態を示す概略平面図である。
【図3】図1のコンテナ内装袋を上方から見た構成図で
ある。
【図4】フロント側吊上げ部材と上部連結輪との関係を
示す要部構成図である。
【図5】フロント側吊上げ部材の詳細を示す構成図であ
る。
【図6】ドア側吊上げ部材の詳細を示す構成図である。
【図7】本考案の第2実施例を示す図5相当図である。
【図8】本考案の第2実施例を示す図6相当図である。
【符号の説明】
1 コンテナ内装袋 2 ドライコンテナ 4 ドア 6 堰板装置 7 袋本体 7a 底面部 7b 側面部 7c フロント面部 7d ドア面部 7e 天面部 8 上部連結輪 9 上部係止紐 12,32 フロント側吊上げ部材 13,33 ドア側吊上げ部材 14,18,34,39 本体 15,19,37,41 連結解除部材 16,22,36 C環 21 下部連結輪 23 下部係止紐 26 貨物投入口 35,40 固定部材 37a,41a 脆弱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−45290(JP,U) 実開 昭56−40981(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 88/22

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向一端にドアを有する縦長箱状を
    なすコンテナに内装され、少なくともコンテナ底壁に対
    応する底面,両側の側壁に対応する側面,フロント壁に
    対応するフロント面,および天壁に対応する天面を有す
    る袋本体と;この袋本体をコンテナ内に係止する係止部
    材と;一端が前記天面の周縁近傍位置に連結されるとと
    もに他端がコンテナ側に連結され、自己の弾性力により
    天面を斜め上方の外側に引張る吊上げ部材と;を具備
    し、前記吊上げ部材は、過負荷作用時に天面とコンテナ
    側との間の連結を解除する連結解除部材を備えている
    とを特徴とするコンテナ内装袋。
  2. 【請求項2】 連結解除部材は、吊上げ部材の一端を天
    面に貼着固定する粘着テープで形成されていることを特
    徴とする請求項記載のコンテナ内装袋。
  3. 【請求項3】 連結解除部材は、過負荷作用時に破断す
    る脆弱部を備えた連結材で形成されていることを特徴と
    する請求項記載のコンテナ内装袋。
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