JP2595106Y2 - 火災感知器の動作表示灯の保護カバー - Google Patents
火災感知器の動作表示灯の保護カバーInfo
- Publication number
- JP2595106Y2 JP2595106Y2 JP1992063781U JP6378192U JP2595106Y2 JP 2595106 Y2 JP2595106 Y2 JP 2595106Y2 JP 1992063781 U JP1992063781 U JP 1992063781U JP 6378192 U JP6378192 U JP 6378192U JP 2595106 Y2 JP2595106 Y2 JP 2595106Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective cover
- light
- operation indicator
- fire detector
- indicator light
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、火災感知器における
動作表示灯の保護カバーに関する。さらに述べれば、感
知器の本体に内装される動作表示灯の光を外部に放射す
る保護カバーに関する。
動作表示灯の保護カバーに関する。さらに述べれば、感
知器の本体に内装される動作表示灯の光を外部に放射す
る保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の保護カバーは、樹脂製の
半透明材料により形成され、図3に示す様に、感知器本
体1に内装される動作表示灯2に対向して、本体1の周
壁6に設けられ、動作表示灯2の光を外部へそのまま放
射している。
半透明材料により形成され、図3に示す様に、感知器本
体1に内装される動作表示灯2に対向して、本体1の周
壁6に設けられ、動作表示灯2の光を外部へそのまま放
射している。
【0003】従って、動作表示灯2は、その発光を外部
に充分に放射させるため、前記本体1の周壁6に設けら
れる保護カバー5に近接して、設けられる。
に充分に放射させるため、前記本体1の周壁6に設けら
れる保護カバー5に近接して、設けられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、動作表示灯2
が載置されるプリント基板3の取付け状態によって、動
作表示灯2が保護カバー5から離れて感知器本体1に内
装される場合や電圧が低下する場合の様に、動作表示灯
2からの光量が少なくなる場合には、保護カバー5を介
して外部に放射される光が充分にないので、動作表示灯
2の点灯の確認がしにくくなり、場合によっては行えな
くなる。
が載置されるプリント基板3の取付け状態によって、動
作表示灯2が保護カバー5から離れて感知器本体1に内
装される場合や電圧が低下する場合の様に、動作表示灯
2からの光量が少なくなる場合には、保護カバー5を介
して外部に放射される光が充分にないので、動作表示灯
2の点灯の確認がしにくくなり、場合によっては行えな
くなる。
【0005】この考案は、上記事情に鑑み、上記従来技
術の問題点を解消し、動作表示灯からの光量が少なくて
も、その点灯の確認を容易にする火災感知器の動作表示
灯の保護カバーを得ることを目的とする。
術の問題点を解消し、動作表示灯からの光量が少なくて
も、その点灯の確認を容易にする火災感知器の動作表示
灯の保護カバーを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本願
考案について述べると、それは、感知器本体の動作表示
灯に対向する位置に該表示灯の保護カバーを備えた火災
感知器において、該保護カバーが、前記表示灯の光を入
射する入射面と、該入射面からの光を前記保護カバーの
表面側に集光せしめるとともに該保護カバーの表面に焦
点部分を有する湾曲面とを備えた火災感知器の動作表示
灯の保護カバーである。
考案について述べると、それは、感知器本体の動作表示
灯に対向する位置に該表示灯の保護カバーを備えた火災
感知器において、該保護カバーが、前記表示灯の光を入
射する入射面と、該入射面からの光を前記保護カバーの
表面側に集光せしめるとともに該保護カバーの表面に焦
点部分を有する湾曲面とを備えた火災感知器の動作表示
灯の保護カバーである。
【0007】
【作用】本願考案に係る保護カバーを備えた火災感知器
にあっては、火災検出時、動作表示灯が点灯すると、そ
の光は、動作表示灯に対向して設けられる保護カバーの
入射面を透過して後、湾曲面に衝突して反射し、その進
行方向を変えられて、保護カバーの表面側に集光され
る。そして、その表面を粗面としておくと、表面で光が
乱反射するので、多方向から確認しやすくなる。
にあっては、火災検出時、動作表示灯が点灯すると、そ
の光は、動作表示灯に対向して設けられる保護カバーの
入射面を透過して後、湾曲面に衝突して反射し、その進
行方向を変えられて、保護カバーの表面側に集光され
る。そして、その表面を粗面としておくと、表面で光が
乱反射するので、多方向から確認しやすくなる。
【0008】
【実施例】この考案の実施例を添付図面に基づき説明す
る。図1において、1は感知器の本体である。2は、L
ED等を用いた動作表示灯であり、プリント基板3に載
置されて、前記本体1の基台4に固定され、該本体1に
水平方向に内装される。5は、動作表示灯の保護カバー
であり、本体1の周壁6の前記表示灯2に対向する位置
に、設けられる。
る。図1において、1は感知器の本体である。2は、L
ED等を用いた動作表示灯であり、プリント基板3に載
置されて、前記本体1の基台4に固定され、該本体1に
水平方向に内装される。5は、動作表示灯の保護カバー
であり、本体1の周壁6の前記表示灯2に対向する位置
に、設けられる。
【0009】前記動作表示灯の保護カバー5は、ほぼ透
明の材料により形成され、図2に示す様に、入射面5a
及び湾曲面5bにより、プリズムを構成する。該入射面
5aは、垂直面であり、前記動作表示灯2に対向して設
けらている。一方湾曲面5bは、入射光を保護カバー5
の表面5c側に反射させ、且つ、反射光を、表面5cに
おいて発光の確認が容易に行える下方の位置、例えば、
焦点部分F、に集光させる如く、形成されている。
明の材料により形成され、図2に示す様に、入射面5a
及び湾曲面5bにより、プリズムを構成する。該入射面
5aは、垂直面であり、前記動作表示灯2に対向して設
けらている。一方湾曲面5bは、入射光を保護カバー5
の表面5c側に反射させ、且つ、反射光を、表面5cに
おいて発光の確認が容易に行える下方の位置、例えば、
焦点部分F、に集光させる如く、形成されている。
【0010】これにより、動作表示灯2の光は、例え
ば、A1、A2のような進行方向を辿り、保護カバーの
表面5cの前記焦点部分Fに集光される。
ば、A1、A2のような進行方向を辿り、保護カバーの
表面5cの前記焦点部分Fに集光される。
【0011】また、前記保護カバーの表面5cは、粗面
加工が施されており、表面5cに集められた光は、ここ
で乱反射して散乱する。従って、一旦集光された光を表
面5cにおいて散乱させるので、下方や側方等の表面5
cの見える総べての位置から確認が可能である。そし
て、動作表示灯2を表面5cの近傍に設ける必要はな
い。
加工が施されており、表面5cに集められた光は、ここ
で乱反射して散乱する。従って、一旦集光された光を表
面5cにおいて散乱させるので、下方や側方等の表面5
cの見える総べての位置から確認が可能である。そし
て、動作表示灯2を表面5cの近傍に設ける必要はな
い。
【0012】
【考案の効果】上記の構成による本願考案の保護カバー
を備えた火災感知器にあっては、動作表示灯の光を、保
護カバーの表面側に集光させることができる。そのた
め、動作表示灯からの光量が少ない場合でも、その光
を、保護カバーを介して、効率よく外部に放射させるこ
とができるので、動作表示灯の点灯を容易に確認するこ
とができる。
を備えた火災感知器にあっては、動作表示灯の光を、保
護カバーの表面側に集光させることができる。そのた
め、動作表示灯からの光量が少ない場合でも、その光
を、保護カバーを介して、効率よく外部に放射させるこ
とができるので、動作表示灯の点灯を容易に確認するこ
とができる。
【0013】又、保護カバーの表面を粗面加工すると、
該表面に集められた動作表示灯の光が乱反射するので、
点灯の確認が更に容易となる。
該表面に集められた動作表示灯の光が乱反射するので、
点灯の確認が更に容易となる。
【図1】本願考案の保護カバーを備えた火災感知器の一
部断面正面図である。
部断面正面図である。
【図2】本願考案の保護カバーを備えた火災感知器の要
部拡大断面図である。
部拡大断面図である。
【図3】従来例の保護カバーを備えた火災感知器の図2
に相当する部分の拡大断面図である。
に相当する部分の拡大断面図である。
1 感知器本体 2 動作表示灯 3 プリント基板 4 基台 5 保護カバー 5a 入射面 5b 湾曲面 5c 表面 6 周壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 17/00
Claims (2)
- 【請求項1】 感知器本体の動作表示灯に対向する位置
に該表示灯の保護カバーを備えた火災感知器において、
該保護カバーが、前記表示灯の光を入射する入射面と、
該入射面からの光を前記保護カバーの表面側に集光せし
めるとともに該保護カバーの表面に焦点部分を有する湾
曲面とを備えていることを特徴とする火災感知器の動作
表示灯の保護カバー。 - 【請求項2】 保護カバーの表面が粗面加工されている
ことを特徴とする請求項1記載の火災感知器の動作表示
灯の保護カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992063781U JP2595106Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 火災感知器の動作表示灯の保護カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992063781U JP2595106Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 火災感知器の動作表示灯の保護カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0630890U JPH0630890U (ja) | 1994-04-22 |
JP2595106Y2 true JP2595106Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=13239272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992063781U Expired - Fee Related JP2595106Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 火災感知器の動作表示灯の保護カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595106Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7239317B2 (ja) * | 2018-12-25 | 2023-03-14 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 警報器 |
JP2020190998A (ja) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | ホーチキ株式会社 | 防災機器 |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP1992063781U patent/JP2595106Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0630890U (ja) | 1994-04-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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