JP2595085B2 - オフセット印刷機の噴霧レール装置 - Google Patents
オフセット印刷機の噴霧レール装置Info
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- JP2595085B2 JP2595085B2 JP1053603A JP5360389A JP2595085B2 JP 2595085 B2 JP2595085 B2 JP 2595085B2 JP 1053603 A JP1053603 A JP 1053603A JP 5360389 A JP5360389 A JP 5360389A JP 2595085 B2 JP2595085 B2 JP 2595085B2
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- dampening
- printing press
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F7/00—Rotary lithographic machines
- B41F7/20—Details
- B41F7/24—Damping devices
- B41F7/30—Damping devices using spraying elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、オフセット印刷法を利用する印刷機に係わ
り、特に印刷作業中に湿し流体を印刷機に供給する改良
された噴霧レール装置(横長状に延在する噴霧装置)に
関するものである。
り、特に印刷作業中に湿し流体を印刷機に供給する改良
された噴霧レール装置(横長状に延在する噴霧装置)に
関するものである。
従来技術、および発明が解決しようとする課題 平版(リトグラフ)印刷法では、事実上平坦な薄い可
撓性印刷版、すなわち印刷すべき領域と印刷すべきでな
い領域との間を区別するための如何なる浮彫りもない印
刷版が使用される。また、平版印刷法では、互いに不適
合な流体が同時に使用される。例えば、新聞等の生産に
使用される印刷機のように、大きなウェブが供給される
印刷機では、一般に、印刷流体としての油ベースのイン
キと、隔離媒体である水ベースの湿し流体とが使用され
る。印刷版が露出され腐食されると、或る領域は油ベー
ス液を選択的に引き付け、一方、他の領域は水ベース液
に対していっそう選択的である。
撓性印刷版、すなわち印刷すべき領域と印刷すべきでな
い領域との間を区別するための如何なる浮彫りもない印
刷版が使用される。また、平版印刷法では、互いに不適
合な流体が同時に使用される。例えば、新聞等の生産に
使用される印刷機のように、大きなウェブが供給される
印刷機では、一般に、印刷流体としての油ベースのイン
キと、隔離媒体である水ベースの湿し流体とが使用され
る。印刷版が露出され腐食されると、或る領域は油ベー
ス液を選択的に引き付け、一方、他の領域は水ベース液
に対していっそう選択的である。
したがって、営利的に受け入れ可能な基準を印刷法が
満たすためには、印刷作業中に、印刷機に対して連続的
かつ均等な湿し流体の供給が行われることが必要であ
る。従来、湿し流体または主湿し流体である水は、液溜
めに部分的に浸漬されたロール、揺動ブラシおよび噴霧
ノズルによって供給された。水供給源に関係なく、ほぼ
常に、版ロールに対して直接、水が供給されるのではな
く湿しロール列に供給される。これは、不均等な水塗布
が印刷物に望ましくない結果を与えることを考慮して、
版に供給される水膜の厚さ変動をなくすための方法であ
る。
満たすためには、印刷作業中に、印刷機に対して連続的
かつ均等な湿し流体の供給が行われることが必要であ
る。従来、湿し流体または主湿し流体である水は、液溜
めに部分的に浸漬されたロール、揺動ブラシおよび噴霧
ノズルによって供給された。水供給源に関係なく、ほぼ
常に、版ロールに対して直接、水が供給されるのではな
く湿しロール列に供給される。これは、不均等な水塗布
が印刷物に望ましくない結果を与えることを考慮して、
版に供給される水膜の厚さ変動をなくすための方法であ
る。
平版印刷に水は必須であるが、少なくとも印刷装置を
腐食させる性質を水が有するために、運転および保守上
の問題を惹起させる。したがって、水に触れる装置は可
能な限り制限すべきであり、最も望ましくは、清掃のた
めに容易に接近可能でなければならない。
腐食させる性質を水が有するために、運転および保守上
の問題を惹起させる。したがって、水に触れる装置は可
能な限り制限すべきであり、最も望ましくは、清掃のた
めに容易に接近可能でなければならない。
複数の噴霧ノズルを有する印刷機湿し装置の一例が米
国特許第404467号に示されている。この特許では、複数
の噴射ノズルが噴霧バー61に取り付けられている。該噴
霧バーと噴霧ノズルは、前後の遮蔽体78、79および端部
遮蔽体60内に閉じ込められている。この構造では、水が
湿しロール29、30に噴霧され、湿しロール列を経て最終
的に版ロール3に到達する。
国特許第404467号に示されている。この特許では、複数
の噴射ノズルが噴霧バー61に取り付けられている。該噴
霧バーと噴霧ノズルは、前後の遮蔽体78、79および端部
遮蔽体60内に閉じ込められている。この構造では、水が
湿しロール29、30に噴霧され、湿しロール列を経て最終
的に版ロール3に到達する。
米特特許第4034670号に、他の形式の湿し装置とし
て、フィードローラ14に接触する供給ローラ13を使用し
たものが示されている。この例では、フィードローラが
供給ローラよりも早い速度で回転され、供給ローラ13の
表面から水が除去されて湿しローラ12に向かって投射さ
れる。ハウジング42の開口は、バッフル46によって調節
可能である。
て、フィードローラ14に接触する供給ローラ13を使用し
たものが示されている。この例では、フィードローラが
供給ローラよりも早い速度で回転され、供給ローラ13の
表面から水が除去されて湿しローラ12に向かって投射さ
れる。ハウジング42の開口は、バッフル46によって調節
可能である。
平版式印刷機において、湿し装置から湿しロールに対
して送られる湿し噴霧を制御する試みがなされているそ
の他の構造が、米国特許第2543663号、米国特許第31390
28号に示されている。
して送られる湿し噴霧を制御する試みがなされているそ
の他の構造が、米国特許第2543663号、米国特許第31390
28号に示されている。
課題を解決するための手段 本発明の主目的は、清掃、保守、整備が容易な平版印
刷機用示し噴霧レール装置を提供することである。
刷機用示し噴霧レール装置を提供することである。
本発明の他の目的は、印刷機に容易かつ迅速に着脱可
能な印刷機湿し噴霧レール装置を提供することである。
能な印刷機湿し噴霧レール装置を提供することである。
本発明の別の目的は、作動姿勢と非作動姿勢との間で
揺動可能であって、迅速に除去可能である噴霧遮蔽体を
有する改良された印刷機湿し噴霧レール装置を提供する
ことである。
揺動可能であって、迅速に除去可能である噴霧遮蔽体を
有する改良された印刷機湿し噴霧レール装置を提供する
ことである。
本発明の更に他の目的は、印刷機湿しロールに対する
対向角が変更可能である噴霧レール装置を提供すること
である。
対向角が変更可能である噴霧レール装置を提供すること
である。
本発明の主目的を達成するために、以下の基本特徴を
有する噴霧レール装置が提供される。
有する噴霧レール装置が提供される。
側部フレーム間に配設された湿しロールを有するオフ
セット印刷機に湿し流体を供給する噴霧レール装置であ
り、 湿し流体の供給源に連通する流体通路を有する細長い
胴装置と、 湿しロールに向かって湿し流体を噴霧するために、流
体通路に連通して細長い胴装置の長手方向(湿しロール
の軸線に対して平行方向)に沿って配置された複数の噴
霧ノズル装置と、 湿しロールに隣接して細長い胴装置を側部フレーム間
で支持する装着装置と、 一対の細長い噴霧飛沫遮蔽体と、 一対の噴霧飛沫遮蔽体を細長い胴装置に装架する装架
装置であって、湿しロールに接近して、細長い胴装置と
湿しロールとの間に遮蔽空間を作り、細長い胴装置の長
手方向に対して横断方向でノズルからの噴霧飛沫の拡散
を制限する閉鎖姿勢と、湿しロールから離れて、細長い
胴装置と湿しロールとの間の空間を開放空間として、も
って湿しロールに対する整備作業を可能にする開放姿勢
との間で、開閉可能に噴霧飛沫遮蔽体が動くように、該
噴霧飛沫遮蔽体を細長い胴装置に装架する該装架装置
と、 細長い胴装置の長手方向で噴霧飛沫の拡散を制限する
ために細長い胴装置の各端子に固定され、噴霧飛沫遮蔽
体および湿しロールと協働して噴霧飛沫を周囲環境から
隔離する端板装置とを具備するオフセット印刷機の噴霧
レール装置。
セット印刷機に湿し流体を供給する噴霧レール装置であ
り、 湿し流体の供給源に連通する流体通路を有する細長い
胴装置と、 湿しロールに向かって湿し流体を噴霧するために、流
体通路に連通して細長い胴装置の長手方向(湿しロール
の軸線に対して平行方向)に沿って配置された複数の噴
霧ノズル装置と、 湿しロールに隣接して細長い胴装置を側部フレーム間
で支持する装着装置と、 一対の細長い噴霧飛沫遮蔽体と、 一対の噴霧飛沫遮蔽体を細長い胴装置に装架する装架
装置であって、湿しロールに接近して、細長い胴装置と
湿しロールとの間に遮蔽空間を作り、細長い胴装置の長
手方向に対して横断方向でノズルからの噴霧飛沫の拡散
を制限する閉鎖姿勢と、湿しロールから離れて、細長い
胴装置と湿しロールとの間の空間を開放空間として、も
って湿しロールに対する整備作業を可能にする開放姿勢
との間で、開閉可能に噴霧飛沫遮蔽体が動くように、該
噴霧飛沫遮蔽体を細長い胴装置に装架する該装架装置
と、 細長い胴装置の長手方向で噴霧飛沫の拡散を制限する
ために細長い胴装置の各端子に固定され、噴霧飛沫遮蔽
体および湿しロールと協働して噴霧飛沫を周囲環境から
隔離する端板装置とを具備するオフセット印刷機の噴霧
レール装置。
前記構成によれば、湿しロールと協働して噴霧飛沫の
拡散を制限する(以下、このことを「噴霧飛沫を閉じ込
める」と称する)一対の噴霧飛沫遮蔽体が開閉式になっ
ており、該噴霧飛沫遮蔽体が開放された状態で湿しロー
ルが露出し、噴霧用遮蔽体を設けたにもかかわらず湿し
ロールに対する作業接近を無理なく行うことができ、湿
しロールの清掃、保守、整備のための作業容易性が確保
される。
拡散を制限する(以下、このことを「噴霧飛沫を閉じ込
める」と称する)一対の噴霧飛沫遮蔽体が開閉式になっ
ており、該噴霧飛沫遮蔽体が開放された状態で湿しロー
ルが露出し、噴霧用遮蔽体を設けたにもかかわらず湿し
ロールに対する作業接近を無理なく行うことができ、湿
しロールの清掃、保守、整備のための作業容易性が確保
される。
本発明のその他の目的、特徴および利点は、添付図面
を引用した以下の説明によって明らかになるだろう。
を引用した以下の説明によって明らかになるだろう。
実施例 第1図は、湿し流体の供給側に連通する流体通路11を
有する細長い胴装置10を示しており、湿し流体の供給側
(供給源側)は示されていない。複数の噴霧ノズル装置
12が、流体通路11に連通して細長い胴装置10の長手方向
に沿って設けられており、湿しロールに向かって湿し流
体を噴霧するために使用される。噴霧ノズル装置12は、
所望の任意形式のものでもよいが、本実施例では、流体
圧力源に結合されることによって作動し、選択された順
序(シーケンス)によって断続的に開放されるソレノイ
ド作動ノズルとして示されている。したがって、各ノズ
ル装置12は、第1図に示される開口14を通じてレール装
置の背部に進入する電気的結合部によって電源に接続さ
れるソレノイド作動装置13を有する。ソレノイド作動装
置13と、細長い胴装置10の背部に配置されて、そこから
伸長する電気配線とが、胴装置10の全長に亙って延在す
る包囲体15内に収納される。
有する細長い胴装置10を示しており、湿し流体の供給側
(供給源側)は示されていない。複数の噴霧ノズル装置
12が、流体通路11に連通して細長い胴装置10の長手方向
に沿って設けられており、湿しロールに向かって湿し流
体を噴霧するために使用される。噴霧ノズル装置12は、
所望の任意形式のものでもよいが、本実施例では、流体
圧力源に結合されることによって作動し、選択された順
序(シーケンス)によって断続的に開放されるソレノイ
ド作動ノズルとして示されている。したがって、各ノズ
ル装置12は、第1図に示される開口14を通じてレール装
置の背部に進入する電気的結合部によって電源に接続さ
れるソレノイド作動装置13を有する。ソレノイド作動装
置13と、細長い胴装置10の背部に配置されて、そこから
伸長する電気配線とが、胴装置10の全長に亙って延在す
る包囲体15内に収納される。
噴霧レール装置、特に細長い胴装置10は、印刷ユニッ
トの左右の側部フレーム間に配設される。この配設を行
うために、湿しロールに隣接して側部フレーム間で胴装
置10を支持する装着装置20が用いられる。装着装置20
は、側部フレームに支持される装着用ブラケット21を有
する。装着用ブラケット21は、湿しロールに対する胴装
置10の対向角を変えることができるように位置決め装置
を有する。この位置決め装置は、装着用ブラケット21の
外方へ伸長する脚部によって形成されるスロット23の中
心軸線の周囲の異なる角度位置に配置された複数の開口
部22を有する。
トの左右の側部フレーム間に配設される。この配設を行
うために、湿しロールに隣接して側部フレーム間で胴装
置10を支持する装着装置20が用いられる。装着装置20
は、側部フレームに支持される装着用ブラケット21を有
する。装着用ブラケット21は、湿しロールに対する胴装
置10の対向角を変えることができるように位置決め装置
を有する。この位置決め装置は、装着用ブラケット21の
外方へ伸長する脚部によって形成されるスロット23の中
心軸線の周囲の異なる角度位置に配置された複数の開口
部22を有する。
細長い胴装置10の各端部には、適当な締着手段によっ
て端版装置25が取着されている。各端板装置25から外方
へ向かってトラニオン装置26が伸長しており、該トラニ
オン装置26は、湿しロールに隣接する位置で噴霧レール
装置を支持するために有効である。トラニオン装置26
は、支持ヨーク装置30内に挿入されている。該支持ヨー
ク装置30は、トラニオン装置26と装着用ブラケット21の
間に配置された中間体である。また、支持ヨーク装置30
は、本体31と、ばね付勢されたピン33の形態を採用した
一対の直径方向で対向する位置決め手段32とを有する。
ピン33は、装着用ブラケット21に形成された複数の孔22
に挿入される。
て端版装置25が取着されている。各端板装置25から外方
へ向かってトラニオン装置26が伸長しており、該トラニ
オン装置26は、湿しロールに隣接する位置で噴霧レール
装置を支持するために有効である。トラニオン装置26
は、支持ヨーク装置30内に挿入されている。該支持ヨー
ク装置30は、トラニオン装置26と装着用ブラケット21の
間に配置された中間体である。また、支持ヨーク装置30
は、本体31と、ばね付勢されたピン33の形態を採用した
一対の直径方向で対向する位置決め手段32とを有する。
ピン33は、装着用ブラケット21に形成された複数の孔22
に挿入される。
さらに、支持ヨーク装置30は、トラニオン装置26の各
側部に係合すべく内方に伸長するねじ付き部材35を有す
る。ねじ付き部材35とトラニオン装置26との間の相互作
用の態様が第2図に示されている。ねじ付き部材35を左
右いずれかの方向に回転させることにより、噴霧レール
装置を隣接する湿しロールに対して接近または離隔する
ように動かすことができる。
側部に係合すべく内方に伸長するねじ付き部材35を有す
る。ねじ付き部材35とトラニオン装置26との間の相互作
用の態様が第2図に示されている。ねじ付き部材35を左
右いずれかの方向に回転させることにより、噴霧レール
装置を隣接する湿しロールに対して接近または離隔する
ように動かすことができる。
ノズル装置12から出る噴霧飛沫を閉じ込めるために、
一対の細長い噴霧飛沫遮蔽体40、41から胴装置10に装架
されている。胴装置10に取付けられてた噴霧飛沫遮蔽体
40、41は胴装置10の全幅に亙って延在し、端板装置25と
共に、流体噴霧飛沫を閉じ込めるための空間を画成す
る。また、噴霧飛沫遮蔽体40、41は、その反支持側自由
端縁部(第3図、第4図における上下端縁部)に沿っ
て、内側表面(噴霧飛沫を閉じ込める空間を画成する表
面)に、内側に彎曲する突条(リップ)を有している。
この突条は、湿し流体を集めて湿しロールへの滴下を防
ぐ溝(チャンネル)を画成する。さらに、噴霧飛沫遮蔽
体40、41はブラケット42によって胴装置10に装着されて
いる。ブラケット42は、中央ウェブ部分43と、該中央ウ
ェブ部分43から外方へ向かって伸長する腕部分44とを有
する。腕部分44の端部は、噴霧飛沫遮蔽体40、41の長手
方向に対して平行に延在する部材45で終っている。第4
図、第5図に示されるように、腕部分44の端部部材45
は、各噴霧飛沫遮蔽体40、41の一部に形成された十分な
相補形状のスロット46に挿入される。
一対の細長い噴霧飛沫遮蔽体40、41から胴装置10に装架
されている。胴装置10に取付けられてた噴霧飛沫遮蔽体
40、41は胴装置10の全幅に亙って延在し、端板装置25と
共に、流体噴霧飛沫を閉じ込めるための空間を画成す
る。また、噴霧飛沫遮蔽体40、41は、その反支持側自由
端縁部(第3図、第4図における上下端縁部)に沿っ
て、内側表面(噴霧飛沫を閉じ込める空間を画成する表
面)に、内側に彎曲する突条(リップ)を有している。
この突条は、湿し流体を集めて湿しロールへの滴下を防
ぐ溝(チャンネル)を画成する。さらに、噴霧飛沫遮蔽
体40、41はブラケット42によって胴装置10に装着されて
いる。ブラケット42は、中央ウェブ部分43と、該中央ウ
ェブ部分43から外方へ向かって伸長する腕部分44とを有
する。腕部分44の端部は、噴霧飛沫遮蔽体40、41の長手
方向に対して平行に延在する部材45で終っている。第4
図、第5図に示されるように、腕部分44の端部部材45
は、各噴霧飛沫遮蔽体40、41の一部に形成された十分な
相補形状のスロット46に挿入される。
本発明噴霧レール装置の最後の特徴は、一対の端部噴
霧バッフル50である。噴霧バッフル50は屈曲形成された
内側端部51を有し、該内側端部51に形成されたスロット
を通して、ねじ付き締着部材52が胴装置10内に伸長して
おり、もって噴霧バッフル50の横方向(噴霧レール装置
の長手方向)位置の調節が可能である。一対の噴霧バッ
フル50の間の間隔を広げるか、または狭くすることによ
って、噴霧飛沫の飛散可能な横軸方向(噴霧レール装置
の長手方向(長手方向に平行な方向を含む)距離が制限
される。
霧バッフル50である。噴霧バッフル50は屈曲形成された
内側端部51を有し、該内側端部51に形成されたスロット
を通して、ねじ付き締着部材52が胴装置10内に伸長して
おり、もって噴霧バッフル50の横方向(噴霧レール装置
の長手方向)位置の調節が可能である。一対の噴霧バッ
フル50の間の間隔を広げるか、または狭くすることによ
って、噴霧飛沫の飛散可能な横軸方向(噴霧レール装置
の長手方向(長手方向に平行な方向を含む)距離が制限
される。
第1図は本発明湿し噴霧レール装置の一部欠截分解斜視
図、第2図は本発明の調節可能な装着関係を示す端面
図、第3図は噴霧飛沫遮蔽体を示す噴霧レール装置の断
面図、第4図は本発明のヒンジ構造を示す分解斜視図、
第5図は組立てられた状態の噴霧飛沫遮蔽体装架用ブラ
ケットを示す第4図と同様な図面、第6図は噴霧レール
装置の端部噴霧バッフル(副噴霧バッフル)を示す概略
頂面図である。 10:細長い胴装置、11:流体通路、12:噴霧ノズル装置、2
0:装着装置、21:装着用ブラケット、22:開口部、23:ス
ロット、25:端板装置、26:トラニオン装置、30:支持ヨ
ーク装置、33:ピン、35:ねじ付き部材、40、41:噴霧飛
沫遮蔽体、42:ブラケット、43:中央ウェブ部分、44:腕
部分、45:端部部材、46:スロット、50:噴霧バッフル。
図、第2図は本発明の調節可能な装着関係を示す端面
図、第3図は噴霧飛沫遮蔽体を示す噴霧レール装置の断
面図、第4図は本発明のヒンジ構造を示す分解斜視図、
第5図は組立てられた状態の噴霧飛沫遮蔽体装架用ブラ
ケットを示す第4図と同様な図面、第6図は噴霧レール
装置の端部噴霧バッフル(副噴霧バッフル)を示す概略
頂面図である。 10:細長い胴装置、11:流体通路、12:噴霧ノズル装置、2
0:装着装置、21:装着用ブラケット、22:開口部、23:ス
ロット、25:端板装置、26:トラニオン装置、30:支持ヨ
ーク装置、33:ピン、35:ねじ付き部材、40、41:噴霧飛
沫遮蔽体、42:ブラケット、43:中央ウェブ部分、44:腕
部分、45:端部部材、46:スロット、50:噴霧バッフル。
Claims (13)
- 【請求項1】側部フレーム間に配設された湿しロールを
有するオフセット印刷機に湿し流体を供給する噴霧レー
ル装置において、 湿し流体の供給源に連通する流体通路を有する細長い
胴装置と、 前記湿しロールに向かって湿し流体を噴霧するため
に、前記流体通路に連通して前記細長い胴装置の長手方
向に沿って配置された複数の噴霧ノズル装置と、 前記湿しロールに隣接して前記細長い胴装置を前記側
部フレーム間で支持する装着装置と、 一対の細長い噴霧飛沫遮蔽体と、 一対の前記噴霧飛沫遮蔽体を前記細長い胴装置に装架
する装架装置であって、前記湿しロールに接近して、前
記細長い胴装置と前記湿しロールとの間に遮蔽空間を作
り、前記細長い胴装置の長手方向に対して横断方向で前
記ノズルからの噴霧飛沫の拡散を制限する閉鎖姿勢と、
前記湿しロールから離れて、前記細長い胴装置と前記湿
しロールとの間の空間を開放空間とし、もって前記湿し
ロールに対する整備作業を可能にする開放姿勢との間
で、開閉可能に前記噴霧飛沫遮蔽体が動くように、該噴
霧飛沫遮蔽体を前記細長い胴装置に装架する該装架装置
と、 前記細長い胴装置の長手方向で前記噴霧飛沫の拡散を
制限するために前記細長い胴装置の各端部に固定され、
前記噴霧飛沫遮蔽体および湿しロールと協働して前記噴
霧飛沫を周囲環境から隔離する端板装置とを具備するオ
フセット印刷機の噴霧レール装置。 - 【請求項2】前記各噴霧遮蔽体が、湿し流体を集めて前
記湿しロールへの滴下を防ぐ溝を画成する内側への彎曲
突条を有する請求項1に記載されたオフセット印刷機の
噴霧レール装置。 - 【請求項3】前記細長い胴装置を支持する前記装着装置
が、前記側部フレームに支持された装着用ブラケットを
有し、該装着用ブラケットが位置決め装置を有してお
り、もって、前記湿しロールに対する前記噴霧レール装
置の対向角を変えることができる請求項1に記載された
オフセット印刷機の噴霧レール装置。 - 【請求項4】前記細長い胴装置の各端部から外方へ向か
ってトラニオン装置が伸長している請求項1に記載され
たオフセット印刷機の噴霧レール装置。 - 【請求項5】前記トラニオン装置が、前記端板装置と一
体に形成され、該端板装置から外方へ向かって伸長して
いる請求項4に記載されたオフセット印刷機の噴霧レー
ル装置。 - 【請求項6】前記装着装置が、 前記側部フレームに取り付けられた装着用ブラケット
と、 前記細長い胴装置から外方へ向かって伸長するトラニ
オン装置と、 前記装着用ブラケットと前記トラニオン装置との間に
配置されて、該トラニオン装置を受け入れるとともに、
該トラニオン装置を前記装着用ブラケット内で支えるた
めの支持ヨーク装置とを具備する請求項1に記載された
オフセット印刷機の噴霧レール装置。 - 【請求項7】前記装着用ブラケットが位置決め装置を有
し、前記湿しロールに対する前記噴霧レール装置の対向
角を変えることができるように前記位置決め装置に係合
可能な装置を前記支持ヨーク装置が有する請求項6に記
載されたオフセット印刷機の噴霧レール装置。 - 【請求項8】前記細長い胴装置を調節可能に動かして前
記湿しロールに対して接近、離隔させるために、前記ト
ラニオン装置に係合可能な装置を、前記支持ヨーク装置
が有する請求項6に記載されたオフセット印刷機の噴霧
レール装置。 - 【請求項9】前記端板装置の内側で、前記細長い胴装置
に端部噴霧バッフルが装着されている請求項1に記載さ
れたオフセット印刷機の噴霧レール装置。 - 【請求項10】前記端部噴霧バッフルが、前記細長い胴
装置の長手方向で位置調節可能に該細長い胴装置に装着
されている請求項9に記載されたオフセット印刷機の噴
霧レール装置。 - 【請求項11】前記装着用ブラケットの前記位置決め装
置に係合可能な前記装置が、ばねで付勢されたピン要素
であり、該ピン要素の一端部が前記位置決め装置に受け
入れられている請求項7に記載されたオフセット印刷機
の噴霧レール装置。 - 【請求項12】前記細長い胴装置に固定可能な中央ウェ
ブ部分と、該中央ウェブ部分から外方へ向かって伸長す
る腕部分と、前記噴霧飛沫遮蔽体に係合するように該噴
霧飛沫遮蔽体の長手方向に平行に延在する前記腕部分の
端部の要素とを有するブラケットを、前記噴霧飛沫遮蔽
体が有する請求項1に記載されたオフセット印刷機の噴
霧レール装置。 - 【請求項13】前記噴霧飛沫遮蔽体が、その長手方向に
平行に伸長する細長い開口部を有し、前記腕部分の端部
の前記要素が、前記細長い開口部に受け入れられるピン
である請求項12に記載されたオフセット印刷機の噴霧レ
ール装置。
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