JP2594848B2 - デ−タ収集装置 - Google Patents
デ−タ収集装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば工場などにお
いて複数の産業用ロボットをシ−ケンサなどを用いて制
御し、かつ各シ−ケンサを制御するパ−ソナルコンピュ
−タをロ−カルエリアネットワ−クで相互に接続し、各
パ−ソナルコンピュ−タからの工程デ−タを主サ−バ局
に転送して収集するデ−タ収集装置に関する。
いて複数の産業用ロボットをシ−ケンサなどを用いて制
御し、かつ各シ−ケンサを制御するパ−ソナルコンピュ
−タをロ−カルエリアネットワ−クで相互に接続し、各
パ−ソナルコンピュ−タからの工程デ−タを主サ−バ局
に転送して収集するデ−タ収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロ−カルエリアネットワ−ク(以下、L
ANと称する)は、たとえば工場などにおいて工程管理
や工程デ−タの収集などに用いられ、あるいは単一また
は複数の施設におけるデ−タ伝送などに用いられてい
る。
ANと称する)は、たとえば工場などにおいて工程管理
や工程デ−タの収集などに用いられ、あるいは単一また
は複数の施設におけるデ−タ伝送などに用いられてい
る。
【0003】工場でLANを用いる場合、個々の工作処
理を行う複数の産業用ロボットを制御するシ−ケンサを
設け、各シ−ケンサを制御するパ−ソナルコンピュ−タ
をLANで相互に接続する。各産業用ロボットの動作状
態に関する各パ−ソナルコンピュ−タからの工程デ−タ
は主サ−バ局に転送されて収集され、LANに接続され
るホストコンピュ−タに転送されて蓄積される。
理を行う複数の産業用ロボットを制御するシ−ケンサを
設け、各シ−ケンサを制御するパ−ソナルコンピュ−タ
をLANで相互に接続する。各産業用ロボットの動作状
態に関する各パ−ソナルコンピュ−タからの工程デ−タ
は主サ−バ局に転送されて収集され、LANに接続され
るホストコンピュ−タに転送されて蓄積される。
【0004】ここで、各端末装置から主サ−バ局に転送
されて記憶される工程デ−タが主サ−バ局の内部で異常
を生じないように、工程デ−タの安全性を向上する必要
がある。
されて記憶される工程デ−タが主サ−バ局の内部で異常
を生じないように、工程デ−タの安全性を向上する必要
がある。
【0005】そのために従来では、主サ−バ局において
書込み可能メモリから構成され、工程デ−タが記憶され
る領域であるデ−タファイルを二重化する技術が採用さ
れている。
書込み可能メモリから構成され、工程デ−タが記憶され
る領域であるデ−タファイルを二重化する技術が採用さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術で
は、主サ−バ局における工程デ−タの安全性は向上され
るけれども、たとえばLANの経路上にデ−タ伝送上の
障害が発生したり、あるいは主サ−バ局の演算処理装置
に障害が発生した場合などには、各端末装置からの工程
デ−タが失われてしまうという問題点があり、このよう
な場合にも工程デ−タの収集を図ることができるデ−タ
収集装置が希望されている。
は、主サ−バ局における工程デ−タの安全性は向上され
るけれども、たとえばLANの経路上にデ−タ伝送上の
障害が発生したり、あるいは主サ−バ局の演算処理装置
に障害が発生した場合などには、各端末装置からの工程
デ−タが失われてしまうという問題点があり、このよう
な場合にも工程デ−タの収集を図ることができるデ−タ
収集装置が希望されている。
【0007】本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、LANの経路上や主サ−バ局に障害が発生した場合
であっても、確実にデ−タの収集を図ることができ、デ
−タの安全性が確実に向上されるデ−タ収集装置を提供
することである。
し、LANの経路上や主サ−バ局に障害が発生した場合
であっても、確実にデ−タの収集を図ることができ、デ
−タの安全性が確実に向上されるデ−タ収集装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の端末装
置と各端末装置からのデ−タを記憶する主サ−バ局とが
ロ−カルエリアネットワ−クで接続されてなるデ−タ収
集装置において、主サ−バ局のデータのバックアップ用
に副サ−バ局を設けると共に、上記各端末装置が、予め
定める第1計時時間を計時する第1タイマ手段と、第1
計時時間毎に主サ−バ局に対するアクセス異常を検知す
る第1アクセス異常検知手段と、第1アクセス異常検知
手段が異常を検知し異常が確立したときに起動され、予
め定める第2計時時間を計時する第2タイマ手段と、第
1アクセス異常検知手段が異常を検知し異常が確立した
ときに、デ−タの転送先を主サ−バ局から副サ−バ局に
切換える第1切換手段と、第2計時時間毎に主サ−バ局
に対するアクセス異常を検知する第2アクセス異常検知
手段と、第2アクセス異常検知手段が主サ−バ局に対す
るアクセス正常動作状態を検知したときに、デ−タの転
送先を副サ−バ局から主サ−バ局に切換える第2切換手
段とを含むことを特徴とするデ−タ収集装置である。
置と各端末装置からのデ−タを記憶する主サ−バ局とが
ロ−カルエリアネットワ−クで接続されてなるデ−タ収
集装置において、主サ−バ局のデータのバックアップ用
に副サ−バ局を設けると共に、上記各端末装置が、予め
定める第1計時時間を計時する第1タイマ手段と、第1
計時時間毎に主サ−バ局に対するアクセス異常を検知す
る第1アクセス異常検知手段と、第1アクセス異常検知
手段が異常を検知し異常が確立したときに起動され、予
め定める第2計時時間を計時する第2タイマ手段と、第
1アクセス異常検知手段が異常を検知し異常が確立した
ときに、デ−タの転送先を主サ−バ局から副サ−バ局に
切換える第1切換手段と、第2計時時間毎に主サ−バ局
に対するアクセス異常を検知する第2アクセス異常検知
手段と、第2アクセス異常検知手段が主サ−バ局に対す
るアクセス正常動作状態を検知したときに、デ−タの転
送先を副サ−バ局から主サ−バ局に切換える第2切換手
段とを含むことを特徴とするデ−タ収集装置である。
【0009】
【作 用】本発明のデ−タ収集装置は、複数の端末装置
と、各端末装置からのデ−タを記憶する主サ−バ局とが
ロ−カルエリアネットワ−クで接続されてなり、主サ−
バ局のデータのバックアップ用に副サ−バ局が設けられ
る。
と、各端末装置からのデ−タを記憶する主サ−バ局とが
ロ−カルエリアネットワ−クで接続されてなり、主サ−
バ局のデータのバックアップ用に副サ−バ局が設けられ
る。
【0010】そして、各端末装置に設けられた第1タイ
マ手段は、予め定める第1計時時間を計時し、第1アク
セス異常検知手段は、第1計時時間毎に主サ−バ局に対
するアクセス異常の有無を検知する。第1アクセス異常
検知手段が異常を検知し異常が確定したときに第2タイ
マ手段が起動され、予め定める第2計時時間を計時す
る。更に、第1切換手段は、デ−タの転送先を主サ−バ
局から副サ−バ局に切換える。
マ手段は、予め定める第1計時時間を計時し、第1アク
セス異常検知手段は、第1計時時間毎に主サ−バ局に対
するアクセス異常の有無を検知する。第1アクセス異常
検知手段が異常を検知し異常が確定したときに第2タイ
マ手段が起動され、予め定める第2計時時間を計時す
る。更に、第1切換手段は、デ−タの転送先を主サ−バ
局から副サ−バ局に切換える。
【0011】第2アクセス異常検知手段は、前記第2計
時時間毎に主サ−バ局に対するアクセス異常の有無を検
知する。第2アクセス異常検知手段が主サ−バ局に対す
るアクセス正常動作状態を検知したときに、第2切換手
段はデ−タの転送先を副サ−バ局から主サ−バ局に切換
える。
時時間毎に主サ−バ局に対するアクセス異常の有無を検
知する。第2アクセス異常検知手段が主サ−バ局に対す
るアクセス正常動作状態を検知したときに、第2切換手
段はデ−タの転送先を副サ−バ局から主サ−バ局に切換
える。
【0012】したがって、LANの経路上にデ−タ伝送
上の障害が発生したり、あるいは主サ−バ局の演算処理
装置に障害が発生した場合などであっても、各端末装置
からのデ−タは失われることなく収集され、デ−タの安
全性を格段に向上することができる。
上の障害が発生したり、あるいは主サ−バ局の演算処理
装置に障害が発生した場合などであっても、各端末装置
からのデ−タは失われることなく収集され、デ−タの安
全性を格段に向上することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例のデ−タ収集装置1
の系統図である。
の系統図である。
【0014】本実施例のデ−タ収集装置1は、たとえば
工場の生産管理システムとして用いられ、各種産業用ロ
ボットなどの動作機器2は、1つまたは複数個がそれぞ
れシ−ケンサ3に接続される。各シ−ケンサ3には、た
とえばパ−ソナルコンピュ−タなどから構成される端末
装置4がそれぞれ接続され、各端末装置4は通信制御装
置5を介して、LANの通信経路6に接続される。この
通信経路6には、やはり通信制御装置7を介してパ−ソ
ナルコンピュ−タなどによって構成される主サ−バ局8
と副サ−バ局9とが接続される。更に、通信制御装置1
0を介して大規模な記憶容量を有するホストコンピュ−
タ11が接続される。
工場の生産管理システムとして用いられ、各種産業用ロ
ボットなどの動作機器2は、1つまたは複数個がそれぞ
れシ−ケンサ3に接続される。各シ−ケンサ3には、た
とえばパ−ソナルコンピュ−タなどから構成される端末
装置4がそれぞれ接続され、各端末装置4は通信制御装
置5を介して、LANの通信経路6に接続される。この
通信経路6には、やはり通信制御装置7を介してパ−ソ
ナルコンピュ−タなどによって構成される主サ−バ局8
と副サ−バ局9とが接続される。更に、通信制御装置1
0を介して大規模な記憶容量を有するホストコンピュ−
タ11が接続される。
【0015】図2は端末装置4に関連する構成のブロッ
ク図である。
ク図である。
【0016】端末装置4は、端末装置4の動作およびL
ANにおける通信動作などを制御する動作を行い、後述
する第1計時時間T1および第2計時時間T2をそれぞ
れ計時する第1タイマ20および第2タイマ21を備え
る演算処理部18と、各種動作プログラムや後述する工
程デ−タなどが記憶される記憶部19とを含んで構成さ
れる。
ANにおける通信動作などを制御する動作を行い、後述
する第1計時時間T1および第2計時時間T2をそれぞ
れ計時する第1タイマ20および第2タイマ21を備え
る演算処理部18と、各種動作プログラムや後述する工
程デ−タなどが記憶される記憶部19とを含んで構成さ
れる。
【0017】記憶部19には、LANにおける通信手順
などを制御するプログラムが記憶されるLAN制御プロ
グラム領域12、端末装置4から主サーバ局8および副
サーバ局9へのデ−タを送信する動作を制御するプログ
ラムが記憶される送信プログラム領域13、後述するよ
うな主サ−バ局8の異常状態を検知するプログラムを記
憶する検知プログラム領域14、前記第1タイマ20お
よび第2タイマ21の計時動作を制御するタイマ起動プ
ログラムが記憶されるタイマ起動プログラム領域15、
前記各シ−ケンサ3からのデ−タなどのデ−タの収集動
作を行うプログラムが記憶されるデ−タ収集プログラム
領域16、および収集されたデ−タを一時的に記憶する
デ−タ記憶領域17などを含んで構成される。
などを制御するプログラムが記憶されるLAN制御プロ
グラム領域12、端末装置4から主サーバ局8および副
サーバ局9へのデ−タを送信する動作を制御するプログ
ラムが記憶される送信プログラム領域13、後述するよ
うな主サ−バ局8の異常状態を検知するプログラムを記
憶する検知プログラム領域14、前記第1タイマ20お
よび第2タイマ21の計時動作を制御するタイマ起動プ
ログラムが記憶されるタイマ起動プログラム領域15、
前記各シ−ケンサ3からのデ−タなどのデ−タの収集動
作を行うプログラムが記憶されるデ−タ収集プログラム
領域16、および収集されたデ−タを一時的に記憶する
デ−タ記憶領域17などを含んで構成される。
【0018】図3は主サ−バ局8および副サ−バ局9に
関連する構成のブロック図であり、端末装置4とほぼ同
様であり、主サ−バ局8および副サ−バ局9の場合で
は、送信プログラム領域13のプログラムは、ホストコ
ンピュ−タ11へのデ−タの伝送処理を実現し、デ−タ
収集プログラム領域16のプログラムは、後述するよう
に各端末装置4からのデ−タを収集する動作を実現す
る。
関連する構成のブロック図であり、端末装置4とほぼ同
様であり、主サ−バ局8および副サ−バ局9の場合で
は、送信プログラム領域13のプログラムは、ホストコ
ンピュ−タ11へのデ−タの伝送処理を実現し、デ−タ
収集プログラム領域16のプログラムは、後述するよう
に各端末装置4からのデ−タを収集する動作を実現す
る。
【0019】図4は本実施例の動作を説明するフロ−チ
ャ−トである。
ャ−トである。
【0020】本実施例では、各端末装置4は主サ−バ局
8の動作状態を監視し、主サ−バ局8が正常であれば各
端末装置4からのデ−タは、通信経路6を介して主サ−
バ局8に伝送され、主サ−バ局8は図3のデ−タ記憶領
域17に蓄積されたデ−タを所定のタイミングでホスト
コンピュ−タ11に伝送して蓄積する。ステップa1で
は、変数kを0に初期化し、ステップa2では前記第1
タイマ20を起動する。ステップa3では、第1タイマ
20が計時時間T1(例として10分)を計時するまで
待機し、計時時間T1経過後にステップa4に移り、各
端末装置4に記憶されている工程デ−タなどのデ−タフ
ァイルの伝送などのアクセスを主サーバ局に対して行
う。
8の動作状態を監視し、主サ−バ局8が正常であれば各
端末装置4からのデ−タは、通信経路6を介して主サ−
バ局8に伝送され、主サ−バ局8は図3のデ−タ記憶領
域17に蓄積されたデ−タを所定のタイミングでホスト
コンピュ−タ11に伝送して蓄積する。ステップa1で
は、変数kを0に初期化し、ステップa2では前記第1
タイマ20を起動する。ステップa3では、第1タイマ
20が計時時間T1(例として10分)を計時するまで
待機し、計時時間T1経過後にステップa4に移り、各
端末装置4に記憶されている工程デ−タなどのデ−タフ
ァイルの伝送などのアクセスを主サーバ局に対して行
う。
【0021】ステップa5で変数kを+1インクリメン
トし、ステップa6で主サ−バ局8に対する前記アクセ
スに対し、デ−タ異常や伝送不可などのアクセス異常が
発生したかどうかを判断する。この判断が否定ならばス
テップa7で、各端末装置4からのデ−タを主サ−バ局
8に伝送して前記図3のデ−タ記憶領域17に書込み、
ステップa1に戻り、前記計時時間T1毎に前述のよう
な処理を繰返す。
トし、ステップa6で主サ−バ局8に対する前記アクセ
スに対し、デ−タ異常や伝送不可などのアクセス異常が
発生したかどうかを判断する。この判断が否定ならばス
テップa7で、各端末装置4からのデ−タを主サ−バ局
8に伝送して前記図3のデ−タ記憶領域17に書込み、
ステップa1に戻り、前記計時時間T1毎に前述のよう
な処理を繰返す。
【0022】ステップa6の判断が肯定ならばステップ
a8で前記端末装置4からのデ−タは、端末装置4自身
の前記図2のデ−タ記憶領域17に書込まれる。ステッ
プa9では、変数kが基準数K(例として3)以上であ
るかどうかを判断する。この判断が否定であれば処理は
ステップa2に戻り前述の処理を繰返し、ステップa9
の判断が肯定であればステップa10で第2タイマ21
を起動する。
a8で前記端末装置4からのデ−タは、端末装置4自身
の前記図2のデ−タ記憶領域17に書込まれる。ステッ
プa9では、変数kが基準数K(例として3)以上であ
るかどうかを判断する。この判断が否定であれば処理は
ステップa2に戻り前述の処理を繰返し、ステップa9
の判断が肯定であればステップa10で第2タイマ21
を起動する。
【0023】すなわち、本実施例では、各端末装置4が
主サ−バ局8に対するアクセスを10分毎に3回繰返
し、アクセス異常が3回連続したときにステップa10
以降の処理を行うようにしている。3回未満のアクセス
時にアクセス異常が検知されなくなった場合には、本実
施例の処理は前記ステップa1から繰返される。ここ
で、1回でもアクセス異常が検知されると、各端末装置
4からのデ−タは、それまで伝送されていた主サ−バ局
8から端末装置4自身に記憶される。
主サ−バ局8に対するアクセスを10分毎に3回繰返
し、アクセス異常が3回連続したときにステップa10
以降の処理を行うようにしている。3回未満のアクセス
時にアクセス異常が検知されなくなった場合には、本実
施例の処理は前記ステップa1から繰返される。ここ
で、1回でもアクセス異常が検知されると、各端末装置
4からのデ−タは、それまで伝送されていた主サ−バ局
8から端末装置4自身に記憶される。
【0024】ステップa11では、ステップa9の判断
で主サ−バ局8に対するアクセスが3回とも失敗したこ
とが検知されたとき、端末装置4に記憶されていたデ−
タや、これ以降に各端末装置4から収集されるデ−タを
副サ−バ局9に伝送する。ステップa12では、第2タ
イマ21により計時時間T2(例として1時間)が経過
したかどうかが判断される。計時時間T2が経過する
と、ステップa13で各端末装置4は、主サ−バ局8に
対し前記アクセス動作を行う。ステップa14で主サ−
バ局8の前記アクセス異常が解消されたことが検知され
ると、処理はステップa7に移り、これ以降の各端末装
置4からのデ−タを主サ−バ局8に伝送するように動作
状態を切換える。
で主サ−バ局8に対するアクセスが3回とも失敗したこ
とが検知されたとき、端末装置4に記憶されていたデ−
タや、これ以降に各端末装置4から収集されるデ−タを
副サ−バ局9に伝送する。ステップa12では、第2タ
イマ21により計時時間T2(例として1時間)が経過
したかどうかが判断される。計時時間T2が経過する
と、ステップa13で各端末装置4は、主サ−バ局8に
対し前記アクセス動作を行う。ステップa14で主サ−
バ局8の前記アクセス異常が解消されたことが検知され
ると、処理はステップa7に移り、これ以降の各端末装
置4からのデ−タを主サ−バ局8に伝送するように動作
状態を切換える。
【0025】ステップa14で主サ−バ局8がアクセス
異常であることが検知されると、処理はステップa10
に戻り、前述のような処理を繰返す。
異常であることが検知されると、処理はステップa10
に戻り、前述のような処理を繰返す。
【0026】すなわち、本実施例では、前述したように
主サ−バ局8に伝送していた各端末装置4からのデ−タ
を各端末装置4自身で記憶するように動作が切換えられ
た後、主サ−バ局8のアクセス異常が確定すると、各端
末装置4に記憶されていたデ−タ、およびそれ以降各端
末装置4からのデ−タを副サ−バ局9に伝送する。この
タイミングから各端末装置4は1時間おきに主サ−バ局
8にアクセスし、アクセスが成功すれば各端末装置4か
らのデ−タを主サ−バ局8に伝送するように動作する。
前記1時間おきのアクセスが失敗している間は、各端末
装置4からのデ−タは副サ−バ局9に蓄積される。そし
て副サーバ局9は図3のデータ領域17に蓄積されたデ
ータを所定のタイミングでホストコンピュータ11に伝
送して蓄積する。
主サ−バ局8に伝送していた各端末装置4からのデ−タ
を各端末装置4自身で記憶するように動作が切換えられ
た後、主サ−バ局8のアクセス異常が確定すると、各端
末装置4に記憶されていたデ−タ、およびそれ以降各端
末装置4からのデ−タを副サ−バ局9に伝送する。この
タイミングから各端末装置4は1時間おきに主サ−バ局
8にアクセスし、アクセスが成功すれば各端末装置4か
らのデ−タを主サ−バ局8に伝送するように動作する。
前記1時間おきのアクセスが失敗している間は、各端末
装置4からのデ−タは副サ−バ局9に蓄積される。そし
て副サーバ局9は図3のデータ領域17に蓄積されたデ
ータを所定のタイミングでホストコンピュータ11に伝
送して蓄積する。
【0027】したがって本実施例では、たとえばLAN
の経路上にデ−タ伝送上の障害が発生したり、あるいは
主サ−バ局8の演算処理装置18に障害が発生した場合
などであっても、各端末装置4からのデ−タは失われ
ず、確実にデ−タの収集を図ることができ、デ−タの安
全性が確実に向上される。
の経路上にデ−タ伝送上の障害が発生したり、あるいは
主サ−バ局8の演算処理装置18に障害が発生した場合
などであっても、各端末装置4からのデ−タは失われ
ず、確実にデ−タの収集を図ることができ、デ−タの安
全性が確実に向上される。
【0028】尚、主サーバ局8および副サーバ局9両方
共にアクセスに異常が検出された場合には、データを各
端末装置4自身で記憶し、主サーバ局8または副サーバ
局9が回復した時に、主サーバ局8または副サーバ局9
に伝送するようにすれば良いことは言うまでもない。
共にアクセスに異常が検出された場合には、データを各
端末装置4自身で記憶し、主サーバ局8または副サーバ
局9が回復した時に、主サーバ局8または副サーバ局9
に伝送するようにすれば良いことは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、第1タイ
マ手段は、予め定める第1計時時間を計時し、第1アク
セス異常検知手段は、第1計時時間毎に主サ−バ局に対
するアクセス異常の有無を検知する。第1アクセス異常
検知手段が異常を検知し異常が確定したときに第2タイ
マ手段が起動され、予め定める第2計時時間を計時す
る。更に、第1切換手段は、デ−タの転送先を主サ−バ
局から副サ−バ局に切換える。また、第2アクセス異常
検知手段は、前記第2計時時間毎に主サ−バ局に対する
アクセス異常の有無を検知する。第2アクセス異常検知
手段が主サ−バ局に対するアクセス正常動作状態を検知
したときに、第2切換手段はデ−タの転送先を副サ−バ
局から主サ−バ局に切換える。そして、主サーバ局およ
び副サーバ局のデータ記憶領域に蓄積されたデータは所
定のタイミングでホストコンピュータに伝送して蓄積す
る。
マ手段は、予め定める第1計時時間を計時し、第1アク
セス異常検知手段は、第1計時時間毎に主サ−バ局に対
するアクセス異常の有無を検知する。第1アクセス異常
検知手段が異常を検知し異常が確定したときに第2タイ
マ手段が起動され、予め定める第2計時時間を計時す
る。更に、第1切換手段は、デ−タの転送先を主サ−バ
局から副サ−バ局に切換える。また、第2アクセス異常
検知手段は、前記第2計時時間毎に主サ−バ局に対する
アクセス異常の有無を検知する。第2アクセス異常検知
手段が主サ−バ局に対するアクセス正常動作状態を検知
したときに、第2切換手段はデ−タの転送先を副サ−バ
局から主サ−バ局に切換える。そして、主サーバ局およ
び副サーバ局のデータ記憶領域に蓄積されたデータは所
定のタイミングでホストコンピュータに伝送して蓄積す
る。
【0030】したがって、LANの経路上にデ−タ伝送
上の障害が発生したり、あるいは主サ−バ局の演算処理
装置に障害が発生した場合などであっても、各端末装置
からのデ−タは失われることなく収集され、デ−タの安
全性を格段に向上することができる。
上の障害が発生したり、あるいは主サ−バ局の演算処理
装置に障害が発生した場合などであっても、各端末装置
からのデ−タは失われることなく収集され、デ−タの安
全性を格段に向上することができる。
【図1】本発明の一実施例のデ−タ収集装置1の系統図
である。
である。
【図2】端末装置4の構成を示すブロック図である。
【図3】主サーバ局8および副サーバ局9に共通する構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図4】本実施例の動作を説明するフロ−チャ−トであ
る。
る。
1……デ−タ収集装置 2……動作機器 4……端末装置 6……通信経路 8……主サ−バ局 9……副サ−バ局 11……ホストコンピュ−タ 20……第1タイマ 21……第2タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水本 清重 大阪府貝塚市沢121−2 (56)参考文献 特開 平1−213095(JP,A) 特開 昭62−7243(JP,A) 特開 昭62−82839(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】複数の端末装置と各端末装置からのデ−タ
を記憶する主サ−バ局とがロ−カルエリアネットワ−ク
で接続されてなるデ−タ収集装置において、主サ−バ局
のデータのバックアップ用に、副サ−バ局を設けると共
に、上記各端末装置が予め定める第1計時時間を計時す
る第1タイマ手段と、第1計時時間毎に主サ−バ局に対
するアクセス異常を検知する第1アクセス異常検知手段
と、第1アクセス異常検知手段が異常を検知し異常が確
定したときに起動され、予め定める第2計時時間を計時
する第2タイマ手段と、第1アクセス異常検知手段が異
常を検知し異常が確定したときに、デ−タの転送先を主
サ−バ局から副サ−バ局に切換える第1切換手段と、第
2計時時間毎に主サ−バ局に対するアクセス異常を検知
する第2アクセス異常検知手段と、第2アクセス異常検
知手段が主サ−バ局に対するアクセス正常動作状態を検
知したときに、デ−タの転送先を副サ−バ局から主サ−
バ局に切換える第2切換手段とを含むことを特徴とする
デ−タ収集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117176A JP2594848B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | デ−タ収集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117176A JP2594848B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | デ−タ収集装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344737A JPH04344737A (ja) | 1992-12-01 |
JP2594848B2 true JP2594848B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=14705312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3117176A Expired - Lifetime JP2594848B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | デ−タ収集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594848B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP3117176A patent/JP2594848B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04344737A (ja) | 1992-12-01 |
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