JP2594649Y2 - ジャック型コネクタ - Google Patents
ジャック型コネクタInfo
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- JP2594649Y2 JP2594649Y2 JP7056693U JP7056693U JP2594649Y2 JP 2594649 Y2 JP2594649 Y2 JP 2594649Y2 JP 7056693 U JP7056693 U JP 7056693U JP 7056693 U JP7056693 U JP 7056693U JP 2594649 Y2 JP2594649 Y2 JP 2594649Y2
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- JP
- Japan
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- contact
- plug
- type connector
- side wall
- jack
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、プラグ型コネクタ（以
下、プラグという）を相手方とするジャック型コネクタ
（以下、ジャックという）に関する。
下、プラグという）を相手方とするジャック型コネクタ
（以下、ジャックという）に関する。
【０００２】
【従来の技術】近時、軸部の外径基準寸法（基準寸法）
が２．５ｍｍである超小形プラグがＡＶ機器などに多用
されるようになるにつれ、ジャックについてもボディや
接片部材などを含めた全体の大きさを超小形化すること
が要求されている。この要求に応えるものとして、従来
は高さ寸法が４ｍｍのジャックが提案されており、ジャ
ックの高さ寸法をこれより低くすることは、接片部材を
収容保持しているボディ（絶縁性の合成樹脂で作られて
いる）に要求される強度を満たす上で無理であると考え
られていた。
が２．５ｍｍである超小形プラグがＡＶ機器などに多用
されるようになるにつれ、ジャックについてもボディや
接片部材などを含めた全体の大きさを超小形化すること
が要求されている。この要求に応えるものとして、従来
は高さ寸法が４ｍｍのジャックが提案されており、ジャ
ックの高さ寸法をこれより低くすることは、接片部材を
収容保持しているボディ（絶縁性の合成樹脂で作られて
いる）に要求される強度を満たす上で無理であると考え
られていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ジャッ
クの組み込まれる機器の小型化や多機能化が推進される
につれ、軸部の外径基準寸法（基準寸法）が２．５ｍｍ
である超小形プラグを使用対象とするジャックを、高さ
寸法が４ｍｍである従来の最薄型ジャックよりもさらに
薄型化することの要求が生じてきた。
クの組み込まれる機器の小型化や多機能化が推進される
につれ、軸部の外径基準寸法（基準寸法）が２．５ｍｍ
である超小形プラグを使用対象とするジャックを、高さ
寸法が４ｍｍである従来の最薄型ジャックよりもさらに
薄型化することの要求が生じてきた。
【０００４】本考案は以上の問題に鑑みてなされたもの
で、まったく新規な考え方の下でジャックのボディを超
薄型とし、ボディの超薄型化に伴って低下するボディの
強度を巧みな手段で補強し、しかも接片部材の配置に工
夫を講じることによって、従来の最薄型ジャックよりも
大幅な薄型化を促進することのできるジャックを提供す
ることを目的とする。
で、まったく新規な考え方の下でジャックのボディを超
薄型とし、ボディの超薄型化に伴って低下するボディの
強度を巧みな手段で補強し、しかも接片部材の配置に工
夫を講じることによって、従来の最薄型ジャックよりも
大幅な薄型化を促進することのできるジャックを提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の考案によ
るジャックは、プラグ型コネクタの挿入孔を備えたボデ
ィの上面と下面とが平坦に形成され、その上面と下面と
に上記挿入孔の上部と下部とを直接に露出させて形成さ
れたスリットが備わっており、ボディの下面に、この下
面に具備されたスリットに跨がってボスが一体に突出さ
れていると共に、プラグ型コネクタの軸部の中間に位置
する端子部に対応する接片部材が上記ボディの挿入孔の
側方でボディに配備され、上記プラグ型コネクタの軸部
の先端に位置する端子部に対応する接片部材が上記ボデ
ィの挿入孔の後部でボディに配備されているというもの
である。請求項２記載の考案によるジャックは、請求項
１記載のものにおいて、プラグ型コネクタの軸部の中間
に位置する端子部に対応する接片部材は、倒立Ｕ字状に
連設されてボディの一側壁を跨いで配備される２つの立
下り部とこの２つの立下り部のうちの上記一側壁の内側
に配備された立下り部に連設されてその立下り部に沿っ
て立ち上げられた１つの立上り部とを有して蛇行状に連
続する形に形成されていると共に、上記立上り部にプラ
グ型コネクタの軸部の中間に位置する端子部に弾接され
る接点が設けられているというものである。請求項３記
載の考案によるジャックは、請求項２記載のものにおい
て、プラグの軸部の中間に位置する端子部に対応する接
片部材が、上記ボディの挿入孔の片側側方に配備されて
いると共に、この接片部材におけるボディの一側壁の外
側に配備された立下り部の下端に上記一側壁の外側へ突
き出た端子部が具備され、ボディの他側壁の外側に金属
製の支持片が重ね合わされ、かつこの支持片の下端に上
記他側壁の外側へ突き出た突片部が具備されているとい
うものである。請求項４記載の考案によるジャックは、
請求項１、請求項２、請求項３のいずれかに記載のもの
において、プラグの軸部の先端に位置する端子部に対応
する接片部材が、ボディの挿入孔の左右両側に振り分け
て配置された一対の接片を備えるフォーク形接片部材で
なり、この接片部材の一対の上記接片は、プラグ型コネ
クタの挿入方向の前後に位置ずれした接点を備え、後方
に位置ずれした接点を備える接片は、プラグの上記端子
部の最径大部に乗り上がったときにこの接片の背部のボ
ディ側壁面に当たるようになっていると共に、後方に位
置ずれした接点を備える接片およびこの接片の背部のボ
ディ側壁面との相互間隔よりも、前方に位置ずれした接
点を備える接片およびこの接片の背部のボディ側壁面と
の相互間隔が広くなっているというものである。
るジャックは、プラグ型コネクタの挿入孔を備えたボデ
ィの上面と下面とが平坦に形成され、その上面と下面と
に上記挿入孔の上部と下部とを直接に露出させて形成さ
れたスリットが備わっており、ボディの下面に、この下
面に具備されたスリットに跨がってボスが一体に突出さ
れていると共に、プラグ型コネクタの軸部の中間に位置
する端子部に対応する接片部材が上記ボディの挿入孔の
側方でボディに配備され、上記プラグ型コネクタの軸部
の先端に位置する端子部に対応する接片部材が上記ボデ
ィの挿入孔の後部でボディに配備されているというもの
である。請求項２記載の考案によるジャックは、請求項
１記載のものにおいて、プラグ型コネクタの軸部の中間
に位置する端子部に対応する接片部材は、倒立Ｕ字状に
連設されてボディの一側壁を跨いで配備される２つの立
下り部とこの２つの立下り部のうちの上記一側壁の内側
に配備された立下り部に連設されてその立下り部に沿っ
て立ち上げられた１つの立上り部とを有して蛇行状に連
続する形に形成されていると共に、上記立上り部にプラ
グ型コネクタの軸部の中間に位置する端子部に弾接され
る接点が設けられているというものである。請求項３記
載の考案によるジャックは、請求項２記載のものにおい
て、プラグの軸部の中間に位置する端子部に対応する接
片部材が、上記ボディの挿入孔の片側側方に配備されて
いると共に、この接片部材におけるボディの一側壁の外
側に配備された立下り部の下端に上記一側壁の外側へ突
き出た端子部が具備され、ボディの他側壁の外側に金属
製の支持片が重ね合わされ、かつこの支持片の下端に上
記他側壁の外側へ突き出た突片部が具備されているとい
うものである。請求項４記載の考案によるジャックは、
請求項１、請求項２、請求項３のいずれかに記載のもの
において、プラグの軸部の先端に位置する端子部に対応
する接片部材が、ボディの挿入孔の左右両側に振り分け
て配置された一対の接片を備えるフォーク形接片部材で
なり、この接片部材の一対の上記接片は、プラグ型コネ
クタの挿入方向の前後に位置ずれした接点を備え、後方
に位置ずれした接点を備える接片は、プラグの上記端子
部の最径大部に乗り上がったときにこの接片の背部のボ
ディ側壁面に当たるようになっていると共に、後方に位
置ずれした接点を備える接片およびこの接片の背部のボ
ディ側壁面との相互間隔よりも、前方に位置ずれした接
点を備える接片およびこの接片の背部のボディ側壁面と
の相互間隔が広くなっているというものである。
【０００６】
【作用】請求項１記載の考案のジャックによれば、プラ
グ型コネクタの挿入孔を備えたボディの上面と下面とが
平坦に形成され、その上面と下面とに上記挿入孔の上部
と下部とを直接に露出させて形成されたスリットが備わ
っているので、ボディの高さ寸法が上記挿入孔の直径寸
法と同等程度になってボディが薄型化される。ここで、
上記スリットには、ボディの挿入孔の上部と下部とをそ
のボディの平坦な上面と下面とに直接に露出させて形成
されているものだけが含まれ、たとえばボディに開口を
形成し、その開口を介して挿入孔の上部と下部とを間接
的にボディの平坦な上面と下面とに露出させたようなス
リットは含まれない。そして、このようにして達成され
た薄型化に伴うボディの強度低下、すなわちボディの上
面と下面とにスリットが具備されていることによるボデ
ィの開きが、ボディの下面のスリットに跨がってボディ
の下面から一体に突出されたボスにより抑制される。す
なわち、ボスによってボディが補強される。また、接片
部材がボディの挿入孔の側方や後部でボディに配備され
ていることにより、ボディの上面の上方や下面の下方に
接片部材が突き出ることがない。したがって、ボディの
高さ寸法がジャック全体の高さ寸法になる。
グ型コネクタの挿入孔を備えたボディの上面と下面とが
平坦に形成され、その上面と下面とに上記挿入孔の上部
と下部とを直接に露出させて形成されたスリットが備わ
っているので、ボディの高さ寸法が上記挿入孔の直径寸
法と同等程度になってボディが薄型化される。ここで、
上記スリットには、ボディの挿入孔の上部と下部とをそ
のボディの平坦な上面と下面とに直接に露出させて形成
されているものだけが含まれ、たとえばボディに開口を
形成し、その開口を介して挿入孔の上部と下部とを間接
的にボディの平坦な上面と下面とに露出させたようなス
リットは含まれない。そして、このようにして達成され
た薄型化に伴うボディの強度低下、すなわちボディの上
面と下面とにスリットが具備されていることによるボデ
ィの開きが、ボディの下面のスリットに跨がってボディ
の下面から一体に突出されたボスにより抑制される。す
なわち、ボスによってボディが補強される。また、接片
部材がボディの挿入孔の側方や後部でボディに配備され
ていることにより、ボディの上面の上方や下面の下方に
接片部材が突き出ることがない。したがって、ボディの
高さ寸法がジャック全体の高さ寸法になる。
【０００７】請求項２記載の考案のジャックによれば、
プラグの軸部の中間に位置する端子部に対応する接片部
材の沿面長さがボディ幅方向の長さの割に長くなり、こ
のことが、接片部材が組み付けられるボディの横幅を短
くすることに役立つ。
プラグの軸部の中間に位置する端子部に対応する接片部
材の沿面長さがボディ幅方向の長さの割に長くなり、こ
のことが、接片部材が組み付けられるボディの横幅を短
くすることに役立つ。
【０００８】請求項３記載の考案のジャックによれば、
接片部材の端子部と支持片の突片部とを配線基板に半田
付けすることによりジャックを実装すると、ボディが、
ボディの一側壁の外側に配備された接片部材の立下り部
と支持片とにより挾まれるので、ボディの上面と下面と
にスリットが具備されていることによるボディの開きが
接片部材の立下り部と支持片とにより阻止される。すな
わち、接片部材の立下り部と支持片とによってボディが
補強される。
接片部材の端子部と支持片の突片部とを配線基板に半田
付けすることによりジャックを実装すると、ボディが、
ボディの一側壁の外側に配備された接片部材の立下り部
と支持片とにより挾まれるので、ボディの上面と下面と
にスリットが具備されていることによるボディの開きが
接片部材の立下り部と支持片とにより阻止される。すな
わち、接片部材の立下り部と支持片とによってボディが
補強される。
【０００９】請求項４記載の考案のジャックによれば、
プラグの挿入時および引抜き時に、プラグの軸部の先端
に位置する端子部がフォーク形接片部材の一対の接片の
各接点に当たるときのタイミングに時間的なずれが生じ
るので、プラグの挿抜時にプラグの動きに抵抗する力が
軽減される。そのため、フォーク形接片を短くしてもプ
ラグの挿抜感触が良好になる。
プラグの挿入時および引抜き時に、プラグの軸部の先端
に位置する端子部がフォーク形接片部材の一対の接片の
各接点に当たるときのタイミングに時間的なずれが生じ
るので、プラグの挿抜時にプラグの動きに抵抗する力が
軽減される。そのため、フォーク形接片を短くしてもプ
ラグの挿抜感触が良好になる。
【００１０】
【実施例】図１は本考案の実施例によるジャックの正面
図、図２は同ジャックの平面図、図３は同ジャックの下
面図、図４は同ジャックの背面図、図５は図２のＶ−Ｖ
線に沿う断面図、図６は同ジャックの水平断面図、図７
はボディの垂直断面図、図８〜図１０は同ジャックの使
用状態を一部省略して示した水平断面図である。
図、図２は同ジャックの平面図、図３は同ジャックの下
面図、図４は同ジャックの背面図、図５は図２のＶ−Ｖ
線に沿う断面図、図６は同ジャックの水平断面図、図７
はボディの垂直断面図、図８〜図１０は同ジャックの使
用状態を一部省略して示した水平断面図である。
【００１１】図１〜図３において、絶縁性の合成樹脂で
成形されたボディ１にはプラグ（後述する）の挿入孔１
１が設けられており、この挿入孔１１がボディ１の前部
に突設されたボス部１２の前端面で開口している。ま
た、ボディ１の上面１３と下面１４はいずれも平坦面に
なっていて、上面１３と下面１４のそれぞれにスリット
１５，１６が具備されている。これらのスリット１５，
１６はボディ１の上面１３と下面１４とに上記挿入孔１
１の上部と下部とを直接に露出させて形成されている。
すなわち、これらのスリット１５，１６は、上記挿入孔
１１の上部と下部とがボディ１の上面１３と下面１４と
に露出する程度にまでボディ１の高さ寸法Ｈを上下両側
で減じたことによって形成されたものである。そのた
め、ボディ１は、その高さ寸法Ｈが上記挿入孔１１の直
径寸法と同等程度の寸法になるほど薄型化されている。
具体的には、当該ジャックが、軸部の外径基準寸法（基
準寸法）が２．５ｍｍである超小形プラグを使用対象と
するものである場合、ボディ１の高さ寸法Ｈすなわち厚
さは２．７ｍｍにまで薄型化することができた。これら
のスリット１５，１６においては、図７で判るように、
上面１３側のスリット１５が下面１４側のスリット１６
よりも短い。
成形されたボディ１にはプラグ（後述する）の挿入孔１
１が設けられており、この挿入孔１１がボディ１の前部
に突設されたボス部１２の前端面で開口している。ま
た、ボディ１の上面１３と下面１４はいずれも平坦面に
なっていて、上面１３と下面１４のそれぞれにスリット
１５，１６が具備されている。これらのスリット１５，
１６はボディ１の上面１３と下面１４とに上記挿入孔１
１の上部と下部とを直接に露出させて形成されている。
すなわち、これらのスリット１５，１６は、上記挿入孔
１１の上部と下部とがボディ１の上面１３と下面１４と
に露出する程度にまでボディ１の高さ寸法Ｈを上下両側
で減じたことによって形成されたものである。そのた
め、ボディ１は、その高さ寸法Ｈが上記挿入孔１１の直
径寸法と同等程度の寸法になるほど薄型化されている。
具体的には、当該ジャックが、軸部の外径基準寸法（基
準寸法）が２．５ｍｍである超小形プラグを使用対象と
するものである場合、ボディ１の高さ寸法Ｈすなわち厚
さは２．７ｍｍにまで薄型化することができた。これら
のスリット１５，１６においては、図７で判るように、
上面１３側のスリット１５が下面１４側のスリット１６
よりも短い。
【００１２】図３、図５および図６のように、ボディ１
の下面１４には、下面１４のスリット１６に跨がって円
形のボス１７ａが一体に突出されている。このボス１７
ａは、スリット１６を境としてボディ１が開き変形する
ことを防ぐ作用を果たしていると共に、当該ジャックを
配線基板１００に搭載するときに、配線基板１００の位
置決め孔１１０に差し込まれてジャックを位置決めする
機能を有している。なお、下面１４には他の箇所にもう
１つのボス１７ｂが突出されている。
の下面１４には、下面１４のスリット１６に跨がって円
形のボス１７ａが一体に突出されている。このボス１７
ａは、スリット１６を境としてボディ１が開き変形する
ことを防ぐ作用を果たしていると共に、当該ジャックを
配線基板１００に搭載するときに、配線基板１００の位
置決め孔１１０に差し込まれてジャックを位置決めする
機能を有している。なお、下面１４には他の箇所にもう
１つのボス１７ｂが突出されている。
【００１３】ボディ１の挿入孔１１の片側には後述する
接片部材３，４を配備するための凹所１７，１８が設け
られていると共に、ボディ１における凹所１７，１８の
反対側には後述する金属製の支持片５を配備するための
凹所１９が設けられている。さらに、ボディ１の挿入孔
１１の後方には、後述するフォーク形接片部材６を配備
するための凹溝２１が設けられ、この凹溝２１につなが
って前後方向に延びる左右一対の溝部２２，２３がボデ
ィ１の左右の各側壁に振り分けて設けられている。
接片部材３，４を配備するための凹所１７，１８が設け
られていると共に、ボディ１における凹所１７，１８の
反対側には後述する金属製の支持片５を配備するための
凹所１９が設けられている。さらに、ボディ１の挿入孔
１１の後方には、後述するフォーク形接片部材６を配備
するための凹溝２１が設けられ、この凹溝２１につなが
って前後方向に延びる左右一対の溝部２２，２３がボデ
ィ１の左右の各側壁に振り分けて設けられている。
【００１４】ボス１の凹所１７に配備される接片部材３
は、図５のように、倒立Ｕ字状に連設されてボディ１の
一側壁２４を跨いで配備された２つの立下り部３１，３
２とこの２つの立下り部３１，３２のうちの上記一側壁
２４の内側に配備された立下り部３２に連設されてその
立下り部３２に沿って立ち上げられた１つの立上り部３
３とを有して蛇行状に連続する形に形成されている。そ
して、立上り部３３に接点３４が膨出状に形成されてい
る。ボディ１の上記一側壁２４の外側に配備された立下
り部３１の下端には上記一側壁２４の外側へ突き出た端
子部３７が設けられている。なお、図２および図６のよ
うに、接片部材３に具備された突片３５，３５が凹所１
７に具備された縦溝２５，２５に差し込まれており、ま
た、図５のように接片部材３の外側の立下り部３１に開
設された係合孔３６がボディ１の一側壁２４に設けられ
た係合爪２６により係止されている。ボス１の凹所１８
に配備される接片部材４も同じ形状になっており、ボデ
ィ１への配備状態も同じである。
は、図５のように、倒立Ｕ字状に連設されてボディ１の
一側壁２４を跨いで配備された２つの立下り部３１，３
２とこの２つの立下り部３１，３２のうちの上記一側壁
２４の内側に配備された立下り部３２に連設されてその
立下り部３２に沿って立ち上げられた１つの立上り部３
３とを有して蛇行状に連続する形に形成されている。そ
して、立上り部３３に接点３４が膨出状に形成されてい
る。ボディ１の上記一側壁２４の外側に配備された立下
り部３１の下端には上記一側壁２４の外側へ突き出た端
子部３７が設けられている。なお、図２および図６のよ
うに、接片部材３に具備された突片３５，３５が凹所１
７に具備された縦溝２５，２５に差し込まれており、ま
た、図５のように接片部材３の外側の立下り部３１に開
設された係合孔３６がボディ１の一側壁２４に設けられ
た係合爪２６により係止されている。ボス１の凹所１８
に配備される接片部材４も同じ形状になっており、ボデ
ィ１への配備状態も同じである。
【００１５】ボス１の凹所１９に配備される支持片５
は、上部に押え部５１を、下端部に突片部５２を有して
いる。そして、支持片５に設けられた突片５３，５３が
凹所１９に具備された縦溝２７，２７に差し込まれてお
り、また、図５のように支持片５に開設された係合孔５
４がボディ１の他側壁に設けられた係合爪２８により係
止されている。この状態で、上記押え部５１が凹所１９
内の上面に重なっている。
は、上部に押え部５１を、下端部に突片部５２を有して
いる。そして、支持片５に設けられた突片５３，５３が
凹所１９に具備された縦溝２７，２７に差し込まれてお
り、また、図５のように支持片５に開設された係合孔５
４がボディ１の他側壁に設けられた係合爪２８により係
止されている。この状態で、上記押え部５１が凹所１９
内の上面に重なっている。
【００１６】ボディ１の凹溝２１に配備されるフォーク
形接片部材６は、図６のように、一対の接片６１，６２
を備え、これらの接片６１，６２が上記溝部２２，２３
に各別に挿入されて挿入孔１１の左右両側に振り分けて
配置されている。そして、一対の上記接片６１，６２
は、後述するプラグＰの挿入方向（図６の矢印Ａ）の前
後に位置ずれした接点６３，６４を備え、後方（挿入方
向前方）に位置ずれした接点６３を備える接片６１は、
プラグＰの軸部の先端の端子部Ｒ１の最径大部に乗り上
がったときにこの接片６１の背部のボディ側壁面２２ａ
に当たるようになっている。また、後方に位置ずれした
接点６３を備える接片６１およびこの接片６１の背部の
ボディ側壁面２２ａとの相互間隔よりも、前方に位置ず
れした接点６４（挿入方向後方）を備える接片６４およ
びこの接片６４の背部のボディ側壁面２３ａとの相互間
隔が広くなっている。なお、フォーク形接片部材６に
は、左右一対の端子部６５，６５が一体に設けられてい
る。
形接片部材６は、図６のように、一対の接片６１，６２
を備え、これらの接片６１，６２が上記溝部２２，２３
に各別に挿入されて挿入孔１１の左右両側に振り分けて
配置されている。そして、一対の上記接片６１，６２
は、後述するプラグＰの挿入方向（図６の矢印Ａ）の前
後に位置ずれした接点６３，６４を備え、後方（挿入方
向前方）に位置ずれした接点６３を備える接片６１は、
プラグＰの軸部の先端の端子部Ｒ１の最径大部に乗り上
がったときにこの接片６１の背部のボディ側壁面２２ａ
に当たるようになっている。また、後方に位置ずれした
接点６３を備える接片６１およびこの接片６１の背部の
ボディ側壁面２２ａとの相互間隔よりも、前方に位置ず
れした接点６４（挿入方向後方）を備える接片６４およ
びこの接片６４の背部のボディ側壁面２３ａとの相互間
隔が広くなっている。なお、フォーク形接片部材６に
は、左右一対の端子部６５，６５が一体に設けられてい
る。
【００１７】上記において、ボディ１の挿入孔１１の側
方でボディ１に配備される２つの接片部材３，４は、プ
ラグＰの軸部の中間に位置する端子部Ｒ３，Ｒ２に対応
する。また、ボディ１の挿入孔１１の後部でボディ１に
配備されているフォーク形接片部材６は、プラグＰの軸
部の先端に位置する端子部Ｒ１に対応している。
方でボディ１に配備される２つの接片部材３，４は、プ
ラグＰの軸部の中間に位置する端子部Ｒ３，Ｒ２に対応
する。また、ボディ１の挿入孔１１の後部でボディ１に
配備されているフォーク形接片部材６は、プラグＰの軸
部の先端に位置する端子部Ｒ１に対応している。
【００１８】上記構成のジャックは、ボディ１の高さ寸
法ＨがプラグＰの挿入孔１１の直径寸法と同等程度にな
っており、しかも、接片部材３，４の端子部３７…やフ
ォーク形接片部材６の端子部６５…はボディ１１の外側
へ突き出ているので、接片部材３，４，６や支持片５が
ボディ１の上方へも下方に突き出さなくなってジャック
全体の超薄型化が達成されている。そして、接片部材
３，４の各端子部３７…と支持片５の突片部５２とを配
線基板１００に半田付けすることによりジャックを実装
すると、ボディ１の上面１３と下面１４とにスリット１
５，１６が具備されていることによるボディ１の開き変
形が、ボス１７ａのみならず、ボディ１を左右から挾ん
でいる接片部材３，４の各立下り部３１および支持片５
によって阻止される。したがって、ジャックは超薄型で
あってもプラグ挿抜時にこじり力などが加えられるよう
な実使用に耐え得る強度を備えたものになる。
法ＨがプラグＰの挿入孔１１の直径寸法と同等程度にな
っており、しかも、接片部材３，４の端子部３７…やフ
ォーク形接片部材６の端子部６５…はボディ１１の外側
へ突き出ているので、接片部材３，４，６や支持片５が
ボディ１の上方へも下方に突き出さなくなってジャック
全体の超薄型化が達成されている。そして、接片部材
３，４の各端子部３７…と支持片５の突片部５２とを配
線基板１００に半田付けすることによりジャックを実装
すると、ボディ１の上面１３と下面１４とにスリット１
５，１６が具備されていることによるボディ１の開き変
形が、ボス１７ａのみならず、ボディ１を左右から挾ん
でいる接片部材３，４の各立下り部３１および支持片５
によって阻止される。したがって、ジャックは超薄型で
あってもプラグ挿抜時にこじり力などが加えられるよう
な実使用に耐え得る強度を備えたものになる。
【００１９】また、プラグＰの軸部の中間に位置する端
子Ｒ３，Ｒ２に対応する接片部材３，４の沿面長さがそ
の水平長さ（ボディ１の幅方向の長さ）の割に長いの
で、それらの接片部材３，４が組み付けられるボディ１
の横幅Ｗ（図５）をそれだけ短くでき、このことが、上
述した超薄型化と相まって時の小型化を促進することに
役立つ。
子Ｒ３，Ｒ２に対応する接片部材３，４の沿面長さがそ
の水平長さ（ボディ１の幅方向の長さ）の割に長いの
で、それらの接片部材３，４が組み付けられるボディ１
の横幅Ｗ（図５）をそれだけ短くでき、このことが、上
述した超薄型化と相まって時の小型化を促進することに
役立つ。
【００２０】このように上記ジャックは、超薄型化と横
幅Ｗの短縮化による小型化を図ることができるだけでな
く、次に説明するフォーク形接片部材６の作用によっ
て、プラグＰの挿抜感触を良好に保つことができる。す
なわち、挿入孔１１のプラグＰを図８および図９の矢印
Ｂのように差し込んだときには、図８のように最初に片
側の接片６２の接点６４が端子部Ｒ１に押されてこの端
子Ｒ１の最大径部に乗り上がり、この接点６４を端子部
Ｒ１を最大径部が通過した後に、図９のようにその最大
径部に他側の接片６１の接点６３が乗り上がる。そのた
め、端子部Ｒ１が一対の接片６１，６２の各接点６３，
６４に当たるときのタイミングに時間的なずれが生じ
る。このため、各接点６３，６４が同時に端子部Ｒ１に
当たる場合と比べると、プラグＰの挿抜時にプラグＰの
動きに抵抗する力が軽減され、そのために、フォーク形
接片６を短くしてもプラグＰの挿抜感触が良好になる。
したがって、この作用により、ジャックの奥行き寸法を
短くできることになり、このことと上述した超薄型化と
横幅Ｗの短縮化とが相まってジャックの小型化がさらに
促進しやすくなるのである。なお、図１０はプラグＰを
挿入孔１１に完全に押し込んだ状態を示している。
幅Ｗの短縮化による小型化を図ることができるだけでな
く、次に説明するフォーク形接片部材６の作用によっ
て、プラグＰの挿抜感触を良好に保つことができる。す
なわち、挿入孔１１のプラグＰを図８および図９の矢印
Ｂのように差し込んだときには、図８のように最初に片
側の接片６２の接点６４が端子部Ｒ１に押されてこの端
子Ｒ１の最大径部に乗り上がり、この接点６４を端子部
Ｒ１を最大径部が通過した後に、図９のようにその最大
径部に他側の接片６１の接点６３が乗り上がる。そのた
め、端子部Ｒ１が一対の接片６１，６２の各接点６３，
６４に当たるときのタイミングに時間的なずれが生じ
る。このため、各接点６３，６４が同時に端子部Ｒ１に
当たる場合と比べると、プラグＰの挿抜時にプラグＰの
動きに抵抗する力が軽減され、そのために、フォーク形
接片６を短くしてもプラグＰの挿抜感触が良好になる。
したがって、この作用により、ジャックの奥行き寸法を
短くできることになり、このことと上述した超薄型化と
横幅Ｗの短縮化とが相まってジャックの小型化がさらに
促進しやすくなるのである。なお、図１０はプラグＰを
挿入孔１１に完全に押し込んだ状態を示している。
【００２１】また、図９のように端子Ｒ１の最大径部に
他側の接片６１の接点６３が乗り上がったときには、そ
の接片６１がボディ１側の壁面２２ａに当たってそれ以
上の接片６１の外方への撓みが阻止される構造になって
いる。このため、接片６１がボディ１側の壁面２２ａに
当たると、プラグＰの端子部Ｒ１が片側の接片６２側に
逃がされるようになる。この作用により、プラグ挿入に
要する力が軽減されるので、プラグＰの挿入時の感触が
良好になる。プラグＰを引き抜くときにも同様の作用が
奏される。
他側の接片６１の接点６３が乗り上がったときには、そ
の接片６１がボディ１側の壁面２２ａに当たってそれ以
上の接片６１の外方への撓みが阻止される構造になって
いる。このため、接片６１がボディ１側の壁面２２ａに
当たると、プラグＰの端子部Ｒ１が片側の接片６２側に
逃がされるようになる。この作用により、プラグ挿入に
要する力が軽減されるので、プラグＰの挿入時の感触が
良好になる。プラグＰを引き抜くときにも同様の作用が
奏される。
【００２２】この実施例では、プラグＰの端子部Ｒ２，
Ｒ３に対応する２つの接片部材３，４と、端子部Ｒ１に
対応する１つの接片部材６とを有する３極構造のジャッ
クを説明したけれども、プラグＰの軸部の中間に位置す
る端子部に対応する接片部材を１つあるいは３つ以上有
し、プラグＰの軸部の先端に位置する端子部に対応する
接片部材を１つ有する２極構造あるいは多極構造のジャ
ックについても本考案を同様に適用することができる。
Ｒ３に対応する２つの接片部材３，４と、端子部Ｒ１に
対応する１つの接片部材６とを有する３極構造のジャッ
クを説明したけれども、プラグＰの軸部の中間に位置す
る端子部に対応する接片部材を１つあるいは３つ以上有
し、プラグＰの軸部の先端に位置する端子部に対応する
接片部材を１つ有する２極構造あるいは多極構造のジャ
ックについても本考案を同様に適用することができる。
【００２３】
【考案の効果】請求項１記載の考案によれば、当該ジャ
ックが、プラグの挿入孔の直径寸法と同等程度にまで薄
型化されるという効果がある。また、薄型化されたボデ
ィの上面と下面とにスリットが具備されていることによ
るボディの開きがボスにより抑制される。すなわち、薄
型化に伴う強度低下を起こしたボディがボスによって補
強され、ボスの必要強度が確保されるという効果があ
る。
ックが、プラグの挿入孔の直径寸法と同等程度にまで薄
型化されるという効果がある。また、薄型化されたボデ
ィの上面と下面とにスリットが具備されていることによ
るボディの開きがボスにより抑制される。すなわち、薄
型化に伴う強度低下を起こしたボディがボスによって補
強され、ボスの必要強度が確保されるという効果があ
る。
【００２４】請求項２記載の考案によれば、ボディの横
幅を短くしてもプラグの軸部の中間に位置する端子に対
応する接片部材の沿面長さを長くできるようになる。そ
のため、ジャックが超薄型であっても、上記端子に対す
る接片部材の接点の接触安定性が確保されるという効果
がある。
幅を短くしてもプラグの軸部の中間に位置する端子に対
応する接片部材の沿面長さを長くできるようになる。そ
のため、ジャックが超薄型であっても、上記端子に対す
る接片部材の接点の接触安定性が確保されるという効果
がある。
【００２５】請求項３記載の考案によれば、接片部材が
支持片と共働してボディを補強することに役立つので、
ボディを補強することに要する部材の部品点数を最少限
度に抑えることができるという効果がある。
支持片と共働してボディを補強することに役立つので、
ボディを補強することに要する部材の部品点数を最少限
度に抑えることができるという効果がある。
【００２６】請求項４記載の考案のジャックによれば、
プラグの挿入時および引抜き時の感触を悪化させずにフ
ォーク形接片を短くすることが可能になり、そのことが
ボディの奥行き寸法を短くしてジャックを小型化するこ
とに有益になるという効果がある。
プラグの挿入時および引抜き時の感触を悪化させずにフ
ォーク形接片を短くすることが可能になり、そのことが
ボディの奥行き寸法を短くしてジャックを小型化するこ
とに有益になるという効果がある。
【図１】本考案の実施例によるジャックの正面図であ
る。
る。
【図２】同ジャックの平面図である。
【図３】同ジャックの下面図である。
【図４】同ジャックの背面図である。
【図５】図２のＶ−Ｖ線に沿う断面図である。
【図６】同ジャックの水平断面図である。
【図７】ボディの垂直断面図である。
【図８】プラグ挿入の初期段階のフォーク形接片部材の
作用を説明するための水平断面図である。
作用を説明するための水平断面図である。
【図９】プラグ挿入の中間段階のフォーク形接片部材の
作用を説明するための水平断面図である。
作用を説明するための水平断面図である。
【図１０】プラグを完全に挿入した状態での水平断面図
である。
である。
１ ボディ ３，４ 接片部材 ５ 支持片 ６ フォーク形接片部材 １１ 挿入孔 １３ 上面 １４ 下面 １５，１６ スリット １７ａ ボス ２２ａ，２３ａ ボディ側壁面 ２４ ボディの一側壁 ３１，３２ 立下り部 ３３ 立上り部 ３４ 接点 ３７ 端子部 ５２ 突片部 ６１，６２ 接片 ６３，６４ 接点 Ｈ ボディの高さ寸法 Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３ プラグの端子部 Ｐ プラグ（プラグ型コネクタ）
Claims (4)
- 【請求項１】 プラグ型コネクタの挿入孔を備えたボデ
ィの上面と下面とが平坦に形成され、その上面と下面と
に上記挿入孔の上部と下部とを直接に露出させて形成さ
れたスリットが備わっており、ボディの下面に、この下
面に具備されたスリットに跨がってボスが一体に突出さ
れていると共に、プラグ型コネクタの軸部の中間に位置
する端子部に対応する接片部材が上記ボディの挿入孔の
側方でボディに配備され、上記プラグ型コネクタの軸部
の先端に位置する端子部に対応する接片部材が上記ボデ
ィの挿入孔の後部でボディに配備されていることを特徴
とするジャック型コネクタ。 - 【請求項２】 プラグ型コネクタの軸部の中間に位置す
る端子部に対応する接片部材は、倒立Ｕ字状に連設され
てボディの一側壁を跨いで配備される２つの立下り部と
この２つの立下り部のうちの上記一側壁の内側に配備さ
れた立下り部に連設されてその立下り部に沿って立ち上
げられた１つの立上り部とを有して蛇行状に連続する形
に形成されていると共に、上記立上り部にプラグ型コネ
クタの軸部の中間に位置する端子部に弾接される接点が
設けられている請求項１記載のジャック型コネクタ。 - 【請求項３】 プラグ型コネクタの軸部の中間に位置す
る端子部に対応する接片部材が、上記ボディの挿入孔の
片側側方に配備されていると共に、この接片部材におけ
るボディの一側壁の外側に配備された立下り部の下端に
上記一側壁の外側へ突き出た端子部が具備され、ボディ
の他側壁の外側に金属製の支持片が重ね合わされ、かつ
この支持片の下端に上記他側壁の外側へ突き出た突片部
が具備されている請求項２記載のジャック型コネクタ。 - 【請求項４】 プラグ型コネクタの軸部の先端に位置す
る端子部に対応する接片部材が、ボディの挿入孔の左右
両側に振り分けて配置された一対の接片を備えるフォー
ク形接片部材でなり、この接片部材の一対の上記接片
は、プラグ型コネクタの挿入方向の前後に位置ずれした
接点を備え、後方に位置ずれした接点を備える接片は、
プラグ型コネクタの上記端子部の最径大部に乗り上がっ
たときにこの接片の背部のボディ側壁面に当たるように
なっていると共に、後方に位置ずれした接点を備える接
片およびこの接片の背部のボディ側壁面との相互間隔よ
りも、前方に位置ずれした接点を備える接片およびこの
接片の背部のボディ側壁面との相互間隔が広くなってい
る請求項１、請求項２、請求項３のいずれかに記載のジ
ャック型コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7056693U JP2594649Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ジャック型コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7056693U JP2594649Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ジャック型コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742042U JPH0742042U (ja) | 1995-07-21 |
| JP2594649Y2 true JP2594649Y2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=13435229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7056693U Expired - Lifetime JP2594649Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ジャック型コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594649Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010049838A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Excel Denshi:Kk | 多極単頭プラグ |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP7056693U patent/JP2594649Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0742042U (ja) | 1995-07-21 |
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Legal Events
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