JP2594564Y2 - 生理用ナプキン - Google Patents

生理用ナプキン

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JP2594564Y2
JP2594564Y2 JP1993046069U JP4606993U JP2594564Y2 JP 2594564 Y2 JP2594564 Y2 JP 2594564Y2 JP 1993046069 U JP1993046069 U JP 1993046069U JP 4606993 U JP4606993 U JP 4606993U JP 2594564 Y2 JP2594564 Y2 JP 2594564Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は生理用ナプキンに係るも
のであって、体液の横漏れによるショーツへの汚染を防
止するとともに使用後の簡易な廃棄を可能とし、また、
資材の有効な利用を行おうとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生理用ナプキンには、防漏シート
の外面にショーツへの止着部を形成したものが知られて
いる。このナプキンは、ショーツに止着部を止着して装
着を行えるため、使用中にズレを生じにくく、このズレ
による横漏れを防止する効果が高いものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のナプキンは、ナプキン本体とは別個に、止着部を被
覆する離型紙を必要とする。また、使用時には、止着部
から剥離した離型紙をゴミ箱等に廃棄する手間が掛か
り、使用者の負担となっていた。また、剥離した離型紙
がトイレ内に散乱したり、水洗トイレに流されて詰まり
易いものとなっていた。
【0004】また、従来のナプキンは、ナプキン本体の
両側から拡散しようとする体液の横漏れを防止する手段
を講じていないため、横漏れした体液によって、ショー
ツが汚染される欠点を有していた。
【0005】また、従来、使用済のナプキンは、トイレ
ットペーパー等で巻いて外周を被覆し、トイレ内の収納
ボックス等に廃棄していた。そのため、使用済みのナプ
キンを被覆するために、紙の使用量が多くなり、不経済
なものなっていた。また、近年、地球環境を保護する必
要性が唱えられているが、紙の原料となる木材を多く消
費することは好ましくなく、資源の無駄な消費を行うも
のとなっていた。
【0006】本考案は上述のごとき課題を解決しようと
するものであって、生理用ナプキンを使用する場合、使
用時に離型紙を廃棄する手間をなくし、使用者への負担
を軽減する。また、体液の横漏れを防ぎ、ショーツの汚
染を防止する。また、使用済のナプキンを廃棄する場
合、トイレットペーパー等の紙を用いずに、ナプキンを
形成する素材を用いて、ナプキンの被覆隠蔽を行う事を
可能とし、地球環境の保護に貢献しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の如き課題
を解決するため、透水性の表面シートと非透水性の防漏
シートとの間に体液吸収性の吸収層を介装してナプキン
本体を形成したものに於て、このナプキン本体の防漏シ
ート側の両側に、体液不透過性で破断時の伸び率が2倍
以上の離型処理した伸長性両側シートを止着固定し、こ
の伸長性両側シートの内面で防漏シートの外面に設けた
ショーツへの止着部を剥離可能に被覆して成り、体への
装着使用時は、伸長性両側シートをナプキン本体の両側
に幅広に折り返して突出するとともに使用後は、表面シ
ートを内方に位置してナプキン本体を折り畳み、伸長性
両側シートを外方に伸張し、折り畳んだナプキン本体の
外周を被覆可能として成るものである。
【0008】また、伸長性両側シートは、エチレン−α
オレフィン共重合体10wt%〜100wt%と、ポリイソブチ
レン0wt%〜45wt%と、リニアー低密度ポリエチレン0
wt%〜45wt%と、炭酸カルシウム0wt%〜15wt%と、酸
化チタン0wt%〜5wt%とから成り、破断時の伸び率が
2倍以上である伸長性の混合素材により形成しても良
い。
【0009】また、伸長性両側シートの離型処理は、防
漏シート側の内面にケイ素処理を施して形成しても良
い。
【0010】
【作用】本考案は上述の如く構成したものであるから、
生理用ナプキンを使用するには、まず、防漏シートの外
面に設けた止着部から伸長性両側シートを剥離し、この
伸長性両側シートをナプキン本体の両側に折り返した
後、止着部をショーツの内面に止着して、このショーツ
を引き上げてナプキン着用する。
【0011】この止着部を被覆する伸長性両側シート
は、離型処理を施しているため、止着部から容易に剥離
する事が可能である。また、この伸長性両側シートの離
型処理を、防漏シート側の内面にケイ素処理を施して形
成すれば、簡易な形成が可能となる。
【0012】また、この離型紙の代わりに用いる伸長性
両側シートは、ナプキン本体の防漏シートの両側に固定
されているため、止着部から剥離しても、ナプキン本体
から分離せず、ゴミになる事がない。そのため、使用者
は、離型紙等の廃棄を行う必要がなく、負担を軽減する
事ができる。また、離型紙等のゴミを発生する事がない
ため、トイレット内が散らかったり、水洗トイレが詰ま
る虞れもない。
【0013】また、装着中のナプキンは、体液不透過性
の伸長性両側シートを、ナプキン本体の両側に折返し、
ナプキン本体の両側から幅広に突出している。そのた
め、ナプキン本体の両側から体液が拡散しようとする場
合にも、体液不透過性の伸長性両側シートが体液の横漏
れを阻止して、ショーツへの体液の汚染を防止し、衛生
的な使用が可能となる。
【0014】また、使用済みのナプキンを廃棄する場
合、ナプキン本体は、伸長性両側シートによって外周を
被覆する事が可能である。この被覆方法は、伸長性両側
シートをナプキン本体の両側から突出した状態で、表面
シートを内方にしてナプキン本体を折り畳む。そして、
伸長性両側シートを両手で把持し外方に引っ張る。この
伸長性両側シートは、破断時の伸び率を2倍以上として
いるため、大きく伸長する事が可能である。そして、こ
の大きく伸長した伸長性両側シートで、折り畳み状態の
ナプキン本体の外周を巻き回せば、ナプキン本体を確実
に被覆隠蔽する事ができ、衛生的な廃棄が可能となる。
【0015】そのため、ナプキンは、従来方法の如くト
イレットペーパーを用いて、被覆を行う必要がなく、紙
の使用量を軽減させて、経済的な使用が可能となる。ま
た、紙の原料となる木材の消費を抑制する事により、資
源の有効な利用を行って、地球環境の保護に貢献するも
のである。
【0016】また、伸長性両側シートを、エチレン−α
オレフィン共重合体10wt%〜100wt%と、ポリイソブチ
レン0wt%〜45wt%と、リニアー低密度ポリエチレン0
wt%〜45wt%と、炭酸カルシウム0wt%〜15wt%と、酸
化チタン0wt%〜5wt%とから成り、破断時の伸び率が
2倍以上である伸長性の混合素材により形成すれば、伸
長性両側シートは、優れた伸長性を生じ、大きく伸長す
る事が可能となる。また、伸長性両側シートは、一定の
粘着性を有し、互いに接触すると密着し易いため、ナプ
キン本体の外周を被覆した場合に、被覆状態を容易に固
定する事が可能となる。
【0017】また、伸長性両側シートは、混合素材を、
エチレン−αオレフィン共重合体を10wt%未満とする
と、ブロッキングが生じ易く、伸びにくいものとなる。
【0018】また、伸長性両側シートは、混合素材中に
ポリイソブチレンを加える事により、柔軟性を有するも
のとなる。しかしながら、ポリイソブチレンが45wt%を
超えるものとすると、伸長性両側シートの表面がベトつ
き易いものとなる。
【0019】また、伸長性両側シートは、混合素材中に
リニアー低密度ポリエチレンを加える事により、ベタ付
き感を抑える事が可能となる。しかしながら、リニアー
低密度ポリエチレンが45wt%を超えるものとすると、伸
長性両側シートは硬くなり伸びが少ないものとなる。
【0020】また、伸長性両側シートは、混合素材中に
炭酸カルシウムを加える事により、ベタ付かずサラッと
した感触を得る事が可能となる。しかしながら、炭酸カ
ルシウムが15wt%を超えるものとすると、不純物の量が
多くなって、伸長性両側シートの表面がザラ付き好まし
くない。
【0021】また、伸長性両側シートは、混合素材中
に、酸化チタンを加える事により、被覆したナプキン本
体の隠蔽性を持たせる事が可能となる。しかしながら、
酸化チタンが5wt%を超えるものとすると、不純物の量
が多くなって、伸長性両側シートは伸びがなくなり、破
断し易いものとなる。
【0022】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に於て説明すれ
ば、(1)は透水性の表面シートで、非透水性のポリエチ
レン等に小孔を複数個開口した有孔シート、または不織
布等により形成し、図2に示す如く、ポリエチレン等か
ら成る非透水性の防漏シート(2)との間に、表面シート
(1)および防漏シート(2)よりも幅狭に設けた体液吸収
性の吸収層(3)を介装し、ナプキン本体(4)を形成して
いる。
【0023】この吸収層(3)は、パルプ、コットン、吸
収性高分子等により形成し、一例に於ては、図1に示す
如く、長さ方向の両側部の一部に幅狭なクビレ部(5)を
設け、全体形状をヒョウタン型に形成している。また、
ナプキン本体(4)は、吸収層(3)の外周に表面シート
(1)と防漏シート(2)とから成る外周フラップ(6)を突
出している。
【0024】また、このナプキン本体(4)は、防漏シー
ト(2)の外面に、図1、図2に示す如く、ホットメルト
等の接着剤を塗布して止着部(7)を形成し、この止着部
(7)を使用者のショーツの内面に止着可能とする。ま
た、ナプキン本体(4)は、防漏シート(2)側の両側に、
体液不透過性で離型処理した伸長性両側シート(8)を止
着固定し、この伸長性両側シート(8)の防漏シート(2)
側で止着部(7)を剥離可能に被覆している。
【0025】この伸長性両側シート(8)は、エチレン−
αオレフィン共重合体10wt%〜100wt%と、ポリイソブ
チレン0wt%〜45wt%と、リニアー低密度ポリエチレン
0wt%〜45wt%と、炭酸カルシウム0wt%〜15wt%と、
酸化チタン0wt%〜5wt%とから成る伸長性の混合素材
により形成し、破断時の伸び率を2倍以上としている。
このように形成した伸長性両側シート(8)は、一定の粘
着性を有しているため、互いに接触すると密着し易いも
のとしている。この事は、後に説明するナプキン本体
(4)の被覆を行う場合に、優れた効果を発揮するものと
なる。また、伸長性両側シート(8)は、防漏シート(2)
側の内面にケイ素処理を施し、止着部(7)から容易に剥
離可能としている。
【0026】また、伸長性両側シート(8)の防漏シート
(2)への固定方法は、図1に示す如く、ナプキン本体
(4)の外周フラップ(6)に沿って伸長性両側シート(8)
の両側部(10)を、加熱溶着により固定する事が可能で
ある。また、伸長性両側シート(8)は、止着部(7)への
被覆状態に於て、対向する内側縁(9)を重ね合わせずに
突き合わせて形成している。このように形成すると、伸
長性両側シート(8)は、使用面積が小さくなり、廉価な
製造が可能となる。
【0027】また、上記では、伸長性両側シート(8)
は、ナプキン本体の外周フラップ(6)に両側部(10)の
みを固定したが、異なる実施例では、伸長性両側シート
(8)は、図3に示す如く、両側部(10)を外周フラップ
(6)に固定するとともにさらにこの両側部(10)の内方
を、ナプキン本体(4)の長さ方向に加熱溶着して固定部
(11)を形成し、この固定部(11)により、伸長性両側
シート(8)と防漏シート(2)とを固定している。このよ
うにすると、伸長性両側シート(8)は、湾曲した外周フ
ラップ(6)から折り返す場合に比し、直線状の固定部
(11)を介してナプキン本体(4)の両側から容易に折り
返す事が可能となる。
【0028】このように折り返した伸長性両側シート
(8)は、図1の2点鎖線、図3の2点鎖線、図4に示す
如く、ナプキン本体(4)の吸収層(3)のクビレ部(5)の
両側から幅広に突出する事が可能となる。
【0029】上述の如く構成したものに於て、生理用ナ
プキン(12)を使用するには、まず、防漏シート(2)の
外面に設けた止着部(7)から伸長性両側シート(8)を剥
離し、この伸長性両側シート(8)を、図4に示す如くナ
プキン本体(4)の両側に折り返した後、止着部(7)をシ
ョーツの内面に止着し、このショーツを引き上げてナプ
キン本体(4)を着用する。
【0030】また、伸長性両側シート(8)は、ナプキン
本体(4)の防漏シート(2)の両側に固定されているた
め、止着部(7)から剥離しても、ナプキン本体(4)から
分離せず、ゴミになる事がない。また、離型紙の廃棄を
生じる事がないため、トイレット内が散らかったり、水
洗トイレを詰まらせる虞れもない。
【0031】また、装着中のナプキン(12)は、体液不
透過性の伸長性両側シート(8)を、図4に示す如くナプ
キン本体(4)の両側に折返し、ナプキン本体(4)の吸収
層(3)のクビレ部(5)の両側から幅広に突出している。
そのため、ナプキン本体(4)の両側から体液が拡散しよ
うとする場合にも、体液不透過性の伸長性両側シート
(8)が体液の横漏れを阻止して、ショーツへの体液の汚
染を防止し、衛生的な使用が可能となる。
【0032】また、使用済みのナプキン(12)を廃棄す
る場合、ナプキン本体(4)は、伸長性両側シート(8)に
よって外周を被覆する事が可能である。この被覆方法
は、伸長性両側シート(8)をナプキン本体(4)の両側か
ら突出した状態で、ナプキン本体(4)を、図5、図6に
示す如く表面シート(1)を内方にして折り畳む。
【0033】そして、伸長性両側シート(8)を、図6の
2点鎖線に示す如く両手で把持し、外方に引張る。この
伸長性両側シート(8)は、破断時の伸び率を2倍以上と
しているため、大きく伸長する事が可能である。そし
て、この大きく伸長した伸長性両側シート(8)で、折り
畳み状態のナプキン本体(4)の外周を、図7に示す如く
巻き回せば、伸長性両側シート(8)は互いに密着し合
い、ナプキン本体(4)を確実に被覆隠蔽して、衛生的な
廃棄が可能となる。
【0034】そのため、使用済みのナプキン(12)を、
従来の如くトイレットペーパーを用いて、被覆を行う必
要がなく、紙の使用量を軽減させて、経済的な使用が可
能となる。また、紙の原料となる木材の消費を抑制する
事により、資源の有効な利用を行って、地球環境の保護
に貢献するものである。
【0035】また、上記実施例では、伸長性両側シート
(8)は、止着部(7)への被覆状態に於て、対向する内側
縁(9)を重ねずに突き合わせて形成したが、他の実施例
に於ては、伸長性両側シート(8)は、止着部(7)への被
覆状態に於て、図8に示す如く互いの内側縁(9)を重ね
合わせて形成している。このように形成すると、伸長性
両側シート(8)は、ナプキン本体(4)の両側に折り返し
た場合に、ナプキン本体(4)から更に大きく突出する事
ができ、ショーツへの汚染を確実に防止する事が可能と
なる。
【0036】
【考案の効果】本考案は上述の如く構成したものである
から、生理用ナプキンを使用する場合、離型紙の代わり
となる伸長性両側シートをナプキン本体に止着固定して
いるため、離型紙を廃棄する手間が掛からず、使用者へ
の負担を軽減できる。
【0037】また、使用中にナプキン本体から体液が拡
散しようとした場合にも、ナプキン本体の両側に突出す
る体液不透過性の伸長性両側シートによって、横漏れを
防止し、ショーツへの汚染を防止できる。
【0038】また、使用済のナプキンを廃棄する場合、
ナプキンを形成する伸長性両側シートを用いてナプキン
本体を被覆できるため、従来の如く、トイレットペーパ
ー等の紙を用いて被覆を行う必要がなく、紙の消費を軽
減して、地球環境の保護に貢献できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】外周フラップに伸長性両側シートを固定した実
施例のナプキンの防漏シート側を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線端面図である。
【図3】外周フラップと固定部により伸長性両側シート
を固定した異なる実施例のナプキンの防漏シート側を示
す正面図である。
【図4】図1、図3に示すナプキンの表面シート側を示
す正面図である。
【図5】ナプキン本体を一部折り畳んだ状態を示す正面
図である。
【図6】折り畳んだナプキン本体の伸長性両側シートを
外方に伸長する状態を示す正面図である。
【図7】伸長性両側シートでナプキン本体で被覆した状
態を示す正面図である。
【図8】伸長性両側シートの内側縁を重ねて形成した他
の実施例のナプキンの防漏シート側を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 表面シート 2 防漏シート 3 吸収層 4 ナプキン本体 7 止着部 8 伸長性両側シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−168798(JP,A) 特開 平1−91862(JP,A) 特表 平2−501278(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 13/15

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透水性の表面シートと非透水性の防漏シ
    ートとの間に体液吸収性の吸収層を介装してナプキン本
    体を形成したものに於て、このナプキン本体の防漏シー
    ト側の両側に、体液不透過性で破断時の伸び率が2倍以
    上の離型処理した伸長性両側シートを止着固定し、この
    伸長性両側シートの内面で防漏シートの外面に設けたシ
    ョーツへの止着部を剥離可能に被覆して成り、体への装
    着使用時は、伸長性両側シートをナプキン本体の両側に
    幅広に折り返して突出するとともに使用後は、表面シー
    トを内方に位置してナプキン本体を折り畳み、伸長性両
    側シートを外方に伸張し、折り畳んだナプキン本体の外
    周を被覆可能とした事を特徴とする生理用ナプキン。
  2. 【請求項2】 伸長性両側シートは、エチレン−αオレ
    フィン共重合体10wt%〜100wt%と、ポリイソブチレン
    0wt%〜45wt%と、リニアー低密度ポリエチレン0wt%
    〜45wt%と、炭酸カルシウム0wt%〜15wt%と、酸化チ
    タン0wt%〜5wt%とから成り、破断時の伸び率が2倍
    以上である伸長性の混合素材により形成した事を特徴と
    する請求項1の生理用ナプキン。
  3. 【請求項3】 伸長性両側シートの離型処理は、防漏シ
    ート側の内面にケイ素処理を施して形成した事を特徴と
    する請求項1の生理用ナプキン。
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