JP2594546B2 - ロボツトの仮想内部モデルに基づく制御方法 - Google Patents

ロボツトの仮想内部モデルに基づく制御方法

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般に非線形な動特性を有するロボットの
制御方法に関し、特に作業環境との協調動作を可能にす
るロボットの仮想内部モデルに基づく制御方法に関す
る。
[発明の背景] 一般に、種々の工業分野で用いられるロボット(主と
してロボットアーム)は、第8図に示すように、n個の
独立な関節J1,J2,----,Jnとn個の独立なリンクL1,
L2,----,Lnとから成る空間リンク機構であると等価的に
考えることができる。このようなロボットの制御は、通
常、ロボットの作業を記述するのに適した座標系即ち作
業座標系において、ロボットの先端或は先端に取り付け
られたハンド等のエンドイフェクタ(end effector)の
位置や姿勢(以下、これらを軌道という)を望ましい状
態にするような各関節J1,J2,----,Jnへの入力τ1
τ2,----,τnをいかに定めるかという問題である。第8
図には、作業座標系の一例として直交座標系を考えた場
合を示す。
上記の望ましいロボット先端の軌道は、作業座標x1,
x2,----,xm(一般にはm≦n)に対し、それぞれ目標軌
道xr1(t),xr2(t),----,xrn(t)として与えら
れる。以下では、一例として独立な関節の数nが作業座
標の数mと等しい場合について説明する。
まず、ロボットの各関節への入力τ1,τ2,----,τn
を入力ベクトル で表わし、各関節での隣接するリンクの相対変位θ1
θ2,----,θnを関節座標ベクトル で表わす。ここで、関節Jiが回転関節の場合には、τi
は関節Jiへの入力トルク、θiは回転角であり、関節J
iが直動関節の場合には、τiは関節Jiに加える力であ
る。
上記のベクトル記号を用いると、ロボットの動特性
は、例えば τ=M(θ)+f(θ,)+τF (1) と表わすことができる。ここで、M(θ)はn×n行列
でθの関数、f(θ,)はn次のベクトルでθとの
関数、τFはロボットが作業環境等から受ける外力Fの
影響を表わすn次のベクトルである。
次に、作業座標x1,x2,----,xnを作業座標ベクトル で表わすと、この作業座標ベクトルxと関節座標ベクト
ルθとの関係は、一般に x=T(θ) (2) と表わされる。このT(θ)はθに関する非線形な関数
であるが、直交座標形ロボットのように作業座標が関節
座標と一致する場合、或は制御システムの構成を簡単に
するために直接関節座標系で目標軌道を与えたい場合に
は、 T(θ)=θ である。
上記(2)式を時間tについて微分すると、 =J (3) =+J (4) となる。ここで、Jは で定義されるn×n行列でヤコビ行列と呼ばれ、θの関
数であって、θが与えられれば計算できるものである。
通常、ロボットの作業空間内ではヤコビ行列の逆行列J
-1が存在するから、(3),(4)式はそれぞれ =J-1 (5) =J-1(−) (6) と変形できる。従って、作業座標系でのロボットの軌道
の望ましい加速度が与えられれば、その時の関節座標
θとその速度を用いて関節座標での望ましい加速度
を計算することができる。そして、この望ましい加速度
が関節で発生するような入力ベクトルτは、例えばロ
ボットの動特性を表わす式(1)を用いて計算できる。
かくして、ロボットを作業座標系で制御する問題は、
作業座標系での加速度をどのように求めるかという問
題になる。
これに対し、ロボット制御技術では、目標軌道は時間
の関数xr(t)として与えられる場合と、ステップ状
に与えられる場合とがあり、後者の方が容易である故に
多く用いられているが、より的確な制御を行なうために
は、目標軌道は時間の関数として与えられるのが望まし
い。
そこで、前者の場合を考えると、ロボットの目標軌道
r(t)は通常、時間に関して充分に滑らかで2階微
分可能であると考えることができる。これは、前掲の式
(1)で表わされるような動特性を有するロボットに対
して必要な条件である。このような条件下で、目標軌道
r(t)は、次のようなモデルの状態xm(t)で表わ
される。
mr,xm(0)=xr(0)およびm(0)=
r(0) 但し、xm,umはn次元のベクトルであり、Inはn×
n単位行列を表わす。
一方、上述のようにロボットの制御は加速度を求め
ることであり、これは なるシステムへの入力uを求める問題と考えることがで
きる。uはn次元のベクトルである。
[従来の技術] 上記のようなロボットの制御方法としては、例えば
(7)式で表わされるモデルにロボットを追従させる方
法が提案されており(K.Furuta,K.Kosuge and M.Yamaki
ta,“Trajectory Tracking Control of Robot Arms Usi
ng ORBIX",Journal of Robotic Systems,Vol.2,No.1,P
P.89-112,1985参照)、それを図示すると第9図のよう
になる。図において、1は(7)式で表わされるモデル
に基づいて演算するモデル演算部、2は後述のサーボコ
ントローラ、3は(8)式で表わされるロボット(非線
形補償器、アクチュエータ等を含む)である。モデル演
算部1には、入力として目標軌道xr(t)が与えら
れ、ロボット3は、入力u=が与えられると軌道xを
実現する。
この制御方法によれば、ロボットの実際の軌道(実軌
道)x(t)とモデルxm(t)との誤差 e(t)=x(t)−xm(t) (9) を考え、目標軌道xr(t)と実軌道x(t)との誤差
を零にするために、(9)式のe(t)を零にするよう
な制御則を設定する。
すなわち、(9)式のe(t)については、(7)お
よび(8)式から と表わされるので、e(t)を零にするためには、(1
0)式を安定化するような制御則を求めることになる。
ところが、実際のロボットでは、望ましい加速度が
与えられた場合、それを実現するようなアクチュエータ
への入力τを(6)式および(1)式を用いて計算して
も、(1)式で表わされるロボットのパラメータには誤
差や外乱等が存在するため、入力τを正確に求めること
ができない。そこで、ロボットのアクチュエータへの入
力τの不正確さの影響を低減するように構成されたサー
ボコントローラ2が用いられる。
すなわち、モデル演算部1では、与えられた目標軌道
r(t)から(7)式の状態xm(t)=xr(t)お
よびm(t)=r(t)と、(7)式の入力umr
(t)とを計算し、サーボコントローラ2において、ロ
ボット3の実軌道x(t)およびその速度(t)とモ
デルの状態xm(t)およびm(t)から両者の差e
(t)および(t)を計算し、これらに基づいて(1
0)式を安定化するu*を求め、u=um+u*をロボット
3に入力する。uは、例えば次式で求められる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のような従来のロボット制御方法
にあっては、いかなる状況においても、ロボットの軌道
x(t)は最初にプログラムされた目標軌道xr(t)
に追従するように制御される。このため、例えばロボッ
トの動作中その目標軌道上に予期しない障害物が現われ
た場合、それをロボットに取り付けたセンサ等で検出で
きたとしても、障害物を回避するには目標軌道そのもの
をリアルタイムで変更しなければならず、回避動作を迅
速に行なうことが非常に困難である。また、より高度な
動作を行なわせたい場合は、センサ等で各種の情報を収
集し、それに基づいてロボットを制御することが必要と
なるが、従来の制御方法では、リアルタイムで利用でき
るセンサ情報は、ロボットの実軌道と目標軌道との誤差
の検出等の限られたものしかなく、作業内容や環境の変
化に的確に対応した動作をロボットに行なわせることは
殆ど不可能であった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、このような問題点を解決するため、ロボッ
トの目標軌道だけでなく、予めわかっているロボットの
作業環境やセンサ等で検出した作業環境その他の外部情
報をも入力とし、与えられた外部情報に応じて前記目標
軌道を修正した適正な目標軌道を出力とするように定め
た仮想内部モデルに基づき、目標軌道xrを修正した仮
想目標軌道xmを、目標軌道xrの加速度rと、センサ
により与えられる外部情報us,目標軌道からの軌道修
正量ed及びその時間微分dの関数hとの和umを用い
て演算し、ロボットの実軌道がその仮想目標軌道に追従
するように当該ロボットの操作量を決定すことを特徴と
する。
以下、図面を参照して説明する。
第1図は本発明のロボット制御方法の一例を示す図
で、図において、11は後述の仮想内部モデルに基づいて
演算する仮想内部モデル演算部、12はサーボコントロー
ラ、13は前記の(8)式で表わされるロボットであり、
仮想内部モデル演算部11には入力として、目標軌道xr
のほか、例えばロボット13に取り付けたセンサ等で検出
した作業環境等の外部情報usが与えられる。
この制御方法によれば、外部情報usが与えられたと
き、最初に与えた目標軌道xrを変更することなく、ロ
ボットの実軌道xが目標軌道xrから必要に応じて自動
的に修正されるようにするため、ロボットの実軌道x
(t)と目標軌道xr(t)との誤差e(t)が、例え
ば次式で表わされる軌道誤差モデルに従って生ずるよう
にする。d =h(edd,us,x) (12) ここで、 ed(t)=xm(t)−xr(t) (13) であり、これは目標軌道からの修正量を示す。xmは修
正された軌道である。
また、usは外部情報を表わす任意の次元のベクト
ル、hは外部情報に対するロボットの望ましい動作を記
述する関数である。
上記の誤差e(t)が、式(13)で表わされるe
d(t)に追従するように制御するには、等価的には従
来のモデルを示す前記(7)式において、 um(t)=r(t)+d(t) (14) とすればよい。
すなわち、外部情報usに対し、 mr+h(edd,us,x) (15) なる仮想内部モデルを考え、ロボットの実軌道xがこれ
ら(7)および(15)式で表わされる仮想内部モデルの
状態xmに追従するように制御系を構成すればよい。第
1図は、このような制御系を示している。
第1図の制御系において、サーボコントローラ12は、
ロボット13の実軌道xを仮想内部モデル演算部11の出力
mに追従させるための手段であり、例えば(11)式で
表わされる演算を行なうように構成される。
また、仮想内部モデル演算部11からサーボコントロー
ラ12への指令14は、仮想内部モデルの出力xmだけでな
く、場合によっては仮想内部モデルのすべての状態や入
力(m、um等)をも含み、ロボットの実軌道xが仮想
内部モデルの出力xmに遅れることなく追従するように
サーボコントローラ12を構成する。
なお、仮想内部モデルの演算にはロボットの実軌道x
は必ずしも必要でなく、第2図はロボットの実軌道xが
必要でない場合の制御系を示す。
次に第3図は、第1図の制御系において外部情報us
が、例えばロボット13に取り付けたセンサ21から得られ
る場合を示す。センサ21としては、下記の実施例のよう
に、ロボットに加えられた外力を検出する力センサ、或
はロボットと障害物等の外部物体との距離又はその距離
に関する情報を検出する距離センサ等が使用される。
第4図は、上記の(7)式および(15)式で表わされ
る仮想内部モデル演算部11と(11)式で表わされるサー
ボコントローラ12とで構成されるロボット制御系をブロ
ック線図で示したものである。
[実施例] 第5図に示すロボットを用いて、本発明の仮想内部モ
デルに基づく制御方法を実施した。
図示のロボットは、アーム31の先端に力センサ32を取
り付けたものであり、ロボット本体は山武ハネウエル株
式会社製AR1−P、力センサは日立建機株式会社製LSA60
10である。制御には、図中33および34で示す直交座標系
(x1,x2,x3)を作業座標系として用いた。また、実験
はロボットの6自由度のうち3自由度のみを用いて行な
い、作業座標系内でロボットの先端の位置だけを制御し
た。
前述の式(12)で表わされる軌道誤差モデルは、d (t)=−Mm -1m d−Mm -1md+Mm -1e(1
6) とした。ここで、feは力センサ32によって検出される
外力であり、Mm,Dm,Kmはそれぞれ3×3のパラメータ
行列で、次のように表わされるものである。
但し、mi>0,di≧0,ki≧0 (i=1,2,3) 上記(16)式を書き換えると、 Mm d+Dm d+Kmd=fe (17) となり、これは、誤差ベクトルedの要素(軌道誤差)
diがそれぞれ外力に対する質量mi、ダンパdiおよび
バネ定数kiから成る機械系の出力として生成されるこ
とを意味する。
実施した制御方法は、第3図において、センサ21を外
力feを検出する力センサとし、サーボコントローラ12
では(11)式を用いた。そして、(17)式で表わされる
機械系の質量m1=10kg,m2 -1=m3 -1=0,ダンパd1=60
kg/sec,バネ定数k1=40N/mとし、第6図(B)に示す
ような外力feを加えたところ、第6図(A)に示すよ
うな変位x1の応答が得られた。
なお、m2 -1=m3 -1=0は、質量m2およびm3が無限
大であることを意味し、x2およびx3方向には外力fe
が入っても動かないように制御したものである。
上記の実験結果(第6図)から、ロボットに加えられ
た外力feに応じてロボットの目標軌道xrを自動的に修
正し、これにより、ロボットが作業環境又は操作してい
る物体に加える力を調節して作業環境や操作物体の破壊
等を防止し、ロボットと作業環境等との協調作業を可能
にする制御系が得られることが実証された。
ところで、この実施例では、式(16)または(17)で
表わされる軌道誤差モデルのパラメータは一定である
が、本発明による仮想内部モデルは、外部情報us、ロ
ボットの実軌道x、或は外部からの指令等に応じて変更
することも可能である。例えば、上記モデルのパラメー
タkiとすれば、ロボットのxi方向に加わる外力eiの大き
さがfimaxを越えないように、ロボットの軌道を自動的
に修正することができる。
更にもう1つの実施例として、第3図のセンサ21に距
離センサ等を使用し、各作業座標xi方向における障害
物とロボットとの間の距離情報を検出し、仮想内部モデ
ルへの入力とすることで障害物を回避する方法を示す。
この場合、式(12)で表わされる軌道誤差モデルは、d (t)=−A1 d−A2d+Bus (19) とすることができる。このとき、usは距離センサ等か
らの障害物に関する情報で、一般にはn次のベクトルで
表わされ、その各要素usiは、例えば、作業座標の各要
素xi方向におけるロボットと障害物との距離の逆数等
である。これらの要素usiは、通常ロボットが障害物か
ら十分離れている時には零とし、ある程度近づいて回避
動作が必要な時に値を持つものとする。また、A1およ
びA2は、例えば対角行列とし、Bは とすれば、どの方向の障害物に対しても、その方向とx
i方向に回避動作を行なわせることができる。
以上、第1図から第3図に示された本発明の制御方法
によれば、外部情報usに応じてロボット13の実軌道x
と目標軌道xrとの誤差e(t)が(12)式に従って生
ずるような仮想内部モデルを含む制御系を構成すること
により、(1)式で表わされるロボットのパラメータが
多少変動したりロボットに外乱が加えられたりしても、
その影響を最小にするようにサーボコントローラ12を設
計することができる。
しかしながら、ロボットの制御において、精度があま
り要求されない場合、或はロボットのパラメータが正確
にわかっている場合には、第7図に示すように、上記の
仮想内部モデルを陽に含まない制御系を構成することも
可能である。この場合は、ロボットの実軌道xと目標軌
道xrとの誤差e(t)を用いて、ロボット(8)式へ
の入力uを u=r+h(e,,us,x) (20) とすれば、(8)式と(20)式により、制御系は(7)
式と(15)式で表わされる仮想内部モデルそのものにな
り、外部情報usに対して望ましい応答を実現できる。
還元すれば、第1図〜第3図の場合のように特別な仮想
内部モデル演算部11を設ける代わりに、(8)式と(2
0)式で表わされるように、サーボコントローラ22とロ
ボット23で(7)式および(15)式の仮想内部モデルに
基づく演算を行なうような制御系を構成することができ
る。
このような制御系の構成は、第1図〜第3図に示すよ
うに仮想内部モデルを陽に含む場合より簡単になるの
で、精度があまり要求されない場合には有効である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、ロボットの目標軌道
だけでなく作業環境などの外部情報をも入力とし、与え
られた外部情報に応じて目標軌道を出力とするように定
めた仮想内部モデルに基づいて仮想目標軌道を演算し、
ロボットの実軌道がその仮想目標軌道に追従するように
当該ロボットの操作量を決定するので、ロボットに加え
られた外力などの外部情報に応じて決定される操作量に
よりロボットの軌道を自動的にリアルタイムで修正し、
障害物等を迅速かつ円滑に回避できると共に、作業内容
や環境の変化にリアルタイムで対応するロボットの動作
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれ本発明のロボッ
ト制御方法の例を示す図、 第4図は本発明の制御方法を実施する制御系の構成例を
示すブロック線図、 第5図は本発明によって制御されるロボットの具体例を
示す図、 第6図は第5図のロボットを用いて行なった本発明の実
験結果を示す図、 第7図は本発明の仮想内部モデルを陽に含まない制御系
を示す図、 第8図は一般的なロボットアームの関節座標と作業座標
を示す模式図、 第9図は従来のモデル追従ロボット制御系を示す図であ
る。 11……仮想内部モデル演算部、12……サーボコントロー
ラ、13……ロボット、14……指令、21……センサ、31…
…ロボット本体、32……力センサ、33,34……直交座標
系。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 999999999 株式会社不二越 富山県富山市石金20番地 (72)発明者 古田 勝久 東京都練馬区南大泉4−44−15 (72)発明者 小菅 一弘 横浜市港南区日野南3−7−6−303 (56)参考文献 特開 昭60−218111(JP,A) 特開 昭60−218112(JP,A) 特開 昭59−66705(JP,A) 特開 昭60−160403(JP,A) 特開 昭53−4967(JP,A) 特開 昭58−158712(JP,A) 特開 昭59−81092(JP,A) 特開 昭59−208612(JP,A) 特開 昭59−183408(JP,A) 特開 昭60−3010(JP,A) 特開 昭59−103106(JP,A) 特開 昭61−7905(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットを制御するための目標軌道xr
    ロボットの作業環境等に関する外部情報usとを入力し
    たとき、次式で定義される仮想内部モデルに基づき、前
    記目標軌道xrを修正した仮想目標軌道xmを、前記目標
    軌道xrの加速度rと、センサにより与えられる外部情
    報us,前記目標軌道からの軌道修正量ed及びその時間
    微分dの関数hとの和umを用いて演算し、前記ロボッ
    トの実軌道xが前記仮想目標軌道xmに追従するように
    当該ロボットの操作量uを決定することを特徴とする、
    ロボットの仮想内部モデルに基づく制御方法。 但し、umr+h(edd,us) hは外部情報に対するロボットの望ましい動作を記述す
    る関数、 Inはn×n単位行列。
  2. 【請求項2】前記関数hを定めるパラメータを、前記外
    部情報us又はロボットの実軌道xの値に応じて可変と
    することにより、前記仮想内部モデルを変更可能にした
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載のロボッ
    トの仮想内部モデルに基づく制御方法。
  3. 【請求項3】前記外部情報usは力センサによって検出
    される外力であり、前記仮想内部モデルは、ロボットに
    加えられる外力に応じて修正した仮想目標軌道xmを演
    算するように定められている、特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載のロボットの仮想内部モデルに基づく制御
    方法。
  4. 【請求項4】前記外部情報usは距離センサによって検
    出されるロボットと障害物との距離又はその距離に関す
    る情報であり、前記仮想内部モデルは、前記距離又は情
    報に応じてロボットと障害物との衝突を回避する修正し
    た仮想目標軌道xmを演算するように定められている、
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載のロボットの仮想
    内部モデルに基づく制御方法。
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