JPS62287301A - ロボツトの仮想内部モデルに基づく制御方法 - Google Patents

ロボツトの仮想内部モデルに基づく制御方法

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JPS62287301A JP13129886A JP13129886A JPS62287301A JP S62287301 A JPS62287301 A JP S62287301A JP 13129886 A JP13129886 A JP 13129886A JP 13129886 A JP13129886 A JP 13129886A JP S62287301 A JPS62287301 A JP S62287301A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 末完IIIは、一般に非線形な動特性を有するロボット
の制御方法に関し、特に作業環境との協調動作を可能に
するロボットの仮想内部モデルに基づく制御方法に関す
る。
[発明の背景] 一般に1種々の工業分野で用いられるロボット(主とし
てロボット″アーム)は、第8図に示すように、n個の
独立な関f!jJt 、 J2 、−−−−、 Jnと
n個の独立なリンクL、 、 L、2 、−−−−、 
L口とから成る空間リンク機構であると等測的に考える
ことができる。このようなロボットの制御は1通常、ロ
ホ・ントの作業を記述するのに適した座標系即ち作業座
標系において、ロボットの先端或は先端に取り付けられ
たハンド等のエンドイフェクタ(end effect
or)の位置や姿勢(以下、これらを軌道という)を望
ましい状態にするような各関節Jl 、J2、−−−−
、Jnへの入力で1.τ2I−−、τnをいかに定める
かという問題である。第8図には2作業座標系の一例と
して直交座標系を考えた場合を示す。
上記の望ましいロボット先端の4A道は、作業座標x1
.X2、−−−−、Xm  (一般にはm≦n)に対し
、それぞれ目標軌道xr+(t) 、 xr2(t) 
* −−−、xrn(t)として与えられる。以下では
、−例として独立な関節の数nが作業座標の数mと等し
い場合について説明する。
ま°ず、ロボットの各関節への入力τ1.τ2゜−一一
一、τnを入力ベクトル で表わし、各関節での隣接するリンクの相対変位θ1.
θ2 、−−−−、  onを関節座標ベクトルで表わ
す、ここで、関節J、が回転関節の場合には、τ1は関
節J、への人力トルク、θiは回転角であり、関f!i
Jiが直動関節の場合には、τ1は関[J、に加える力
である。
上記のベクトル記号を用いると、ロボットの動特性は、
例えば τ=M(θ)θ十f(θ、θ)+τF   (1)と表
わすことができる。ここで、M(θ)はn×n行列でθ
の関数、f(θ、θ)はn次のベクトルでθとθの関数
、τFはロボットが作業環境等から受ける外力Fの影響
を表わすn次のベクトルである。
次に1作業座標XI 、X2、−−−−、xnを作業座
標ベクトル で表わすと、この作業座標ベクトルXと関節座標ベクト
ルθとの関係は、一般に x=T  (θ)(2) と表わされる。このT(θ)はθに関する非線形な関数
であるが、直交座標形ロポー、トのように作業座標が関
節座標と一致する場合、或は制御システムの構成を簡単
にするために直接関節座標系で目標軌道を与えたい場合
には、 T(θ)=θ である。
上記(2)式を時間tについて微分すると、太=Jθ 
             (3)父=Jθ+Jθ  
         (4)となる、ここで、Jは で定義されるnXn行列でヤコビ行列と呼ばれ。
θの関数であって、θが与えられれば計算できるもので
ある。通常、ロボットの作業空間内ではヤコビ行列の逆
行列J−1が存在するから、 (3)、 (4)式はそ
れぞれ θ=J−Ljc              (5)θ
= J−1:i −jθ          (6)と
変形できる。従って、作業座標系でのロボットの軌道の
望ましい加速度kが与えられれば、その時の関節座標θ
とその速度θを用いて関節座標での望ましい加速度Oを
計算することができる。そして、この望ましい加速度0
が関節で発生するような入力ベクトルτは、例えばロボ
ットの動特性を表わす式(1)を用いて計算できる。
かくして、ロボットを作業座標系で制御する問題は、作
業座標系での加速度父をどのように求めるかという問題
になる。
これに対し、ロボット制御技術では、目標軌道は時間の
関数xr(t)として与えられる場合と、ステップ状に
与えられる場合とがあり、後者の方が容易である故に多
く用いられているが、より的確な制御を行なうためには
、目標軌道は時間の関数として与えられるのが望ましい
そこで、前者の場合を考えると、ロボットの目標軌道x
r(t)は通常、時間に関して十分に滑らかで2階微分
可能であると考えることができる。
これは、前掲の式(1)で表わされるような動特性を有
するロボットに対して必要な条件である。このような条
件下で、目標軌道xr (t)は、次のようなモデルの
状態xm(t)で表わされる。
um=父r 、 xm (0) =xr (0)および
im (0) = xr (0) 但し、xrn、ttHはn次元のベクトルであり、In
はnXn単位行列を表わす。
一方、上述のようにロボットの制御は加速度父を求める
ことであり、これは なるシステムへの入力Uを求める問題と考えることがで
きる。Uはn次元のベクトルである。
[従来の技術] 上記のようなロボットの制御方法としては1例えば(7
)式で表わされるモデルにロボットを追従させる方法が
提案されており(K、 Furuta、  K。
Kosuge and 14. Yaaakita、 
”↑rajectory TrackingContr
ol of Robot ArmSLlsing 0R
BIX”、 Journalof Rabotic 5
yStetss、 Vol、2. No、I、 pp、
89−112゜1985参照)、それを図示すると第9
図のようになる。1ににおいて、■は(7)式で表わさ
れるモデルに基づいて演算するモデル演算部、2は後述
のサーボコントローラ、3は(8)式で表わされるロボ
ット(非線形補償器、アクチュエータ等を含む)で、あ
る、モデル演算部lには、入力として目標軌道xr (
t)が与えられ、ロボット3は、入力U=父が与えられ
ると軌道Xを実現する。
この制御方法によれば、ロボットの実際の軌道(実軌道
) )C(t)とモデルxm (t)との誤差e O)
 = x (t) −xm (t)       (9
)を考え、目標軌道xr(t)と実軌道;c(t)との
誤差を零にするために、(9)式のe(t)を零にする
ヒ;、?+止1 m 11+1ル姶宇十スすなわち、(
9)式のe (t)については、(7)および(8)式
から U本 =u−um と表わされるので、e (t)を零にするためには、(
10)式を安定化するような制御則を求めることになる
ところが、実際のロボットでは、望ましい加速度kが与
えられた場合、それを実現するようなアクチュエータへ
の入力子を(8)式および(1)式を用いて計算しても
、 (1)式で表わされるロボットのパラメータには誤
差や外乱等が存在するため。
入力τを正確に求めることができない、そこで、ロボッ
トのアクチュエータへの入力子の不正確さの影響を低減
するように構成されたサーボコントローラ2が用いられ
る。
すなわち、モデル演算部lでは、与えられた]」標軌道
xr (t)から(7)式の状態xrn (t) = 
xr(1)およびin (t) = icr (t)と
、(7)式の入力um = xr (t) とを計算し
、サーボコントローラ2において、ロボット3の実軌道
x (t)およびその速度x(1)とモデルの状mxm
(t)および*1B(1)から両者の差e (t)およ
びe(t)を計算し、これらに基づいて(10)式を安
定化するuXを求め、u=um+u”をロボット3に入
力する。Uは、例えば次式で求められる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、L記のような従来のロボット制御方法に
あっては、いかなる状況においても、ロポッI・の軌道
x (t)は最初にプログラムされた目標軌道xr (
t)に追従するように制御される。このため、例えばロ
ボットの動作中その目標軌道上にイ・期しない障害物が
現われた場合、それをロポy)に取り付けたセンサ等で
検出できたとしても。
障害物を回避するには目標軌道そのものをリアルタイム
で変更しなければならず1回避動作を迅速に行なうこと
が非常に困難である。また、より高度な動作を行なわせ
たい場合は、センサ等で各種の情報を収集し、それに基
づいてロボットを制御することが必要となるが、従来の
制御方法では、リアルタイムで利用できるセンサ情報は
、ロボットの実軌道と目標軌道との誤差の検出等の限ら
れたものしかなく、作業内容や環境の変化に的確に対応
した動作をロボットに行なわせることは殆ど不可能であ
った。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、このような問題点を解決するため、ロボット
の目標軌道だけでなく、予めわかっているロボットの作
業環境やセンサ等で検出した作業環境その他の外部情報
をも入力とし、与えられた外部情報に応じて前記目標軌
道を修正した適正な軌道を出力とするように予め定めた
仮想内部モデルに従って、ロボットの実軌道と目標軌道
との誤差を生じさせ、前記仮想内部モデルおよび実軌道
に基づいてロボットへの制御入力を決定するようにした
。ロボットの仮想内部モデルに基づく制御方法を提供す
るものである。
以下、図面を参照して説明する。
第1図は未発1’lのロボット制御方法の一例を示す図
で、図において、11は後述の仮想内部モデルに基づい
て演算する仮想内部モデル演算部、12はサーボコント
ローラ、13は前記の(8)式で表わされるロボットで
あり、仮想内部モデル演算部11には入力として、目標
軌道Xjのほか、例えばロボット13に取り付けたセン
サ等で検出した作業環境等の外部情報usが与えられる
この制御方法によれば、外部情報usが与えられたとき
、最初に与えた目標軌道xrを変更することなく、ロポ
・ントの実軌道Xが目標軌道Xfから必要に応じて自動
的に修正されるようにするため、ロボットの実軌道x 
(t)と目標軌道xr (t)との誤差e (t)が、
例えば次式で表わされる軌道誤差モデルに従って生ずる
ようにする。
ed=h Cea 、 eci 、 IJS 、 り 
   (+2)ここで、 ed(t)  =xm (t)  −X:r  (t)
        (13)であり、これは目標軌道から
の修正量を示す。
xIIlは修正された軌道である。
また、usは外部情報を表わす任意の次元のベクトル、
hは外部情報に対するロボットの望ましい動作を記述す
る関数である。
一ヒ記の誤差e (t)が、式(12)で表わされるe
d(1)に追従するように制御するには、等測的には従
来のモデルを示す前記(7)式において、um (t)
 =ir (t) +ed (t)     (14)
とすればよい。
すなわち、外部情報usに対し、 u(n=i−1+ h (ed、 e、1 、 uS、
 x) (+5)なる仮?、!内部モデルを考え、ロボ
ットの実軌道Xがこれら(7)および(15)式で表わ
される仮想内部モデルの状71 X II+に追従する
ように制御系を構成すればよい。第1図は、このような
制御系を示している。
第1図の制御系において、サーボコントローラ12は、
ロポー、ト13の実軌道Xを仮想内部モデル演算部11
の出力xfflに追従させるための手段であり1例えば
(11)式で表わされる演算を行なうように構成される
また、仮想内部モデル演算部11からサーボコントロー
ラ12への指令14は、仮想内部モデルの出力xmだけ
でなく、場合によっては仮想内部モデルのすべての状7
gや人力(Xy3.u(B等)をも含み、ロボットの実
軌道Xが仮想内部モデルの出力)C1ylに遅れること
なく追従するようにサーボコントローラ12を構成する
なお、仮想内部モデルの演算にはロボットの実軌道Xは
必ずしも必要でなく、第2図はロボットの実軌1r1x
が必要でない場合の制御系を示す。
次に第3図は、tjIJi図の制御系において外部情f
gusが、例えばロボット13に取り付けたセンサ21
から得られる場合を示す、センサ21としては、下記の
実施例のように、ロボットに加えられた外力を検出する
シフセンサ、或はロボットと障害物等の外部物体との距
離又はその距離に関する情報を検出する距離センサ等が
使用される。
第4図は、上記の(7)式および(15)式で表わされ
る仮想内部モデル演算部11と(11)式で表わされる
サーボコントローラ12とで構成されるロボット制御系
をブロック線図で示したものである。
[実施例] 第5図に示すロボットを用いて、本発明の仮想内部モデ
ルに基づく制御方法を実施した。
図示のロボットは、アーム31の先端に力センサ32を
取り付けたものであり、ロポント本体は山武ハネウェル
株式会社製ARI−P、力センサは日立建機株式会社製
LSA6010である。制御には1図中33および34
で示す直交座標系(xl 、  x2 、 X3 )を
作業座標系として用いた。
また、実験はロボットの6自由度のうち3自由度のみを
用いて行ない1作業座標系内でロポッ)・の先端の位置
だけを制御した。
前述の式(12)で表わされる軌道誤差モデルは、ad
(t)=−MiDmed MiKen ed+ Mm 
f e           (1B)とした、ここで
、feは力センサ32によって検出される外力であり、
Mm 、Dm 、Kmはそれぞれ3×3のパラメータ行
列で1次のように表わされるものである。
(i=1,2.3) 上記(16)式を書き換えると。
Mm ed+Dm ed+Km ed=fe   (1
?)となり、これは、誤差ベクトルedの要素(軌道誤
差)ediがそれぞれ外力に対する質tim i 、タ
ンパd、およびバネ定数に、から成る機械系の出力とし
て生成されることを意味する。
実施した制御方法は、第3図において、センサ21を外
力feを検出する力センサとし、サーボ補償器12では
(11)式を用いた。そして、(17)式で表わされる
機械系の質:Jtml = ’10 kg、 m2−’
=m3−1=O,ダンパdl = 6Q kg/sec
、バネ定数kl = 40 N/mとし、:56図(B
)に示すような外力feを加えたところ、第6図(A)
に示すような変位XIの応答が得られた。
なお、m2 ’ =m3−’ =Oは、質4jm25よ
びm3が無限大であることを意味し、X2およびx3方
向には外力feが入っても動かないように制御したもの
である。
を記の実験結果(第6図)から、ロポ7)に加えられた
外力feに応じてロボットの目標軌道X。
を自動的に修正し、これにより、ロボットが作業環境又
は操作している物体に加える力を:A節して作業環境や
操作物体の破壊等を防止し、ロボットと作業1)0境等
との協調作業を可能にする制御系が得られることが実証
された。
ところで、この実施例では、式(16)または(17)
で表わされる軌道誤差モデルのパラメータは一定である
が、本発明による仮想内部モデルは、外部情報tie、
、ロボットの実軌道x、或は外部からの指令等に応じて
変更することも可能である0例えば、北記モデルのパラ
メータに、を とすれば、ロポ7)のx、方向に加わる外力f eiの
大きさがfifflaχを越えないように、ロボットの
IIA、fiを自動的に修正することができる。
更にもう1つの実施例として、第3図のセンサ21に距
離センサ等を使用し、各作業座標X1方向における障害
物とロボットとの間の距離情報を検出し、仮想内部モデ
ルへの入力とすることで障害1′フを回避する方法を示
す。
この場合、式(12)で表わされる軌道誤差モデルは。
ad(t) =−A1 j、1−A2 ed+Bu3 
 (19)とすることができる、このとき、usは距離
センサ等からの障害物に関する情報で、一般にはn次の
ベクトルで表わされ、その各要素US+は1例えば、作
業座標の各要素x、力方向おけるロボットと障害物との
距離の逆数等である。これらの要素ueiは1通常ロボ
ットが障害物から十分離れている時には零とし、ある程
度近づいて回避動作が必要な時に値を持つものとする。
また、A1およびA2は、例えば対角行列とし、Bは とすれば、どの方向の障害物に対しても、その方向とx
、方向に回避動作を行なわせることができる。
以」二、第1図から第3図に示された本発明の制御方法
によれば、外部情報usに応じてロポ−/ )13の実
軌道Xと目標軌道Xlとの誤差e(t)が(12)式に
従って生ずるような仮想内部モデルを含む制御系を構成
することにより、 (1)式で表わされるロボットのパ
ラメータが多少変動4したリロポ7)に外乱が加えられ
たりしても、その影響を最小にするようにサーボコント
ローラ12を設計することができる。
しかしながら、ロボットの制御において、精度があまり
要求されない場合、或はロボットのパラメータが正確に
わかっている場合には、第7図に示すように、上記の仮
想内部モデルを陽に含まない制御系を構成することも可
能である。この場合は、ロボットの実軌道Xと目標軌道
Xf との誤差e (t)を用いて、ロボット(8)式
への入力Uをu=xr+ h (e、 e、us、3:
)    (20)とすれば、(8)式と(20)式に
より、制御系は(7)式と(15)式で表わされる仮想
内部モデルそのものになり、外部情報u3に対して望ま
しい応答を実現できる。換言すれば、第11−第3図の
場合のように特別な仮想内部モデル演算部11を設ける
代わりに、 (8)式と(20)式で表わされるように
サーボコントローラ22とロボット23で(7)式およ
び(15)式の仮想内部モデルに基づく演算を行なうよ
うな制御系を構成することができる。
このような制御系の構成は、第1図〜第3図に示すよう
に仮想内部モデルを陽に含む場合より簡単になるので、
精度があまり要求されない場合には有効である。
[発明の効果] 以上のように、本発明の制御方法によれば、ロボットの
目標軌道だけでなく作業環境等の外部情報をも入力とし
、与えられた外部情報に応じて〔1標軌道を修正した適
正な目標軌道を出力とするように予め定めた仮想内部モ
デルに従って、ロボットの実軌道と目標軌道との誤差を
生しさせ、該仮想内部モデルおよび実軌道に基づいてロ
ボットへの制御入力を決定するようにしたので、ロボッ
トに加えられる外力等の外部情報に応じてロボットの軌
道を自動的に修正し、障害物等を迅速且つ円滑に回避で
きると共に、作業内容や環境の変化に的確に対応した、
より高度な動作をロボットに行なわせることができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれ本発明のロボッ
ト制御方法の例を示す図、 WSJ図は本発明の制御方法を実施するffjJ御系の
構成例を示すブロック線図、 第5図は本発明によって制御されるロボットの具体例を
示す図、 第6図は第5図のロボットを用いて行なった本発明の実
験結果を示す図、 第7図は本発明の仮想内部モデルを陽に含まない制御系
を示す図、 第8図は一般的なロボットアームの関節座標と作業座標
を示す模式図、 第9図は従来のモデル追従ロボット制御系を示す図であ
る。 11−−−一仮想内部モデル演算部、 12−−−−サーボコントローラ、 13−−−一ロボット、 14−−−一指令、 21−−−−センサ、 31−−−一ロボット本体、 32−−−一カセンサ、 33.34−−−一直交座標系。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロボットを制御するための目標軌道とロボットの
    作業環境等に関する外部情報とを入力とし、与えられた
    外部情報に応じて前記目標軌道を修正した適正な軌道を
    出力とするように予め定めた仮想内部モデルに従って、
    ロボットの実軌道と目標軌道との誤差を生じさせ、前記
    仮想内部モデルおよび実軌道に基づいてロボットへの制
    御入力を決定することを特徴とする、ロボットの仮想内
    部モデルに基づく制御方法。
  2. (2)前記仮想内部モデルは、ロボットへの入力をu、
    ロボットの軌道をx、目標軌道をxr、前記軌道xと目
    標軌道xrとの誤差をe、外部情報をusとすれば、 ▲数式、化学式、表等があります▼ u=■r+h(e、■、us、x) (但し、hは関数、Inはn×n単位行列)で表わされ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のロボッ
    トの仮想内部モデルに基づく制御方法。
  3. (3)前記仮想内部モデルを前記外部情報又は実軌道或
    は外部からの指令に応じて変更可能とした特許請求の範
    囲第1項記載のロボットの仮想内部モデルに基づく制御
    方法。
  4. (4)前記外部情報は力センサによって検出される外力
    とし、前記仮想内部モデルはその出力がロボットに加え
    られる外力に応じて修正した軌道となるように予め定め
    られている特許請求の範囲第1項又は第3項記載のロボ
    ットの仮想内部モデルに基づく制御方法。
  5. (5)前記外部情報は距離センサによって検出されるロ
    ボットと障害物との距離又はその距離に関する情報とし
    、前記仮想内部モデルはその出力が前記距離又は情報に
    応じてロボットと障害物との衝突を回避する修正した軌
    道となるように予め定められている特許請求の範囲第1
    項又は第3項記載のロボットの仮想内部モデルに基づく
    制御方法。
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