JP2594269Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2594269Y2
JP2594269Y2 JP1992001735U JP173592U JP2594269Y2 JP 2594269 Y2 JP2594269 Y2 JP 2594269Y2 JP 1992001735 U JP1992001735 U JP 1992001735U JP 173592 U JP173592 U JP 173592U JP 2594269 Y2 JP2594269 Y2 JP 2594269Y2
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JP
Japan
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connector
box
electronic unit
unit
connection
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JP1992001735U
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JPH0562128U (ja
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完治 山内
郷司 飯田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワイヤハーネスの相互
接続などに用いられる電気接続箱において、いわゆる機
能回路を組み込んだ電子ユニットを搭載するタイプの電
気接続箱に関し、両者の電気的および機械的接続をでき
るだけ小さい力で容易に行えるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】電気接続箱は、一般にヒューズボック
ス、リレーボックス、コネクタボックス等の各種のジャ
ンクションボックスを含み、外部に各種負荷、スイッチ
類、コネクタ等の電装品と接続するためのコネクタや端
子を備えている。また、電子ユニットは、通常ケース内
にプリント配線板を収容し、該配線板にIC、トランジ
スタ、コンデンサ、抵抗などの所望の電子素子を搭載し
て、ワイパーコントロール、ルームランプコントロー
ル、パワーウインドコントロールなどの機能回路を形成
した構成を有する。
【0003】従来、このような電気接続箱に電子ユニッ
トを取り付ける場合には、図5および図6に示すよう
に、箱本体aに電子ユニット取付け部bを形成して電子
ユニットcを取り付けるようにしている(実開平1−1
01112号公報)。この電子ユニット取付け部bに
は、電子ユニットcに電気的接続を行うコネクタ部dと
電子ユニットcの係合部eと係合するロック部fとを備
えており、電子ユニットcは、その係合部eを箱本体a
のロック部fに係合することにより箱本体と機械的に結
合されると共に、電子ユニットc内のコネクタ部gと箱
本体aのコネクタ部dとが電気的に接続されるように形
成されている。
【0004】このような電気接続箱においては、それぞ
れのコネクタ部d、gの接続には通常、図6に示すよう
に、雌端子hに雄端子iを挿入する手段が用いられてい
るが、電子ユニットcに配備する電気部品を増加した場
合それに伴い接続に要する端子の個数も増加するため、
箱本体aに電子ユニットcを取り付ける際に、全ての端
子を嵌合するのに要する嵌合力が増大し、取付作業が困
難となり、接続不良が発生し易くなるなどの問題点を有
している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記の問題
点に着目し、電気接続箱に電子ユニットを取り付ける際
の嵌合力を低減して、取付作業の円滑化による生産性の
向上と、接続不良の発生を防止して信頼性を高めること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本考案は、請求項1に記載したように、電気接続箱
(以下、J.Bともいう)と、これに搭載される電子ユ
ニットとから成り、電気接続箱にはユニット結合用コネ
クタを設け、電子ユニットには内部のプリント配線板の
回路導体と導通するJ.B結合用コネクタを設け、該
J.B結合用コネクタとユニット結合用コネクタとの嵌
合離脱により電気接続箱と電子ユニットを着脱自在に接
続してなる電子ユニット搭載型の電気接続箱において、
電気接続箱の前記ユニット結合用コネクタの側方に位置
してカム溝を有するレバーを回動自在に装着し、電子ユ
ニットには前記J.B結合用コネクタの側方に位置して
前記カム溝と係合するカムピンを設け、前記レバーの回
動によりJ.B結合用コネクタとユニット結合用コネク
タとの嵌合離脱を行わせるとともに、前記レバーと電気
接続箱との間に両コネクタの完全嵌合状態を保持するロ
ック手段を設けてなることを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案によれば、電気接続箱に装着したレバー
を回動することにより、電子ユニットに設けたカムピン
がレバーに形成したカム溝にしたがって徐々に押圧され
て、電子ユニットのJ.B結合用コネクタと電気接続箱
のユニット結合用コネクタが嵌合して、両コネクタのコ
ネクタ端子同士が接続するようにしているため、カムピ
ンの移動する行程に比較してレバーの連結板の運動する
行程を大きくすることにより、僅かな力で箱本体のコネ
クタの端子と、電子ユニットのコネクタの端子とを着脱
することができる。
【0008】
【実施例】図1は、本考案の実施例を示す斜視図であ
り、電気接続箱Aを構成する箱本体1のレバー4を開い
て電子ユニット5を分離した状態を表している。箱本体
1は、合成樹脂材を箱型に成形した上ケース2と下ケー
ス3からなり、上ケース2の上面2aにはユニット結合
用コネクタ6が設けられている。コネクタ6内には、箱
本体1内に配設した複数の回路導体(図示せず)と導通
するコネクタ端子6aが挿着してある。また、上ケース
2の両側面2bにはそれぞれ支持軸7を突設し、連結板
4aで結合された両側のレバー4の支持孔4bを嵌合し
てレバー8が回動しうるようにしている。
【0009】なお、支持軸7を設ける位置は、上ケース
2の側面2bに限定されるものではなく、必要に応じて
上ケース2aの上面2aあるいは下ケース3などレバー
8の操作に都合のよい位置を選定すればよい。レバー4
には、上ケース2の支持軸7に嵌合する支持孔4bを形
成すると共に、レバー4の側縁部4dに開口するカム溝
4cを設けている。カム溝4cは、後述するカムピン1
1を係合して摺動しうる幅に設定すると共に、支持孔4
bとカム溝4cの間隔Lがカム溝の入口4c1 から終端
部4c2 にかけて漸次減少する滑らかな曲線で形成して
いる。
【0010】電子ユニット5は、合成樹脂材を箱型に成
形した収容ケース8内に、プリント配線板10を収容し
て、前述したように種々の制御回路(図示せず)を形成
すると共にこれらの制御回路に導通するJ.B結合用コ
ネクタ9を配備している。コネクタ9の両端には前記カ
ム溝4cと係合するカムピン11を突設し、収容ケース
8の外側にカムピン11を突出させてある。なお、カム
ピン11は、収容ケース8に設けてもよく、この場合に
は内部のJ.B結合用コネクタ9に近接し、その側方に
位置するように設ける。
【0011】箱本体1のユニット結合用コネクタ6に、
電子ユニット5のJ.B結合用コネクタ9を嵌合するに
は、先ず、図2に示すように、レバー4を開くと共にコ
ネクタ6の上にコネクタ9を載せて、コネクタ9の両端
のカムピン11をレバー4のカム溝4cの入口4c1
位置させる。
【0012】そして、レバー4の連結板4aを矢印方向
に回動することにより、カム溝4cに沿ってカムピン1
1が徐々に押圧され、J.B結合用コネクタ9がユニッ
ト結合用コネクタ6側に引き寄せられ、両コネクタ6,
9の嵌合とコネクタ端子6a,9aの相互接続が行わ
れ、図3および図4に示すように、カムピン11がカム
溝の終端部4c2 に到達した位置で、レバー4に設けた
係止孔4eと箱本体1の上ケース2に設けた係止突起2
cとの係合により、両者の嵌合を固定する。
【0013】嵌合した両コネクタ6,9を分離するに
は、上記の係止突起2cを係止孔4eから外してレバー
4の連結板4aを起こすように動かし、レバー4を図2
に示す位置まで開くことにより、カムピン11が押し上
げられコネクタ相互の嵌合が解除される。
【0014】なお、カムピン11がカム溝の入口4c1
から終端部4c2 に至る迄移動する間隔すなわちカムピ
ン11の行程は、コネクタ6および9相互に配備する端
子6a,9aの嵌合に要する間隔によって決定され、こ
のカムピン11の行程に従ってカム溝の入口4c1 から
終端部4c2 に至る迄の形状を設定する。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、レバーを回動すること
により、電子ユニットに設けたカムピンがレバーに形成
したカム溝にしたがって徐々に押圧されて電気接続箱の
ユニット結合用コネクタに電子ユニットのJ.B結合用
コネクタが嵌合されるため、僅かな力で両コネクタのコ
ネクタ端子同士を着脱することが可能となり、コネクタ
に収容する端子の数を増加することができると共に、端
子の着脱の際に働く力の方向が限定されるので、コネク
タおよび回路基板に不要の応力が作用せず、回路部品の
破損、嵌合不良などの障害が防止できるなどの利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の電気接続箱を構成する電子ユ
ニットを電気接続箱から分離した状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の箱本体に電子ユニットを結合する工程の
X−X線断面による説明図である。
【図3】図2の箱本体に電子ユニットを結合した状態の
説明図である。
【図4】電子ユニットを結合した状態の電気接続箱の斜
視図である。
【図5】従来の電気接続箱の箱本体から電子ユニットを
分離した状態の説明図である。
【図6】図5のコネクタ部の断面図である。
【符号の説明】
A 電気接続箱 1 箱本体 2 上ケース 4 レバー 4a 連結板 4b 支持孔 4c カム溝 4c1 入口 4c2 終端部 5 電子ユニット 6 ユニット結合用コネクタ 8 収容ケース 9 J.B結合用コネクタ 11 カムピン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/16 H01R 13/639

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱(以下、J.Bともいう)
    と、これに搭載される電子ユニットとから成り、電気接
    続箱にはユニット結合用コネクタを設け、電子ユニット
    には内部のプリント配線板の回路導体と導通するJ.B
    結合用コネクタを設け、該J.B結合用コネクタとユニ
    ット結合用コネクタとの嵌合離脱により電気接続箱と電
    子ユニットを着脱自在に接続してなる電子ユニット搭載
    型の電気接続箱において、 電気接続箱の前記ユニット結合用コネクタの側方に位置
    してカム溝を有するレバーを回動自在に装着し、電子ユ
    ニットには前記J.B結合用コネクタの側方に位置して
    前記カム溝と係合するカムピンを設け、前記レバーの回
    動によりJ.B結合用コネクタとユニット結合用コネク
    タとの嵌合離脱を行わせるとともに、前記レバーと電気
    接続箱との間に両コネクタの完全嵌合状態を保持するロ
    ック手段を設けてなることを特徴とする電気接続箱。
JP1992001735U 1992-01-22 1992-01-22 電気接続箱 Expired - Lifetime JP2594269Y2 (ja)

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JP1992001735U JP2594269Y2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 電気接続箱

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JP1992001735U JP2594269Y2 (ja) 1992-01-22 1992-01-22 電気接続箱

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Publication Number Publication Date
JPH0562128U JPH0562128U (ja) 1993-08-13
JP2594269Y2 true JP2594269Y2 (ja) 1999-04-26

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ID=11509828

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JP3501906B2 (ja) * 1996-09-17 2004-03-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 電気接続装置
JP5258623B2 (ja) * 2009-02-25 2013-08-07 住友電装株式会社 電気接続箱

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JPH0562128U (ja) 1993-08-13

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Effective date: 19981201