JP2594261Y2 - 照光式表示体 - Google Patents

照光式表示体

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JP2594261Y2
JP2594261Y2 JP1992092047U JP9204792U JP2594261Y2 JP 2594261 Y2 JP2594261 Y2 JP 2594261Y2 JP 1992092047 U JP1992092047 U JP 1992092047U JP 9204792 U JP9204792 U JP 9204792U JP 2594261 Y2 JP2594261 Y2 JP 2594261Y2
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JP
Japan
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light
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colored ink
elastic body
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992092047U
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English (en)
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JPH0650188U (ja
Inventor
康男 岩渕
和夫 田中
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
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  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は照光式表示体、特には照
光時にのみ表示が容易に識別できる照光式表示体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半透明のゴム状弾性体に印刷を施した照
光式表示体については、図2に示したように半透明のゴ
ム状弾性体に有色顔料を添加した弾性体11の表面に光不
透過性インキ12で印刷を施し、この下方の光源13から光
を照射するようにしたもの、または図3に示したように
半透明のゴム状弾性体21に有色顔料を添加せず、その裏
面に光不透過性着色インキ22、と光透過性着色インキ23
を組合せて印刷を施し、この下方の光源24から光を照射
するようにしたものが公知とされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この公知の表
示体には昼光下、室内灯などの照明のある環境下では、
非照光時にもすべての表示が容易に識別できるために、
かえって判断や操作がしにくいという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような欠点
を解決した照光式表示板に関するものであり、これは半
透明のゴム状弾性体に有色顔料を添加分散させると共
に、このゴム状弾性体の裏面に光不透過性の着色インキ
層と光透過性の着色インキ層を組合せて印刷を施してな
ることを特徴とするものである。
【0005】すなわち、本考案者らは非照光時には表示
が識別しにくいが照光時には容易に識別できる照光式表
示板を開発すべく種々検討した結果、半透明のゴム状弾
性体はこれに有色顔料を添加したものとし、この裏面に
光不透過性の着色インキと光透過性の着色インキを組合
せて印刷して表示体を形成させたところ、これは昼光下
または室内灯下などの反射光で目視すると表示部が識別
し難いものとなり、これにその下部から光を照射すると
表示部が容易に識別できるようになることを見出し、こ
れによれば表示の見誤りがなく、操作性のよい表示体の
得られることを確認して本考案を完成させた。以下にこ
れをさらに詳述する。
【0006】
【作用】本考案は照光式表示体に関するものであり、こ
れは半透明のゴム状弾性体に有色顔料を添加分散させる
と共に、このゴム状弾性体の裏面に光不透過性の着色イ
ンキ層と光透過性の着色インキ層を組合せて印刷を施し
てなることを特徴とするものであるが、これによれば非
照光時には表示が識別し難いが、照光時には表示が容易
に識別することができる表示板を得ることができるとい
う有利性が与えられる。
【0007】本考案の照光式表示体は前記したように半
透明のゴム状弾性体に有色顔料を添加分散させると共
に、このゴム状弾性体の裏面に光不透過性の着色インキ
層と光透過性の着色インキ層の組合せて印刷を施したも
のであるが、このものは例えば本考案の照光式表示体の
縦断面要図を示した図1に示したように形成される。
【0008】図1に示した本考案の照光式表示体はその
主体となる例えば射出成形、圧縮成形などの成形で作ら
れたシリコーンゴムなどの半透明のゴム状弾性体1は例
えばフタロシアニン、カーボンブラックなどの青色、黒
色などの有色顔料が添加分散されたものとされるが、こ
の有色顔料の種類はその用途によって決定すればよく、
その添加量は表示部の色、視認性、用途により光量が適
宜に減衰するように決定すればよい。
【0009】しかして、このゴム状弾性体にはその裏面
に例えばスクリーン印刷、タンポ印刷などで設られた光
不透過性の着色インキ層2と例えばスクリーン印刷、タ
ンポ印刷などで作られた光透過性の着色インキ層3の組
合せによる印刷が施される。ここに使用される光不透過
性の着色インキ層の色の種類は用途に応じて決定すれば
よいが、このインキ層は表示部が抜き状態で形成されて
いなければならない。また、この光透過性の着色インキ
層は文字、記号、数字などの表示部となるものであり、
この色の種類は用途に応じて決定すればよいが、この光
透過性はゴム状弾性体の光量の減衰に応じて光の吸収性
を決定し、上記した光不透過性の着色インキ層と反射光
を識別し難いようにするものとすればよい。なお、図1
ではゴム弾性体1に光不透過性の着色インキ層2を介し
て光透過性の着色インキ層3を設けたものを望ましい態
様として示したが、これは着色インキ層3を介して着色
インキ層2を設けたものであってもよく、これはまたゴ
ム弾性体1に例えば着色インキ層2と着色インキ層3と
をこの順に透視性が損なわれない限りにおいて多数層積
層してもよい。
【0010】このように構成された本考案の照光式表示
体は、これを昼光下または室内灯下などの反射光で目視
すると、光の表示体への入射時および反射時にこの光が
このゴム状弾性体に添加分散されている有色顔料の配合
量に応じて拡散、吸収されると共に、これが光透過性の
着色インキ層にも吸収されるので、表示部が識別し難い
ものとなるのであるが、この表示体の下部に設置された
光源4が点灯されてこれによって照光されると、透過の
入射光だけが吸収されるために減衰量が少なく、容易に
照光された表示部だけが識別されるようになり、したが
ってこれによれば表示の見誤りがなく、操作性のよい表
示体が提供されるという有利性が与えられる。
【0011】なお、本考案の照光式表示体におけるゴム
状弾性体1はその表面にエッチング加工などで模様づけ
を行なってもよいし、これはまた形状的に凹凸を付加し
てもよく、さらにはこれに薄肉部を設けてキー形状とし
てもよい。また、上記した光不透過性の着色インキ層2
および光透過性の着色インキ層3の形成方法は塗装とし
てもよいし、さらにこの光源4は着色してもよいし、こ
の着色光を使用するときには光透過性の着色インキ層は
形成しなくてもよい。
【0012】
【考案の効果】本考案は照光式表示体に関するものであ
り、これは前記したように半透明のゴム状弾性体に有色
顔料を添加分散させると共に、このゴム状弾性体の裏面
に光不透過性の着色インキ層と光透過性の着色インキ層
とを組合せて印刷を施してなることを特徴とするもので
あるが、このものは昼光下、室内灯下などの照明のある
環境下では表示が識別し難いが、この下部にある光源か
ら照光するとこの表示が容易に識別できるので、この操
作性がよくなるという有利性が与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の照光式表示体の縦断面要図を示したも
のである。
【図2】従来型の照光式表示体の縦断面要図を示したも
のである。
【図3】従来型の他の照光式表示体の縦断面図を示した
ものである。
【符号の説明】
1,11…有色顔料を添加分散した半透明のゴム状弾性
体、2,12,22…不透過性の着色インキ層、 3,23…
透過性の着色インキ層、4,13,24…光源、21…有色顔
料を添加していない半透明のゴム状弾性体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】半透明のゴム状弾性体に有色顔料を添加分
    散させると共に、このゴム状弾性体の裏面に光不透過性
    の着色インキ層と光透過性の着色インキ層を組合せて印
    刷を施してなることを特徴とする照光式表示体。
JP1992092047U 1992-12-18 1992-12-18 照光式表示体 Expired - Lifetime JP2594261Y2 (ja)

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JPH0650188U JPH0650188U (ja) 1994-07-08
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