JP2594219Y2 - X−y移動テーブル - Google Patents
X−y移動テーブルInfo
- Publication number
- JP2594219Y2 JP2594219Y2 JP1993062575U JP6257593U JP2594219Y2 JP 2594219 Y2 JP2594219 Y2 JP 2594219Y2 JP 1993062575 U JP1993062575 U JP 1993062575U JP 6257593 U JP6257593 U JP 6257593U JP 2594219 Y2 JP2594219 Y2 JP 2594219Y2
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- Japan
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- axis
- plate
- supported
- axis direction
- base
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- Expired - Lifetime
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- Die Bonding (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばダイボンディン
グ装置に設けられ、リードフレームや基板等にボンディ
ングする半導体ペレットをセットするペレットテーブル
として用いられるX−Y移動テーブルに関する。
グ装置に設けられ、リードフレームや基板等にボンディ
ングする半導体ペレットをセットするペレットテーブル
として用いられるX−Y移動テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のX−Y移動テーブルに
は、駆動軸固定型のものと積重ね型のものとがある。
は、駆動軸固定型のものと積重ね型のものとがある。
【0003】すなわち、図5は、駆動軸固定型のものを
示す図であって、ベース51には、X軸方向へ移動自在
に支持されたX軸プレート52と、Y軸方向に移動自在
に支持されたY軸プレート53とがそれぞれ設けられて
いる。双方のプレート52,53は、それぞれがモータ
54,55に連結された送りねじ56,57に、図示し
ないボールナットを介して螺合されており、各々のモー
タ54,55の作動によりX軸方向及びY軸方向へ移動
されるようになっている。また、双方のプレート52,
53の上部にはトッププレート58が設けられている。
トッププレート58は、X軸プレート52に対してはY
軸方向へ移動自在に、またY軸プレート53に対しては
X軸方向へ移動自在に支持されている。したがって、X
軸プレート52とY軸プレート53とが移動されると、
トッププレート58が所定の位置に移動される。なお、
トッププレート58の移動可能な領域はX軸プレート5
2とY軸プレート53との移動距離に依存している。
示す図であって、ベース51には、X軸方向へ移動自在
に支持されたX軸プレート52と、Y軸方向に移動自在
に支持されたY軸プレート53とがそれぞれ設けられて
いる。双方のプレート52,53は、それぞれがモータ
54,55に連結された送りねじ56,57に、図示し
ないボールナットを介して螺合されており、各々のモー
タ54,55の作動によりX軸方向及びY軸方向へ移動
されるようになっている。また、双方のプレート52,
53の上部にはトッププレート58が設けられている。
トッププレート58は、X軸プレート52に対してはY
軸方向へ移動自在に、またY軸プレート53に対しては
X軸方向へ移動自在に支持されている。したがって、X
軸プレート52とY軸プレート53とが移動されると、
トッププレート58が所定の位置に移動される。なお、
トッププレート58の移動可能な領域はX軸プレート5
2とY軸プレート53との移動距離に依存している。
【0004】一方、図6は、積重ね型のものを示す図で
あって、積重ね型のX−Yテーブルにあっては、ベース
51に、X軸プレート52と、これを移動するモータ5
4及び送りねじ56が支持され、X軸プレート52上
に、Y軸方向に移動自在なY軸プレート53及びこれを
移動するモータ55、駆動軸57が支持されている。し
たがって、X軸プレート52とY軸プレート53とが移
動されると、Y軸プレート53が所定の位置に移動され
るのである。
あって、積重ね型のX−Yテーブルにあっては、ベース
51に、X軸プレート52と、これを移動するモータ5
4及び送りねじ56が支持され、X軸プレート52上
に、Y軸方向に移動自在なY軸プレート53及びこれを
移動するモータ55、駆動軸57が支持されている。し
たがって、X軸プレート52とY軸プレート53とが移
動されると、Y軸プレート53が所定の位置に移動され
るのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のX−Y移動テーブルのうち前者にあっては、X
軸プレート52とY軸プレート53とが同一のベース5
1上に存在しているため、トッププレート58の移動可
能な領域を広げようとすると、装置自体の外形寸法が大
きくなってしまい、省スペース化に反するという問題が
あった。
た従来のX−Y移動テーブルのうち前者にあっては、X
軸プレート52とY軸プレート53とが同一のベース5
1上に存在しているため、トッププレート58の移動可
能な領域を広げようとすると、装置自体の外形寸法が大
きくなってしまい、省スペース化に反するという問題が
あった。
【0006】一方、後者にあっては、前記問題は生じな
いが、Y軸プレート53及びこれを移動するモータ55
等の重量がX軸プレート52に加わる構造であるため、
その作動時には、X軸プレート52を移動するモータ5
5にかかるトルクが大きい。このため、移動速度の高速
化が図りにくいという問題があった。
いが、Y軸プレート53及びこれを移動するモータ55
等の重量がX軸プレート52に加わる構造であるため、
その作動時には、X軸プレート52を移動するモータ5
5にかかるトルクが大きい。このため、移動速度の高速
化が図りにくいという問題があった。
【0007】本考案は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、省スペース化と高速化とを同時に
図ることができるX−Y移動テーブルを提供することを
目的とする。
なされたものであり、省スペース化と高速化とを同時に
図ることができるX−Y移動テーブルを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本考案にあっては、ベースに支持されY軸方向へ移動
自在なY軸プレートと、このY軸プレートをY軸方向へ
移動するY軸側駆動手段と、このY軸側駆動手段を構成
するとともに、前記ベースに支持され前記Y軸プレート
をY軸方向に案内するY軸側案内手段と、前記ベースに
支持されX軸方向へ移動自在でかつ前記Y軸プレートと
上下に配置されたX軸プレートと、このX軸プレートを
移動するX軸側駆動手段と、このX軸側駆動手段を構成
するとともに、前記ベースに前記Y軸側駆動手段と立体
的に交差して支持され前記X軸プレートをX軸方向に案
内するX軸側案内手段と、前記X軸プレートにY軸方向
へ移動自在に支持されるとともに、前記Y軸プレートに
X軸方向へ移動自在に支持されたトッププレートとを備
えたことを特徴としている。
に本考案にあっては、ベースに支持されY軸方向へ移動
自在なY軸プレートと、このY軸プレートをY軸方向へ
移動するY軸側駆動手段と、このY軸側駆動手段を構成
するとともに、前記ベースに支持され前記Y軸プレート
をY軸方向に案内するY軸側案内手段と、前記ベースに
支持されX軸方向へ移動自在でかつ前記Y軸プレートと
上下に配置されたX軸プレートと、このX軸プレートを
移動するX軸側駆動手段と、このX軸側駆動手段を構成
するとともに、前記ベースに前記Y軸側駆動手段と立体
的に交差して支持され前記X軸プレートをX軸方向に案
内するX軸側案内手段と、前記X軸プレートにY軸方向
へ移動自在に支持されるとともに、前記Y軸プレートに
X軸方向へ移動自在に支持されたトッププレートとを備
えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】前記構成において、トッププレートは、X軸プ
レートが移動すればX軸方向へ、またY軸プレートが移
動すればY軸方向へそれぞれ移動される。したがって、
Y軸側駆動手段とX軸側駆動手段とを作動させることに
より、トッププレートを任意の位置へ移動することがで
きる。
レートが移動すればX軸方向へ、またY軸プレートが移
動すればY軸方向へそれぞれ移動される。したがって、
Y軸側駆動手段とX軸側駆動手段とを作動させることに
より、トッププレートを任意の位置へ移動することがで
きる。
【0010】ここで、X軸プレートはY軸プレートとは
上下に配置され、かつY軸プレートをY軸方向に案内す
るY軸側案内手段と、X軸プレートをX軸方向に案内す
るX軸側案内手段とが互いに立体的に交差するものであ
ることから、装置自体の外形寸法を余り大きくすること
なく双方のプレートの移動距離を大きく確保することが
できる。しかも、双方のプレートの各々がベースに支持
されているため、前記双方のプレートのうちの一方側に
他方側の重量が加わることがない。
上下に配置され、かつY軸プレートをY軸方向に案内す
るY軸側案内手段と、X軸プレートをX軸方向に案内す
るX軸側案内手段とが互いに立体的に交差するものであ
ることから、装置自体の外形寸法を余り大きくすること
なく双方のプレートの移動距離を大きく確保することが
できる。しかも、双方のプレートの各々がベースに支持
されているため、前記双方のプレートのうちの一方側に
他方側の重量が加わることがない。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図にしたがって説
明する。図1〜図3及び図4(参考図)は、本考案にか
かるX−Y移動テーブル1を示す図であって、図1に示
すように、X−Y移動テーブル1は、ダイボンダ等に固
定支持されるベース2を有している。ベース2は、相対
向してX軸方向へ延在する短辺2a,2aと、相対向し
てY軸方向へ延在する長辺2b,2bとを有した矩形状
の板材であって、その上面には両短辺2a,2aの一方
側から他方側に亙ってY軸方向に延在する長尺状の下段
側支持台3が取り付けられている。
明する。図1〜図3及び図4(参考図)は、本考案にか
かるX−Y移動テーブル1を示す図であって、図1に示
すように、X−Y移動テーブル1は、ダイボンダ等に固
定支持されるベース2を有している。ベース2は、相対
向してX軸方向へ延在する短辺2a,2aと、相対向し
てY軸方向へ延在する長辺2b,2bとを有した矩形状
の板材であって、その上面には両短辺2a,2aの一方
側から他方側に亙ってY軸方向に延在する長尺状の下段
側支持台3が取り付けられている。
【0012】下段側支持台3は、図2及び図3に示すよ
うに、上方側に開口する断面コ字型であって、前記長辺
2b,2bと平行する両側縁に一対の壁4,4を有して
いる。壁4,4の間には、下段側支持台3の一端に第1
の軸受5が、またその他端側に第2の軸受6がそれぞれ
立設されており、第1及び第2の軸受5,6に、ボール
ナット7が螺合するY軸側送りねじ8が回転自在に支持
されている。さらに、下段側支持台3の他端部にはブラ
ケット9を介してモータ10が固定されており、モータ
10の回転軸11がカップリング12を介して前記Y軸
側送りねじ8に連結されている。なお、前記ボールナッ
ト7、Y軸側案内手段であるY軸側送りねじ8、モータ
10によってY軸側駆動手段が構成されている。
うに、上方側に開口する断面コ字型であって、前記長辺
2b,2bと平行する両側縁に一対の壁4,4を有して
いる。壁4,4の間には、下段側支持台3の一端に第1
の軸受5が、またその他端側に第2の軸受6がそれぞれ
立設されており、第1及び第2の軸受5,6に、ボール
ナット7が螺合するY軸側送りねじ8が回転自在に支持
されている。さらに、下段側支持台3の他端部にはブラ
ケット9を介してモータ10が固定されており、モータ
10の回転軸11がカップリング12を介して前記Y軸
側送りねじ8に連結されている。なお、前記ボールナッ
ト7、Y軸側案内手段であるY軸側送りねじ8、モータ
10によってY軸側駆動手段が構成されている。
【0013】また、前記一対の壁4,4の上部にはガイ
ドレール14がそれぞれ取り付けられている。ガイドレ
ール14,14上には、Y軸プレート15が、その下面
に設けられた脚16,16を介してY軸方向へ移動自在
に支持されている。Y軸プレート15の下面側には前記
ボールナット7がブラケット19を介して連結されてお
り、その上面側には、前記モータ10の反対側に位置す
る側縁に沿ってレールブラケット17が設けられてい
る。レールブラケット17は断面L字型であって、Y軸
プレート15の側縁に連続する側壁の上部には、X軸に
沿って延在する可動レール18が取り付けられている。
ドレール14がそれぞれ取り付けられている。ガイドレ
ール14,14上には、Y軸プレート15が、その下面
に設けられた脚16,16を介してY軸方向へ移動自在
に支持されている。Y軸プレート15の下面側には前記
ボールナット7がブラケット19を介して連結されてお
り、その上面側には、前記モータ10の反対側に位置す
る側縁に沿ってレールブラケット17が設けられてい
る。レールブラケット17は断面L字型であって、Y軸
プレート15の側縁に連続する側壁の上部には、X軸に
沿って延在する可動レール18が取り付けられている。
【0014】一方、前記ベース2には長辺2b,2bに
沿って断面コ字型の台座21,21が設けられている。
双方の台座21,21上には、X軸に沿って延在する上
段側支持台22が、前記Y軸プレート15と立体的に交
差するよう架設されている(図3,4)。なお、上段側
支持台22の下面側は、長手方向の中程部分、すなわち
前記Y軸プレート15と交差する部分に凹部22aが形
成されている。上段側支持台22は、前述した下段側支
持台3と同様に、その両側縁に一対の壁23,23を有
している。
沿って断面コ字型の台座21,21が設けられている。
双方の台座21,21上には、X軸に沿って延在する上
段側支持台22が、前記Y軸プレート15と立体的に交
差するよう架設されている(図3,4)。なお、上段側
支持台22の下面側は、長手方向の中程部分、すなわち
前記Y軸プレート15と交差する部分に凹部22aが形
成されている。上段側支持台22は、前述した下段側支
持台3と同様に、その両側縁に一対の壁23,23を有
している。
【0015】図4に示すように、前記一対の壁23,2
3の間には、上段側支持台22の一端側に第3の軸受2
4が、またその他端に第4の軸受25がそれぞれ立設さ
れており、第3及び第4の軸受24,25に、ボールナ
ット26が螺合するとともにY軸側送りねじ8に立体的
に交差するX軸側送りねじ27が回転自在に支持されて
いる。さらに、上段側支持台22の一端部にはブラケッ
ト28を介してモータ29が固定されており、モータ2
9の回転軸30がカップリング31を介して前記X軸側
送りねじ27に連結されている。なお、前記ボールナッ
ト26、X軸側案内手段であるX軸側送りねじ27、モ
ータ29によってX軸側駆動手段が構成されている。
3の間には、上段側支持台22の一端側に第3の軸受2
4が、またその他端に第4の軸受25がそれぞれ立設さ
れており、第3及び第4の軸受24,25に、ボールナ
ット26が螺合するとともにY軸側送りねじ8に立体的
に交差するX軸側送りねじ27が回転自在に支持されて
いる。さらに、上段側支持台22の一端部にはブラケッ
ト28を介してモータ29が固定されており、モータ2
9の回転軸30がカップリング31を介して前記X軸側
送りねじ27に連結されている。なお、前記ボールナッ
ト26、X軸側案内手段であるX軸側送りねじ27、モ
ータ29によってX軸側駆動手段が構成されている。
【0016】また、前記一対の壁23,23の上部には
ガイドレール34,34がそれぞれ取り付けられてお
り、その上部には、X軸プレート35が、その下面に設
けられた脚36,36を介してX軸方向へ移動自在に支
持されている(図2)。X軸プレート35の下面側には
前記ボールナット26がブラケット37を介して連結さ
れている。X軸プレート35のY軸に沿う両側辺にはフ
ランジ35a,35aが形成されており(図1,3)、
X軸プレート35の上面側には、そのフランジに35
a,35aに沿って取り付けられたスライダー38,3
8を介して、矩形状のトッププレート41がY軸方向へ
移動自在に支持されている。
ガイドレール34,34がそれぞれ取り付けられてお
り、その上部には、X軸プレート35が、その下面に設
けられた脚36,36を介してX軸方向へ移動自在に支
持されている(図2)。X軸プレート35の下面側には
前記ボールナット26がブラケット37を介して連結さ
れている。X軸プレート35のY軸に沿う両側辺にはフ
ランジ35a,35aが形成されており(図1,3)、
X軸プレート35の上面側には、そのフランジに35
a,35aに沿って取り付けられたスライダー38,3
8を介して、矩形状のトッププレート41がY軸方向へ
移動自在に支持されている。
【0017】トッププレート41の下面側には、その一
方の短辺に位置して断面L字型のブラケット42が設け
られている。また、ブラケット42には、前述したY軸
プレート15側の可動レール18に摺動自在に連結され
た断面コ字状のランナー43が取り付けられており、こ
れによってトッププレート41はY軸プレート15に、
X軸方向に移動自在に支持されている。
方の短辺に位置して断面L字型のブラケット42が設け
られている。また、ブラケット42には、前述したY軸
プレート15側の可動レール18に摺動自在に連結され
た断面コ字状のランナー43が取り付けられており、こ
れによってトッププレート41はY軸プレート15に、
X軸方向に移動自在に支持されている。
【0018】以上の構成からなる本実施例において、モ
ータ10の作動に伴い前記Y軸側送りねじ8が回転する
と、Y軸プレート15がY軸方向へ移動する。すると、
トッププレート41は、X軸プレート35に対してスラ
イドしつつY軸プレート15に連動してY軸方向へ移動
する。また、モータ29の作動に伴い前記X軸側送りね
じ27が回転すると、X軸プレート35がX軸方向へ移
動する。すると、トッププレート41は、Y軸プレート
15に対してスライドしつつX軸方向へ移動する。した
がって、前記モータ10,29を作動させることによ
り、トッププレート41を任意の位置へ移動することが
できる。
ータ10の作動に伴い前記Y軸側送りねじ8が回転する
と、Y軸プレート15がY軸方向へ移動する。すると、
トッププレート41は、X軸プレート35に対してスラ
イドしつつY軸プレート15に連動してY軸方向へ移動
する。また、モータ29の作動に伴い前記X軸側送りね
じ27が回転すると、X軸プレート35がX軸方向へ移
動する。すると、トッププレート41は、Y軸プレート
15に対してスライドしつつX軸方向へ移動する。した
がって、前記モータ10,29を作動させることによ
り、トッププレート41を任意の位置へ移動することが
できる。
【0019】ここで、かかる作動時には、X軸プレート
35が上段側支持台22、台座21,21を介して、ま
たY軸プレート15が下段側支持台3を介して、それぞ
れベース2に支持されているため、前記双方のプレート
35,15のうちの一方側に他方側の重量が加わること
がない。よって、双方のプレート35,15自体を軽量
化するだけで、その重量に応じてトッププレート41の
移動速度を可及的に速くすることができる。すなわち、
高速化を容易に図ることができる。
35が上段側支持台22、台座21,21を介して、ま
たY軸プレート15が下段側支持台3を介して、それぞ
れベース2に支持されているため、前記双方のプレート
35,15のうちの一方側に他方側の重量が加わること
がない。よって、双方のプレート35,15自体を軽量
化するだけで、その重量に応じてトッププレート41の
移動速度を可及的に速くすることができる。すなわち、
高速化を容易に図ることができる。
【0020】一方、X軸プレート35はY軸プレート1
5とが上下に配置され、かつX軸側送りねじがY軸側送
りねじに立体的に交差するものであることから、X−Y
移動テーブル1の外形寸法を余り大きくすることなく双
方のプレート35,15の移動距離を大きく確保するこ
とができる。つまり、トッププレート41の移動可能領
域をより広く確保することができる。よって、省スペー
ス化を図ることができる。
5とが上下に配置され、かつX軸側送りねじがY軸側送
りねじに立体的に交差するものであることから、X−Y
移動テーブル1の外形寸法を余り大きくすることなく双
方のプレート35,15の移動距離を大きく確保するこ
とができる。つまり、トッププレート41の移動可能領
域をより広く確保することができる。よって、省スペー
ス化を図ることができる。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案にあって
は、装置の外形寸法を余り大きくすることなく、トップ
プレートを支持するX軸プレートとY軸プレートとの移
動距離を大きく確保できる構成としたことから、装置の
外形寸法を余り大きくすることなく、より広い移動可能
領域を確保することができる。これにより省スペース化
を図ることができる。しかも、双方のプレートの各々が
ベースに支持され、前記双方のプレートのうちの一方側
に他方側の重量が加わることがない構成としたことか
ら、トッププレートの移動速度を容易に速くすることが
できる。よって、省スペース化と高速化とを同時に図る
ことができるX−Y移動テーブルの提供が可能となる。
は、装置の外形寸法を余り大きくすることなく、トップ
プレートを支持するX軸プレートとY軸プレートとの移
動距離を大きく確保できる構成としたことから、装置の
外形寸法を余り大きくすることなく、より広い移動可能
領域を確保することができる。これにより省スペース化
を図ることができる。しかも、双方のプレートの各々が
ベースに支持され、前記双方のプレートのうちの一方側
に他方側の重量が加わることがない構成としたことか
ら、トッププレートの移動速度を容易に速くすることが
できる。よって、省スペース化と高速化とを同時に図る
ことができるX−Y移動テーブルの提供が可能となる。
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】同実施例を示す図1のA−A断面図である。
【図3】同実施例を示す正面図である。
【図4】同実施例のトッププレート及びX軸プレートを
取り除いた状態を示す平面図である。
取り除いた状態を示す平面図である。
【図5】従来例を示す平面図である。
【図6】他の従来例を示す平面図である。
【符号の説明】 1 X−Y移動テーブル 2 ベース 7 ボールナット(Y軸側駆動手段) 8 Y軸側送りねじ(Y軸側案内手段,Y軸側駆動手
段) 10 モータ(Y軸側駆動手段) 15 Y軸プレート 18 可動レール 26 ボールナット(X軸側駆動手段) 27 X軸側送りねじ(X軸側案内手段,X軸側駆動
手段) 29 モータ(X軸側駆動手段) 35 X軸プレート 38 スライダー 41 トッププレート 43 ランナー
段) 10 モータ(Y軸側駆動手段) 15 Y軸プレート 18 可動レール 26 ボールナット(X軸側駆動手段) 27 X軸側送りねじ(X軸側案内手段,X軸側駆動
手段) 29 モータ(X軸側駆動手段) 35 X軸プレート 38 スライダー 41 トッププレート 43 ランナー
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースに支持されY軸方向へ移動自在な
Y軸プレートと、このY軸プレートをY軸方向へ移動するY軸側駆動手段
と、 このY軸側駆動手段を構成するとともに、前記ベースに
支持され前記Y軸プレートをY軸方向に案内するY軸側
案内手段と、 前記ベースに支持されX軸方向へ移動自在でかつ前記Y
軸プレートと上下に配置されたX軸プレートと、このX軸プレートを移動するX軸側駆動手段と、 このX軸側駆動手段を構成するとともに、前記ベースに
前記Y軸側駆動手段と立体的に交差して支持され前記X
軸プレートをX軸方向に案内するX軸側案内手段と、 前記X軸プレートにY軸方向へ移動自在に支持されると
ともに、前記Y軸プレートにX軸方向へ移動自在に支持
されたトッププレートと、 を備えたことを特徴とするX−Y移動テーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993062575U JP2594219Y2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | X−y移動テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993062575U JP2594219Y2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | X−y移動テーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729834U JPH0729834U (ja) | 1995-06-02 |
JP2594219Y2 true JP2594219Y2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=13204250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993062575U Expired - Lifetime JP2594219Y2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | X−y移動テーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594219Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190136772A (ko) * | 2018-05-31 | 2019-12-10 | 에이치제이씨(주) | 자동차 분할 금형용 이형주강의 가공을 위한 자동 클램핑 장치 |
KR102102861B1 (ko) * | 2019-03-11 | 2020-04-22 | (주)신광정밀 | 분할금형용 이형주강 가공용 자동 클램핑 장치 |
-
1993
- 1993-10-27 JP JP1993062575U patent/JP2594219Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190136772A (ko) * | 2018-05-31 | 2019-12-10 | 에이치제이씨(주) | 자동차 분할 금형용 이형주강의 가공을 위한 자동 클램핑 장치 |
KR102102860B1 (ko) | 2018-05-31 | 2020-04-22 | (주)신광정밀 | 자동차 분할 금형용 이형주강의 가공을 위한 자동 클램핑 장치 |
KR102102861B1 (ko) * | 2019-03-11 | 2020-04-22 | (주)신광정밀 | 분할금형용 이형주강 가공용 자동 클램핑 장치 |
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JPH0729834U (ja) | 1995-06-02 |
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