JP2594193Y2 - ワイヤハーネス組立装置 - Google Patents

ワイヤハーネス組立装置

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JP2594193Y2
JP2594193Y2 JP1992075852U JP7585292U JP2594193Y2 JP 2594193 Y2 JP2594193 Y2 JP 2594193Y2 JP 1992075852 U JP1992075852 U JP 1992075852U JP 7585292 U JP7585292 U JP 7585292U JP 2594193 Y2 JP2594193 Y2 JP 2594193Y2
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gantry
wire harness
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harness assembly
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英一 斎須
幸一 佐藤
哲男 小貫
進 鈴木
幸順 塚田
新 新井
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菱星電装株式会社
菱星工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車のワイヤ
ハーネス回路を能率良く組み立てるために用いるワイヤ
ハーネス組立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大型電気機器や自動車等の配線に
は、複数本の電線を回路構造に応じて結束した結束線、
所謂ワイヤハーネス回路が利用されている。この種のワ
イヤハーネス回路を組立てる際には、多数個のU字型治
具を回路構造に応じて所定の位置に配置した製作板が用
いられている。製作板のU字型治具には行先別に仕分け
られた電線が支持され、これらの電線を結束したり、こ
れらの電線にコネクタ等の電気部品を結合することによ
りワイヤハーネスが製作される。
【0003】例えば、図4に示すようにU字型治具1が
配設された製作板2は、台車3上に設置された架台4に
立て掛けられ、作業者はその前面に位置して作業を行う
ようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例は、製作するワイヤハーネス回路の種類、つまり
品種が変更される毎にU字型治具1の配置を変えたり、
或いは製作板2を交換したりしなければならず、このよ
うな段取りに多くの時間や労力が必要とされる。また、
交換用の多くの製作板を保管するために保管場所が必要
とされ、この保管場所によって作業場所が狭められて作
業環境が悪くなるという問題も生じている。
【0005】本考案の目的は、上述した問題点を解消
し、品種の変更による段取り時間を短縮することができ
る上に、保管場所や作業場所を有効に利用することがで
きるワイヤハーネス組立装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本考案に係るワイヤハーネス組立装置は、三角柱状
に枠組した架台の中心軸を水平にして支持部により回転
自在に支持し、前記架台の3面にワイヤハーネスを組み
立てるための製作板を取り付け可能とし、前記架台の三
角柱の一頂点を上方に向けて前記架台を固定することを
特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有するワイヤハーネス組立装置
は、三角柱状に枠組した架台の3面に異なる種類の製作
板を取り付け、架台を水平軸を中心に回動して任意の製
作板を使用する。
【0008】
【実施例】本考案を図1〜図3に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。
【0009】図1は製作板を取り付ける前の架台等の斜
視図、図2は製作板を取り付けた後の側面図であり、例
えばアングルにより長方体状に枠組された台車11上に
は、同様な部材により三角柱状に枠組された架台12の
中心軸13が、台車11に固定された支持板14を介し
て水平に取り付けられている。中心軸13は3本の支持
梁12aにより架台12に固定され、支持梁12aに
は、架台12を調整するための円盤状のストッパ15が
Uボルト16により固定されている。このストッパ15
には等分した3方向に複数のピン丸穴15aが設けられ
ている。また、架台12の長手方向には複数の掛止突起
17が設けられ、製作板F1、F2、F3が掛止されるように
なっている。
【0010】一方、図3に示すように略五角形の支持板
14は、2個所の補強梁14aで補強されて台車11に
ボルト18により固定され、支持板14には中心軸13
の端部が挿通されたスリット19と、ストッパ15のピ
ン丸穴15aに一致してピン20を挿通するピン長孔2
1が形成されている。また、スリット19に沿った支持
板14の外側には、スライダ22を備えた受台23がボ
ルト24により取り付けられ、スライダ22の軸受25
には中心軸13が回動自在に取り付けられている。
【0011】また、スライダ22には調節ボルト26が
回動自在に取り付けられ、この調節ボルト26が受台2
3の上部に螺合されて、調節ボルト26の上端の操作部
27を回転することにより、スライダ22がスリット1
9に沿って移動できるようになっている。なお、台車1
1にはキャスタ28が四隅に取り付けられ、台車11が
容易に移動できるようになっている。
【0012】このような構成により、製作板F1、F2、F3
を架台12に取り付け、架台12を中心軸13を中心に
回動して、ピン長孔21とピン丸穴15aにピン20を
挿通し、架台12の三角柱の一頂点を上方に向けて固定
する。更に、必要に応じて調節ボルト26の操作部27
を回動して、スライダ22を受台23内で摺動させるこ
とにより中心軸13を上下動して、架台12の高さを設
定し、選択した製作板を用いてワイヤハーネスを組立て
ることができる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係るワイヤ
ハーネス組立装置は、三角柱状に枠組した架台を支持部
に水平に取り付けたため、製作板を取り付けた架台を回
動することにより任意の製作板を容易に段取りすること
ができる。また、3枚の製作板を架台に取り付けること
ができるため、製作板の保管場所としても使用でき作業
場所をより多く取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】側面図である。
【図3】部分拡大側面図である。
【図4】従来例の側面図である。
【符号の説明】
11 台車 12 架台 13 中心軸 14 支持板 15 ストッパ 20 ピン F1、F2、F3 製作板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小貫 哲男 東京都練馬区小竹町一丁目8番1号 菱 星電装株式会社内 (72)考案者 鈴木 進 埼玉県熊谷市新堀1008番地1 菱星工業 株式会社内 (72)考案者 塚田 幸順 埼玉県熊谷市新堀1008番地1 菱星工業 株式会社内 (72)考案者 新井 新 埼玉県熊谷市新堀1008番地1 菱星工業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−284008(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01B 13/00 513 H05K 13/06

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三角柱状に枠組した架台中心軸を水平
    にして支持部により回転自在に支持し、前記架台の
    にワイヤハーネスを組み立てるための製作板を取り付け
    可能とし、前記架台の三角柱の一頂点を上方に向けて前
    記架台を固定することを特徴とするワイヤハーネス組立
    装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部に前記架台を上下動する手段
    を設けた請求項1に記載のワイヤハーネス組立装置。
JP1992075852U 1992-10-06 1992-10-06 ワイヤハーネス組立装置 Expired - Fee Related JP2594193Y2 (ja)

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JP5400314B2 (ja) * 2008-03-28 2014-01-29 古河電気工業株式会社 ワイヤハーネス製造補助装置
JP5169418B2 (ja) * 2008-04-14 2013-03-27 住友電装株式会社 ワイヤーハーネス用組立図板装置およびワイヤーハーネス組立方法
JP7097059B6 (ja) * 2018-07-13 2022-07-26 ホリゾン・インターナショナル株式会社 ハーネスボード用台車、ハーネスボード収納ラックおよびハーネスボード運用支援システム

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