JP2593835Y2 - 塗布剤検出装置 - Google Patents

塗布剤検出装置

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JP2593835Y2
JP2593835Y2 JP1993002262U JP226293U JP2593835Y2 JP 2593835 Y2 JP2593835 Y2 JP 2593835Y2 JP 1993002262 U JP1993002262 U JP 1993002262U JP 226293 U JP226293 U JP 226293U JP 2593835 Y2 JP2593835 Y2 JP 2593835Y2
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primer
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訓司 木村
隆 清水
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、塗布剤検出装置に係わ
り、特に被塗布部材の所定個所に塗布された塗布剤の量
を光透過量を利用して検出する光センサを有する塗布剤
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の組立において、ウインドガラス
を車体の窓フレームに取り付ける際には、ウインドガラ
スの終縁にプライマ剤を塗布しその上にウレタン材を塗
布しているが、プライマ剤の塗布むらをなくするため
に、プライマ剤の量を検出する必要がある。このため、
従来は、投光部及び受光部を有する光センサが用いられ
ていた。この光センサにおいては、投光部及び受光部に
より、プライマ剤の塗布されたウインドガラスの光透過
量が検出され、この検出された光透過量を用いて、プラ
イマ剤の量が求められていた。このような投光部及び受
光部を用いた光センサは、特開平1−244992号公
報等に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような投光
部及び受光部を有する光センサを用いてプライマ剤の量
を検出する場合には、プライマ剤の厚みを検出するよう
にしている。しかしながら、塗布剤検出装置が取り付け
られているロボットアームのティーチングの際の誤操作
や、ロボットアーム若しくは検査装置が障害物と干渉し
た場合や、ロボットアーム若しくは検査装置の摩耗等に
より、光センサの投光方向がずれる場合がある。この場
合、光センサの投光方向がずれた分だけプライマ剤が厚
みが多めに検出され、正確なプライマ剤の厚みを検出す
ることができなくなり、問題である。
【0004】そこで、本考案は、光センサの投光方向の
ずれを検出して正確に投光方向を設定することにより被
塗布部材の所定個所に塗布された塗布剤の量を正確に検
出することができる塗布剤検出装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本考案は、被塗布部材の所定個所に塗布された塗布剤
の量を光透過量を利用して検出する光センサを有する塗
布剤検出装置において、所定の基準位置に光軸検査ブロ
ックを設け、この光軸検査ブロックが上記光センサの正
確な投光方向と同一方向に形成された微小穴を有するこ
とを特徴としている。
【0006】このように構成された本考案の塗布剤検出
装置においては、光センサの正確な投光方向と同一方向
に形成された微小穴を有する光軸検査ブロックを所定の
基準位置に設けることにより、光センサの投光方向のず
れを正確に検出することができる。
【0007】
【実施例】以下本考案の一実施例について図1乃至図3
を参照して説明する。図1は、本考案が適用される塗布
装置の概要を示す概略構成図である。この図1におい
て、ウインドガラス1が、ウインドガラス台2に搭載さ
れ、このウインドガラス1の周端部には、プライマ剤及
びウレタン材がこの順序で塗布される。
【0008】ウインドガラス台2に隣接して、塗布ロボ
ット3が配置されており、この塗布ロボット3は、ウイ
ンドガラス1の周端にプライマ剤を塗布するためのもの
である。塗布ロボット3は、ロボット本体4とロボット
アーム5により構成され、このロボットアーム5の先端
部には、塗布装置6が取り付けられている。この塗布装
置6は、塗布用ハケ6aを備えている。
【0009】塗布装置6は、ウインドガラス1の周端に
沿って移動し、塗布用ハケ6aにより、プライマ剤がウ
インドガラス1の周端に塗布される。プライマ剤の塗布
むらをなくするために、プライマ剤の量を検出する必要
があり、このため、検出装置7が、上記塗布装置6に一
体的に取り付けられている。この検出装置7は、投光部
8aと受光部8b(図2参照)を有するコの字状の光セ
ンサ(検出器)8及びこの光センサ8を駆動する回転ア
クチュエータ9から構成されている。光センサ8は、回
転アクチュエータ9により、ウインドガラス1の周端を
挟むように設定される。その結果、投光部がウインドガ
ラス1の上方にまた受光部が下方に位置することにな
り、この投光部と受光部により、プライマ剤が塗布され
たウインドガラス1の光透過量が検出され、この検出さ
れた光透過量を用いて、プライマ剤の量が検出される。
【0010】ここで、10は基準位置を示し、この基準
位置10には、光軸検査ブロック11が設けられてい
る。この光軸検査ブロック11は、光センサ8の正確な
投光方向と同一方向に微小穴11aが形成されている。
図2は、塗布装置及び検査装置の詳細を示す拡大正面図
であり、図3は、図2を左方向から見た側面図である。
【0011】図2及び図3に示されたように、塗布ロボ
ット3により、塗布装置6及び検出装置7が基準位置1
0まで、移動され、この基準位置10にて、光センサ8
の投光方向と、光軸検査ブロック11の微小穴11aと
が、一致するように操作される。この時、光センサ8か
ら投光の光軸と微小穴とが、一致しない場合は、光セン
サ8の投光方向が何らかの理由により、本来の正確な方
向とずれが生じていることを表している。よってこのよ
うに、光センサ8の投光方向ずれが光軸検査ブロック1
1により、検出された場合には、人為的に若しくは自動
的に、光センサ8の投光方向ずれを本来の正確な方向へ
修正する。
【0012】以上説明した本実施例においては、ロボッ
トアームのティーチングの際の誤操作や、ロボットアー
ム5若しくは検査装置7が障害物と干渉した場合や、ロ
ボットアーム5若しくは検査装置7の摩耗等により、光
センサ8の投光方向がずれた場合においても、基準位置
10に設けられた光軸検査ブロック11を用いることに
より、光センサ8の投光方向のずれを検出することがで
きる。よって、そのような投光方向のずれを検出した場
合には、人為的に若しくは自動的に、光センサ8の投光
方向ずれを本来の正確な方向へ修正し、常時正確に、塗
布剤の量を検出することができる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の塗布剤検
出装置によれば、光センサの投光方向のずれを検出して
正確に投光方向を設定することにより、被塗布部材の所
定個所に塗布された塗布剤の量を正確に検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用される塗布装置の概要を示す概略
構成図
【図2】本考案の塗布剤検出装置の一実施例を示す正面
【図3】図2を左方向から見た側面図
【符号の説明】
1 ウインドガラス 2 ウインドガラス台 3 塗布ロボット 4 ロボット本体 5 ロボットアーム 6 塗布装置 6a 塗布用ハケ 7 検出装置 8 光センサ 8a 投光部 8b 受光部 9 回転アクチュエータ 10 基準位置 11 光軸検査ブロック 11a 微小穴11a
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 B05C 7/00 - 21/00 B62D 65/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗布部材の所定個所に塗布された塗布
    剤の量を光透過量を利用して検出する光センサを有する
    塗布剤検出装置において、 所定の基準位置に光軸検査ブロックを設け、この光軸検
    査ブロックが上記光センサの正確な投光方向と同一方向
    に形成された微小穴を有することを特徴とする塗布剤検
    出装置。
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