JP2593613Y2 - プローブのアースクリップ収納ケース - Google Patents

プローブのアースクリップ収納ケース

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JP2593613Y2
JP2593613Y2 JP1993070921U JP7092193U JP2593613Y2 JP 2593613 Y2 JP2593613 Y2 JP 2593613Y2 JP 1993070921 U JP1993070921 U JP 1993070921U JP 7092193 U JP7092193 U JP 7092193U JP 2593613 Y2 JP2593613 Y2 JP 2593613Y2
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probe
clip
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case
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JP1993070921U
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JPH0734377U (ja
Inventor
康雄 板津
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赤井電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、オシロスコープ等に
使用する信号検出用のプローブにおけるアースクリップ
収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図2にも示すように、この種の
プローブ1は、そのアースクリップ2がコード3を介し
て接触子4に接続されている。そして、この接触子4に
より前記プローブ1の接触部5を弾性的に挟持すること
によって該接触部に前記接触子4が取り付けられ、これ
により前記プローブ1とクリップ2とが電気的に接続さ
れるようになっている。このクリップ2を使用しないと
きには、前記接触部5から接触子4を外す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記クリッ
プ2をプローブ1から外すと、該クリップを紛失する可
能性があり、また前記クリップ2を頻繁に抜き差しする
と、前記接触部5と接触子4との機械的な結合が弱くな
り、電気的な接触不良を生ずる恐れがあった。また、実
際の使用に際しては、クリップ2を外すことなく、該ク
リップを前記接触子4の、絶縁被覆された基部6に挟ん
でおくことが多い。このように、前記基部6にクリップ
2を挟むと、該基部の破損を招来する他、前記クリップ
2の露出している金属部分が他の部品に接触して該部品
に接続された回路を破損する恐れがある。
【0004】この考案は上記に鑑みてなされたものであ
り、アースクリップを使用しないときでも該クリップを
プローブから取り外すことなく、該プローブを用いるこ
とができ、従ってコードを介してプローブ本体に前記ク
リップを直結することができるので、該クリップを取り
外すもののように該クリップを紛失する恐れがなくな
り、しかも前記クリップの露出金属部が該クリップを用
いることなくプローブを使用するときに他の部品等に触
れることがないようにしたプローブのアースクリップ収
納ケースを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの、この考案は、プローブまたはプローブに接続され
た線における該プローブの近傍に固定された、プローブ
のアースクリップを収納する収納ケースであって、該ケ
ースは収納されたアースクリップの露出金属部を実質的
に覆う絶縁体のカバー部と、この収納された状態で前記
アースクリップによって挟まれる凸部とを備えたことを
特徴とするプローブのアースクリップ収納ケースであ
る。また、前記凸部に代え、前記の収納された状態で前
記アースクリップを保持する弾性保持部を設けてもよ
く、前記ケースをプローブまたはプローブに接続された
線における該プローブの近傍に取り外し可能に取り付け
るようにしてもよい。更に、前記弾性保持部に前記のよ
うなカバー部を着脱可能に取り付けられるようにしても
よい。
【0006】
【作用】上記のように構成されたプローブのアースクリ
ップ収納ケースでは、アースクリップを使用しないとき
には、該クリップをカバー部に挿入して該クリップによ
り前記凸部を挟む。これにより、前記クリップを使用し
ないときでもプローブからアースクリップを外す必要が
なく、かつ前記カバー部により前記クリップの露出金属
部が実質的に覆われるので、該金属部が他の部品に触れ
る恐れがなくなる。前記凸部に代え弾性保持部を設けた
ものでは、クリップを使用しないときには、前記クリッ
プをカバー部に挿入して前記弾性保持部により該クリッ
プを保持する。
【0007】
【実施例】以下に、この考案の実施例を図1について説
明する。図1(a)は一実施例を示すものであり、符号
10はプローブ、11は該プローブをオシロスコープ
(図示せず)等に接続する線、12はアースクリップで
ある。このクリップ12はコード13によりプローブ1
0に接続されている。14は収納ケースであり、前記線
11に固定された樹脂製(絶縁体)の円筒状カバー部1
5と、該カバー部と一体に成形された凸部16とにより
構成されている。このカバー部15の一端は開口され、
他端は閉塞されている。そして、この閉塞された他端に
前記凸部16が設けられている。
【0008】上記のように構成されたプローブのアース
クリップ収納ケース14を有するプローブでは、クリッ
プ12を使用しないときには、該クリップをカバー部1
5にその一端から挿入して前記凸部16を挟む。これに
より、クリップ12はケース14に収納された状態に保
持され、かつクリップ12の露出金属部17はカバー部
15によって実質的に覆われる。
【0009】上記実施例では、凸部16をクリップ12
によって挟むことにより該クリップを保持したが、前記
凸部16に代えて図1(b)に示すような、弾性保持部
18を設けた収納ケース19でも同様の効果が得られ
る。このケース19は、樹脂製(絶縁体)の円筒状カバ
ー部20と、該カバー部と一体に成形された略円筒状の
前記弾性保持部18とにより構成されている。この弾性
保持部18の略円筒状の両端部は開口され、これらの両
端部間には該両端部を結ぶ切欠溝21が設けられてい
る。また、前記カバー部20の弾性保持部18側の端部
は開口され、これとは反対側の端部は閉塞されている。
上記のケース19では、クリップ12を収納することに
より、該クリップは弾性保持部18により保持され、か
つクリップ12の露出金属部17はカバー部20によっ
て実質的に覆われる。
【0010】上記図1(a),(b)に示す実施例で
は、ケース14,19を線11に一体に固定したが、図
1(c),(d)に示すように、着脱可能に取り付ける
ようにしてもよい。図1(c)において、22は収納ケ
ースであり、前記(a)のものと同様に前記カバー部1
5と凸部16とが一体に成形され、かつ線、例えば従来
例を示す図2の線7と着脱可能な嵌合部23が一体に設
けられている。図1(d)において、24は前記弾性保
持部18と略同様の弾性保持部であり、該保持部には前
記嵌合部23と同様の嵌合部25が一体に成形されてい
る。26は前記カバー部20と略同様のカバー部であ
り、前記弾性保持部24に設けられた孔27と嵌合可能
な突起28を有する。この突起28を前記孔27に嵌合
することにより、前記カバー部26は弾性保持部24に
取り付けられ、収納ケースが構成される。
【0011】尚、前記(d)に示すケースの嵌合部25
を省き、弾性保持部24を(b)のように線11に一体
成形してもよい。また、(b)に示すケース19に、
(d)で説明した嵌合部25を一体成形してもよい。上
記各実施例では、ケース14,19,22等を線11に
固定または取り付けるようにしたが、プローブ10に固
定または取り付けるようにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】この考案は上記したように、プローブの
アースクリップ収納ケースであって、プローブのアース
クリップを使用しないときには該クリップを前記ケース
に収納することにより、該クリップをプローブから取り
外すことなく、このプローブを用いることができる。従
って、プローブ本体に前記クリップをコードを介して直
結することができ、該クリップを取り外すもののように
該クリップを紛失する恐れがなくなる。また、上記収納
ケースに収納された前記クリップの露出金属部はカバー
部によって覆われるので、該露出金属部がプローブの使
用中に他の部品等に触れることもない。そして、前記ク
リップをプローブにコードを介して直結することによ
り、従来のようなクリップを抜き差しするための構成が
不要となり、前記収納ケースの費用を考慮しても安価に
なる等の効果が得られる。また、ケースをプローブまた
は線から着脱可能にしたものでは、従来のプローブに使
用することができ、アースクリップの収納が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す概略斜視図であり、
(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ異なる実施
例である。
【図2】従来例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 プローブ 11 線 12 アースクリップ 13 コード 14 ケース 15 カバー部 16 凸部 17 露出金属部 18 弾性保持部 19 ケース 20 カバー部 21 切欠溝21 22 ケース 23 嵌合部 24 弾性保持部 25 嵌合部 26 カバー部 27 孔 28 突起

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブまたはプローブに接続された線
    における該プローブの近傍に固定された、プローブのア
    ースクリップを収納する収納ケースであって、該ケース
    は収納されたアースクリップの露出金属部を実質的に覆
    う絶縁体のカバー部と、この収納された状態で前記アー
    スクリップによって挟まれる凸部とを備えたことを特徴
    とするプローブのアースクリップ収納ケース。
  2. 【請求項2】 プローブまたはプローブに接続された線
    における該プローブの近傍に固定された、プローブのア
    ースクリップを収納する収納ケースであって、該ケース
    は収納されたアースクリップの露出金属部を実質的に覆
    う絶縁体のカバー部と、この収納された状態で前記アー
    スクリップを保持する弾性保持部とを備えたことを特徴
    とするプローブのアースクリップ収納ケース。
  3. 【請求項3】 プローブまたはプローブに接続された線
    における該プローブの近傍に取り外し可能に取り付けら
    れ得る、プローブのアースクリップを収納する収納ケー
    スであって、該ケースは収納されたアースクリップの露
    出金属部を実質的に覆う絶縁体のカバー部と、この収納
    された状態で前記アースクリップによって挟まれる凸部
    とを備えたことを特徴とするプローブのアースクリップ
    収納ケース。
  4. 【請求項4】 プローブまたはプローブに接続された線
    における該プローブの近傍に取り外し可能に取り付けら
    れ得る、プローブのアースクリップを収納する収納ケー
    スであって、該ケースは収納されたアースクリップの露
    出金属部を実質的に覆う絶縁体のカバー部と、この収納
    された状態で前記アースクリップを保持する弾性保持部
    とを備えたことを特徴とするプローブのアースクリップ
    収納ケース。
  5. 【請求項5】 プローブまたはプローブに接続された線
    における該プローブの近傍に固定された、プローブのア
    ースクリップを収納する収納ケースであって、該ケース
    は収納されたアースクリップの露出金属部を実質的に覆
    う絶縁体のカバー部と、この収納された状態で前記アー
    スクリップを保持する弾性保持部とを備え、前記カバー
    部は前記弾性保持部に着脱可能に取り付けられるように
    したことを特徴とするプローブのアースクリップ収納ケ
    ース。
  6. 【請求項6】 プローブまたはプローブに接続された線
    における該プローブの近傍に取り外し可能に取り付けら
    れ得る、プローブのアースクリップを収納する収納ケー
    スであって、該ケースは収納されたアースクリップの露
    出金属部を実質的に覆う絶縁体のカバー部と、この収納
    された状態で前記アースクリップを保持する弾性保持部
    とを備え、前記カバー部は前記弾性保持部に着脱可能に
    取り付けられるようにしたことを特徴とするプローブの
    アースクリップ収納ケース。
JP1993070921U 1993-12-02 1993-12-02 プローブのアースクリップ収納ケース Expired - Lifetime JP2593613Y2 (ja)

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JPH0734377U JPH0734377U (ja) 1995-06-23
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