JP2593335B2 - 自動カード発行機 - Google Patents

自動カード発行機

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JP2593335B2
JP2593335B2 JP63101928A JP10192888A JP2593335B2 JP 2593335 B2 JP2593335 B2 JP 2593335B2 JP 63101928 A JP63101928 A JP 63101928A JP 10192888 A JP10192888 A JP 10192888A JP 2593335 B2 JP2593335 B2 JP 2593335B2
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千之 加納
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株式会社日本ティーエムアイ
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリペイカード等のカードを自動で発行する
自動カード発行機に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
テレホンカードで代表されるプリペイカード等を自動
で発行する自動カード発行機は知られているが、従来と
自動カード発行機は、紙幣及び硬貨を受付けることによ
り、入金に関する処理を行う入金処理系と、選択ボタン
等によって選択されたカードの発行処理を行うカード発
行処理系は全く独立した別系統で構成されていた。
このため、構造的に入金処理系とカード発行処理系の
独立した機構を含み、発行機全体が大型化する傾向にあ
り、設置スペースが大きく取られたり、設置場所が制限
されるとともに、さらに、高価となる問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述した従来技術に存在する問題点を解決し
た自動カード発行機の提供を目的とするもので、以下に
示す発行機1によって達成される。
即ち、本発明に係る自動カード発行機1は紙幣挿入口
とカード発行口を兼用した出入口2と、出入口2に挿入
された紙幣Mを紙幣収納部3へ送り入れる紙幣送入手段
4と、カード収納部5から出入口2へカードCを送り出
すカード送出手段6と、挿入された紙幣Mを検出して紙
幣送入手段4とカード送出手段6を順次選択的に作動さ
せる制御手段7を備えてなることを特徴とする。なお紙
幣送入手段4とカード送出手段6には、兼用する移送装
置8を備え、紙幣送入手段4の作動時とカード送出手段
6の作動時に、移送装置8の移送方向をそれぞれ反転さ
せる。
〔作用〕
次に、本発明の作用について説明する。
本発明に係る自動カード発行機1は、利用者が紙幣M
を出入口2へ挿入することにより、まず、紙幣送入手段
4が作動し、紙幣Mは移送装置8によって紙幣収納部3
へ移送される。一方、紙幣Mの取込終了に基づいて、カ
ード送出手段6が作動し、カード収納部5内のカードC
は、紙幣送入手段4の作動時における移送方向に対して
反転する移送装置8によって出入口2へ移送される。こ
れにより、利用者は出入口2からカードCを取出すこと
ができる。
〔実 施 例〕
以下には、本発明に係る好適な実施例を図面に基づき
詳細に説明する。
まず、本発明に係る自動カード発行機1の構成につい
て第1図及び第2図を参照して説明する。第1図は本発
明に係る自動カード発行機の要部を明示する縦断側面
図、第2図は第1図中円A部の拡大図である。
出入口2は、機体ケース20に設けた出入用スリット21
に、紙幣M又はカードCを出し入れするためのガイドト
レイ22を設けてなり、紙幣Mを挿入するための紙幣挿入
口とカードCを発行するカード発行口を兼用する。
紙幣送入手段4は、移送装置8と紙幣収納部3を少な
くとも具備してなる。移送装置8は水平移動する無端式
の移送ベルト機構23と、移送ベルト機構23を駆動する駆
動部24と、移送ベルト機構23に接する必要なローラ群25
を備え、駆動部24は例えば正逆回転するモータ26と減速
機構27から構成できる。また、紙幣収納部3は移送装置
8の後端から送り出された紙幣Mを下方へ導くガイド部
28と、このガイド部28に一体のケース部29等によって構
成できる。
カード送出手段6は、移送装置8とカード収納部5を
少なくとも具備している。なお、移送装置は前記紙幣送
入手段4とカード送出手段6に対して兼用することにな
る。カード収納部5はカードケース部30とカード送出部
31を備え、カードケース部30には下部に傾斜底板32を有
する。また、カードケース部30の上面開口に被せたカバ
ー34と、傾斜底板32上に多数重ねて収納したカードC…
を上からスプリング35及び36を利用して弾性的に押圧す
る押圧機構37を備える。さらにまた、傾斜底板32の前端
延長線上におけるカードケース部30の前面には、第2図
のようにカードCが一枚分だけ通る送出スリット38を設
ける。他方、カード送出部31は、傾斜底板32に開口39を
設け、この開口39内に下方から送出ローラ40を臨ませ、
かつその周面がカードCの下面に接するように配する。
送出ローラ40は、例えばモータ42と減速機構43から構成
できる駆動部41により回転駆動せしめられる。
一方、制御手段8は発行機全体の制御を行うコンピュ
ータ機能を備えた中央コントローラ50を備える。また、
送出スリット38の前端部にはヒンジ51によって上下に回
動自在に変位し、かつソレノイド53によって上側位置P1
と下側位置P2に選択的に位置する送路切換板52を設け
る。なお、ソレノイド53としてはマグネット内蔵の双安
定型あるいは通電時押出型を利用すればよい。他方、前
記ガイドトレイ22には紙幣M又はカードCの存在を検出
するセンサ54を、前記ガイド部28には紙幣Mの取込が終
了したことを検出するセンサ55を、前記傾斜底板32には
カードケース部30からカードCが送出されたことを検出
するセンサ56をそれぞれ付設する。そして、これら各セ
ンサ54、55、56、前記各モータ26、42、ソレノイド53は
前記中央コントローラに接続する。
次に、第3図〜第5図を参照して本発明に係る自動カ
ード発行機1の動作について説明する。第3図は同発行
機の紙幣送入手段作動時における模式的側面図、第4図
は同発行機のカード送出手段作動時における模式的側面
図、第5図は同発行機の全体的動作を示すフローチャー
ト図である。
以下、第5図のフローチャートに従って順次説明す
る。
紙幣Mが挿入されない状態では送路切換板52は上側位
置P1に位置する(第1図)。
今、利用者が第3図のように紙幣Mを出入口2から矢
印E方向へ挿入すると(ステップ71)、センサ54はそれ
を検出し(ステップ72)、紙幣送入手段4を作動させ
る。この結果、移送装置8における移送ベルト機構23が
矢印F方向へ移動する(ステップ73)。そして、出入口
2に挿入された紙幣Mは矢印G方向へ取込まれ、さらに
ガイド部28を介してケース部29に収納される。なお、こ
の際、移送装置8内においては紙幣が正規か否か、即
ち、真券か否かの識別処理が行われ、正規でない場合
(不正紙幣の場合)は移送ベルト機構23を反転させて出
入口2へ戻す(ステップ74)。一方、紙幣Mの正規の取
込が終了するとセンサ55によってそれを検出し(ステッ
プ75)、カード送出手段6を作動させる。
カード送出手段6の作動によって、移送装置8は逆転
し、第4図のように移送ベルト機構23が矢印H方向へ移
動するようにモータ26を制御する(ステップ76)。同時
に、ソレノイド51が制御され、送路切換板52が下側位置
P2(第1図)へ変位する。よって、送路切換板52は傾斜
底板32の延長線上に位置する。次いで、駆動部41が作動
し、送出ローラ40の回転によってカードCが一枚だけ送
出スリット38から送り出される(ステップ77)。送出さ
れたカードCは矢印Iのように送路切換板52の上を通過
して移送装置8へ供給される。これにより、カードCの
送出終了はセンサ56によって検出し、駆動部41は停止す
る。一方、カードCは移送装置8によって移動し、出入
口2に供給される(ステップ78)。出入口2に達したカ
ードCはセンサ54によって検出し、移送装置8の作動を
停止させるとともに、ソレノイド51を駆動して送路切換
板52を上側位置P1へ変位させる。よって、利用者はカー
ドCを出入口2から受取ることができる(矢印J方
向)。
なお、このようなカード発行機1の好適な外観構成を
第6図に示す。同図のように、全体は外部カバー60によ
って覆われ、前面61の中央には凹部62を設ける。この凹
部62の中には前記ガイドトレイ22を配置し、出入口2を
構成する。基本的外観構成はかかる出入口2を設けるの
みでよく、きわめてシンプルとなる。本発明に係る自動
カード発行機1は、特に紙幣MとカードCを一対一に対
応させた簡易式のカード発行機に最適であり、例えば一
枚のカードが千円の専用発行機等として利用できる。こ
の場合、硬貨処理系統、つり銭処理系統、選択ボタン等
は全く不要となる。なお、63は発行するテレホンカード
等の見本である。本発明に係る自動カード発行機1は、
テレホンカード等のプリペイドカードを始め、レンタル
会員カード等の各種カードに適用できる。
ところで、本発明に係る自動カード発行機1には、第
7図に示す紙幣Mの逆戻りを阻止する逆戻り阻止機構90
を備えている。同図は移送装置の内部平面図であり、23
は前記移送ベルト機構を示し、また、Mは紙幣、Cはカ
ードを示す。逆戻り阻止機構90は移送装置8の後部、即
ち、出入口2に対して反対側の位置に、紙幣Mの逆戻り
を阻止する一対の阻止爪91、92(第8図)を設ける。阻
止爪91、92は例えば前橋を支軸93によって回転自在に支
持され、かつ自然状態では不図示のスプリング等により
付勢されることにより、送路上に突出する。また、配置
位置は紙幣Mが通過する送路上であって、かつカードC
が通過する送路の外側に配する。そして、送路上への突
出形状により紙幣Mを正規の送入方向へ送る場合には阻
止爪91、92が沈んで紙幣Mの通過を許容するとともに、
逆戻りする場合には阻止爪91、92に係止し、それを阻止
する(第8図参照)。なお、カードCは阻止爪91、92に
は影響されない。
以上、実施例について詳細に説明したが本発明はこの
ような実施例に限定されるものではない。例えば、複数
種のカードを選択的に発行する形式のカード発行機でも
よいし、必要により硬貨の挿入口を設けてもよい。ま
た、移送装置は兼用形でなくてもよい。その他、構成、
形状、配置、数量等において、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で任意に変更できる。
〔発明の効果〕
このように、本発明に係る自動カード発行機は、紙幣
挿入口とカード発行口を兼用した出入口を備えるととも
に、必要に応じて移送装置を兼用してなるため、次のよ
うな効果を得る。
出入口や移送装置を、紙幣の送入処理系とカードの
発行処理系において兼用できるため、発行機全体の小型
コンパクト化を達成でき、これによって、設置スペース
の縮小、設置場所の自由度拡大が図れる。
構造が簡略化されるため、使用部品の削減を図るこ
とができ、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明に係る自動カード発行機の要部を明示す
る縦断側面図、 第2図:第1図中円A部の拡大図、 第3図:同発行機の紙幣送入手段作動時における模式的
側面図、 第4図:同発行機のカード送出手段作動時における模式
的側面図、 第5図:同発行機の全体的動作を示すフローチャート
図、 第6図:同発行機の外観斜視図、 第7図:同発行機における移送装置の内部平面図、 第8図:同発行機における逆戻り阻止機構の側面図。 尚図面中、 1:自動カード発行機、2:出入口 3:紙幣収納部、4:紙幣送入手段 5:カード収納部、6:カード送出手段 7:制御手段、8:移送装置 M:紙幣、C:カード

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣挿入口とカード発行口を兼用した出入
    口と、前記出入口に挿入された紙幣を紙幣収納部へ送り
    入れる紙幣送入手段と、カード収納部から前記出入口へ
    カードを送り出すカード送出手段と、紙幣の挿入を検出
    して前記紙幣送入手段と前記カード送出手段を順次選択
    的に作動させる制御手段を備えてなることを特徴とする
    自動カード発行機。
  2. 【請求項2】前記紙幣送入手段と前記カード送出手段に
    は、兼用する移送装置を備え、前記紙幣送入手段の作動
    時と前記カード送出手段の作動時に、移送装置の移送方
    向をそれぞれ反転させることを特徴とする請求項1記載
    の自動カード発行機。
  3. 【請求項3】前記紙幣送入手段には、紙幣の逆戻りを阻
    止する逆戻り阻止手段を備えることを特徴とする請求項
    1記載の自動カード発行機。
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