JP2592799B2 - 液体噴射記録ヘツド - Google Patents
液体噴射記録ヘツドInfo
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/14016—Structure of bubble jet print heads
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液体噴射記録ヘッドに関し、詳しくは飛翔液
滴を形成して記録を行う液体噴射記録装置の記録ヘッド
に関する。
滴を形成して記録を行う液体噴射記録装置の記録ヘッド
に関する。
[従来の技術] ノンインパクト記録は、記録時における騒音の発生が
無視し得る程度に極めて小さいという点において、最近
関心を集めている。その中でも、高速記録が可能であ
り、しかもいわゆる普通紙に定着という特別な処理を必
要とせずに記録の行えるいわゆるインクジェット記録装
置(液体噴射記録装置)は、極めて有用な記録装置であ
り、従来から種々の方式のものが考案され、更に改良が
加えられて商品化されており、現在もなおその努力が続
けられている。
無視し得る程度に極めて小さいという点において、最近
関心を集めている。その中でも、高速記録が可能であ
り、しかもいわゆる普通紙に定着という特別な処理を必
要とせずに記録の行えるいわゆるインクジェット記録装
置(液体噴射記録装置)は、極めて有用な記録装置であ
り、従来から種々の方式のものが考案され、更に改良が
加えられて商品化されており、現在もなおその努力が続
けられている。
このような液体噴射記録装置では、いわゆるインクと
称される記録液体の液滴(droplet)を飛翔させ、被記
録部材に付着させて記録を行うものであって、この液滴
の発生手段および発生された液滴の飛翔方向を制御する
制御手段によって幾つかの方式に大別される。
称される記録液体の液滴(droplet)を飛翔させ、被記
録部材に付着させて記録を行うものであって、この液滴
の発生手段および発生された液滴の飛翔方向を制御する
制御手段によって幾つかの方式に大別される。
その中で、例えば米国特許公報番号3683212および394
6398等に記載されている液体噴射記録装置は、記録信号
に応じて、吐出オリフィスより液滴を吐出飛翔させて記
録を行う、いわゆるドロップ・オン・デマンド記録法に
よるものであって、記録に必要な液滴のみしか吐出しな
いので、記録に不要な吐出液体の回収や処理のために特
別な手段をもうける必要がなく装置自体を簡素化、小型
化し得る点や、吐出オリフィスから吐出される液滴の飛
翔方向を制御する必要がないこと、更には、多色記録が
容易に行える点などもあって、昨今、殊に注目を集めて
いる。
6398等に記載されている液体噴射記録装置は、記録信号
に応じて、吐出オリフィスより液滴を吐出飛翔させて記
録を行う、いわゆるドロップ・オン・デマンド記録法に
よるものであって、記録に必要な液滴のみしか吐出しな
いので、記録に不要な吐出液体の回収や処理のために特
別な手段をもうける必要がなく装置自体を簡素化、小型
化し得る点や、吐出オリフィスから吐出される液滴の飛
翔方向を制御する必要がないこと、更には、多色記録が
容易に行える点などもあって、昨今、殊に注目を集めて
いる。
更に、上記の液体噴射記録装置とは、液体形成原理の
全く異なる液体噴射記録装置が特開昭54−59936号公報
において開示されている。
全く異なる液体噴射記録装置が特開昭54−59936号公報
において開示されている。
この液体噴射記録装置は、上記のドロップ・オン・デ
マンド記録法に極めて有効に適用されるばかりでなく、
フルラインタイプで高密度マルチオリフィス化した記録
ヘッドが容易に実現できるので、高解像度、高品質の画
像を高速で得られるという特徴を有している。
マンド記録法に極めて有効に適用されるばかりでなく、
フルラインタイプで高密度マルチオリフィス化した記録
ヘッドが容易に実現できるので、高解像度、高品質の画
像を高速で得られるという特徴を有している。
しかして、これらの液体噴射記録装置の記録ヘッドで
はそれぞれの記録方式の特徴が最大限に発揮できるよう
に発揮できるように設計され、それに必要な手段が設け
られているが、第3図に示すような構成を一例としてあ
げることができる。すなわち、ここでは1つの液体吐出
エレメント1が取り出して示されており、2はその先端
部に液体吐出オリフィス2Aが設けられている液体吐出領
域、3は飛翔滴液滴形成のためのエネルギが液体に作用
するエネルギ作用領域、4は液体導入口5と液体導入口
5から導入された液体をエネルギ作用領域3に供給する
ための液室6とが設けられている液体導入領域、7はエ
レメント1に電気的接続のための電極が形成されている
電気接続領域であって、ベース基板8上にこれらの領域
2,3,4,5,6および7が形成される。
はそれぞれの記録方式の特徴が最大限に発揮できるよう
に発揮できるように設計され、それに必要な手段が設け
られているが、第3図に示すような構成を一例としてあ
げることができる。すなわち、ここでは1つの液体吐出
エレメント1が取り出して示されており、2はその先端
部に液体吐出オリフィス2Aが設けられている液体吐出領
域、3は飛翔滴液滴形成のためのエネルギが液体に作用
するエネルギ作用領域、4は液体導入口5と液体導入口
5から導入された液体をエネルギ作用領域3に供給する
ための液室6とが設けられている液体導入領域、7はエ
レメント1に電気的接続のための電極が形成されている
電気接続領域であって、ベース基板8上にこれらの領域
2,3,4,5,6および7が形成される。
また、第4A図および第4B図は第3図のような液体吐出
エレメント1を有する液体噴射記録ヘッドに対して、そ
の液室6に液体、すなわちインクを供給する供給管9を
取り付ける部分の構造を示す。ここで、10は供給管9を
導入口5に接続させるために設けられたエルボ型接続部
材であり、第4B図において、11はその導入口5の周りに
設けられた接着部12に保持させるようにしたフィルタで
ある。
エレメント1を有する液体噴射記録ヘッドに対して、そ
の液室6に液体、すなわちインクを供給する供給管9を
取り付ける部分の構造を示す。ここで、10は供給管9を
導入口5に接続させるために設けられたエルボ型接続部
材であり、第4B図において、11はその導入口5の周りに
設けられた接着部12に保持させるようにしたフィルタで
ある。
しかして、このような接続部については、従来、紫外
線硬化型の接着剤で仮固定がなされ、しかる後2液性の
エポキシ接着剤を用いて接着部12や接続部材10と供給管
9との結合部などが接合されていた。
線硬化型の接着剤で仮固定がなされ、しかる後2液性の
エポキシ接着剤を用いて接着部12や接続部材10と供給管
9との結合部などが接合されていた。
このようにして得られる接合構造は、確かに強固であ
る反面、配合や撹拌のあと短時間で操作がなされなけれ
ばならず、大量の準備が許されない上に気泡を除去した
り、硬化に時間がかかり、その上、場所の確保も必要で
複雑な工程を要する。更にまた、接着部12形成時に導入
口5から接着剤が液室6側に浸入し易く、特にフィルタ
11は吐出エレメントハウジング1A側に例えば熱溶着され
て固定されるが、フィルタ11に接着剤が回りこんだり、
作業中にフィルタ11が閉塞されてしまったりして歩留り
が悪くなる虞があった。
る反面、配合や撹拌のあと短時間で操作がなされなけれ
ばならず、大量の準備が許されない上に気泡を除去した
り、硬化に時間がかかり、その上、場所の確保も必要で
複雑な工程を要する。更にまた、接着部12形成時に導入
口5から接着剤が液室6側に浸入し易く、特にフィルタ
11は吐出エレメントハウジング1A側に例えば熱溶着され
て固定されるが、フィルタ11に接着剤が回りこんだり、
作業中にフィルタ11が閉塞されてしまったりして歩留り
が悪くなる虞があった。
そこで、上述したような問題点を解決すべく、第5A図
および第5B図に示すような供給管接続部構造が提案され
ている。本例は記録ヘッドの液体供給系をワンタッチ式
に簡便に接続しようとするもので、ここで、21はそのホ
ルダであり、ホルダ21自体に第5B図に示すように液体供
給路22が形成されていて、ホルダ21と液体吐出エレメン
ト1との間に封止用弾性部材23を介してフィルタ11を保
持させるように構成されており、供給管9はホルダ21に
一般的なねじこみ接手24で接続される。25はホルダ21を
ベース基板8に固定するねじである。
および第5B図に示すような供給管接続部構造が提案され
ている。本例は記録ヘッドの液体供給系をワンタッチ式
に簡便に接続しようとするもので、ここで、21はそのホ
ルダであり、ホルダ21自体に第5B図に示すように液体供
給路22が形成されていて、ホルダ21と液体吐出エレメン
ト1との間に封止用弾性部材23を介してフィルタ11を保
持させるように構成されており、供給管9はホルダ21に
一般的なねじこみ接手24で接続される。25はホルダ21を
ベース基板8に固定するねじである。
本例によれば、ねじ25を取外すだけで、フィルタ11を
極めて簡単に交換することができ、また、上述したよう
な複雑な接着作業を要せず、作業性も改善されて量産に
好適であるのみならず、保全のためにもよい。
極めて簡単に交換することができ、また、上述したよう
な複雑な接着作業を要せず、作業性も改善されて量産に
好適であるのみならず、保全のためにもよい。
しかしながら、このように構成された記録ヘッドのイ
ンク供給管接続部構造では上述したような改善がなされ
ているものの、ねじ締めによる弾性部材23の吐出エレメ
ント1への圧着によって封止が得られるようにしている
ので、エレメントハウジング1Aに大きい力が加わり破損
の虞があり、その密着させる微調整が難しく、また弾性
部材23の劣化によって液洩れが発生する虞があった。
ンク供給管接続部構造では上述したような改善がなされ
ているものの、ねじ締めによる弾性部材23の吐出エレメ
ント1への圧着によって封止が得られるようにしている
ので、エレメントハウジング1Aに大きい力が加わり破損
の虞があり、その密着させる微調整が難しく、また弾性
部材23の劣化によって液洩れが発生する虞があった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、上述のような問題点に鑑みて、その
解決を図るべく、記録液供給系の交換が容易で組立て後
であっても簡単に再分解して取換えることができ、コス
トがかからず、しかも吐出エレメントの破損や液洩れが
その接続部に発生することのない液体噴射記録ヘッドを
提供することにある。
解決を図るべく、記録液供給系の交換が容易で組立て後
であっても簡単に再分解して取換えることができ、コス
トがかからず、しかも吐出エレメントの破損や液洩れが
その接続部に発生することのない液体噴射記録ヘッドを
提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明による液体噴射記録ヘッドは、液体が供給され
る液室と、この液室に連通して液体を吐出するオリフィ
スと、前記液室に接続して液体供給系からの液体を前記
液室内に導く液体導入口とを有する液体吐出エレメント
と、この液体吐出エレメントが取り付けられるベース基
板と、このベース基板に固定されるホルダと、このホル
ダに対して前記液体導入口との対向方向に移動可能に設
けられて一端側が前記液体供給系に接続する接続部材
と、この接続部材の他端側と前記液体導入口との間に介
装される封止用弾性部材と、前記ホルダと前記接続部材
との間に設けられて前記封止用弾性部材を弾性変形させ
つつ前記接続部材を前記液体導入口側に付勢して前記接
続部材と前記液体導入口とを液密に接続させる弾性体と
を具えたことを特徴とするものである。
る液室と、この液室に連通して液体を吐出するオリフィ
スと、前記液室に接続して液体供給系からの液体を前記
液室内に導く液体導入口とを有する液体吐出エレメント
と、この液体吐出エレメントが取り付けられるベース基
板と、このベース基板に固定されるホルダと、このホル
ダに対して前記液体導入口との対向方向に移動可能に設
けられて一端側が前記液体供給系に接続する接続部材
と、この接続部材の他端側と前記液体導入口との間に介
装される封止用弾性部材と、前記ホルダと前記接続部材
との間に設けられて前記封止用弾性部材を弾性変形させ
つつ前記接続部材を前記液体導入口側に付勢して前記接
続部材と前記液体導入口とを液密に接続させる弾性体と
を具えたことを特徴とするものである。
ここで、前記封止用弾性部材と前記接続部材との間に
さらにフィルタを装着するようにしても良い。
さらにフィルタを装着するようにしても良い。
[作 用] 本発明によると、液体吐出エレメントのオリフィスか
らの液体の吐出に伴い、液体供給系からの液体が接続部
材から封止用弾性部材および液体吐出エレメントの液体
導入口を介して液体吐出エレメントの液室内に供給され
る。
らの液体の吐出に伴い、液体供給系からの液体が接続部
材から封止用弾性部材および液体吐出エレメントの液体
導入口を介して液体吐出エレメントの液室内に供給され
る。
接続部材と液体吐出エレメントの液体導入口と液密に
接続するための封止用弾性部材や、フィルタを交換する
場合には、弾性体をホルダから取り外し、接続部材を液
体吐出エレメントの液体導入口から離脱する方法に移動
することによって行う。
接続するための封止用弾性部材や、フィルタを交換する
場合には、弾性体をホルダから取り外し、接続部材を液
体吐出エレメントの液体導入口から離脱する方法に移動
することによって行う。
また、液体導入口に対する接続部材の押圧力や、封止
用弾性部材の弾性変形量を調整する必要がある場合に
は、弾性体をそのばね定数が異なるものに交換する。
用弾性部材の弾性変形量を調整する必要がある場合に
は、弾性体をそのばね定数が異なるものに交換する。
[実施例] 以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1A図および第1B図は本発明の一実施例を示す。ここ
で、31はホルダであり、本例においてはホルダ31を第2
図に示すような形状に形成し、固定ねじ32によってベー
ス基板8に固定した。33はエルボ型の接続部材、34はゴ
ムなどの弾性材料によって管状に形成した継手部材であ
る。また、35は本発明による弾性体として板ばねであっ
て、第1B図に示すように板ばね35を変形させて、ホルダ
31のばね係止部31Aに係合させ、そのばね力により接続
部材33を介してフィルタ11および封止用弾性部材23をエ
レメントハウジング1の導入口5の周囲に弾性変形させ
るさせることができるように構成した。
で、31はホルダであり、本例においてはホルダ31を第2
図に示すような形状に形成し、固定ねじ32によってベー
ス基板8に固定した。33はエルボ型の接続部材、34はゴ
ムなどの弾性材料によって管状に形成した継手部材であ
る。また、35は本発明による弾性体として板ばねであっ
て、第1B図に示すように板ばね35を変形させて、ホルダ
31のばね係止部31Aに係合させ、そのばね力により接続
部材33を介してフィルタ11および封止用弾性部材23をエ
レメントハウジング1の導入口5の周囲に弾性変形させ
るさせることができるように構成した。
更にまた、ホルダ31は第2図に示すように、キャップ
36が装着可能なように装着部31Bをその前面に具え、キ
ャップ36の装着によってヘッドの図示ないがノズル部を
不図示の回復ポンプに接続し、吐出エレメント1の回復
動作および液体の固着防止が可能であった。また、エレ
メント1の電気接続領域7をホルダ31の覆蓋部31Cによ
って覆蓋させることによりこの部に形成されるワイヤボ
ンディング(図示せず)を保護することもできた。
36が装着可能なように装着部31Bをその前面に具え、キ
ャップ36の装着によってヘッドの図示ないがノズル部を
不図示の回復ポンプに接続し、吐出エレメント1の回復
動作および液体の固着防止が可能であった。また、エレ
メント1の電気接続領域7をホルダ31の覆蓋部31Cによ
って覆蓋させることによりこの部に形成されるワイヤボ
ンディング(図示せず)を保護することもできた。
このように構成した液体噴射記録ヘッドの液体供給系
の接続組立にあたっては、第2図に示したようにベース
基板8に吐出エレメント1を取り付けた状態でホルダ31
を固定し、エルボ型接続部材33と液体供給系側からの液
体を導入するための供給管9とを弾性部材の継手部材34
によって接続した後、接続部材33と液体吐出エレメント
1の液体導入口5との間にフィルタ11および封止用弾性
部材23を介在させ、この状態にて板ばね35の両端部をホ
ルダ31の係止部31Aに嵌め込み、板ばね35をホルダ31に
係止させるだけで良くなった。
の接続組立にあたっては、第2図に示したようにベース
基板8に吐出エレメント1を取り付けた状態でホルダ31
を固定し、エルボ型接続部材33と液体供給系側からの液
体を導入するための供給管9とを弾性部材の継手部材34
によって接続した後、接続部材33と液体吐出エレメント
1の液体導入口5との間にフィルタ11および封止用弾性
部材23を介在させ、この状態にて板ばね35の両端部をホ
ルダ31の係止部31Aに嵌め込み、板ばね35をホルダ31に
係止させるだけで良くなった。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、従来の接着剤
を用いてエレメントを有する記録ヘッドに供給管を接合
させるのに比して大幅に製造の手間を省くことができる
のみならず、従来であれば、組立後供給系が不良の場合
はヘッド全体を不良品処分としていたのが、簡単に分解
して供給系の取換えができ、かつ歩留りも向上する。同
様に、封止用弾性部材やフィルタを交換する必要が生じ
た場合においても、これらを部分的に交換するだけで液
体噴射記録ヘッドを再使用することができる。また、接
続部材を液体吐出エレメントの流体導入口から離脱する
方向に移動することにより、上述した封止用弾性部材な
どを交換することができるため、高価な液体吐出エレメ
ントに損傷を与えることがなく、しかも、この交換作業
を容易に行うことが可能である。さらに、弾性体によっ
て接続部材が常に液体導入口側に付勢されているため、
例えば封止用弾性部材の劣化に伴ってその変形量が変化
した場合であっても、接続部材と液体吐出エメレントの
液体導入口との接続部分を液密に保持することができ
る。
を用いてエレメントを有する記録ヘッドに供給管を接合
させるのに比して大幅に製造の手間を省くことができる
のみならず、従来であれば、組立後供給系が不良の場合
はヘッド全体を不良品処分としていたのが、簡単に分解
して供給系の取換えができ、かつ歩留りも向上する。同
様に、封止用弾性部材やフィルタを交換する必要が生じ
た場合においても、これらを部分的に交換するだけで液
体噴射記録ヘッドを再使用することができる。また、接
続部材を液体吐出エレメントの流体導入口から離脱する
方向に移動することにより、上述した封止用弾性部材な
どを交換することができるため、高価な液体吐出エレメ
ントに損傷を与えることがなく、しかも、この交換作業
を容易に行うことが可能である。さらに、弾性体によっ
て接続部材が常に液体導入口側に付勢されているため、
例えば封止用弾性部材の劣化に伴ってその変形量が変化
した場合であっても、接続部材と液体吐出エメレントの
液体導入口との接続部分を液密に保持することができ
る。
第1A図および第1B図は本発明液体噴射記録ヘッドの構成
の一例を示すそれぞれ側面図およびそのB−B線断面
図、 第2図はその液体噴射記録ヘッドを分解して示す斜視
図、 第3図は従来の一般的な液体噴射記録ヘッドの概念的な
斜視図、 第4A図および第4B図はその供給管接合状態の一例を示す
斜視図およびそのA−A線断面図、 第5A図および第5B図は従来のべつの形態の供給管接合状
態を示す側面図およびそのC−C線断面図である。 1……液体吐出エレメント、 1A……ハウジング、 3……オリフィス、 5……導入口、 6……液室、 7……電気接続領域、 8……ベース基板、 9……液体供給管、 10……接続部材、 11……フィルタ、 21,31……ホルダ、 22……供給路、 23……封止用弾性部材、 25,32……ねじ、 33……接続部材、 34……継手部材、 35……板ばね。
の一例を示すそれぞれ側面図およびそのB−B線断面
図、 第2図はその液体噴射記録ヘッドを分解して示す斜視
図、 第3図は従来の一般的な液体噴射記録ヘッドの概念的な
斜視図、 第4A図および第4B図はその供給管接合状態の一例を示す
斜視図およびそのA−A線断面図、 第5A図および第5B図は従来のべつの形態の供給管接合状
態を示す側面図およびそのC−C線断面図である。 1……液体吐出エレメント、 1A……ハウジング、 3……オリフィス、 5……導入口、 6……液室、 7……電気接続領域、 8……ベース基板、 9……液体供給管、 10……接続部材、 11……フィルタ、 21,31……ホルダ、 22……供給路、 23……封止用弾性部材、 25,32……ねじ、 33……接続部材、 34……継手部材、 35……板ばね。
Claims (2)
- 【請求項1】液体が供給される液室と、この液室に連通
して液体を吐出するオリフィスと、前記液室に接続して
液体供給系からの液体を前記液室内に導く液体導入口と
を有する液体吐出エレメントと、 この液体吐出エレメントが取り付けられるベース基板
と、 このベース基板に固定されるホルダと、 このホルダに対して前記液体導入口との対向方向に移動
可能に設けられて一端側が前記液体供給系に接続する接
続部材と、 この接続部材の他端側と前記液体導入口との間に介装さ
れる封止用弾性部材と、 前記ホルダと前記接続部材との間に設けられて前記封止
用弾性部材を弾性変形させつつ前記接続部材を前記液体
導入口側に付勢して前記接続部材と前記液体導入口とを
液密に接続させる弾性体と を具えたことを特徴とする液体噴射記録ヘッド。 - 【請求項2】前記封止用弾性部材と前記接続部材との間
にフィルタを装着したことを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載した液体噴射記録ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61044841A JP2592799B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 液体噴射記録ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61044841A JP2592799B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 液体噴射記録ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62201253A JPS62201253A (ja) | 1987-09-04 |
JP2592799B2 true JP2592799B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=12702697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61044841A Expired - Fee Related JP2592799B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 液体噴射記録ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592799B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7399070B2 (en) | 2004-03-09 | 2008-07-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet printer |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141183Y2 (ja) * | 1971-08-19 | 1976-10-07 | ||
JPS60171341U (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-13 | 富士通株式会社 | インクジエツトプリントヘツドの配管結合構造 |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP61044841A patent/JP2592799B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7399070B2 (en) | 2004-03-09 | 2008-07-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet printer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62201253A (ja) | 1987-09-04 |
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