JP2592624Y2 - 衝撃センサ - Google Patents

衝撃センサ

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JP2592624Y2
JP2592624Y2 JP1993024507U JP2450793U JP2592624Y2 JP 2592624 Y2 JP2592624 Y2 JP 2592624Y2 JP 1993024507 U JP1993024507 U JP 1993024507U JP 2450793 U JP2450793 U JP 2450793U JP 2592624 Y2 JP2592624 Y2 JP 2592624Y2
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JP
Japan
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magnet
stopper
reed switch
impact
sensor
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光則 後藤
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Tokin Corp
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は衝撃センサに関し、特に
リードスイッチとマグネットから構成される衝撃センサ
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衝撃センサは、衝撃が加
わるとリードスイッチの外周に配したマグネットがリー
ドスイッチの接点に近づくことにより、マグネットの磁
力でリードスイッチの接点をオンとする働きをもつ構造
である。この構造では、瞬時に高い衝撃が加わった時、
マグネットは衝撃の作用する方向とは反対方向に移動し
て第1のストッパに衝突し、その反発力と付勢用のバネ
圧力とにより最初の位置に戻されることになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来、50G、100
G程度の高い衝撃が数ms又は数10msで瞬時に加わ
った時には、マグネットの移動速度も速くなり、第1の
ストッパに強く衝突する。このため、反発力も強くな
り、マグネットが最初の位置に戻った時、マグネットの
端面は樹脂ケースなどで構成される第2のストッパに強
く衝突してバウンドし、再度第1のストッパ方向に移動
する。このバウンドが瞬時に複数回起こることにより、
リードスイッチの接点が複数回オン−オフし、チャッタ
リング現象を起こす結果となる。
【0004】したがって、本考案は従来の衝撃センサの
上記の欠点を除去し、チャッタリングの生じにくい衝撃
センサを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、樹脂ケ
ース内に収納されたリードスイッチと、このリードスイ
ッチの接点に接近した位置及び離れた位置にそれぞれ配
置された第1及び第2のストッパと、これらの間を摺動
可能に配置されたマグネットと、このマグネットを常時
前記第2のストッパに押圧待機させ、外部からの衝撃に
より前記第1のストッパに衝突したマグネットを前記第
2のストッパ位置に復帰させるように前記マグネットに
係合されたバネ部材と、前記第2のストッパにおける前
記マグネットとの衝突面部分に配置された緩衝材とを備
えたことを特徴とする衝撃センサが得られる。
【0006】
【実施例】以下、図1乃至3を用いて、本考案の実施例
を説明する。図1は本考案の衝撃センサの内部構造を示
すための断面図である。リードスイッチ11は、その中
央部にギャップを置いて互いに対向する接点11a、1
1bを備え、樹脂製のケース12のほぼ中央に収納され
ている。接点11a、11bはそれぞれリード線13
a、13bによりケース12の外部に導出されたリード
端子14a、14bに接続されている。ケース12内の
リードスイッチ11の外周部には、マグネット15及び
コイルバネ16が収容される筒状の空間であるマグネッ
ト摺動部17が形成されている。すなわち、マグネット
摺動部15はリードスイッチ11の外周部を包囲する筒
体18とケース12の側壁19との間における、リード
スイッチ11の長手方向に沿った空間により形成され
る。マグネット15及びコイルバネ16は環状に構成さ
れており、このマグネット摺動部17内の筒体18に摺
動可能に嵌合されている。
【0007】マグネット摺動部17内のリードスイッチ
11の接点11a、11bに接近した位置には第1のス
トッパ20が、また,接点11a、11bから離れた位
置には第2のストッパ21が設けられている。第2のス
トッパ21は樹脂製のケース12の側壁により形成され
る。マグネット15はマグネット摺動部17内におい
て、これらの第1及び第2のストッパ20、21の間を
摺動可能に配置されている。また、コイルバネ16はマ
グネット15を常時第2のストッパ21に押圧待機さ
せ、外部からの衝撃により図2に示すように、第1のス
トッパ20に衝突したマグネット15を第2のストッパ
21の位置に復帰させるようにマグネット15に係合さ
れている。そして、第2のストッパ21におけるマグネ
ット15との衝突面には緩衝材22が配置されている。
この緩衝材22の材料としては、ゴム状の性質を有する
ものであれば、樹脂材料の他、何でも良い。
【0008】このように構成された本考案の衝撃センサ
において、図1に示すように、矢印の方向から衝撃が加
わると、マグネット15は衝撃の加わる方向とは反対方
向に移動し、リードスイッチの接点11a、11bが磁
力により相互に接触してオンとなる。ここで、瞬時に高
い衝撃が加わる場合、マグネット15は第1のストッパ
20に強く衝突した後、その反発力とコイルバネ16の
伸長作用とにより第2のストッパ21に衝突する。しか
し、マグネット15と第2のストッパ21との間に介在
する緩衝材22の緩衝作用により、第2のストッパ21
における再バウンドは軽減されるため、マグネット15
が再びリードスイッチ接点11a、11b近くにはね返
り、チャッタリングを起こすことはなくなる。
【0009】図3は本考案の衝撃センサのチャタリング
防止効果を従来のセンサと比較して示すグラフで、
(A)は衝撃の大きさとマグネットの移動量Xを示すグ
ラフで、縦軸は衝撃の大きさとマグネットの移動量X
を、横軸に時間Tが示されている。マグネットの移動量
Xは、本考案のセンサの場合は実線で、従来のセンサの
場合は破線でそれぞれ示されている。マグネットの移動
量Xは衝撃により増減振動するが、実線のグラフは破線
のグラフに比較して早期に振動が減衰している。
【0010】図3(B)はマグネットの移動量Xの振動
により引き起こされるリードスイッチのオン−オフ時間
を示すグラフである。同図から解るように、従来のセン
サではリードスイッチのオン−オフが繰り返されるが、
本考案のセンサでは1回のオン−オフでその動作が終了
している。
【0011】
【考案の効果】以上述べた本考案の衝撃センサにおいて
は、マグネットとケース内部の端面間に緩衝材を介在さ
せることにより、マグネットの再バウンドを小さくし、
リードスイッチのチャッタリングを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の衝撃センサの実施例を示す断面図であ
る。
【図2】本考案の衝撃センサの動作を説明するための部
分断面図である。
【図3】本考案の衝撃センサのチャタリング防止効果を
従来のセンサと比較して示す図である。
【符号の説明】
11 リードスイッチ 11a、11b 接点 12 ケース 13a、13b リード線 14a、14b リード端子 15 マグネット 16 コイルバネ 17 マグネット摺動部 18 筒体 19 側壁 20 第1のストッパ 21 第2のストッパ 22 緩衝材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 35/14

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂ケース内に収納されたリードスイッ
    チと、このリードスイッチの接点に接近した位置及び離
    れた位置にそれぞれ配置された第1及び第2のストッパ
    と、これらの間を摺動可能に配置されたマグネットと、
    このマグネットを常時前記第2のストッパに押圧待機さ
    せ、外部からの衝撃により前記第1のストッパに衝突し
    たマグネットを前記第2のストッパ位置に復帰させるよ
    うに前記マグネットに係合されたバネ部材と、前記第2
    のストッパにおける前記マグネットとの衝突面部分に配
    置された緩衝材とを備えたことを特徴とする衝撃セン
    サ。
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