JP2592474B2 - フラットケーブルの製造方法 - Google Patents
フラットケーブルの製造方法Info
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- JP2592474B2 JP2592474B2 JP30826187A JP30826187A JP2592474B2 JP 2592474 B2 JP2592474 B2 JP 2592474B2 JP 30826187 A JP30826187 A JP 30826187A JP 30826187 A JP30826187 A JP 30826187A JP 2592474 B2 JP2592474 B2 JP 2592474B2
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Links
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、適当な心線本数ずつ分線され融着されたフ
ラットケーブルを製造する方法に関する。
ラットケーブルを製造する方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来からコンピュータ等の電子機器に使用されるフラ
ットケーブルを製造するには、量産効果を高めるため
に、例えば100心程度の絶縁心線を並列に配置し、ヒー
トプレス等で絶縁被覆を一体に融着した後、カミソリ刃
のような切断刃のついた分線カッタが取着された分線台
上を通し、このカッタで、所定の心線数ごとに絶縁被覆
を切り分ける方法が採られていた。
ットケーブルを製造するには、量産効果を高めるため
に、例えば100心程度の絶縁心線を並列に配置し、ヒー
トプレス等で絶縁被覆を一体に融着した後、カミソリ刃
のような切断刃のついた分線カッタが取着された分線台
上を通し、このカッタで、所定の心線数ごとに絶縁被覆
を切り分ける方法が採られていた。
しかしながらこのような分線方法においては、分線カ
ッタのセットずれや心線のわん曲、蛇行のために、被覆
内部の導体を傷つけたり或いは導体露出を引き起こした
りしやすいという問題があった。
ッタのセットずれや心線のわん曲、蛇行のために、被覆
内部の導体を傷つけたり或いは導体露出を引き起こした
りしやすいという問題があった。
[発明の目的] 本発明はこのような問題を解決するためになされたも
ので、被覆内部の導体を傷つけることなく、所定の心線
本数ずつ分線されたフラットケーブルを効率的に製造す
る方法を提供することを目的とする。
ので、被覆内部の導体を傷つけることなく、所定の心線
本数ずつ分線されたフラットケーブルを効率的に製造す
る方法を提供することを目的とする。
[発明の概要] 本発明のフラットケーブルの製造方法は、導体上に熱
可塑性樹脂が被覆された絶縁心線の複数本を、同一平面
上に並列に配置してなる心線群を、ヒートプレス金型に
通し、隣接する心線の絶縁被覆を融着するにあたり、前
記金型の心線走行路に、所定の間隔をおいてかつ走行方
向に沿って、表面に耐熱性のフッ素系樹脂が被覆された
1本または複数本の分線ロッドを配置し、これらの分線
ロッド間を走行する心線群ごとに、絶縁被覆を融着一体
化することを特徴としている。
可塑性樹脂が被覆された絶縁心線の複数本を、同一平面
上に並列に配置してなる心線群を、ヒートプレス金型に
通し、隣接する心線の絶縁被覆を融着するにあたり、前
記金型の心線走行路に、所定の間隔をおいてかつ走行方
向に沿って、表面に耐熱性のフッ素系樹脂が被覆された
1本または複数本の分線ロッドを配置し、これらの分線
ロッド間を走行する心線群ごとに、絶縁被覆を融着一体
化することを特徴としている。
[発明の実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
実施例においては、図面に示すように、導体上にポリ
エチレンのような熱可塑性樹脂が被覆された絶縁心線
(1)の複数本を、同一平面上に並列に配置した状態で
連続的に走行させながら、この心線群を以下に示すよう
な構造のヒートプレス金型(2)を通す。すなわち、硬
銅製のロッドの表面に、ポリテトラフルオロエチレンの
ような耐熱性のフッ素樹脂が被覆された棒状の分線ロッ
ド(3)が、走行路上に所定の間隔をおいてかつ走行方
向に対して平行に配設された構造の金型(2)を用い、
この金型(2)内の分線ロッド(3)間を心線群を所定
の本数ずつ分割された状態で通し、分割された心線群ご
とにこれらの絶縁被覆を融着させる。こうして、融着一
体化の段階で所定の本数ずつ分線されたフラットケーブ
ル(4)が得られる。
エチレンのような熱可塑性樹脂が被覆された絶縁心線
(1)の複数本を、同一平面上に並列に配置した状態で
連続的に走行させながら、この心線群を以下に示すよう
な構造のヒートプレス金型(2)を通す。すなわち、硬
銅製のロッドの表面に、ポリテトラフルオロエチレンの
ような耐熱性のフッ素樹脂が被覆された棒状の分線ロッ
ド(3)が、走行路上に所定の間隔をおいてかつ走行方
向に対して平行に配設された構造の金型(2)を用い、
この金型(2)内の分線ロッド(3)間を心線群を所定
の本数ずつ分割された状態で通し、分割された心線群ご
とにこれらの絶縁被覆を融着させる。こうして、融着一
体化の段階で所定の本数ずつ分線されたフラットケーブ
ル(4)が得られる。
また、分線ロッド(3)の表面が耐熱性と剥離性に優
れたフッ素樹脂で覆われているので、心線(1)の絶縁
被覆がこれに接着することがなく、効率よく分線および
製造を行うことができる。
れたフッ素樹脂で覆われているので、心線(1)の絶縁
被覆がこれに接着することがなく、効率よく分線および
製造を行うことができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明においては、
導体表面に傷をつけることなく、所定の本数ずつに分線
されフラットケーブルを効率的に製造することができ
る。
導体表面に傷をつけることなく、所定の本数ずつに分線
されフラットケーブルを効率的に製造することができ
る。
図面は本発明のフラットケーブルの製造方法の実施例を
説明するための平面図である。 (1)……絶縁心線 (2)……ヒートプレス金型 (3)……分線ロッド
説明するための平面図である。 (1)……絶縁心線 (2)……ヒートプレス金型 (3)……分線ロッド
Claims (1)
- 【請求項1】導体上に熱可塑性樹脂が被覆された絶縁心
線の複数本を、同一平面上に並列に配置してなる心線群
を、ヒートプレス金型に通し、隣接する心線の絶縁被覆
を融着するにあたり、前記金型の心線走行路に、所定の
間隔をおいてかつ走行方向に沿って、表面に耐熱性のフ
ッ素系樹脂が被覆された1本または複数本の分線ロッド
を配置し、これらの心線ロッド間を走行する心線群ごと
に、絶縁被覆を融着一体化することを特徴とするフラッ
トケーブルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30826187A JP2592474B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | フラットケーブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30826187A JP2592474B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | フラットケーブルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01149313A JPH01149313A (ja) | 1989-06-12 |
JP2592474B2 true JP2592474B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=17978879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30826187A Expired - Lifetime JP2592474B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | フラットケーブルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592474B2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-04 JP JP30826187A patent/JP2592474B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01149313A (ja) | 1989-06-12 |
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