JP2591785Y2 - コイルフィラメントの継線装置 - Google Patents

コイルフィラメントの継線装置

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JP2591785Y2
JP2591785Y2 JP1993040287U JP4028793U JP2591785Y2 JP 2591785 Y2 JP2591785 Y2 JP 2591785Y2 JP 1993040287 U JP1993040287 U JP 1993040287U JP 4028793 U JP4028793 U JP 4028793U JP 2591785 Y2 JP2591785 Y2 JP 2591785Y2
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coil filament
coil
filament
lead wires
lead wire
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孝志 峰田
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孝志 峰田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電球におけるコイルフ
ィラメントとリード線との継線装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱線不透過型電球等におけるよ
うな白熱電球のコイルフィラメントは、バルブの中心軸
上に正しく位置するように製作されることが求められ
る。そして、そのコイルフィラメントとリード線との継
線に際しては、継線部分の構成が簡潔で継線の工程も容
易であることが求められる。
【0003】そこで、本考案者は特開平2−28806
2号公報(以下、先発明という。)において、図3に示
すようなコイルフィラメントの継線装置を提案した。す
なわち、図示の継線装置では、直線上に対向して継線部
2a,3aが配設された一対のリード線2,3の上記両
継線部2a,3aに、コイルフィラメント1の両端円周
上から互いに反対方向へ同一直線上に形成された脚片1
a,1bを継線するに際し、前記リード線の継線部2
a,3aに間隔調整用サブコイル6,6を取付け、この
間隔調整用サブコイル6,6が取付けられたリード線
2,3の継線部2a,3aとコイルフィラメント1の脚
片1a,1bとが、継線部2a,3aの中心軸とコイル
フィラメント1の中心軸とが一致するように、それぞれ
の周側で並接され、該並接部を固定用サブコイル4,4
により嵌合固定している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記先発明
のコイルフィラメントの継線装置においては、上下一対
のリード線2,3の継線部2a,3aの中心軸とコイル
フィラメント1の中心軸とを相互に一致させるために、
間隔調整用サブコイル6,6が不可欠となっており、そ
れだけ部品点数が増加するという問題点があった。ま
た、コイルフィラメント1と、上下一対のリード線2,
3の継線部2a,3aとを継線するに際しては、あらか
じめ間隔調整用サブコイル6,6を嵌合固定する作業が
必要となっており、その分、組立工数が増加するという
問題点があった。そして、これらの問題点を有していた
ために、製品のコスト高を招くという問題点を併有して
いた。本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、間
隔調整用サブコイルを必要とせずに上下リード線の継線
部の中心軸とコイルフィラメントの中心軸とを相互に一
致させることのできるコイルフィラメントの継線装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案のコイルフィラメントの継線装置では、直線上
に対向して継線部が配設された一対のリード線の前記両
継線部に、コイルフィラメントの両端から互いに反対方
向へ同一直線上に立ち上げて形成されたコイルフィラメ
ントの両脚片を、固定用サブコイルにより嵌合固定して
なるコイルフィラメントの継線装置において、前記コイ
ルフィラメントの両脚片を、前記コイルフィラメントの
中心軸と前記リード線の継線部の中心軸とが一致するコ
イルフィラメントの半径方向へ変位させた位置に立ち上
げて形成することとした。
【0006】
【作用】上記構成からなる本考案のコイルフィラメント
の継線装置では、コイルフィラメントの両脚片の立ち上
げ位置を、該コイルフィラメントの中心軸とリード線の
継線部の中心軸とが一致するように半径方向に変位させ
て形成しているので、コイルフィラメントの中心軸を、
上下リード線の継線部の中心軸に一致するようにコイル
フィラメント脚片とリード線の継線部とを添わせれば、
両者にサブコイルを嵌合することのみによりコイルフィ
ラメントの中心軸とリード線の中心軸が一致した状態で
コイルフィラメントとリード線とが継線される。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本考案に係るコイ
ルフィラメントの継線装置の実施例を説明する。図1に
おいて、(A)はコイルフィラメント1の一部を省略し
た正面図、(B)はその上面図である。このコイルフィ
ラメント1はダブルコイルフィラメントであって、その
上下両端から、互いに上下反対方向で同一直線上に、脚
片1a,1bが形成されており、これら脚片1a,1b
は、コイルフィラメント1の外径から中心方向へ向けて
W3 だけ変位させた位置から立ち上げられている。ここ
で、コイルフィラメント1の1次コイルの外径W1 は
0.5mm、2次コイルの外径W2 は2.0mm、上記
立ち上げの変位量W3 は0.3mm、に構成されてい
る。
【0008】(C)は上側のリード線2の正面図であ
り、このリード線2は、上端部に垂直な継線部2aが形
成され、この継線部2aからクランク状に下方へ折り曲
げられており、その外径W4 は0.4mmに構成されて
いる。また下側のリード線3は、上側が垂直な継線部3
aに形成され、下側が適宜角度で外方へ折り曲げられて
おり、その外径は上側のリード線2と同様の0.4mm
に構成されている。
【0009】(D)は固定用サブコイル4の正面図で、
その内径W5 は0.9mmに構成されている。ここで、
上記各部の寸法の関係を示せば、 W3 =W2 /2−(W1 +W4 /2) W5 =W1 +W4 となっている。
【0010】このように構成されたコイルフィラメント
1と、上下一対のリード線2,3の継線部2a,3aと
を継線するに際しては、まず、上下一対のリード線2,
3の継線部2aと3aの中心がそれぞれの中心軸CL上
で一致するように、両リード線2,3の下側をリード線
保持用石英片封止部5により封着する。つぎに、コイル
フィラメント1の中心軸がリード線2,3の中心軸と一
致するように、上下の脚片1a,1bを上下のリード線
2,3の継線部2a,3aに添わせ、それぞれに固定用
サブコイル4,4を嵌合させ、圧接固定する。このよう
に継線すると、コイルフィラメント1の中心軸を、上下
のリード線2,3の中心軸CLと正しく一致させてリー
ド線2,3間に固定することができる。
【0011】
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案のコイルフィ
ラメントの継線装置によれば、従来技術のような間隔調
整用サブコイルを必要とせずに、上下のリード線の継線
部の中心軸とコイルフィラメントの中心軸とを相互に一
致させることができるので、コイルフィラメントの継線
装置の部品点数を削減し、組立工数を減少することがで
きるようになり、それだけ製品コストを引き下げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコイルフィラメントの継線装置の
実施例を示すもので、(A)はコイルフィラメントの一
部を省いて示す正面図、(B)はその上面図、(C)は
上側リード線の正面図、(D)は固定用サブコイルの正
面図である。
【図2】本考案に係るコイルフィラメントの継線装置の
全体正面図である。
【図3】従来のコイルフィラメントの継線装置の全体正
面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・コイルフィラメント 1a,1b・・脚片 2,3・・・・リード線 2a,3a・・継線部 4・・・・・・固定用サブコイル 5・・・・・・封止部 6・・・・・・間隔調整用サブコイル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線上に対向して継線部が配設された一対
    のリード線の前記両継線部に、コイルフィラメントの両
    端から互いに反対方向へ同一直線上に立ち上げて形成さ
    れたコイルフィラメントの両脚片を、固定用サブコイル
    により嵌合固定してなるコイルフィラメントの継線装置
    において、前記コイルフィラメントの両脚片を、前記コ
    イルフィラメントの中心軸と前記リード線の継線部の中
    心軸とが一致するコイルフィラメントの半径方向へ変位
    させた位置に立ち上げて形成したことを特徴とするコイ
    ルフィラメントの継線装置。
JP1993040287U 1993-06-29 1993-06-29 コイルフィラメントの継線装置 Expired - Lifetime JP2591785Y2 (ja)

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JPH077062U JPH077062U (ja) 1995-01-31
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