JP2591493B2 - 化合物半導体太陽電池 - Google Patents
化合物半導体太陽電池Info
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- compound semiconductor
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメサ分離型の化合物半導
体太陽電池に関する。
体太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】AlX Ga1-X As(アルミニウムガリ
ウム砒素)は、GaAs(ガリウム砒素)とその格子定
数が略等しく、かつ混晶比Xの値を変化させることによ
りバンドギャップを1.4eVから2.2eVまで変化
させることができる。このためLED(発光ダイオー
ド)や太陽電池等の半導体素子に使用されている。
ウム砒素)は、GaAs(ガリウム砒素)とその格子定
数が略等しく、かつ混晶比Xの値を変化させることによ
りバンドギャップを1.4eVから2.2eVまで変化
させることができる。このためLED(発光ダイオー
ド)や太陽電池等の半導体素子に使用されている。
【0003】図5は従来の化合物半導体太陽電池の断面
図である。
図である。
【0004】同図に示すように、板状の電極1上にn−
GaAs基板2、n−GaAs層3、p−GaAs層4
が形成されている。p−GaAs層4の上にはGaAs
表面の表面再結合を抑止するための高混晶比のp−Al
0.7 Ga0.3 Asからなるウィンドウ層5が形成されて
いる。ウィンドウ層5にはコンタクト層6と反射防止膜
7とが形成され、コンタクト層6には電極8が形成され
ている。
GaAs基板2、n−GaAs層3、p−GaAs層4
が形成されている。p−GaAs層4の上にはGaAs
表面の表面再結合を抑止するための高混晶比のp−Al
0.7 Ga0.3 Asからなるウィンドウ層5が形成されて
いる。ウィンドウ層5にはコンタクト層6と反射防止膜
7とが形成され、コンタクト層6には電極8が形成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで同図に示すよ
うにGaAs太陽電池はヘテロフェイス構造を有してお
り、pn接合部が表面(側面)に露出している。また、
半導体の結晶表面では、結晶内部とは異なり、ダングリ
ングボンドと呼ばれる未結合手が存在している。このダ
ングリングボンドに付着した酸素等の原子は表面準位を
形成し、これらの準位を介してpn接合部に表面再結合
電流が流れる。これは非発光再結合であるので、太陽電
池のような受光素子では、電流として外部に取り出すこ
とができないので損失となり、光/電流変換効率(外部
量子効率)が低下してしまう。そこでこのようなダング
リングボンドを安定化する手段として溶液による硫黄処
理が知られている。
うにGaAs太陽電池はヘテロフェイス構造を有してお
り、pn接合部が表面(側面)に露出している。また、
半導体の結晶表面では、結晶内部とは異なり、ダングリ
ングボンドと呼ばれる未結合手が存在している。このダ
ングリングボンドに付着した酸素等の原子は表面準位を
形成し、これらの準位を介してpn接合部に表面再結合
電流が流れる。これは非発光再結合であるので、太陽電
池のような受光素子では、電流として外部に取り出すこ
とができないので損失となり、光/電流変換効率(外部
量子効率)が低下してしまう。そこでこのようなダング
リングボンドを安定化する手段として溶液による硫黄処
理が知られている。
【0006】しかしながらNH4 SX 等の硫黄化合物は
高混晶比のAlGaAsを溶解してしまう。このためヘ
テロフェイス構造のGaAsセルには適用できない。ま
た乾式の処理では効果が長時間持続しない。さらにAl
GaAsは化学的に活性な物質であるため空気中の酸素
や水分によって容易に変質してしまう。この性質はAl
As混晶比が高い程顕著になる。
高混晶比のAlGaAsを溶解してしまう。このためヘ
テロフェイス構造のGaAsセルには適用できない。ま
た乾式の処理では効果が長時間持続しない。さらにAl
GaAsは化学的に活性な物質であるため空気中の酸素
や水分によって容易に変質してしまう。この性質はAl
As混晶比が高い程顕著になる。
【0007】太陽電池は実際の使用環境ではモジュール
に収容されているが、完全に密閉されているわけではな
いので劣化してしまう。
に収容されているが、完全に密閉されているわけではな
いので劣化してしまう。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、外部量子効率が高く、信頼性が高い化合物半導体太
陽電池を提供することにある。
し、外部量子効率が高く、信頼性が高い化合物半導体太
陽電池を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、化合物半導体の受光部をメサ分離型に形成
し、そのメサ周囲のpn接合部を含む表面を硫黄化合物
又はセレン化合物で覆ったものである。
に本発明は、化合物半導体の受光部をメサ分離型に形成
し、そのメサ周囲のpn接合部を含む表面を硫黄化合物
又はセレン化合物で覆ったものである。
【0010】本発明は上記構成に加え、受光部に形成さ
れ表面再結合を防止するためのウィンドウ層がAlX G
a1-X Asからなるものである。
れ表面再結合を防止するためのウィンドウ層がAlX G
a1-X Asからなるものである。
【0011】本発明は上記構成に加え、硫黄化合物又は
セレン化合物がスパッタリング法で形成されたものであ
る。
セレン化合物がスパッタリング法で形成されたものであ
る。
【0012】本発明は上記構成に加え、硫黄化合物又は
セレン化合物の上に、反射を防止するための絶縁体膜を
形成したものである。
セレン化合物の上に、反射を防止するための絶縁体膜を
形成したものである。
【0013】本発明は上記構成に加え、硫黄化合物がA
s2 S3 からなるものである。
s2 S3 からなるものである。
【0014】
【作用】上記構成によれば、メサ分離型の化合物半導体
太陽電池の受光部のメサ周囲のpn接合部を含む表面が
硫黄化合物又はセレン化合物で覆われているので、p型
半導体及びn型半導体のダングリングボンドが硫黄原子
又はセレン原子で終端化され、無駄な表面再結合電流が
流れるのが抑制される。このため外部量子効率が向上す
る。硫黄化合物又はセレン化合物の上に絶縁体膜を形成
することにより保護されるので、劣化しにくくなり信頼
性が向上する。
太陽電池の受光部のメサ周囲のpn接合部を含む表面が
硫黄化合物又はセレン化合物で覆われているので、p型
半導体及びn型半導体のダングリングボンドが硫黄原子
又はセレン原子で終端化され、無駄な表面再結合電流が
流れるのが抑制される。このため外部量子効率が向上す
る。硫黄化合物又はセレン化合物の上に絶縁体膜を形成
することにより保護されるので、劣化しにくくなり信頼
性が向上する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【0016】図1は本発明の化合物半導体太陽電池の一
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
【0017】同図に示すように平板状の電極10上にn
−GaAs基板11、n−GaAs層12、p−GaA
s層13、p−Al0.85Ga0.15Asからなるウィンド
ウ層14がこの順番で形成されていると共に、ウィンド
ウ層14からn−GaAs層12に亙ってその側面が削
り取られてメサ分離型のGaAsセルの受光部Aが形成
されている。その削り取られた側面(メサ周囲)とウィ
ンドウ層14の上面には終端化用膜としてのAs2 S3
(三硫化二砒素)膜15が形成され、As2 S3 膜15
の上には光源からの光の反射を防止する絶縁体膜として
のZnS膜16及びMgF2 膜17が形成されている。
これらMgF2 膜17、ZnS膜16、As2 S3 膜1
5を貫通してウィンドウ層14に接触するように略枠型
のコンタクト層18が形成されている。コンタクト層1
8には電極19が形成されてメサ分離型の化合物半導体
太陽電池が形成されている。
−GaAs基板11、n−GaAs層12、p−GaA
s層13、p−Al0.85Ga0.15Asからなるウィンド
ウ層14がこの順番で形成されていると共に、ウィンド
ウ層14からn−GaAs層12に亙ってその側面が削
り取られてメサ分離型のGaAsセルの受光部Aが形成
されている。その削り取られた側面(メサ周囲)とウィ
ンドウ層14の上面には終端化用膜としてのAs2 S3
(三硫化二砒素)膜15が形成され、As2 S3 膜15
の上には光源からの光の反射を防止する絶縁体膜として
のZnS膜16及びMgF2 膜17が形成されている。
これらMgF2 膜17、ZnS膜16、As2 S3 膜1
5を貫通してウィンドウ層14に接触するように略枠型
のコンタクト層18が形成されている。コンタクト層1
8には電極19が形成されてメサ分離型の化合物半導体
太陽電池が形成されている。
【0018】次に実施例の作用を述べる。
【0019】受光部Aのメサ周囲のpn接合部を含む表
面が、硫黄酸化物としてのAs2 S3 膜15で覆われて
いるので、n−GaAs層12及びp−GaAs層13
のダングリングボンドが硫黄原子で終端化されて無駄な
表面再結合電流が流れるのが抑制される。このため外部
量子効率が向上する。また、As2 S3 膜15の上に反
射を防止する絶縁体膜としてのZnS膜16、MgF2
膜17を形成することにより保護されるので、劣化しに
くくなって効果が長時間持続し信頼性が向上する。
面が、硫黄酸化物としてのAs2 S3 膜15で覆われて
いるので、n−GaAs層12及びp−GaAs層13
のダングリングボンドが硫黄原子で終端化されて無駄な
表面再結合電流が流れるのが抑制される。このため外部
量子効率が向上する。また、As2 S3 膜15の上に反
射を防止する絶縁体膜としてのZnS膜16、MgF2
膜17を形成することにより保護されるので、劣化しに
くくなって効果が長時間持続し信頼性が向上する。
【0020】図5に示した従来例のAlGaAsからな
るウィンドウ層5は高混晶比のAlGaAsの安定性の
問題から、実用的には混晶比Xは0.7が限界であっ
た。これに対して本実施例ではメサ周囲を硫黄化合物で
覆ってさらに絶縁体膜を形成することによりウィンドウ
層14の混晶比Xを0.85まで高くすることができ
た。
るウィンドウ層5は高混晶比のAlGaAsの安定性の
問題から、実用的には混晶比Xは0.7が限界であっ
た。これに対して本実施例ではメサ周囲を硫黄化合物で
覆ってさらに絶縁体膜を形成することによりウィンドウ
層14の混晶比Xを0.85まで高くすることができ
た。
【0021】終端化用膜としてのAs2 S3 膜15は、
ターゲットにAs2 S3 を用いてAr(アルゴン)でス
パッタリングすることで形成される(厚さ約5nm)。
このAs2 S3 膜15の上に、ZnS膜(厚さ約60n
m)16、MgF2 膜(厚さ約98nm)17をスパッ
タリング法で形成される。これらの膜15、16、17
は同一の装置により連続的に形成することができる。受
光部Aの表面をAs2 S3 膜15で覆ってさらに絶縁体
膜を形成することにより短絡電流密度は図2に示すよう
に23.0mA/cm2 (特性曲線L1 )から26.0
mA/cm2 (特性曲線L2 )に増加し、外部変換効
率は21.3%から24%に向上した。これは図3に示
すようにウィンドウ層の混晶比Xを0.7(特性曲線L
3 )から0.85(特性曲線L4 )にしたことにより短
波長側における外部量子効率が大きく改善されたことに
よる。また、長期間の信頼性についても図4に示すよう
にAs2 S3 膜を形成した場合(特性曲線L5 )の方が
As2 S3 膜を形成しない場合よりも劣化しにくくなる
ことがわかる(特性曲線L6 )。
ターゲットにAs2 S3 を用いてAr(アルゴン)でス
パッタリングすることで形成される(厚さ約5nm)。
このAs2 S3 膜15の上に、ZnS膜(厚さ約60n
m)16、MgF2 膜(厚さ約98nm)17をスパッ
タリング法で形成される。これらの膜15、16、17
は同一の装置により連続的に形成することができる。受
光部Aの表面をAs2 S3 膜15で覆ってさらに絶縁体
膜を形成することにより短絡電流密度は図2に示すよう
に23.0mA/cm2 (特性曲線L1 )から26.0
mA/cm2 (特性曲線L2 )に増加し、外部変換効
率は21.3%から24%に向上した。これは図3に示
すようにウィンドウ層の混晶比Xを0.7(特性曲線L
3 )から0.85(特性曲線L4 )にしたことにより短
波長側における外部量子効率が大きく改善されたことに
よる。また、長期間の信頼性についても図4に示すよう
にAs2 S3 膜を形成した場合(特性曲線L5 )の方が
As2 S3 膜を形成しない場合よりも劣化しにくくなる
ことがわかる(特性曲線L6 )。
【0022】尚、図2は図1に示した化合物半導体太陽
電池の出力特性を示す図である。図2において横軸は電
圧を示し、縦軸は短絡電流密度を示している。図3は図
1に示した化合物半導体太陽電池の分光感度特性を示す
図である。図3において横軸は波長を示し、縦軸は外部
量子効率を示している。図4は図1に示した化合物半導
体太陽電池の短絡電流の経時変化を示す図である。図4
において横軸は光照射時間を示し、縦軸は短絡電流密度
を示している。
電池の出力特性を示す図である。図2において横軸は電
圧を示し、縦軸は短絡電流密度を示している。図3は図
1に示した化合物半導体太陽電池の分光感度特性を示す
図である。図3において横軸は波長を示し、縦軸は外部
量子効率を示している。図4は図1に示した化合物半導
体太陽電池の短絡電流の経時変化を示す図である。図4
において横軸は光照射時間を示し、縦軸は短絡電流密度
を示している。
【0023】次に最適条件について述べる。
【0024】図1においてAs2 S3 膜15の厚さtに
ついては、太陽電池表面の全面が確実に硫黄原子により
終端化されるためには最低2nmの厚さが必要である。
一方、As2 S3 は短波長の光を吸収するので、光の吸
収損失を5%以内に抑えるためAs2 S3 膜15の厚さ
tは最大で10nmである(2nm≦t≦10nm)。
ついては、太陽電池表面の全面が確実に硫黄原子により
終端化されるためには最低2nmの厚さが必要である。
一方、As2 S3 は短波長の光を吸収するので、光の吸
収損失を5%以内に抑えるためAs2 S3 膜15の厚さ
tは最大で10nmである(2nm≦t≦10nm)。
【0025】以上において本実施例によれば、硫黄化合
物に続いて反射膜等の絶縁膜を同一装置内で連続形成す
ることにより、製造工程は従来と比べて複雑になること
なく性能を向上させることができる。また、屋外の使用
において長期間安定した性能を保持することができる。
物に続いて反射膜等の絶縁膜を同一装置内で連続形成す
ることにより、製造工程は従来と比べて複雑になること
なく性能を向上させることができる。また、屋外の使用
において長期間安定した性能を保持することができる。
【0026】尚、本実施例ではGaAsセルを用いて説
明したが、GaAsセルの代わりにAlGaAsセルを
用いてもよい。基本構造はGaAsセルと同一で、表面
にはGa2 Se3 膜(厚さ約5nm)をスパッタリング
法により形成する。その上に絶縁体膜としてTiO2 膜
(厚さ約40nm)、SiO2 膜(厚さ約100nm)
をスパッタリング法で連続形成する。GaAs太陽電池
の場合と同様にGa2Se3 により外部量子効率が向上
する効果は、SiO2 膜を形成することにより保護され
るため、変換効率の向上が長時間持続されて信頼性が向
上する。また、受光部のメサ周囲のpn接合部を含む表
面を硫黄酸化物で覆ったが、これに限定されるものでは
なく、セレン化合物で覆ってもよい。
明したが、GaAsセルの代わりにAlGaAsセルを
用いてもよい。基本構造はGaAsセルと同一で、表面
にはGa2 Se3 膜(厚さ約5nm)をスパッタリング
法により形成する。その上に絶縁体膜としてTiO2 膜
(厚さ約40nm)、SiO2 膜(厚さ約100nm)
をスパッタリング法で連続形成する。GaAs太陽電池
の場合と同様にGa2Se3 により外部量子効率が向上
する効果は、SiO2 膜を形成することにより保護され
るため、変換効率の向上が長時間持続されて信頼性が向
上する。また、受光部のメサ周囲のpn接合部を含む表
面を硫黄酸化物で覆ったが、これに限定されるものでは
なく、セレン化合物で覆ってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【0028】メサ周囲のpn接合部を含む側面を、硫黄
化合物又はセレン化合物で覆ったので、外部量子効率が
高く、信頼性が高い化合物半導体太陽電池を実現するこ
とができる。
化合物又はセレン化合物で覆ったので、外部量子効率が
高く、信頼性が高い化合物半導体太陽電池を実現するこ
とができる。
【図1】本発明の化合物半導体太陽電池の一実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】図1に示した化合物半導体太陽電池の出力特性
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図1に示した化合物半導体太陽電池の分光感度
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図4】図1に示した化合物半導体太陽電池の短絡電流
の経時変化を示す図である。
の経時変化を示す図である。
【図5】従来の化合物半導体太陽電池の断面図である。
10、19 電極 11 n−GaAs基板 12 n−GaAs層 13 p−GaAs層 14 ウィンドウ層 15 硫黄化合物(As2 S3 膜) 16 ZnS膜 17 MgF2 膜 18 コンタクト層 A 受光部
Claims (5)
- 【請求項1】 化合物半導体の受光部をメサ分離型に形
成し、そのメサ周囲のpn接合部を含む表面を硫黄化合
物又はセレン化合物で覆ったことを特徴とする化合物半
導体太陽電池。 - 【請求項2】 上記受光部に形成され表面再結合を防止
するためのウィンドウ層がAlX Ga1-X Asからなる
請求項1記載の化合物半導体太陽電池。 - 【請求項3】 上記硫黄化合物又は上記セレン化合物が
スパッタリング法で形成された請求項1記載の化合物半
導体太陽電池。 - 【請求項4】 上記硫黄化合物又は上記セレン化合物の
上に、反射を防止するための絶縁体膜を形成した請求項
1記載の化合物半導体太陽電池。 - 【請求項5】 上記硫黄化合物がAs2 S3 からなる請
求項1記載の化合物半導体太陽電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6228105A JP2591493B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 化合物半導体太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6228105A JP2591493B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 化合物半導体太陽電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0897449A JPH0897449A (ja) | 1996-04-12 |
JP2591493B2 true JP2591493B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=16871284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6228105A Expired - Fee Related JP2591493B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 化合物半導体太陽電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591493B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2007239746B2 (en) * | 2006-04-14 | 2011-10-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Solar cell, solar cell module using the solar cell and method for manufacturing the solar cell module |
JP5078415B2 (ja) * | 2006-04-14 | 2012-11-21 | シャープ株式会社 | 太陽電池の製造方法、及び太陽電池モジュールの製造方法 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP6228105A patent/JP2591493B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0897449A (ja) | 1996-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |