JP2591137B2 - 位相調整装置の構成 - Google Patents
位相調整装置の構成Info
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- JP2591137B2 JP2591137B2 JP1017594A JP1759489A JP2591137B2 JP 2591137 B2 JP2591137 B2 JP 2591137B2 JP 1017594 A JP1017594 A JP 1017594A JP 1759489 A JP1759489 A JP 1759489A JP 2591137 B2 JP2591137 B2 JP 2591137B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
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- Measuring Phase Differences (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、位相調整装置の構成に関するものである。
「従来の技術」 従来の一実施例を第３図と第４図に示す。第３図は位
相調整装置使用状態の単線結線略図であり、位相調整装
置３は、連系開閉器２の両側の配電線路1A、1Bに接続ケ
ーブル8A、8Bにて接続する。位相調整装置内部では、接
続ケーブル8Aは遮断器4Aを介して位相調整器５と接続さ
れており、同様に接続ケーブル8Bは遮断器4Bを介して位
相調整器５の接続されており、遮断器4Bの両端に変成器
6A、6Bが接続され、変成器の信号を受けて位相調整器５
および遮断器4A、4Bの操作を行う制御盤７が配置されて
いる。
相調整装置使用状態の単線結線略図であり、位相調整装
置３は、連系開閉器２の両側の配電線路1A、1Bに接続ケ
ーブル8A、8Bにて接続する。位相調整装置内部では、接
続ケーブル8Aは遮断器4Aを介して位相調整器５と接続さ
れており、同様に接続ケーブル8Bは遮断器4Bを介して位
相調整器５の接続されており、遮断器4Bの両端に変成器
6A、6Bが接続され、変成器の信号を受けて位相調整器５
および遮断器4A、4Bの操作を行う制御盤７が配置されて
いる。
遮断器4Aを投入し位相調整器５により位相角度を調整
し、遮断器4Bを投入してループを完了する。連系開閉器
２の両端の位相が一方に対し他方が進みか遅れかが決っ
ていないため、位相調整器の位相調整幅は進み側遅れ側
共同じ幅を有する。第４図は位相調整器の結線の一実施
例を示し、位相調整用タップ巻線9A、9B、9Cは進みタッ
プと遅れタップを有し、タップ切換器11の
切換えにより位相差の調整を行う。
し、遮断器4Bを投入してループを完了する。連系開閉器
２の両端の位相が一方に対し他方が進みか遅れかが決っ
ていないため、位相調整器の位相調整幅は進み側遅れ側
共同じ幅を有する。第４図は位相調整器の結線の一実施
例を示し、位相調整用タップ巻線9A、9B、9Cは進みタッ
プと遅れタップを有し、タップ切換器11の
切換えにより位相差の調整を行う。
「発明が解決しようとする課題」 位相調整用タップ巻線が進み遅れとも同容量必要とな
り、位相調整器が大形化すると共にタップ切換器の切換
接点数が多くなり高価となる。
り、位相調整器が大形化すると共にタップ切換器の切換
接点数が多くなり高価となる。
位相調整装置の一般的な使用方法は車両搭載形であ
り、この位相調整器が大形化することは車両の大形化を
まねくことになる。
り、この位相調整器が大形化することは車両の大形化を
まねくことになる。
「課題を解決するための手段」 位相調整器の位相調整幅の進みか遅れのいずれか一方
を他方より狭くするか無くし、連系箇所両端の位相が一
方に対し他方が進みか遅れかを判定できる位相測定器を
設ける。
を他方より狭くするか無くし、連系箇所両端の位相が一
方に対し他方が進みか遅れかを判定できる位相測定器を
設ける。
「作用」 位相測定器により連系箇所両端の位相が一方に対し他
方が進みか遅れかを判定し、位相調整器の位相調整範囲
に入るよう位相調整装置を接続ケーブルにて電線路に活
線接続することにより、位相調整幅が進み遅れとも同じ
幅を有する位相調整装置と同等の性能を得ることが可能
となる。
方が進みか遅れかを判定し、位相調整器の位相調整範囲
に入るよう位相調整装置を接続ケーブルにて電線路に活
線接続することにより、位相調整幅が進み遅れとも同じ
幅を有する位相調整装置と同等の性能を得ることが可能
となる。
「実施例」 第１図と第２図は本発明の一実施例を示す。第１図は
位相調整装置使用状態の単線結線略図であり、位相調整
装置３内部では、接続ケーブル8Aは遮断器4Aを介して位
相調整器５の入力側に接続されており、同様に接続ケー
ブル8Bは遮断器4Bを介して位相調整器５の出力側に接続
されており、遮断器4Bの両端に変成器6A、6Bが接続さ
れ、変成器の信号を受けて位相調整器５および遮断器4
A、4Bの操作を行う制御盤７が配置されている。ここで
位相調整器５の位相調整幅は進みまたは遅れのいずれか
一方だけを有するものである。連系開閉器２の両側の配
電線路1A、1Bに位相測定器10を接続し、配電線路の一方
に対する他方の位相の進み遅れを判定した後、位相調整
器５の位相調整範囲に入るよう接続ケーブル8Aを配線路
1A、1Bのいずれか一方に接続し、他方に接続ケーブル8B
を接続する。遮断器4Aを投入し位相調整器５により位相
角度を調整し、遮断器4Bを投入してループを完了する。
第２図は位相調整器の結線の一実施例を示し、位相調整
用タップ巻線9A、9B、9Cは進みタップのみを有し、タッ
プ切換器11により位相差の調整を行う。ここで第２図は
進みタップのみの場合を示したが遅れタップのみにした
場合でも同じ効果が得られる。さらに、進み遅れタップ
のいずれか一方を他方よりタップ数を少なくすることも
可能である。
位相調整装置使用状態の単線結線略図であり、位相調整
装置３内部では、接続ケーブル8Aは遮断器4Aを介して位
相調整器５の入力側に接続されており、同様に接続ケー
ブル8Bは遮断器4Bを介して位相調整器５の出力側に接続
されており、遮断器4Bの両端に変成器6A、6Bが接続さ
れ、変成器の信号を受けて位相調整器５および遮断器4
A、4Bの操作を行う制御盤７が配置されている。ここで
位相調整器５の位相調整幅は進みまたは遅れのいずれか
一方だけを有するものである。連系開閉器２の両側の配
電線路1A、1Bに位相測定器10を接続し、配電線路の一方
に対する他方の位相の進み遅れを判定した後、位相調整
器５の位相調整範囲に入るよう接続ケーブル8Aを配線路
1A、1Bのいずれか一方に接続し、他方に接続ケーブル8B
を接続する。遮断器4Aを投入し位相調整器５により位相
角度を調整し、遮断器4Bを投入してループを完了する。
第２図は位相調整器の結線の一実施例を示し、位相調整
用タップ巻線9A、9B、9Cは進みタップのみを有し、タッ
プ切換器11により位相差の調整を行う。ここで第２図は
進みタップのみの場合を示したが遅れタップのみにした
場合でも同じ効果が得られる。さらに、進み遅れタップ
のいずれか一方を他方よりタップ数を少なくすることも
可能である。
「発明の効果」 本発明の構成を採用することにより、次のような効果
がある。
がある。
（１）位相調整幅を狭くすることができるため位相調整
器の変圧器部が小形、軽量化し安価となる。
器の変圧器部が小形、軽量化し安価となる。
（２）タップ切換器の切換接点数が減少し安価となる。
（３）位相調整器全体が小形、軽量化し、より小さな車
両への搭載が可能となる。
両への搭載が可能となる。
第１図と第２図は本発明の一実施例を示す単線結線略図
と位相調整器の結線図である。第３図と第４図は従来の
一実施例を示す単線結線略図と位相調整器の結線図であ
る。 1A、1B……配電線路、２……連系開閉器、 ３……位相調整装置、4A、4B……遮断器、 ５……位相調整器、6A、6B……変成器、 ７……制御盤、8A、8B……接続ケーブル、 9A、9B、9C……位相調整用タップ巻線、 10……位相測定器、11……タップ切換器
と位相調整器の結線図である。第３図と第４図は従来の
一実施例を示す単線結線略図と位相調整器の結線図であ
る。 1A、1B……配電線路、２……連系開閉器、 ３……位相調整装置、4A、4B……遮断器、 ５……位相調整器、6A、6B……変成器、 ７……制御盤、8A、8B……接続ケーブル、 9A、9B、9C……位相調整用タップ巻線、 10……位相測定器、11……タップ切換器
Claims (1)
- 【請求項１】異電源系統間の連系箇所において、連系箇
所の両側電線路に活線で接続し無停電でループ切替を行
う位相調整装置において、位相調整器の位相調整幅の進
みか遅れのいずれか一方を他方より狭くするか無くし、
連系箇所の位相の進み遅れをあらかじめ位相測定器によ
り判定し、位相調整器の位相調整範囲に入るよう位相調
整装置を電線路へ接続することを特徴とした位相調整装
置の構成。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1017594A JP2591137B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 位相調整装置の構成 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1017594A JP2591137B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 位相調整装置の構成 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02201170A JPH02201170A (ja) | 1990-08-09 |
| JP2591137B2 true JP2591137B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=11948222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1017594A Expired - Fee Related JP2591137B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 位相調整装置の構成 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591137B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0698092A (ja) * | 1992-09-14 | 1994-04-08 | Olympus Optical Co Ltd | スキャナシステム |
-
1989
- 1989-01-30 JP JP1017594A patent/JP2591137B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02201170A (ja) | 1990-08-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |