JP2590855Y2 - 米びつ - Google Patents

米びつ

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JP2590855Y2
JP2590855Y2 JP1992010597U JP1059792U JP2590855Y2 JP 2590855 Y2 JP2590855 Y2 JP 2590855Y2 JP 1992010597 U JP1992010597 U JP 1992010597U JP 1059792 U JP1059792 U JP 1059792U JP 2590855 Y2 JP2590855 Y2 JP 2590855Y2
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JP
Japan
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rice
door
front panel
guide plate
bin
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JP1992010597U
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武 山崎
智 市川
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MK Seiko Co Ltd
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MK Seiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は貯蔵した米を計量排出す
る米びつに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、米を貯蔵し必要時に単位量の米
を計量排出する米びつが使用されているが、このような
米びつを収納庫内に一体的に組み込んで使用することが
増えている。この場合、米びつの上部には電子レンジ等
の物品が載置されることが多いため、本体の前面上部に
開閉自在の扉を取付け、該扉を開成し米を投入するよう
にしている。
【0003】従来この種の米びつに関し、図5に示すよ
うな米扉及び前面パネルの構造を有するものが知られて
いる。この米扉30は、ともに合成樹脂からなる表板3
0aと裏板30bを嵌着固定して形成し、覗き窓を有す
る前面パネル31の上部に回動自在に枢着されている。
前記米扉30の裏板30aには、米貯蔵室内に米を案内
する案内壁32と、該案内壁32の左右両端部に垂設さ
れる扇状のガイド壁33と、該ガイド壁33の下端部に
軸孔34aを穿設した回転片34とが成形されている。
前記案内壁32は垂直に形成され、米扉30を開成する
と米扉30の開放角に合わせて傾斜し、米を貯蔵室内に
導くものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
構造の米扉及び前面パネルを曲面形状とするいわゆるラ
ウンドフォルムに形成すると、米扉の開閉ができないた
め、設計上の制約ができてしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために本考案は、覗き窓18を有する前面パネル6
と、該前面パネル6の上方に開口する米投入口7と、該
米投入口7を開閉する米扉8とを本体前面に設け、該米
扉8を開成して本体内部に備える米貯蔵室4に米を供給
するようにした米びつにおいて、米扉8の裏面に、上部
Xから下部Yにかけて米貯蔵室4側に傾斜させた案内板
13bを形成し、該案内板13bの両側端部に米の投入
をガイドする扇状のガイド体13cを垂設するととも
に、該ガイド体13cの下端部を前記前面パネル6内に
突出させて米扉8の回動を支持する回転リブ13fを形
成し、且つ前記案内板13bを回転リブ13fに沿って
断面略逆L字状に延出させた米びつを提供するものであ
る。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の一実施例につ
いて説明する。図1は本考案の米びつを備えた収納庫の
全体斜視図である。1は収納庫本体で、米びつ部2と収
納部3が形成されている。図2は米びつ部の側部断面図
である。米びつ部2は箱状に形成され、内部に米貯蔵室
4及び米計量部5を有している。米貯蔵室4の前面には
覗き窓18を備えた前面パネル6が取り付けられ、該前
面パネル6の上部に開口した米投入口7には米扉8が取
り付けられる。この前面パネル6及び米扉8は前面が湾
曲したラウンドフォルムを形成している。米計量部5は
前面に計量レバー9を配設し、該レバー9を押圧するこ
とにより所定量の米を米計量部5の下部に備える米受け
10に計量排出する。11は米びつ本体の上部に備えら
れる引出である。
【0007】図3は米扉8と前面パネル6の背面図、図
4は米扉8と前面パネル6の側部断面図である。前記米
扉8は扉表板12と扉裏板13を嵌着固定して形成され
ている。扉表板12は前面が凸面状に湾曲され、裏側に
扉裏板13が嵌合するように嵌合フレーム12aが形成
されている。嵌合フレーム12aは、扉表板12の上板
12bと、内面に立設する縦リブ12c,12cと、縦
リブを結ぶ底板12dより形成される。嵌合フレーム1
2aの上板12b及び縦リブ12cの交点には凸部14
が下方に突設し、底板12dには係合孔15が穿設され
ている。扉裏板13は嵌合フレーム12aに嵌合する大
きさの嵌合フレーム13aが形成され、上部裏面に前記
凸部14に嵌合する凹部16が凹設し、下部には係合孔
15に係合する先端に爪17aを備えた係合片17を配
設している。こうして、米扉8は扉表板12の凸部14
と扉裏板13の凹部16を嵌め合わせるとともに係合孔
15と係合片17を係合して嵌合フレーム12aとフレ
ーム13aを嵌着させて取り付けている。
【0008】嵌合フレーム13aの裏面は、米を貯蔵室
4内に導く案内板13bとなり、その案内板13bの左
右両端部には略扇状のガイド体13c,13cが垂設さ
れている。ガイド体13c,13cの端部には、米扉8
の開度を制限する係止部13dが凸設されるとともに下
方端部には軸孔13eを穿設した回転リブ13fが前方
に凸設されている。前記案内板13bはガイド体13c
が垂設される位置Xから垂直よりも内方向に傾斜して設
けられ、回転リブ13fが凸設する位置Yまで延出さ
せ、更に回転リブ13fが凸設する方向に沿ってZの位
置まで達している。これにより嵌合フレーム13aと案
内板13bとの間に米扉8の逃げ部13gが形成される
とともに薄板一枚で形成される回転リブ13fの強度を
補っている。また、案内板13bをX〜Zまで延長させ
たことにより、案内板13bは米扉8の長さよりも長く
なり、大きなの米投入口が形成される。
【0009】続いて、前面パネル6について説明する。
前面パネル6は米扉8の前面と同じように凸面状に湾曲
させている。また、前面には覗き窓18を有し、米貯蔵
室4内の米の残量レベルを目視できるようになってい
る。前面パネル6の上板6aは米扉8の扉裏板13が動
作できるように切欠き部6cがなされるとともにねじ孔
19aを有する取付片19が左右両端部に突設されてい
る。また、底板6bには略逆L字形のフック20が設け
られている。更に裏面には軸孔を開口した軸受21が設
けられており、前記米扉8の回転リブ13fの軸孔13
eと軸受21の軸孔とを支軸22で連結し、米扉8を前
面パネル6に取り付けている。この米扉8を開閉する
際、米扉8の逃げ部13gと前面パネル6の切欠き部6
cにより凸面状を形成する米扉8及び前面パネル6であ
っても双方が接触することなく潤滑に開閉が行なえると
ともに米扉8と前面パネル6の継ぎ部を水平に形成する
ことができる。
【0010】前面パネル6は、フック20を図示しない
計量部前面板上部の凹部に嵌着するとともに米びつ前面
の所定位置に設けられる台座23に取付片19でねじ固
定することにより米扉8を保持した状態のまま米びつ前
面に取り付けることが可能であり、取外しも容易に行な
える。取付片19は米扉8を閉じた状態では、扉表板1
2の裏側に形成する嵌合フレーム12aの両端に形成さ
れる収納溝12eに収納されるため、ねじ止め部分が被
覆されすっきりとした外観が得られる。また、取付片1
9は米扉8を開けた状態でねじ止めでき、その捩じ込み
方向が米扉8の開度と同じ位になるよう斜めに成形され
ている。よって前面パネル6の着脱が容易になり、貯蔵
室4内の清掃が行なえる。
【0011】このように構成する本考案において米を補
給する際は、米扉8を開成し米を流し込む。この米は、
案内板13bの傾斜に沿って貯蔵室4内に導入されてい
く。このとき、案内板13bは、回転リブ13fの凸設
する位置Yから回転リブ13f側に延出しているので、
米扉8の長さに比べ長い案内板13bが形成されるため
米の投入が容易になる。また、米は回転リブ13fの凸
設する位置Yから下方に落ち込み米貯蔵室4の前方に導
かれていくので、前面パネル6の覗き窓18付近にも米
が補給され、覗き窓18で米の残量レベルを確認するこ
とができるようになるとともに貯蔵室4の限られた収納
スペースを有効に利用することができる。更に、案内板
13bを内方に傾斜させ、且つ回転リブ13fの方にま
で伸ばしたため、逃げ部13gが形成され米扉8の開閉
が容易に行なえるようになり、米扉8と前面パネル6の
継ぎ部を水平にすることができる。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案は構成され、米を米
貯蔵室に導く米扉裏面の案内板を上部から下部にかけて
米貯蔵室側に傾斜させ、該案内板の両側端部に米の投入
をガイドする扇状のガイド体を垂設するとともに、該ガ
イド体の下端部を前記前面パネル内に突出させて米扉の
回動を支持する回転リブを形成し、且つ前記案内板を回
転リブに沿って断面略逆L字状に延出させたので、傾斜
した案内板と回転リブにより前面パネルの逃げ部が形成
され、曲面形状をなした前面パネル及び米扉にしても円
滑な開閉が行なえる。また、案内板を傾斜させたことに
より米扉の長さに比べ、長いスライド面を形成すること
ができ、米投入が容易に行なえる。
【0013】更に、案内板は前面パネル内に突出する回
転リブに沿って断面略逆L字状に延出させたので、前面
パネルの覗き窓付近にも確実に米が供給され、覗き窓で
米の残量レベルを確認することができるとともに回転リ
ブの補強をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の米びつを備えた収納庫の全体斜視図で
ある。
【図2】図1における米びつ部の側部断面図である。
【図3】米扉8と前面パネル6の背面図である。
【図4】米扉8及び前面パネル6の側部断面図である。
【図5】従来の米びつの構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 収納庫本体 4 米貯蔵室 6 前面パネル 7 米投入口 8 米扉 12 扉表板 13 扉裏板 13b 案内板 13c ガイド体 13f 回転リブ 18 覗き窓

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 覗き窓18を有する前面パネル6と、該
    前面パネル6の上方に開口する米投入口7と、該米投入
    口7を開閉する米扉8とを本体前面に設け、該米扉8を
    開成して本体内部に備える米貯蔵室4に米を供給するよ
    うにした米びつにおいて、 米扉8の裏面に、上部Xから下部Yにかけて米貯蔵室4
    側に傾斜させた案内板13bを形成し、該案内板13b
    の両側端部に米の投入をガイドする扇状のガイド体13
    cを垂設するとともに、該ガイド体13cの下端部を前
    記前面パネル6内に突出させて米扉8の回動を支持する
    回転リブ13fを形成し、且つ前記案内板13bを回転
    リブ13fに沿って断面略逆L字状に延出させたことを
    特徴とする米びつ。
JP1992010597U 1992-01-31 1992-01-31 米びつ Expired - Lifetime JP2590855Y2 (ja)

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JPH0563444U JPH0563444U (ja) 1993-08-24
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