JP2590559Y2 - 抜け戻り防止突起付き刺繍用革片 - Google Patents
抜け戻り防止突起付き刺繍用革片Info
- Publication number
- JP2590559Y2 JP2590559Y2 JP1993049031U JP4903193U JP2590559Y2 JP 2590559 Y2 JP2590559 Y2 JP 2590559Y2 JP 1993049031 U JP1993049031 U JP 1993049031U JP 4903193 U JP4903193 U JP 4903193U JP 2590559 Y2 JP2590559 Y2 JP 2590559Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leather
- embroidery
- projections
- protrusions
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は各種革製品に、立体的
で色彩豊かな革刺繍の素材を提供する。
で色彩豊かな革刺繍の素材を提供する。
【0002】
【従来の技術】(イ)従来、革を素材としたバッグやイ
ンテリア製品の模様は、革に刻印を打ったり、色付けを
したり、縫い合わせたりしていたため、特別の技術と手
間を要し、かつ、出来上がった模様は平面的なものだっ
た。 (ロ)これを解決するため私は、埋め込み式革刺繍器具
を、平成4年1月24日出願の実用新案登録願(出願番
号 実願平4−11716)で出願した。更に改良して
平成4年3月6日出願の実用新案登録願(出願番号 実
願平4−25165)で戻り防止突起付き埋め込み式革
刺繍器具を出願した。しかしこの2つの革刺繍器具の場
合、2枚の革を貼り合わせるという特徴があるため、作
成が困難であり、且つこの付属革が表面に出て細かい図
案の刺繍が不可能だった。
ンテリア製品の模様は、革に刻印を打ったり、色付けを
したり、縫い合わせたりしていたため、特別の技術と手
間を要し、かつ、出来上がった模様は平面的なものだっ
た。 (ロ)これを解決するため私は、埋め込み式革刺繍器具
を、平成4年1月24日出願の実用新案登録願(出願番
号 実願平4−11716)で出願した。更に改良して
平成4年3月6日出願の実用新案登録願(出願番号 実
願平4−25165)で戻り防止突起付き埋め込み式革
刺繍器具を出願した。しかしこの2つの革刺繍器具の場
合、2枚の革を貼り合わせるという特徴があるため、作
成が困難であり、且つこの付属革が表面に出て細かい図
案の刺繍が不可能だった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、網目状のレ
ース布の目の一つ一つに色々の色の刺繍用革片を埋め込
み、立体的で細密な図柄を革刺繍で作るものである。
ース布の目の一つ一つに色々の色の刺繍用革片を埋め込
み、立体的で細密な図柄を革刺繍で作るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】〔1〕いま請求項1を図
面について説明すれば、 (イ)第2図のように、両端に抜け戻り防止の為の突起
(3)が付き、この突起部分に小穴(2)を開けた刺繍
用革片の小穴(2)にピンセットを刺してつまみ、網目
状のレース布の横糸を跨いで刺し込む。突起部分(3)
がレース目に引っ掛かって抜け戻らなくなった状態でピ
ンセットを刺繍用革片から外す。このようにして、予め
決めた図案の、横一列の色に従って、各色の刺繍用革片
をレースの横糸を跨ぐようにして埋め込んでいく。 (ロ)この場合、第7図のように、1枚又は数枚を貼り
合わせた、両端に抜け戻り防止の為の突起付き刺繍用革
片の、一方の突起部分だけ網目に刺し、もう一方の突起
部分を表面に残すことによって、レースの横糸を跨がな
いで刺繍革をレース布に固定する事ができる。 (ハ)また、第8図のように、予め両端の突起部分
(3)を貼り合わせておき、輪になる部分にレース布の
糸とは別の糸(7)を通し、両突起部分をレース布の目
に刺し込むことによっても、同様の革刺繍を作ることが
できる。 (ニ)なお、同色の刺繍を連続的に刺すときは、第3図
のように、両端に抜け戻り防止の為の突起が付いた刺繍
用革片の連続体というべきものを作っておき、突起が付
いている部分をピンセットでつかみ、網目状のレース布
の目の中に順に刺し込んでいく。別の色に刺し代えると
きは、第4図のように、突起部分を半分に切り離し、切
れ端を裏側に埋め込む。 〔2〕次に(請求項2)を図面について説明すれば、 第6図のように、両端に抜け戻り防止の為の突起(3)
が付いた刺繍用革片の中央部分に、両横に突き出した抜
け戻り防止の為の突起(6)を付けた刺繍用革片の両端
の突起部分(3)を網目レース布の一つの目に刺し込
み、中央部分の突起(6)と両端の突起(3)とで刺繍
用革片を網目レース布に固定させる。
面について説明すれば、 (イ)第2図のように、両端に抜け戻り防止の為の突起
(3)が付き、この突起部分に小穴(2)を開けた刺繍
用革片の小穴(2)にピンセットを刺してつまみ、網目
状のレース布の横糸を跨いで刺し込む。突起部分(3)
がレース目に引っ掛かって抜け戻らなくなった状態でピ
ンセットを刺繍用革片から外す。このようにして、予め
決めた図案の、横一列の色に従って、各色の刺繍用革片
をレースの横糸を跨ぐようにして埋め込んでいく。 (ロ)この場合、第7図のように、1枚又は数枚を貼り
合わせた、両端に抜け戻り防止の為の突起付き刺繍用革
片の、一方の突起部分だけ網目に刺し、もう一方の突起
部分を表面に残すことによって、レースの横糸を跨がな
いで刺繍革をレース布に固定する事ができる。 (ハ)また、第8図のように、予め両端の突起部分
(3)を貼り合わせておき、輪になる部分にレース布の
糸とは別の糸(7)を通し、両突起部分をレース布の目
に刺し込むことによっても、同様の革刺繍を作ることが
できる。 (ニ)なお、同色の刺繍を連続的に刺すときは、第3図
のように、両端に抜け戻り防止の為の突起が付いた刺繍
用革片の連続体というべきものを作っておき、突起が付
いている部分をピンセットでつかみ、網目状のレース布
の目の中に順に刺し込んでいく。別の色に刺し代えると
きは、第4図のように、突起部分を半分に切り離し、切
れ端を裏側に埋め込む。 〔2〕次に(請求項2)を図面について説明すれば、 第6図のように、両端に抜け戻り防止の為の突起(3)
が付いた刺繍用革片の中央部分に、両横に突き出した抜
け戻り防止の為の突起(6)を付けた刺繍用革片の両端
の突起部分(3)を網目レース布の一つの目に刺し込
み、中央部分の突起(6)と両端の突起(3)とで刺繍
用革片を網目レース布に固定させる。
【0005】
【考案の効果】以上のように、図案を一目毎の色に分解
し、それに従った刺繍用革片を順次レース布の目に埋め
込むだけで、誰でも簡単に色彩豊かで柔らかい革刺繍を
作ることができる。そしてこの革刺繍は突起部分によっ
て土台となるレース布に固定されるから、これを使用し
て自由に革製品を作る事が出来る。
し、それに従った刺繍用革片を順次レース布の目に埋め
込むだけで、誰でも簡単に色彩豊かで柔らかい革刺繍を
作ることができる。そしてこの革刺繍は突起部分によっ
て土台となるレース布に固定されるから、これを使用し
て自由に革製品を作る事が出来る。
【図1】 本考案の基本となる刺繍用革片を広げた斜視
図である。
図である。
【図2】 レース横糸を跨ぎ刺繍用革片を埋め込んだ所
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】 両端に突起を付けた刺繍革片の連続体の斜視
図である。
図である。
【図4】 レース布の横糸を跨いで、刺繍革片を数目、
埋め込んだ後、切断した所を示す斜視図である。
埋め込んだ後、切断した所を示す斜視図である。
【図5】 両端の他に、中央にも突起を付けた刺繍用革
片の斜視図である。
片の斜視図である。
【図6】 両端をあわせて、レースの目に刺した斜視図
である。
である。
【図7】 刺繍用革片の一端だけ刺し込んだ所を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】 両突起部分を貼り、輪になる部分に糸を通
し、突起部分をレース布の目に差し込む所を示す斜視図
である。
し、突起部分をレース布の目に差し込む所を示す斜視図
である。
1 両端に突起を付けた刺繍革 2 小穴 3 抜け戻り防止の為の突起部分 4 切断面 5 レースの目に刺し込む部分 6 突起 7 糸
Claims (2)
- 【請求項1】柔らかくて細長い色革の両端に抜け戻り防
止の為の突起(3)が付き、この突起部分に小穴(2)
を開けた刺繍用革片。 - 【請求項2】柔らかくて細長い色革の両端に抜け戻り防
止の為の突起(3)が付いた刺繍用革片の中央部分に、
両横に突き出した抜け戻り防止の為の突起(6)を付け
た刺繍用革片。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993049031U JP2590559Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1993-07-19 | 抜け戻り防止突起付き刺繍用革片 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-64644 | 1992-07-31 | ||
JP6464492 | 1992-07-31 | ||
JP1993049031U JP2590559Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1993-07-19 | 抜け戻り防止突起付き刺繍用革片 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649100U JPH0649100U (ja) | 1994-07-05 |
JP2590559Y2 true JP2590559Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=26389383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993049031U Expired - Lifetime JP2590559Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1993-07-19 | 抜け戻り防止突起付き刺繍用革片 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590559Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP1993049031U patent/JP2590559Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0649100U (ja) | 1994-07-05 |
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