JP2590391B2 - 植物油系印刷インク - Google Patents

植物油系印刷インク

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JP2590391B2 JP3509380A JP50938091A JP2590391B2 JP 2590391 B2 JP2590391 B2 JP 2590391B2 JP 3509380 A JP3509380 A JP 3509380A JP 50938091 A JP50938091 A JP 50938091A JP 2590391 B2 JP2590391 B2 JP 2590391B2
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    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/06Printing inks based on fatty oils

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 印刷業界で現在使用されている方法としては、平板印
刷(業界シェアー、52%)、グラビア印刷(18%)、フ
レキソ印刷(19%)、凸版印刷(5%)、およびスクリ
ーン印刷その他の方法が挙げられる。
上記の用途に対しては、(1)顔料、(2)炭化水素
および/またはアルキド樹脂、(3)炭化水素溶媒、お
よび(4)任意の添加剤からなる多種の成分を含有する
系が印刷インクとして従来から用いられてきた。例え
ば、典型的な新聞の平板印刷用石油系黒インクには、顔
料としてカーボンブラック15〜20%、炭化水素またはア
ルキド樹脂15〜25%、および、鉱油溶媒50〜70%が含有
されている。米国の上記用途に用いられるインクの生産
高は毎年約5億キログラムに達し、石油系成分の相当量
がこれに消費されているのが現状である。1970年代半ば
に勃発した石油不足が契機となって、インク処方のう
ち、鑛油その他石油生成物に代わる成分の開発研究が行
われるようになった。
本発明は、石油製品を必要とせず、かつ、印刷インク
のほとんどの用途において所望される特性を備えた植物
油系インクに関する。
背景技術 植物油を含有するインクは、従来から各種の特殊用途
に提案されてきた。例えば、オノら(Ono et al.)は、
不乾性の植物油および植物ワックス基材に顔料を配合し
たホットメルトのコピーインクを提案した(特開昭第61
−123681号公報)。クズワテ(Kuzuwate)は、水系が優
勢である処方に低率の植物油を加えたステンシル印刷イ
ンクを提案した(特開昭第63−277287号公報)。また、
グプタ(Gupta)らは、非食用植物油、分散剤、および
顔料を含有する消印用インクを提案した(インド特許IN
154,760)。
リヒリン(Richlin)らは、タイプライターやプリン
ターのリボンインクのビヒクル用として、植物油に酸素
添加を行ってこれを重合化したものの評価を行った(Am
er.Ink Maker 65(5):14−18,48(May 1987))。ま
た、コバヤシ(Kobayashi)は、機能の抜刷り用として
エステルガム、アルキド、セタノールおよび植物油の混
合物からなるビヒクルを開示した(日本国特許公報第53
−17716号(78/17716))。
1980年代初頭、アメリカ新聞発行者協会(American N
ewspaper Publishers Association,ANPA)が行った、新
聞用インクの非石油系ビヒクルの開発研究の結果、「ギ
ルソナイト(gilsonite)」(ウインタイト、uintait
e)とトール油脂肪酸にカーボンブラック顔料を加えた
混合物からなる一連のインク処方の特許がモイニハン
(Moynihan)に付与された。即ち、米国特許第4,419,13
2号は、カーボンブラック16.5〜21.5%、「ギルソナイ
ト」16.4〜25.1%、およびトール油脂肪酸54.9〜64.4%
からなる印刷インクに関する。米国特許第4,554,019号
は、カーボンブラック6.0〜19.8%、「ギルソナイト」1
6.4〜26.3%、およびトール油脂肪酸52.7〜70.5%から
なる凸版印刷用インクについて付与されている。また、
米国特許第4,519,841号のオフセット印刷用インクは、
カーボンブラック10.27.8%、「ギルソナイト」17.6〜2
3.5%、およびトール油脂肪酸50.1〜54.9%を含有して
いる。これらのインクは、コスト、トール油の供給能
力、「ギルソナイト」のため機械の清掃が難しいなどの
問題があるため、これまでに業界から広く受け入れられ
ることはなかった。その後、上記協会(ANPA)では、植
物油系のインクビヒクルの研究に努めた結果、アルカリ
精製大豆油50〜60%、炭化水素樹脂(「ピコ5140」,
“Picco 5140")20〜25%、およびカーボンブラック顔
料約20%からなる平板印刷用新聞インクが開発された。
このインクは、コストが従来の石油系黒インクより50〜
70%高いため、広く商業的に実用化されることはなかっ
た。
該協会を始めとする当業界の進歩にもかかわらず、
(1)石油系インクとコスト的に対抗できる、(2)石
油から誘導される成分を必要としない、(3)手および
衣服につくこすり落ちに対する抵抗性を持ち、かつ、
(4)各種印刷用途で要求されているように、広い粘度
範囲に対応する処方が可能な、非石油系印刷インクビヒ
クル開発の努力が続けられている。
発明の要約 本発明者らは、所謂「熱増粘(heat bodying)」法に
より植物油の熱変換を行って、上記の特性をすべて備え
持つ植物油系印刷インクビヒクルを作り出すことに成功
した。この方法は調製が容易であるので、幅広い特性
(例えば、粘度、粘着性など)を持たせてビヒクルを作
り、各種最終用途に対応するインクを処方することが可
能となる。この方法によるビヒクルは、非常に淡色であ
り、従って従来の業界基準と較べ、顔料の含量を大幅に
削って色インクを作ることが出来る。また、黒インク処
方に有用なカーボンブラックと完全な相溶性を有するこ
とは言うまでもない。
この発見に従って、本発明の目的は、何らの石油成分
をも必要としない植物油系印刷インクビヒクルを提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、反復再生性を有する供給源、特
に農産物から得られる印刷インクおよびビヒクルを提供
することにある。
本発明のさらに他の目的は、各種の印刷用途に用いる
際、業界基準と同等以上のこすれ落ちに対する抵抗性、
粘度、粘着性を持つ植物油系印刷インクを提供すること
にある。
本発明のさらに他の目的は、石油系インクに対抗し得
る価格水準の代替物を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上記の特性および長所を
持つインクを迅速かつ低コストで製造する方法を提供す
ることにある。
本発明のさらに他の目的および長所は、以下の説明に
よりさらに明白となる筈である。
発明の詳細な説明 本発明の印刷インクビヒクルに用いる植物油は、18個
以上の炭素原子の鎖長を持つ脂肪酸エステル部分が優勢
である、市販の植物性トリグリセリドである。特に、二
不飽和(diunsatuated)リノレン脂肪酸部分と三不飽和
(triunsatuated)リノレン脂肪酸部分の比率が高いも
のが望ましい。本発明の典型的な植物油としては、大豆
油、綿実油、亜麻仁油、サフラワー油、ヒマワリ油、ト
ウモロコシ油、胡麻油、カノーラ油(菜種油)、および
落花生油が挙げられる。
上記の油は、種子材料から搾つたままの粗製状態でも
使用することが出来るが、前工程処理を実施するほうが
有利である。例えば、アルカリ精製を行うと、ビヒク
ル、そして最終インク処方に干渉する可能性があるガム
類およびリン脂質類を取り除くことが出来る。また、ア
ルカリ精製により、一部のインク処方で所望される疎水
性を損なう恐れがある遊離脂肪酸類が取り除かれる。
前述のごとく、本発明のビヒクルは、所謂「熱増粘」
法により植物油出発原料の熱変換を行って調製される。
一般に、油は混ぜながら適温にまで熱すると、油の粘度
上昇が促進される。また、熱増粘法は、植物油の重合を
促進することが一般に認められている。この点、いかな
る理論にもこだわるものでもないが、本発明者らは、共
役性二重結合が熱処理によって共役化し、そして、一つ
の脂肪酸エステル部分と他の部分の不飽和点の二重を含
む環化により分子間重合体(共重合体、interpolymer)
および分子内重合体(intrapolymer)が生成されると信
じている。
加熱温度は、油およびその反応生成物を著しく劣化さ
せることなく、所望の反応を達成するに必要な時間を出
来る限り短くするものが好ましく選択される。ほとんど
の油については、約275℃〜340℃の温度範囲が適当であ
るが、好ましい温度範囲は約325℃〜335℃である。この
熱増粘反応を窒素またはその他の適当な不活性雰囲気中
で実施することにより、油の酸化とそれによる暗色化効
果を最小限に抑えることが出来る。アントロキノンのよ
うな触媒を用いたり、あるいは昇圧によって結合速度を
速めて、熱増粘時間を短くすることが考えられる。触媒
は後で回収して、再使用することが出来る。
上記した基本的な熱増粘法から、本発明の範囲内に属
する二つのビヒクル調製法が開発された。以下「I型
法」と称する調製法では、上記の条件にしたがって出発
原料油の熱増粘を行ってビヒクルを調製する。この調製
法の場合、ビヒクルがその用途である印刷インク処方に
必要な粘度に達するまで、つまり印刷インクとして求め
られる特性を持つインクを作るのに必要なビヒクルの粘
度が得られるまで、熱増粘を続ける。本発明により使用
するビヒクルの代表的な粘度は、ガードナー・ホルツ粘
度計スケール(Gardner Holdt Viscometer Scale)で、
G−Yの範囲内の値、若しくは約1.6〜18ポアズであ
る。粘度のこれら数値は、分子量約2600〜8900に相当す
る。ガードナー・ホルツ粘度とポアズとの相関関係はBa
ily′s Industrial Oil and Fat Products、第3版、p.
513のTable 12.4に明示されており、以下この文献を参
照により本明細書の一部として取り扱うものとする。
「II型法」な二成分混合物に関する。油がゲル化する
まで加熱を続けること以外はI型法と同様にして、植物
油の熱増粘を行い、第一の成分を調製する。油が重合し
て濃密になったものとゲルとは、肉眼によって区別する
ことが出来るし、またビヒクルが「凝集」して攪拌器を
上昇して行くことも顕著な区別となり得る。ゲル転移点
で反応を止めることが好ましい。ゲルの分子量は、ヒマ
ワリ油由来の場合の15,000から、大豆油由来の場合の6
0,000までの範囲である。ゲルを、適当な比率で、未変
性の植物油(第二の成分)と混合して、所望の粘度を持
つビヒクルを調製する。この混合物を不活性雰囲気下約
340℃以下で短時間加熱すると、ゲルは軟化して、混合
が促進される。これらの条件下ではゲルは油に完全に溶
解し、濾過の必要がない。II型ビヒクルには、ゲルを原
液として予め調製保存しておき、後日広い粘度範囲のビ
ヒクルの混合調製を行うことが出来るという大きな利点
がある。
I型、II型のいずれのビヒクルも、非常に淡色である
との特徴を持っている。ガードナー色数(Gardner Colo
r Scale)の数値は、約6以下、代表的な数値としては
約2〜4である。この特性があるために、色インク製造
の場合、ガードナー色数の数値が12ないし13以上の市販
ビヒクルが必要とする顔料の量と較べて、I型、II型ビ
ヒクルでは、顔料の所要量を大幅に減らすことが出来
る。
いわゆる当業者の技術の範囲内で、I型、II型ビヒク
ルの変種を作り出すことが可能である。例えば、未変性
の植物油出発原料の一部を、空気の吹き込みにより部分
的に重合させた油に置き換えることが挙げられる。但
し、この場合には、空気吹き込み法による酸化のため油
およびその混合物が暗色化する恐れがある。また、熱増
粘させた複数の油を混合するか、或は複数の粘度を混ぜ
合わせて、特定のビヒクル粘度を作り出すことも可能で
ある。
上記のビヒクルに、顔料と予定の用途に必要な各種添
加剤とを配合してインクを調製する。本発明の植物油ビ
ヒクルには、顔料との相溶性があり、印刷業界で常用さ
れている四つの色、即ち黒、シアン(青)、マジェンタ
(赤)、および黄を作ることが出来る。顔料の代表的な
含量としては、処方一件当り6〜25%(w/w)である
が、本発明のビヒクルは淡色であるため、約6〜15%
(w/w)範囲の顔料であれば、適格の色密度を得ること
が出来る。顔料は常法の混合装置により、均一に分散さ
れるまで、ビヒクルと混合する。インクに配合する添加
剤としては、乾燥剤、潤滑剤、酸化防止剤、界面活性
剤、などが挙げられる。これら添加剤の所用量は、いわ
ゆる当業者が決定することができるものである。
ビヒクルの粘度を予め選定する際には、ビヒクル基材
中に於ける顔料の増粘効果を考慮にいれなくてはならな
い。後述する実施例で調製したインクの粘度範囲は約5
〜42ポアズ、粘着性範囲は約2〜7g−mである。代表的
粘度範囲は、オフセット新聞印刷用黒インクの場合約13
〜24ポアズ、凸版新聞印刷用黒インクの場合は約5〜12
ポアズである。粘着性は、オフセットインクの場合に
は、約3.5〜4.8g−m、凸版の場合は、約2.6〜3.4g−m
である。本発明のインクは、これらの特性を備えるばか
りでなく、こすれ落ち度について適格または優れた数値
を持ち、印刷機械の洗浄も容易である。さらに、平板印
刷用インクの水分許容度試験結果でも、水分の取り入れ
は、適格範囲内である。
上記の詳細な説明は単に例示として行ったものであっ
て、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく行われ
た変更および変種は、本発明の範囲内とする。
実施例1 「ジフィーミキサー(Jiffy Mixer)」攪拌器を装着
した0.5〜2L容量の四首反応フラスコ中に、アルカリ精
製大豆油(300〜1600ml)をいれ、窒素雰囲気下、330±
3℃で1〜2.5時間加熱し、ガードナー・ホルツ粘度計
スケールによるG(1.65P)からY(17.6P)までの範囲
内の所望の粘度を得た。これにより得た大豆油系ビヒク
ルのコード名を“SOY I(al)”とした。個別の粘度値
を下記の表Vに示す。
実施例2 窒素ガスの流れに流れ込む油を回収する目的で、デイ
ーンスタークトラップ(dean−stark trap)または還流
冷却器の何れかを装着した四首反応フラスコで反応を行
った以外は、実施例1と同様の操作を行った。これによ
り得た大豆油系ビヒクルのコード名を“SOY I(a2)”
とした。個別の粘度値を下記の表Vに示す。
実施例3 温度を300±3℃とし、アントロキノン触媒5重量%
を油に加えたこと以外は、実施例1と同様の操作を行っ
た。所望の粘度に達した時点で加熱をやめた。触媒によ
って、熱増粘所用時間を約10〜20%短縮することが出来
た。熱増粘した油を室温になるまで放置した後、濾過し
て、析出した触媒を取り除いた。これにより得た大豆油
系ビヒクルのコード名を“SOY I(bl)”とした。個別
の粘度値を下記の表Vに示す。
実施例4 「ジフィーミキサー」攪拌器を装着した反応フラスコ
中において65〜75℃で、実施例1で述べた操作によって
調製されたが、一部にはZ8〜Z9のような高いガードナー
・ホルツ粘度を持つSOY I(al)ビヒクルを、他のSOY I
(al)ビヒクルおよび/またはアルカリ精製大豆油と混
合した。この操作により調製した六つのビヒクルの成分
割合と粘度を下記の表Iに示す。これにより得た大豆油
系ビヒクルのコード名を“SOY I(c1〜6)”とした。
実施例5 油がゲル(ファクチス)に転換するまで反応を続けた
こと以外は、実施例1と同様の操作を行った。凝集した
ゲルが攪拌器の軸を登り始めた転換点で反応をやめた。
続いて、「ジフィーミキサー」攪拌器を装着した四首
反応フラスコ中において窒素雰囲気下330±3℃で、こ
のゲルとアルカリ精製を行った未変性の大豆油とを種々
の比率で混合した。ゲルを軟化させて混合を促進するた
めに加熱した。滑らかなビヒクルが得られるまで攪拌を
継続した。ゲルと未変性油との混合比率により、この操
作によって得られるビヒクルの粘度が決るが、この粘度
を下記の表Vに示す。粘度M−Nを持つビヒクルのゲ
ル:油混合比率は、約21.5:78.5から約22.5:77.5までの
範囲内にあった。一方、粘度X−Yでは、約51:49から
約53:47までの範囲内の混合比率であった。これらのビ
ヒクルのコード名を“SOY II"とした。
実施例6 実施例1、2、および5の操作のうち、大豆油を綿実
油に代えることにより、コード名をそれぞれ“COT I(a
1)”、“COT I(a2)”、および“COT II"とする綿実
油系ビヒクルを得た。個別の粘度値を下記の表VIに示
す。
実施例7 実施例1、2、および5の操作のうち、大豆油をカノ
ーラ油に代えることにより、コード名をそれぞれ“CAN
I(a1)”、“CAN I(a2)”、および“CAN II"とする
カノーラ油系ビヒクルを得た。個別の粘度値を下記の表
VIに示す。
実施例8 実施例1、2、および5の操作のうち、大豆油をサフ
ラワー油に代えることにより、コード名をそれぞれ“SA
F I(a1)”、“SAF I(a2)”、および“SAF II"とす
るサフラワー油系ビヒクルを得た。個別の粘度値を下記
の表VIに示す。
実施例9 実施例1、2、および5の操作のうち、大豆油をヒマ
ワリ油に代えることにより、コード名をそれぞれ“SUN
I(a1)”、“SUN I(a2)”、および“SUN II"とする
ヒマワリ油系ビヒクルを得た。個別の粘度値を下記の表
VIに示す。
実施例10 実施例1、2および6〜9で述べた各種の熱増粘油ビ
ヒクルの分子量(▲▼)をゲル濾過クロマトグラフ
ィにより測定した。ガードナー・ホルツスケール粘度と
分子量との相関関係は下記の表IIに示す。
実施例5〜9で調製した植物油ゲルの分子量(▲
▼)もゲル透過クロマトグラフィにより測定した。その
数値を下記の表IIIに示す。
実施例11 実施例1および5の方法により調製した大豆油ビヒク
ルおよび実施例6〜9の方法により調製した他の大豆油
ビヒクルについて、ガードナー色数を用いて色の評価を
行った。結果を下記の表IVに示す。但し、この表では、
ANPA大豆油ビヒクルにピコ(Picco)樹脂22〜27%を配
合したものを用いた黒インクおよび色インク処方の色の
数値と比較してある。
実施例12〜79 実施例1〜9で調製したビヒクルを65〜70℃まで加熱
した後、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)1.0%およ
びカーボンブラック(「エルフテックス8、Elftex
8」)6〜20%と混合して黒の印刷インクを製造した。B
HTを溶解するため昇温が必要であった。「シャー高速分
散器(Shar High Speed Disperser)」を2500〜3000rpm
で5〜7時間稼働させて、顔料を分散させた。また、処
方毎に「NPlRlプロダクショングラインドメーター(NPl
Rl Production Grindometer)」によるチェックを行っ
て、正しく分散が行われたことを確認した。
インクの粘度を「ラレー落筒式粘度計(Laray Fallin
g Rod Viscometer)」によって測定し、粘着性を「エレ
クトロニックインコメーター(Electronic Inkomete
r)」によって測定した。
大豆油系インク(実施例12〜58)について、ビヒクル
の粘度、顔料の含量、インクの処方、粘着性および粘
度、さらに一部に付いては用途を表Vに示す。綿実油、
カノーラ油、サフラワー油およびヒマワリ油から調製し
たインク(実施例59〜79)について、同様のデータを表
VIに示す。
実施例80 表Vの処方のうちオフセット平板印刷に使用すること
が出来ると考えられるものについて、ANPA−NAPIMこす
れ落ち標準試験方法(ANPA−NAPIM ruboff standard te
st procedure)に従って、こすれ落ちに対する抵抗性の
評価を行った。こすれ落ちとは、インクが意に反して印
刷された頁から他の表面に移行することと定義される。
こすれ落ちの量は、一定の圧力を加えながらチッシュペ
ーパーで印刷されたシート表面を擦って出来た汚れの黒
さをパーセントで表現する。濃く黒い汚れは、インク顔
料が読者の手に移行する可能性を示し、淡灰色は、イン
ク顔料が印刷された頁から移らない可能性を示す。ま
た、顔料のシートへの浸透または樹脂の硬化によって、
顔料が印刷ページに固定する率をもって改善度(%)と
する。2時間後の黒さパーセントが6%以下であると、
こすれ落ちに対する抵抗性が高いインクと考えられてい
る。
実施例34を除く、本発明のすべての処方のこすれ落ち
の値は、ANPA大豆油インクよりも低かった。また、試験
を行った17の処方うち、11に於て2時間後の黒さパーセ
ントは6%以下であった。試験結果を下記の表VIIに示
す。
実施例81〜87 各種の粘度を持つSOY I(a1)型ビヒクルに黄色顔料
を配合して、黄色インクを調製した。顔料の含量が高い
場合には低い粘度のビヒクルを選択するようにして、イ
ンクの粘度が16〜28ポアズの範囲に収まるようする一
方、一部について増粘剤(「ベントーン、Bentone」)
0.5〜2%を、任意の粘度調整剤として加えて、粘度を
調整した。また、アルカリ精製大豆油55.0%、「ピコ51
40,(Picco 5140)」樹脂17.0%、増粘剤2.1%、および
黄色顔料25.9%からなるANPA大豆油(SBO)黄色インク
の評価も行った。「X−Rite 428コンピュータ化色反射
密度計(X−Rite 428 Computerized Color Reflection
Densitometer)」を用いて絶対印刷密度を測定した。
これらインクの特性を表VIIIに示す。
実施例88〜94 各種の粘度を持つSOY I(a1)型ビヒクルにマジェン
タ顔料を配合して、赤色インクを調製した。顔料の含量
が高い場合には低い粘度のビヒクルを選択するようにし
て、インクの粘度が16〜28ポアズの範囲に収まるようす
る一方、一部について増粘剤(「ベントーン、Benton
e」)0.5〜2%を任意の粘度調整剤として加えて、粘度
を調整した。また、アルカリ精製大豆油51.1%、「ピコ
5140、(Picco 5140)」樹脂19.0%、および顔料27.1%
からなるANPA大豆油(SBO)青色インクの評価も行っ
た。「X−Rite 428コンピュター化色反射密度計(X−
Rite 428 Computerized Color Reflection Densitomete
r)」を用いて絶対印刷密度を測定した。これらインク
の特性を表IXに示す。
実施例95〜101 SOY I(a1)型ビヒクルにシアン顔料を配合して、青
色インクを調製した。一部について増粘剤(「ベントー
ン、Bentone」)を2.0%または5.0%加えて粘度を調整
すると共に、増白剤として20%以下の「ハイドライト R
(Hydrite R)」を用いた。また、1)アルカリ精製大
豆油と「ピコ5140(Picco 5140)」30%の混合樹脂、
「ベントーン(Bentone)」および「ハイドライト R(H
ydrite R)」からなるANPA大豆油(ANPA SBO)青色イン
ク、並びに2)、「ハイドライト R(Hydrite R)」を
含有しない同様の処方(SBO)についても評価を行っ
た。結果を表Xに示す。
上記の詳細な説明は単に例示として行ったものであ
り、従って本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく
なされた変更および変種は本発明の範囲内とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特許31189(JP,C1) 特許2022(JP,C1) 米国特許2762712(US,A) 米国特許2310419(US,A)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的に酸化されることなく熱増粘された
    植物油を主成分とするビヒクルを含有してなる印刷イン
    クであって、前記のビヒクルの分子量範囲が約2600〜89
    00、粘度範囲が約1.6〜18ポアズ、かつ、ガードナー色
    数による色が約6以下であることを特徴とする印刷イン
    ク。
  2. 【請求項2】上記植物油が大豆油、綿実油、カノーラ
    油、ヒマワリ油、及びサフラワー油よりなる群から選ば
    れることを特徴とする請求項1に記載の印刷インク。
  3. 【請求項3】上記植物油が大豆油であることを特徴とす
    る請求項1に記載の印刷インク。
  4. 【請求項4】上記色範囲が約2〜4であることを特徴と
    する請求項1に記載の印刷インク。
  5. 【請求項5】さらに有効量の顔料を含有してなる請求項
    1に記載の印刷インク。
  6. 【請求項6】上記顔料がカーボンブラックであることを
    特徴とする請求項5に記載の印刷インク。
  7. 【請求項7】上記顔料が黄色顔料であることを特徴とす
    る請求項5に記載の印刷インク。
  8. 【請求項8】上記顔料が青色顔料であることを特徴とす
    る請求項5に記載の印刷インク。
  9. 【請求項9】上記顔料が赤色顔料であることを特徴とす
    る請求項5に記載の印刷インク。
  10. 【請求項10】植物油からの印刷インクビヒクルの製造
    方法において、 (a)不活性雰囲気中で、分子量が少なくとも約15,000
    の熱増粘されたゲル成分を得るのに適した温度で植物油
    を加熱する工程と、 (b)上記の熱増粘されたゲル成分に、植物油由来の第
    2の成分を配合する工程と、 (c)粘度範囲が約1.6〜18ポアズ、ガードナー色数に
    よる色が約6以下であることを特徴とする印刷インクビ
    ヒクルを回収する工程と、 からなることを特徴とする上記方法。
  11. 【請求項11】工程(b)における植物油由来の第2の
    成分が未変性の植物油であることを特徴とする請求項10
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】工程(a)において不活性雰囲気下、温
    度範囲325〜335℃で加熱を行うことを特徴とする請求項
    10に記載の方法。
  13. 【請求項13】植物油が大豆油、綿実油、カノーラ油、
    ヒマワリ油、及びサフラワー油よりなる群から選ばれる
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】請求項10から13のいずれか一に記載の方
    法により製造される生成物。
  15. 【請求項15】請求項14の生成物を主成分とするビヒク
    ルを含有してなる印刷インク。
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