JP2589883Y2 - 床下地材 - Google Patents

床下地材

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JP2589883Y2
JP2589883Y2 JP1993035868U JP3586893U JP2589883Y2 JP 2589883 Y2 JP2589883 Y2 JP 2589883Y2 JP 1993035868 U JP1993035868 U JP 1993035868U JP 3586893 U JP3586893 U JP 3586893U JP 2589883 Y2 JP2589883 Y2 JP 2589883Y2
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寛満 堀越
昇 湯原
俊雄 市村
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油化三昌株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コンクリートスラブ
等の床面上に敷設する床下地材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(従来例1) コンクリートスラブ等の床面上に敷設する床下地材とし
ては、例えば、合成樹脂発泡体の下地材本体に断面四角
形の溝を設け、この溝に釘打性良好な桟材を下地材本体
の上面と面一に嵌着した構造のものが知られており、そ
の嵌着に際しては、桟材の底面等に予め接着剤を塗布し
て溝の底面等との接着を行っている。
【0003】このとき使用される接着剤は、エマルジョ
ン接着剤が普通であって、接着力を発揮するまでにかな
りの時間が必要であるため、桟材を嵌着した後に桟材上
から加圧するとか、溝幅を桟材幅より小さく形成し、桟
材を無理に押し込んで下地材本体の締めつけ応力に頼る
等の方法を用い、桟材の固定を計っている。
【0004】しかし、この構造の床下地材の場合、溝の
幅と桟材の幅の寸法精度にバラツキがあると、締めつけ
応力が十分に機能しないで接着強度にムラが生ずると
か、桟材の幅の方が大きすぎて製品に反りが生ずること
がある。このため、製品としての歩留りが悪くなるとい
う問題がある。
【0005】(従来例2) このような問題を解決するものとして提案された床下地
材が、図12〜図14に示す構造のものである(実公平
2−46583号参照)。
【0006】この床下地材は、下地材本体11と、その
上面側に設けた溝12にはめ込んだ桟材13とより構成
したものである。溝12は、図14のように、その内側
面下端部に嵌着溝12aを備えており、桟材13は、そ
の側面下端部に前記嵌着溝12aに嵌合する鍔部13a
を備えている。桟材13は、その鍔部13aと嵌着溝1
2aの位置合わせをして、下地材本体11の溝12に横
から挿入されている。
【0007】下地材本体11はポリスチレンビース等を
原料として成形した合成樹脂発泡体で作られており、桟
材13には木材や低発泡の合成樹脂材(ポリスチレン
等)が用いられている。なお、14は配管用溝、15は
通気溝、16は相じやくり部である。
【0008】従来例2の床下地材は、上記のような構造
になっているので、従来例1の問題の反りも生じない。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来例2の床
下地材には、次のような問題があった。
【0010】(1)溝12の嵌着溝12aは、下地材本
体11の成形時に同時に形成できない。すなわち、まず
断面四角形の溝を有する下地材本体を成形し、しかるの
ち、その溝の底部をカッターで切削してその両側に嵌着
溝12aを形成しなければならない。このため、溝12
の形成に手間がかかる。
【0011】(2)上述のように、断面四角形の溝の底
部をカッターで切削して嵌着溝12aを形成するので、
加工精度が悪くなり、加工後の溝12の底面が傾いた
り、左右の嵌着溝12aの位置が上下方向にずれたりす
る。このため、棧材13の溝12への嵌着が困難になる
ことがある。
【0012】仮に、うまく嵌着できたとしても、下地材
本体11の上面と棧材13の上面に段差ができ、床鳴り
が生じやすくなる。
【0013】(3)棧材13を下地材本体11により強
固に固定するためには、接着剤を使用するのが望まし
い。しかし、棧材13は溝12に横から挿入する構成に
なっているので、溝12に接着剤を塗布しておいても、
これが棧材13によって押し出されてしまう。このた
め、接着剤を有効に使用できない。
【0014】この考案は、上記従来例1の利点を生かし
つつ、従来例2の問題点を解決するためになされたもの
で、 (1)桟材を下地材本体の溝に強固に固定することがで
き、 (2)桟材の前記溝への嵌着によって下地材本体に反り
が生ずるおそれがなく、 (3)桟材を嵌着する前記溝の形成に手間がかからず、 (4)桟材を前記溝に簡単に嵌着することができる、 床下地材を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この考案が提供する床下
地材は、両内側面に凹部を有する断面四角形の溝が設け
られた合成樹脂発泡体製の下地材本体と、前記溝に嵌着
した、両側面に前記凹部と係合する凸部を有する断面四
角形の棧材とよりなる床下地材であって、前記凹部は、
下地材本体の上面より5mm〜20mm下方に設けられ、前
記凸部は、棧材の上面より5mm〜20mm下方に設けら
れ、かつ下端部の前記側面からの立上り角θが0°<θ
<90°となるように、または縦断面形状が丸味を帯び
るように形成されているとともに、前記棧材の有効幅を
S1、棧材の最大幅をWS2、溝の有効幅をWf1、溝の最
大幅をWf2としたとき、それぞれが次の関係式 WS1+1≦WS2≦WS1+5(mm) Wf1<Wf2≦Wf1+10 (mm) Wf1+1≦WS2≦Wf2+3(mm) を満足するように設定されているものである。
【0016】前記WS1,WS2,Wf1およびWf2を上記関
係式を満足するように設定したのは、WS1+1>WS2
またはWf1+1>WS2であると、桟材が溝から外れ易く
なり、WS2>WS1+5、WS2>Wf2+3、またはWf1
f2であると、下地材本体に反りが生じ、Wf2>Wf1
10であると、下地材本体の成形時に、その型抜きがで
きなくなるためである。
【0017】前記凹部と凸部の位置を、下地材本体の上
面より5mm〜20mm下方にしたのは、20mmを超える
と、下地材本体の成形時に、その型抜きができなくなる
ためであり、また、前期凸部の位置を、下地材本体の上
面より5mm〜20mm下方にしたのは、5mm未満である
と、桟材が溝から外れ易く、20mmを超えると、前記W
S1,WS2,Wf1およびWf2が上記関係式を満足する場合
であっても、下地材本体に反りが生ずる場合があるため
である。尚、凹部または凸部の位置とは、凹部または凸
部の上端の上面(レベル)からの位置をいう。また、桟
材の有効幅WS1は桟材の上面で決定され、桟材の凸部を
除いた断面形状が必ずしも長方形でなくてもよく、上面
と突出部の差が1mm以内ならよい。
【0018】前記凸部の立上り角θを0°<θ<90°
としたのは、また、少なくとも凸部下端に丸味を付けた
のは、桟材の溝への嵌着時に、凸部が溝の内側面に引掛
からないようにして、桟材の溝への嵌着を円滑にするた
めである。この考案では下地材本体の上面より5〜20
mm下方に凹部を設けてあるため比較的角度を大きくして
もよく、好ましくは、0°<θ≦70°である。
【0019】前記桟材には、低発泡の合成樹脂材などが
用いられる。
【0020】
【作用】この考案においては、桟材とこれを嵌着する下
地材本体の溝の寸法関係を、上記関係式を満足するよう
に設定し、かつ溝の凹部と桟材の凸部の位置と形状を上
記のように設定したので、桟材はこれを前記溝にその上
方から押し込んで嵌着することができる。
【0021】一旦嵌着すれば、凸部が溝の凹部に嵌まり
込むので、桟材は溝から外れなくなる。また、桟材の溝
への嵌着状態において、下地材本体に反りが生ずるおそ
れもない。
【0022】さらに、溝の最大幅Wf2が上記関係式を満
足するように設定されるので、凹部の深さが一定以上大
きくならない。このため、下地材本体の型抜が可能にな
り、凹部の後加工が不要になる。
【0023】桟材は、上述のように、溝に上方から押し
込んで嵌着できるので、嵌着の際に、桟材の下面あるい
は溝の底面にあらかじめ接着剤を塗布しておいても、こ
の接着剤が嵌着時に桟材によって押し出されてしまうお
それはない。このため、桟材と下地材本体の固定に接着
剤を効果的に使用することかできる。
【0024】
【実施例】以下、この考案の実施例を図1〜図4によっ
て説明する。
【0025】まず、ポリスチレンビースを原料として、
上面側に450mm間隔で、内側面に凹部2aもたせた溝
2を有する、厚さ50mm、幅600mm、長さ900mmの
ポリスチレン発泡体(発泡倍率40倍)よりなる下地材
本体1を成形した。
【0026】溝2は、図4に示すように、縦断面形状を
四角形とし、その有効幅Wf1は40.5mm、最大幅(凹
部2a部分の幅)Wf2は42.5mm、深さDは20mmと
した。
【0027】凹部2aは、溝2の長さ方向に連続して設
け、図4に示すように、その縦断面形状は台形とし、幅
2 は4mm、深さD4 は1.0mm、下端部の溝内側面か
らの立上り角θ1 は45°とした。また、凹部2aの位
置、すなわち下地材本体1からの距離D1 ,D3 は8mm
とした。
【0028】下地材本体1の成形に際しては、溝2の凹
部2aを形成するため凸部を設けた金型を使用したが、
成形後の型抜に支障はなかった。
【0029】一方、溝2に嵌着する桟材6として、図4
に示すように、両側面に凸部6aを設けたものを用意し
た。この桟材6は、図4に示すように、縦断面形状を四
角形とし、その有効幅WS1は40.5mm、最大幅(凸部
6a部分を含む)WS2は43mm、厚さTは20mm、長さ
は600mmとした。桟材としてはポリスチレンの低発泡
材(発泡倍率2倍)を使用した。
【0030】凸部6aは、桟材6の長さ方向に連続して
設け、図4に示すように、その縦断面形状は台形とし、
幅T2 は4mm、高さHは1.25mm、下端部の桟材側面
からの立上り角θは45°とした。また、凸部6aの位
置、すなわち、桟材6の上,下面からの距離T1 ,T3
は8mmとした。
【0031】ついで、上記桟材6を、下地材本体1の溝
2に手で押し込んで嵌着した。嵌着はやや体重を加える
ことによって容易に行うことができ、すぐに解放しても
外れることはなかった。図1および図2は、このように
桟材6を嵌着して得られた床下地材を示す。
【0032】桟材6の嵌着状態を確認したところ、図3
のようになっていた。すなわち、嵌着時に溝2の内側面
が凸部6aに押しつぶされてやや広がるが、嵌着後は、
ほぼ原形近くまで復元し、凸部6aが溝2の凹部2aに
嵌まり込んでいる状態を確認することができた。
【0033】念のため、桟材6に床材を釘打ちして張り
付け、床材の床下地材からの剥離を試みたところ、桟材
6の下地材本体1からの剥離は困難であった。
【0034】また、嵌着後の下地材本体1の反りの有無
を確認したところ、反りは認められなかった。
【0035】上記実施例では、桟材6を下地材本体1の
溝2に嵌着して床下地材を構成する場合について説明し
たが、桟材6の嵌着の際に、図5および図6に示すよう
に、溝2の凹部2aや底部に接着剤7を塗布しておくこ
ともできる。
【0036】このようにすれば、桟材6の固定はより強
固なものとなる。桟材6の溝2への嵌着時に塗布した接
着剤7が桟材6によって溝2の外へ押し出されることは
なく、有効に生かされるからである。
【0037】また、上記実施例では、凹部2aと凸部6
aの縦断面形状を台形にしたが、上記関係式を満たす限
り、半円形(図7)、二等辺三角形(図8)、直角三角
形(図10)などにしてもよい。
【0038】また、凹部2aと凸部6aの形状は、凹部
2aと凸部6aに係合関係が生じていれば、多少位置が
ずれていてもよく、また同じ形状でなくてもよい。例え
ば、図9のような半円形の凹部2aと二等辺三角形の凸
部6aの組合せ、図10のような向きの異なる直角三角
形の凹部2aと凸部6aの組合せ、図11のような低い
山形の凹部2aと台形の凸部6aの組合せなどでもよ
い。
【0039】さらに、上記実施例における凸部6aは、
桟材6の長さ方向に連続して設けたが、不連続に設けて
もよい。
【0040】
【考案の効果】以上説明したように、この考案の床下地
材によれば、上述のような構成としたので、次の効果を
奏する。
【0041】(1)桟材を下地材本体の溝に強固に固定
することかできる。
【0042】(2)桟材の前記溝への嵌着によって下地
材本体に反りが生じない。
【0043】(3)下地材本体の溝の形成に手間を要し
ない。
【0044】(4)桟材を前記溝に簡単に嵌着すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の床下地材の平面図
【図2】 実施例の床下地材の側面図
【図3】 図2の要部拡大図
【図4】 図3における下地材本体の溝と桟材の寸法関
係を示す側面図
【図5】 図3における下地材本体の溝に接着剤を塗布
する場合の塗布要領を示す側面図
【図6】 図3における下地材本体の溝に接着剤を塗布
する場合の塗布要領を示す側面図
【図7】 桟材の凸部と溝の凹部の他の態様を示す側面
【図8】 桟材の凸部と溝の凹部の他の態様を示す側面
【図9】 桟材の凸部と溝の凹部の他の態様を示す側面
【図10】 桟材の凸部と溝の凹部の他の態様を示す側
面図
【図11】 桟材の凸部と溝の凹部の他の態様を示す側
面図
【図12】 従来の床下地材の平面図
【図13】 従来の床下地材の側面図
【図14】 図13における下地材本体と桟材を分離し
て示す側面図
【符号の説明】
1 下地材本体 2 溝 2a 凹部 6 桟材 6a 凸部 7 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/02 E04F 15/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両内側面に凹部を有する断面四角形の溝
    が設けられた合成樹脂発泡体製の下地材本体と、前記溝
    に嵌着した、両側面に前記凹部と係合する凸部を有する
    断面四角形の棧材とよりなる床下地材であって、前記凹
    部は、下地材本体の上面より5mm〜20mm下方に設けら
    れ、前記凸部は、棧材の上面より5mm〜20mm下方に設
    けられ、かつ下端部の前記側面からの立上り角θが0°
    <θ<90°となるように、または縦断面形状が丸味を
    帯びるように形成されているとともに、前記棧材の有効
    幅をWS1、棧材の最大幅をWS2、溝の有効幅をWf1、溝
    の最大幅をWf2としたとき、それぞれが次の関係式 WS1+1≦WS2≦WS1+5(mm) Wf1<Wf2≦Wf1+10 (mm) Wf1+1≦WS2≦Wf2+3(mm) を満足するように設定されていることを特徴とする床下
    地材。
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