JP2589849B2 - 位置決めパターン誤検出防止方法 - Google Patents

位置決めパターン誤検出防止方法

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JP2589849B2 JP11338790A JP11338790A JP2589849B2 JP 2589849 B2 JP2589849 B2 JP 2589849B2 JP 11338790 A JP11338790 A JP 11338790A JP 11338790 A JP11338790 A JP 11338790A JP 2589849 B2 JP2589849 B2 JP 2589849B2
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行広 堂城
盛三 小熊
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はデータ領域内のサーボパターンに従って媒体
上のヘッドの位置決めを行なうデータ面サーボ方式にお
ける位置決めパターン検出方式に関するものである。
従来の技術 磁気ディスク装置において、データ面の各セクタの先
頭にサーボ情報を記録するデータ面サーボ方式では、セ
クタ毎に位置情報を離散的に埋め込み、その情報をもと
にヘッドがトラックの中心に位置決めされるように制御
している。トラック上にはデータ情報とサーボ情報が混
在しており、位置決めに使用するサーボ情報のみを検出
するためには、サーボ情報の存在位置を示すサーボセク
タ検出用パターンが必要である。前記サーボセクタ検出
用パターンには一般に、ある一定の長さを有する何も書
かれていない消去部が使用される。ディスク装置は、こ
の消去部を検出してサーボセクタの位置を検出できる。
第2図は従来のサーボセクタの構成を示している。第
2図において、1はACG動作を行なうためのバースト信
号、2はサーボセクタ検出用パターン、3はトラックア
ドレス情報を示すトラックコード、4、5はヘッドのト
ラックに対する相対的位置情報を得るための位置決めパ
ターンで、4は第一の位置決めパターン、5は第二の位
置決めパターンである。6はデータセクタである。
AGC部1は、サーボセクタ部のゲインを全トラックで
一定にする為に配置されている。
サーボセクタ検出用パターン2は、サーボセクタの位
置を検出するための何も書かれていない消去部である。
この消去部は同一トラックにおいて最も長い消去区間に
なるように設定されている。その検出方法はいくつかあ
り、そのひとつは、リトリガラブルモノマルチの発振期
間を、消去部の長さよりも短くかつ他の無信号領域より
も長く設定して、消去部を検出する方法である。また他
の方法では消去部の始まりからカウンターを動作させ、
消去部の終わりまでの期間を測定し、その値が所定のカ
ウンター値であるかどうかを確認することによって行な
う方法等がある。
トラックコード3は、ヘッドを目標トラックに対して
移動させるときに使用される。読み込まれたトラックコ
ードは、ヘッドのアクセス動作を行なう際の制御用フィ
ードバック値に使用される。
位置決めパターン4,5は、ヘッドをトラックの中心に
位置決めする為の情報に使用される。前記位置決めパタ
ーンはダイビットパターンを集合して形成したバースト
パターンであり、トラック中心よりも内周側、及び外周
側に半トラックピッチ隔たった位置に交互に配置されて
いる。記録媒体上のヘッドは、前記第一の位置決めパタ
ーン4と、第二の位置決めパターン5からの再生信号に
より制御される。すなわち、第一の位置決めパターンか
らの検出値と第二の位置決めパターンからの検出値が同
一になるところがオントラック位置である。
データセクタ6は、データを書き込む領域であり、デ
ータ面サーボ方式のディスク装置においてはこの部分で
は位置決め情報を得ることはできない。(特開昭63−14
6281号公報) 発明が解決しようとする課題 サーボセクタの検出には消去部を使用するが、そのト
ラック方向の長さは前記のように1トラック中で最も長
い無信号領域でなければならない。しかしながらこの消
去部を長くすることによりデータの記録領域を減少させ
てしまうので、消去部は極力短くしなければならない。
第2図からもわかるように、位置決めパターンはディス
クの半径方向の隣接する同種類のパターンとの間隔が1
トラック分開いており、ヘッドの位置によってはこの部
分が消去部とみなされてしまう場合が起こりうる。ま
た、ヘッドがオントラック位置にある場合、第一,第二
の位置決めパターンの再生振幅値はそれぞれ最大振幅値
の約1/2になり、2値化回路部でこの再生波形を波形成
形した時、2値化情報を検出できない場合が生じる。す
なわち2つの位置決めパターンをトラック方向に加算し
た長さの消去部が発生してしまう可能性がある。同じよ
うに、ヘッドが第一の位置決めパターンの半径方向に隣
接する消去部と、第二の位置決めパターンの半径方向に
隣接する消去部とを斜めに横切った場合にも同じ様な現
象が起きる可能性がある。ゆえに、サーボセクタ検出用
パターンは、サーボセクタの誤検出を防ぐために、第一
の位置決めパターンと第二の位置決めパターンをトラッ
ク方向に合計した長さより短くすることができない。消
去部を短くしようとすれば、第一、第二の位置決めパタ
ーンを短くしなければならない。しかしながら、第一,
第二の位置決めパターンは、ヘッドのオントラック位置
を正確に検出する為に、位置決めパターンの長さを長く
してサンプル数を増やし位置決め情報としてのS/Nを上
げなければならない。ゆえに、サーボセクタ検出用パタ
ーンは大幅に短くすることができない。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の位置決めパター
ン誤検出防止方法は、データ記録媒体上のデータトラッ
クに沿った方向にデータセクタとサーボセクタとを設
け、上記サーボセクタには少なくともサーボセクタを発
見するためにデータの書かれていない部分を設けたサー
ボセクタ検出用パターンと、前記記録媒体の情報を再生
可能なデータヘッドをデータトラックに正確に追従する
ように設けられた位置決めパターンとが形成してあり、
前記位置決めパターンは、各データトラックとは半トラ
ックピッチずれて、前記記録媒体の隣接データトラック
方向に半トラックピッチずれた第一の位置決めパター
ン、その反対方向に半トラックピッチずれた第二の位置
決めパターンが前記サーボセクタ検出用パターンのトラ
ック方向の長さより短い長さで設けられ、また第一の位
置決めパターンと第二の位置決めパターンとの間には、
お互いの境界を示す区切りパターンが設けられており、
前記再生可能なデータヘッドにより前記サーボセクタ検
出用パターンを再生し、この再生された信号と前記再生
可能なデータヘッドにより前記第一の位置決めパターン
と隣のトラックの第一の位置決めパターンとの間の第一
の位置決めパターンが書かれていない部分と、前記第二
の位置決めパターンと隣のトラックの第二の位置決めパ
ターンとの間の第二の位置決めパターンが書かれていな
い部分とを連続して再生された信号とのデータの書かれ
ていない部分の長さを比較する方法である。
作用 本発明は前記の様な構成により次のような効果を有す
る。すなわち第一の位置決めパターンと第二の位置決め
パターンとの境界に区切りパターンを設けることによ
り、トラック方向の長さを、第一の位置決めパターン、
第二の位置決めパターンよりも長い範囲で、第一の位置
決めパターンと第二の位置決めパターンとをトラック方
向に合計した長さよりも短くできるため、サーボセクタ
検出用のパターンは従来の約半分の長さに短縮すること
ができる。結果、データ領域を広くとれ、ドライブの総
容量を増やすとができる。また、サーボセクタ検出用パ
ターンよりも長い区間の無信号領域が同一トラックで発
生することを防止でき、従来よりも短いサーボセクタ検
出用パターンでも、位置決めパターンの誤検出を防ぐこ
とができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明のサーボセクタの構成を示している。
第1図において、1はAGC動作を行なうためのバースト
信号、2はサーボセクタ検出用パターン、3はトラック
アドレス情報を示すトラックコード、4、5はヘッドの
トラックに対する相対的位置情報を得るための位置決め
パターンで、4は第一の位置決めパターン、5は第二の
位置決めパターンである。6はデータセクタである。7
は第一と第二の位置決めパターンの区切りパターンであ
る。
第3図は、本発明のサーボセクタ検出方式の回路構成
の一実施例を示すものである。ディスク8上の磁気ヘッ
ド9から読み出された信号は、増幅器10を通り2値化回
路11で2値化された後、周期検出回路12に送られて1/2
に分周される。その後、データサンプル回路13に送られ
システムクロックと同期を取りイレーズタイマ14に送ら
れる。このイレーズタイマ14は2種類あり、一方は再生
信号のロウ期間の始まりから終わりまでを数えるカウン
タで、他方は読み込み信号のハイ期間の始まりから終わ
りまでを数えるカウンタである。ゆえに、消去部があれ
ばその区間の信号はハイかロウのどちらかに常になって
いるので、前記二種類のカウンタを用意すれば用意に消
去部の間隔を計ることができる。サーボセクタ検出用パ
ターン2は、あらかじめその間隔に相当するカウンタ値
を決めておき、イレーズカウンタ14のどちらかがその値
以上になったとき、デコーダ15にその時のカウンタ値を
送り、それをデコーダ15がデコードしてサーボセクタ検
出完了の合図になるパルスを出力する。このパルスを基
準にしてサーボセクタ部で必要なデータデコード用の信
号が作られる。
前記ヘッド9が第一の位置決めパターン4上をほとん
ど通過せず、再生信号の振幅が小さく2値化情報が存在
しない場合でも、第一の位置決めパターン4と第二の位
置決めパターン5の間に区切りパターン7がある為に、
区切りパターン部7で形成された2値化情報によりカウ
ンタがリセットされる。結果、サーボセクタ検出用回路
は、サーボセクタ検出用パターン2が第一の位置決めパ
ターン4、第二の位置決めパターン5より長ければ、第
一の位置決めパターン4、もしくは第二の位置決めパタ
ーン5を、サーボセクタ検出用パターン2であると誤検
出することはない。ゆえにサーボセクタ検出用パターン
2は、第一の位置決めパターン4の長さと、第二の位置
決めパターン5の長さとをトラック方向に合計した長さ
よりも短くできる。
第4図において(a)は位置決め部のパターン図であ
る。(b)は、ヘッド9が第一の位置決めパターン4と
第二の位置決めパターン5の中間を通過した場合のヘッ
ド9からの再生波形である。この場合、第一、第二の位
置決めパターンの再生振幅は通常最大振幅の約1/2の大
きさになるので、2値化回路11からの出力は、(c)図
の様に、第一、第二の位置決めパターン部を無信号部と
見なしてしまう場合がある。この信号を周期回路12で1/
2分周すると(d)図、もしくは(e)図の様になる。
イレーズタイマ14はこの信号のロウ間隔とハイ間隔の時
間を計測して消去部検出を行なう。ここで、第一の位置
決めパターン4と第二の位置決めパターン5の間に区切
りパターン7がある為に、そこでイレーズタイマ14のカ
ウントがリセットされ、第一の位置決めパターン4の長
さと第二の位置決めパターン5の長さとをトラック方向
に合計した長さの消去部は発生しない。
発明の効果 本発明は前記実施例より明らかなように、以下に示す
効果を有する。
(1)第一の位置決めパターンと第二の位置決めパター
ンとの境界に区切りパターンを設けることにより、サー
ボセクタ検出用のパターンのトラック方向の長さは、第
一の位置決めパターンのトラック方向の長さと第二の位
置決めパターンのトラック方向の長さとを合計した長さ
よりも短くできる。結果、データ書き込み領域を拡大
し、データ記憶容量を増加させることができる。
(2)第一の位置決めパターンと第二の位置決めパター
ンとの境界に区切りパターンを設けることにより、サー
ボセクタ検出用パターンよりも長い区間の無信号領域が
同一トラックで発生することを防止できる。結果、従来
よりも短いサーボセクタ検出用パターンでも、位置決め
パターンの誤検出を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はデータ面サーボ方式におけるサーボセクタのパ
ターンの詳細図、第2図は従来のデータ面サーボ方式に
おけるサーボセクタのパターンの詳細図、第3図は本発
明の一実施例におけるサーボセクタ検出方式の回路の概
略構成図、第4図は各部の信号波形図である。 1……AGC部,2……サーボセクタ検出用パターン,3……
トラックコード,4……第一の位置決めパターン,5……第
二の位置決めパターン,6……データセクタ,7……位置決
め領域の区切りパターン,8……ディスク,9……磁気ヘッ
ド,10……増幅器,11……2値化回路,12……同期検出回
路,13……データサンプル回路,14……イレーズタイマ,1
5……デコーダ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ記録媒体上のデータトラックに沿っ
    た方向にデータセクタとサーボセクタとを設け、上記サ
    ーボセクタには少なくともサーボセクタを発見するため
    にデータの書かれていない部分を設けたサーボセクタ検
    出用パターンと、前記記録媒体の情報を再生可能なデー
    タヘッドをデータトラックに正確に追従するように設け
    られた位置決めパターンとが形成してあり、前記位置決
    めパターンは、各データトラックとは半トラックピッチ
    ずれて、前記記録媒体の隣接データトラック方向に半ト
    ラックピッチずれた第一の位置決めパターン、その反対
    方向に半トラックピッチずれた第二の位置決めパターン
    が前記サーボセクタ検出用パターンのトラック方向の長
    さより短い長さで設けられ、また第一の位置決めパター
    ンと第二の位置決めパターンとの間には、お互いの境界
    を示す区切りパターンが設けられており、前記再生可能
    なデータヘッドにより前記サーボセクタ検出用パターン
    を再生し、この再生された信号と前記再生可能なデータ
    ヘッドにより前記第一の位置決めパターンと隣のトラッ
    クの第一の位置決めパターンとの間の第一の位置決めパ
    ターンが書かれていない部分と、前記第二の位置決めパ
    ターンと隣のトラックの第二の位置決めパターンとの間
    の第二の位置決めパターンが書かれていない部分とを連
    続して再生された信号とのデータの書かれていない部分
    の長さを比較することを特徴とする位置決めパターン誤
    検出防止方法。
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