JP2589193Y2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2589193Y2
JP2589193Y2 JP1992076507U JP7650792U JP2589193Y2 JP 2589193 Y2 JP2589193 Y2 JP 2589193Y2 JP 1992076507 U JP1992076507 U JP 1992076507U JP 7650792 U JP7650792 U JP 7650792U JP 2589193 Y2 JP2589193 Y2 JP 2589193Y2
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卓司 中尾
幸太郎 高橋
岡野  光隆
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液晶表示素子などのフ
ラット表示素子を使用した表示装置の構造に関し、更に
詳しくはモニター装置や液晶テレビジョン等に於ける表
示素子の表示面に対する表示面周辺部の筐体面積を極め
て少なく形成する表示装置の内部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】以下モニターに関する従来例を図4と図
5と図6を用いて説明する。図4は従来のモニターの外
観斜視図であり、図5は図4のA−A断面図である。図
5に於いて表示面側から表示素子10と照明装置20と
FPC40と回路基板30が筐体50に設けられた位置
決め部材51に支持されて筐体50の内に収納された構
造をなす。図に於いては、表示素子上に配置される透明
板で形成される風防は省略してある。
【0003】表示素子10は向かい合った2枚の透明硝
子基板の間に液晶物質を挟み周囲を封止剤でシールした
構成をなし、さらにシールの外側に位置する硝子基板上
には表示素子の電極を駆動するための駆動用集積回路が
実装(COGと称されている)された構成をなす。照明
装置20は、蛍光管と蛍光管の背面に配置し蛍光管の光
を反射して表示素子10側へ光を放射する反射部材と蛍
光管の前面に配置された拡散部材とにより構成される。
【0004】組立手順としては、表示素子10を制御す
る回路を実装した回路基板30の接続部32にFPC4
0の端部をライン半田接続する。FPC40の他方の端
部は、硝子基板上に透明電極を形成した構成をなす表示
素子10の端部に導電性接着剤を用いて接続されてい
る。FPC40を折り曲げることにより表示素子10と
回路基板40とを図5の如く向き合わせ、向き合わさっ
た表示素子10と回路基板30との間に照明装置20を
配置し、筐体50の内部に挿入する。この時、筐体50
の内部に4箇所の位置決め部材51が具備されており、
位置決め部材51により回路基板30は位置決めされ半
固定される。
【0005】モニターなどの表示画面11の面積に対し
て表示部に隣接する筐体表面52の面積を少なくして表
示画面を強調する製品に於いては、表示素子10と照明
装置20と回路基板30とを略等しい表面積にするのが
好ましいが、表示素子10を制御し駆動するための信号
作成回路のため図5の如く回路基板30が大きくなる。
さらに従来は図4に示した如くFPC40の屈曲使用に
対する耐久性を保証するFPCの曲げ半径を示す屈曲耐
性曲率半径を小さく取れず、図5のB−B間拡大図であ
る図6に示した如く、図6のCなる曲率半径が必要であ
る。すなわち曲率半径Cで曲げたFPC40を筐体50
に収納するために、筐体50を曲率半径C寸法以上大き
く作らねばならず筐体表面52に対する表示画面11の
面積が小さくなり表示画面が小さく感じられるモニター
となってしまっていた。前記とは逆に、筐体50の壁と
回路基板30との間を狭くし、曲率半径C以下の寸法で
FPC40が曲げられるとすると、前記した表示装置の
表示面の面積が小さく感じられることは解消するが、反
面、FPC40の曲げ部に過剰な応力が加わり、FPC
の信頼性が落ちてしまっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従来、表示素子に近い
表面積をもつ表示装置を作る場合、表示素子と回路基板
を接続しているFPCを略直角に曲げて筐体に組み込む
か、実開昭62ー36571に見られるような回路基板
にコネクタを設けて表示素子からのFPCを回路基板上
のコネクタに差し込む方法か、実開昭62ー12368
8に見られるような表示面積より大きな筐体を設けFP
Cの曲率を大きくしたうえでFPCホルダーを設けてF
PCを保護していた。
【0007】しかしながら、回路基板にコネクタを用い
る方法では、コネクタが高価であるため表示装置の価格
が高くなり安くて良い商品を市場に出すことができない
問題を有し、FPCホルダーを設ける方法も新たにFP
Cホルダー部品を追加せねばならず製品価格高価になっ
ていた。上記問題を解決し安くてFPCの信頼性が保証
され表示画面周囲の筐体面積を最小にした表示装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案は、表示素子と表示素子の裏面に配置された照
明装置と表示素子を駆動する回路基板と前記表示素子と
前記回路基板を電気的に接続するフレキシブル接続基板
とより構成され、更に少なくとも前記表示素子と前記回
路基板とフレキシブル接続基板とが筐体内に収納された
構成をなす表示装置に於いて、前記回路基板には前記フ
レキシブル接続基板の信頼性を保つための前記フレキシ
ブル基板の曲げ曲率を確保しフレキシブル基板に不要な
応力が加わることを避けるべく切欠き部が配設されてな
ることを特徴とするものである。
【0009】さらに、上記目的を達成するための本考案
の要旨は、表示素子と表示素子の裏面に配置された照明
装置と表示素子を駆動する回路基板と前記表示素子と前
記回路基板を電気的に接続するフレキシブル接続基板と
より構成され、さらに前記表示素子と前記回路基板とに
より前記照明装置を挟持して筐体内に収納された構成を
なす表示装置に於いて、前記回路基板には前記フレキシ
ブル接続基板と前記回路基板とを接続する接続部と筐体
内で前記回路基板の位置を決めるための基板位置決め部
とを有し、前記接続部側に設けられた基板位置決め部を
残して回路基板の接続部の基板端部に切欠き部を設けた
事を特徴とするものである。また、前記回路基板の接続
部に接続された前記フレキシブル接続基板が前記回路基
板の切欠き内に折曲げられ基板上面に配置された表示素
子と接続されていることを特徴とするものである。ま
た、回路基板に形成された前記切欠部の切欠き幅がフレ
キシブル接続接続基板の幅と略等しく設定した事を特徴
とするものである。
【0010】
【実施例】図1は図4に示したモニターである表示装置
のA−A断面図に対応する本考案の表示装置の断面図で
ある。図2には図1に於ける部分断面図を示す。図1と
図2に於いて、表示素子を構成する硝子基板に導電性接
着剤を用いてFPC40を熱圧着する。FPC40は1
枚のFPCを表示素子に近い場所で走査電極側FPCと
コモン電極側FPCとに分割した後、硝子基板の走査電
極端子とコモン電極端子の2箇所に導電接着が行われ
る。
【0011】表示素子を制御する回路を実装した回路基
板30には、筐体50に回路基板30を半固定するため
の基板位置決め部31が回路基板30の4隅に具備され
ており、4隅の内の2隅の間にはFPCを半田付けする
為の接続部32が設けられており、接続部32に近い基
板端部34には、基板位置決め部31を残してコの字型
に接続部32に向けて切欠き部33が設けて有る。
【0012】切欠き33の幅は基板位置決め部31に設
けられた位置決め穴のそばまで形成しても良いが基板成
形加工に於いて位置決め穴の周囲の基板割れにより生産
の歩留りが低下するため、略FPCの幅に等しく切欠き
部33の幅を設定する。
【0013】切欠き33の切欠き奥行きは以下の如く決
定する。一般にFPCは芯部に配置された数十μmの厚
みをなす銅箔の導体を上下からポリイミドからなるカバ
ーコートで挟み込んだ形状をなすため、FPCを極度に
折り曲げるとカバーコートの弾性破壊と銅箔の断線を生
じる。FPCの破壊を防ぐためためFPCを曲げて使用
するときにはFPCの屈曲疲労試験と耐折強さ試験(J
IS P8115)のデータを考慮したFPC曲げ曲率
設計をしなければならない。実施例ではFPCの屈曲疲
労試験と耐折強さ試験のデータよりFPCの曲率半径を
2mm以上にすることがもとめられる。
【0014】さらに筐体50の外形形状の表面を表す縦
横寸法と厚みを表す厚み寸法で説明すると、筐体50の
縦横寸法は表示素子10を収納し、さらに位置決め部材
51を配置しうる最小寸法にする。表示素子を制御する
ための実装回路部品と配線パターンとFPCの接続部3
2と基板位置決め部31を配置する回路基板30は基板
の実装密度が高いため縦横寸法を筐体50の縦横寸法ま
で大きくする必要がある。
【0015】回路基板の実装密度が高いが、回路基板3
0に於いて接続部32を挟んでいる基板位置決め部31
の周辺は位置決め部材51との接触による配線パターン
切れを防ぐために配線パターンを配設することができ
ず、接続部32から基板端部34の間はFPCのライン
半田による電子部品劣化を防ぐため部品を配置すること
ができない。
【0016】図3の如く回路基板30に部品搭載ができ
ない部分の基板端部34から接続部32に向けてに切欠
き奥行きを2mm以上設け、奥行きに対して横方向の切
欠き幅を略FPC40の幅としたコの字形状の切欠き部
33を回路基板30上に設ける。接続部32にライン半
田されたFPC40をコの字形状の切欠き部を通過させ
て配設する。
【0017】図1の如く、筐体50に表示素子10を挿
入し、表示素子の下側に照明装置20を配置し、照明装
置51の下側に回路基板30を配置すると共に、回路基
板30は位置決め部材51上に配置する事で回路基板を
支持すると共に半固定する。この時、図2の如くFPC
40は回路基板30に設けられた切欠き部33の切欠き
内を通過し表示素子10へ配設した構成をなす。さら
に、図1では、回路基板30に接続されたFPC40
は、FPCの曲げ部近傍で筐体50と接触せずに配置さ
れ、さらに表示素子10に、無理な応力が加わらずに表
示素子へ向けて配置されているFPC40の配線が示さ
れている。
【0018】
【考案の効果】以上の如く、本考案の表示装置はコネク
タやFPC保護部材を使用せずに筐体の表面積部分で表
示に関係しない部分を最小に出きFPCの信頼性性能を
確保できるため、安価で品質の良い表示装置が得られ
る。
【0019】本実施例ではモニターなる表示装置を用い
たがテレビにも適用でき、さらに本考案は液晶パネルを
用いたがエレクトロルミネッセンスやプラズマディスプ
レイ等のフラットパネルを用いた表示装置に於いても有
用な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である、モニターの断面図であ
る。
【図2】本考案の実施例であり、図1のFPC周辺部分
の拡大図である。
【図3】本考案の実施例であり、回路基板の切欠き部の
拡大図である。
【図4】従来例である液晶表示素子を用いたモニター外
観斜視図である。
【図5】従来例であり、図4のA−A断面図である。
【図6】従来例であり、図5のB−B部の拡大図であ
る。
【符号の説明】
10 表示素子 11 表示画面 20 照明装置 30 回路基板 31 基板位置決め部 32 接続部 33 切欠き部 34 基板端部 40 FPC 50 筐体 51 位置決め部材 52 筐体表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−254077(JP,A) 特開 平4−43326(JP,A) 特開 昭54−69996(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/1345

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示素子と表示素子の裏面に配置された
    照明装置と表示素子を駆動する回路基板と前記表示素子
    と前記回路基板を電気的に接続するフレキシブル接続基
    板とより構成され、さらに少なくとも前記表示素子と前
    記回路基板とフレキシブル接続基板とが筐体内に収納さ
    れた構成をなす表示装置に於いて、前記回路基板には前
    記フレキシブル接続基板の信頼性を保つための前記フレ
    キシブル基板の曲げ曲率を確保しフレキシブル基板に不
    要な応力が加わることを避けるべく切欠き部が配設され
    ていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 表示素子と表示素子の裏面に配置された
    照明装置と表示素子を駆動する回路基板と前記表示素子
    と前記回路基板を電気的に接続するフレキシブル接続基
    板とより構成され、更に前記表示素子と前記回路基板と
    により前記照明装置を挟持して筐体内に収納された構成
    をなす表示装置に於いて、前記回路基板には前記フレキ
    シブル接続基板と前記回路基板とを接続する接続部と筐
    体内で前記回路基板の位置を決めるための基板位置決め
    部とを有し、前記接続部側に設けられた基板位置決め部
    を残して回路基板の接続部の基板端部に切欠き部を設け
    た事を特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 前記回路基板の接続部に接続された前記
    フレキシブル基板が前記回路基板の切欠き内に折曲げら
    れ基板上面に配置された表示素子と接続されていること
    を特徴とする請求項項記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 回路基板に形成された前記切欠部の切欠
    き幅がフレキシブル接続基板の幅と略等しく設定した事
    を特徴とする請求項項記載の表示装置。
JP1992076507U 1992-10-09 1992-10-09 表示装置 Expired - Lifetime JP2589193Y2 (ja)

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JPH0636038U JPH0636038U (ja) 1994-05-13
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