JP2588878Y2 - 開閉器 - Google Patents
開閉器Info
- Publication number
- JP2588878Y2 JP2588878Y2 JP1992026239U JP2623992U JP2588878Y2 JP 2588878 Y2 JP2588878 Y2 JP 2588878Y2 JP 1992026239 U JP1992026239 U JP 1992026239U JP 2623992 U JP2623992 U JP 2623992U JP 2588878 Y2 JP2588878 Y2 JP 2588878Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- hanging
- mounting bracket
- mounting
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は開閉器に係り、詳しくは
開閉器の把手及び取付金具の構造に関する。
開閉器の把手及び取付金具の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、開閉器においては、図6、図7に
示すものが提案されている。この高圧気中開閉器の把手
の構造においては、その本体ケース20の上部両側面に
一対のコ字状の把手21が取着されており、把持可能と
なっている。また、取付金具の構造においては、本体ケ
ース20の上端に一対の板状の取付金具22が取着され
ている。さらに、この取付金具22にはフック23及
び、吊り下げ孔24が形成されている。
示すものが提案されている。この高圧気中開閉器の把手
の構造においては、その本体ケース20の上部両側面に
一対のコ字状の把手21が取着されており、把持可能と
なっている。また、取付金具の構造においては、本体ケ
ース20の上端に一対の板状の取付金具22が取着され
ている。さらに、この取付金具22にはフック23及
び、吊り下げ孔24が形成されている。
【0003】そして、前記把手21は開閉器の運搬時等
に用いられ、前記取付金具22は開閉器を柱上に取付け
る時に用いられる。なお、取付金具22において、前記
フック23は掛止金具等を引っ掛けて開閉器を吊り上
げ、また前記吊り下げ孔24は吊り下げ金具(二点鎖線
にて図示)を挿通して、柱上に設けられた腕金(図示し
ない)等に取付けるためのものである。
に用いられ、前記取付金具22は開閉器を柱上に取付け
る時に用いられる。なお、取付金具22において、前記
フック23は掛止金具等を引っ掛けて開閉器を吊り上
げ、また前記吊り下げ孔24は吊り下げ金具(二点鎖線
にて図示)を挿通して、柱上に設けられた腕金(図示し
ない)等に取付けるためのものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、近年、高圧
開閉器においては、その小型軽量化に対する要望が高ま
っており、気中開閉器からガス開閉器へと代わりつつあ
る。従って、開閉器の小型軽量化に伴い、また、取付状
態の美化の点から見ても外観構造の簡素化が望まれるも
のであった。
開閉器においては、その小型軽量化に対する要望が高ま
っており、気中開閉器からガス開閉器へと代わりつつあ
る。従って、開閉器の小型軽量化に伴い、また、取付状
態の美化の点から見ても外観構造の簡素化が望まれるも
のであった。
【0005】従って、従来のように把手と取付金具を別
々に設けた場合には、部品点数が増えるため、それだけ
製造コストも高くなり、外観も複雑なものになってい
た。本考案の目的は、軽量化と低コスト化、さらに、外
観構造の簡素化を図ることができる開閉器を提供するこ
とにある。
々に設けた場合には、部品点数が増えるため、それだけ
製造コストも高くなり、外観も複雑なものになってい
た。本考案の目的は、軽量化と低コスト化、さらに、外
観構造の簡素化を図ることができる開閉器を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本考案は、開閉器本体の上面に一対の取付金具を取
着し、同取付金具には前記本体を持ち運ぶ場合に把持す
るための把持部材と、同本体を吊り上げる場合に掛止金
具等を引っ掛けるための掛止部材と、同本体を吊り下げ
支持するための吊り下げ部材とを一体に形成したことを
要旨とする。
めに本考案は、開閉器本体の上面に一対の取付金具を取
着し、同取付金具には前記本体を持ち運ぶ場合に把持す
るための把持部材と、同本体を吊り上げる場合に掛止金
具等を引っ掛けるための掛止部材と、同本体を吊り下げ
支持するための吊り下げ部材とを一体に形成したことを
要旨とする。
【0007】
【作用】このように構成された本考案は、把持部材、掛
止部材、及び吊り下げ部材とを一体に形成した取付金具
を開閉器本体に取着したことにより、部品点数が少なく
なり、開閉器本体の軽量化と低コスト化、さらに、外観
構造の簡素化を図ることができる。
止部材、及び吊り下げ部材とを一体に形成した取付金具
を開閉器本体に取着したことにより、部品点数が少なく
なり、開閉器本体の軽量化と低コスト化、さらに、外観
構造の簡素化を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜
図2に従って説明する。図1、図2に示すように、開閉
器1の本体ケース2の上面には、一対のL字板形状から
なる把持部材及び吊り下げ部材としての取付金具3が取
着されている。
図2に従って説明する。図1、図2に示すように、開閉
器1の本体ケース2の上面には、一対のL字板形状から
なる把持部材及び吊り下げ部材としての取付金具3が取
着されている。
【0009】この取付金具3はその各側壁3aが対向
し、かつ平行になるように取着されている。この側壁3
aにはその面積よりも小面積の開口4が透設されてい
る。また、その開口4の上端は手の握り形状に一致する
波形状に形成されており、把持部5となっている。さら
に、開口4の上端両側部は円弧形状に形成され、開閉器
1の吊り上げ時における掛止金具等を安定して保持する
掛止部6となっている。
し、かつ平行になるように取着されている。この側壁3
aにはその面積よりも小面積の開口4が透設されてい
る。また、その開口4の上端は手の握り形状に一致する
波形状に形成されており、把持部5となっている。さら
に、開口4の上端両側部は円弧形状に形成され、開閉器
1の吊り上げ時における掛止金具等を安定して保持する
掛止部6となっている。
【0010】さらに、側壁3aにおける前記開口4の両
側方部には、吊り下げ金具(図示しない)を挿通するた
めの吊り下げ孔7が透設されている。なお、一方の吊り
下げ孔7の下方部にはアース端子取付孔8が透設されて
いる。
側方部には、吊り下げ金具(図示しない)を挿通するた
めの吊り下げ孔7が透設されている。なお、一方の吊り
下げ孔7の下方部にはアース端子取付孔8が透設されて
いる。
【0011】また、本体ケース2の両側面には各相別に
負荷側及び電源側のブッシング9、10が密閉状に挿通
取着されている。また、本体ケース2内には固定電極、
可動電極等からなる開閉部(図示せず)及び、その開閉
部を開閉駆動する機構部(図示せず)等が内蔵されてい
る。さらに、本体ケース2には機構部に連結されたハン
ドル軸11を介して手動操作ハンドル12が回動可能に
固定されている。
負荷側及び電源側のブッシング9、10が密閉状に挿通
取着されている。また、本体ケース2内には固定電極、
可動電極等からなる開閉部(図示せず)及び、その開閉
部を開閉駆動する機構部(図示せず)等が内蔵されてい
る。さらに、本体ケース2には機構部に連結されたハン
ドル軸11を介して手動操作ハンドル12が回動可能に
固定されている。
【0012】次に、このように構成された開閉器1の作
用を説明する。開閉器1を持ち運ぶ場合には、両取付金
具3の把持部5を把持することにより、安定した把持動
作で持ち運ぶことができる。
用を説明する。開閉器1を持ち運ぶ場合には、両取付金
具3の把持部5を把持することにより、安定した把持動
作で持ち運ぶことができる。
【0013】また、開閉器1を柱上に取り付ける場合に
は、両取付金具3の掛止部6に掛止金具(図示しない)
等を引っ掛けて開閉器1を吊り上げる。続いて、取り付
け位置まで吊り上げられた後、吊り下げ金具(図示しな
い)を吊り下げ孔7に挿通させる。そして、開閉器1を
吊り下げ金具を介して、柱上に設けられた腕金(図示し
ない)等に取付ける。
は、両取付金具3の掛止部6に掛止金具(図示しない)
等を引っ掛けて開閉器1を吊り上げる。続いて、取り付
け位置まで吊り上げられた後、吊り下げ金具(図示しな
い)を吊り下げ孔7に挿通させる。そして、開閉器1を
吊り下げ金具を介して、柱上に設けられた腕金(図示し
ない)等に取付ける。
【0014】このように本実施例の開閉器1において
は、取付金具3に把持部5、掛止部6、及び吊り下げ孔
7を一体に形成したことにより、部品点数が少なくな
り、開閉器本体の軽量化と低コスト化を図ることができ
る。また、掛止部6は円弧形状に形成されているため、
掛止金具等を安定して引っ掛けることができる。
は、取付金具3に把持部5、掛止部6、及び吊り下げ孔
7を一体に形成したことにより、部品点数が少なくな
り、開閉器本体の軽量化と低コスト化を図ることができ
る。また、掛止部6は円弧形状に形成されているため、
掛止金具等を安定して引っ掛けることができる。
【0015】さらに、柱上に取付けた場合においては、
外観構造が簡素化されるため、街並みの美観を損なうこ
とがない。なお、本考案は上記実施例に限定されること
はなく、本考案の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよう
にしてもよい。(1)上記実施例では、掛止部6の形状
を円弧形状としたが、その形状を他の形状に変更しても
よい。例えば、図3に示すように、その円弧形状の曲率
を小さくして、溝形状に近似させたりしてもよい。
(2)上記実施例では、把持部5の形状を波形状とした
が、その形状を他の形状に変更してもよい。例えば、図
4(a)、図4(b)に示すように、各取付金具3の開
口4の上端を本体ケース2上面中央に向かって折り曲げ
形成し、把持しても手が痛くならないようにしてもよ
い。(3)上記実施例では、取付金具3をL字板形状と
したが、その形状を他の形状に変更してもよい。例え
ば、図5に示すように、一端から他端にかけて棒体と
し、その棒体を折曲げて把持部5、掛止部6、吊り下げ
孔7を一体に形成してもよい。又、吊り下げ孔7を棒体
に固着したパイプに置き換えてもよい。
外観構造が簡素化されるため、街並みの美観を損なうこ
とがない。なお、本考案は上記実施例に限定されること
はなく、本考案の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよう
にしてもよい。(1)上記実施例では、掛止部6の形状
を円弧形状としたが、その形状を他の形状に変更しても
よい。例えば、図3に示すように、その円弧形状の曲率
を小さくして、溝形状に近似させたりしてもよい。
(2)上記実施例では、把持部5の形状を波形状とした
が、その形状を他の形状に変更してもよい。例えば、図
4(a)、図4(b)に示すように、各取付金具3の開
口4の上端を本体ケース2上面中央に向かって折り曲げ
形成し、把持しても手が痛くならないようにしてもよ
い。(3)上記実施例では、取付金具3をL字板形状と
したが、その形状を他の形状に変更してもよい。例え
ば、図5に示すように、一端から他端にかけて棒体と
し、その棒体を折曲げて把持部5、掛止部6、吊り下げ
孔7を一体に形成してもよい。又、吊り下げ孔7を棒体
に固着したパイプに置き換えてもよい。
【0016】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案の開閉器に
よれば、把持部材、掛止部材、及び吊り下げ部材とを一
体に形成した取付金具を開閉器本体に取着したことによ
り、部品点数が少なくなり、開閉器本体の軽量化と低コ
スト化、さらに、外観構造の簡素化を図ることができる
という優れた効果を奏する。
よれば、把持部材、掛止部材、及び吊り下げ部材とを一
体に形成した取付金具を開閉器本体に取着したことによ
り、部品点数が少なくなり、開閉器本体の軽量化と低コ
スト化、さらに、外観構造の簡素化を図ることができる
という優れた効果を奏する。
【図1】本考案の取付金具が取着された開閉器を示す正
面図である。
面図である。
【図2】同じく開閉器の側面図である。
【図3】他の実施例の取付金具を示す一部正面図であ
る。
る。
【図4】他の実施例の取付金具を示し、(a)はその一
部正面図であり、(b)はその一部側面図である。
部正面図であり、(b)はその一部側面図である。
【図5】他の実施例の取付金具を示す一部正面図であ
る。
る。
【図6】従来の取付金具が取着された開閉器を示す正面
図である。
図である。
【図7】同じく開閉器の側面図である。
1…開閉器、2…本体ケース、3…取付金具(把持部材
及び吊り下げ部材)、5…把持部、7…吊り下げ孔
及び吊り下げ部材)、5…把持部、7…吊り下げ孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 33/53 H02B 5/02
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉器本体の上面に一対の取付金具を取
着し、同取付金具には前記本体を持ち運ぶ場合に把持す
るための把持部材と、同本体を吊り上げる場合に掛止金
具等を引っ掛けるための掛止部材と、同本体を吊り下げ
支持するための吊り下げ部材とを一体に形成したことを
特徴とする開閉器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992026239U JP2588878Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992026239U JP2588878Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 開閉器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587780U JPH0587780U (ja) | 1993-11-26 |
JP2588878Y2 true JP2588878Y2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=12187762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992026239U Expired - Fee Related JP2588878Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 開閉器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588878Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005204384A (ja) * | 2004-01-14 | 2005-07-28 | Nippon Kouatsu Electric Co | 柱上用ケース入り配電機器 |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP1992026239U patent/JP2588878Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005204384A (ja) * | 2004-01-14 | 2005-07-28 | Nippon Kouatsu Electric Co | 柱上用ケース入り配電機器 |
JP4498752B2 (ja) * | 2004-01-14 | 2010-07-07 | 日本高圧電気株式会社 | 柱上用ケース入り配電機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0587780U (ja) | 1993-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1219204A3 (en) | Keyboard support apparatus | |
JP2588878Y2 (ja) | 開閉器 | |
JPH11124298A (ja) | 移載装置 | |
EP0254752B1 (en) | Apparatus for operating and transferring manhole cover | |
GB2348419A (en) | Lightweight handle | |
JP3041584U (ja) | クレーン装置 | |
JP3231731B2 (ja) | 片持式ハンガー | |
USD461520S1 (en) | Fish-shaped base for a fly tying vise | |
JP3234150U (ja) | 吊り荷用操作棒 | |
JP2559540Y2 (ja) | 物品収納容器の移動用引っ張り具 | |
CN207985087U (zh) | 一种隐藏式自行车提手 | |
JP2003128367A5 (ja) | ||
JP2511099Y2 (ja) | シ―トのクランプ具 | |
JPH07228470A (ja) | ドラム缶の吊り装置 | |
JP3068582U (ja) | コンピュ―タのメイン基板取付構造 | |
JP2564158Y2 (ja) | フォークリフトの車体吊り構造 | |
JPH0715571Y2 (ja) | キヤデイバツグ | |
JPS639626Y2 (ja) | ||
JPS608764Y2 (ja) | 格納ベツド | |
JPH01147623U (ja) | ||
JP2003162779A (ja) | 住宅用火災警報器、そのヘッド部 | |
JPH0447186Y2 (ja) | ||
JP3712603B2 (ja) | 電気装置用キャビネット | |
JP3600969B2 (ja) | 荷物積載具の取付装置 | |
JP2002107218A5 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |