JP2588721B2 - 油圧駆動装置 - Google Patents

油圧駆動装置

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JP2588721B2
JP2588721B2 JP62209711A JP20971187A JP2588721B2 JP 2588721 B2 JP2588721 B2 JP 2588721B2 JP 62209711 A JP62209711 A JP 62209711A JP 20971187 A JP20971187 A JP 20971187A JP 2588721 B2 JP2588721 B2 JP 2588721B2
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oil
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年明 月本
千春 松永
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は建設機械の走行モータ駆動装置に係り特に装
軌式車輌の直進性の改良に関する。
[従来の技術] 従来この種のモータ駆動装置は第2図に示すように、
左駆動ポンプ5の圧油で左走行モータ1を駆動しその速
度・方向を左走行切換弁3によって制御し、これとは別
に右走行切換弁で制御された右駆動ポンプ6の圧油で右
走行モータを駆動する如く左右独立の駆動・制御系で構
成していた。さらに切換弁8とアクチュエータ7により
例示される如く、左右独立の駆動・制御系にはそれぞれ
走行以外のアクチュエータ,切換弁を付加して使用され
ることが多い。
[考案が解決しようとする問題点] かかるモータ駆動装置に使用される左右ポンプ、およ
び左右モータがそれぞれ厳密い同一容量でない限り、走
行を続けるにつれて寸法差、容積効率などの差による左
右モータの回転差が累積し、回転差に応じて曲進する。
また、走行中に切換弁8を操作しアクチュエータ7を作
動させると右走行モータ2への圧油の供給が著しく減る
ため右方へ大きく旋回し操作者の意図する進路を保つた
めには余分な修正操作を必要とするものであった。
本発明は上記欠点を解消するために、左右ポンプが左
右走行切換弁にそれぞれ独立に供給する吐出油を一定範
囲内で互に授受しうるようにしたものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、その実施例図面第1図に示すように右走行
用を含むアクチュエータ2,7のそれぞれにアクチュエー
タを制御する切換弁4,8を設け右走行用切換弁4の入力
ポートにチェック弁12を介して油圧ポンプ6を接続した
油圧駆動装置14と、左走行用を含むアクチュエータ1に
アクチュエータを制御する切換弁3を設け左走行用切換
弁3の入力ポートにチェック弁11を介して油圧ポンプ5
を接続した他の油圧駆動装置13とをそれぞれ左右走行用
に対応させて構成し、両走行用切換弁3,4の入力ポート
を両ポートの圧力差に応じて開度を減ずる開閉弁9を介
して接続する。
[作用] 右走行用切換弁4を中立位置から一方の切換位置Iへ
切換えるとポンプ6の吐出する圧油はチェック弁12を経
て2分された経路の一方は開弁している開閉弁9の先で
切換弁3およびチェック弁11で遮断される。他方は切換
弁4を経てモータ2を正転駆動した上、同弁4を経てタ
ンクへ戻る。左側モータ1は回転を抑止されているので
車体は左へ急旋回する。切換弁3のみを切換位置Iへ切
換えると前記とは逆方向へ作用し右へ急旋回する。切換
弁3,4を切換位置Iへ切換えると左右の走行モータ1,2共
正転駆動し前進する。このとき開弁している開閉弁9に
より左右両走行モータ1,2はポンプ5,6に並列接続となっ
ているのでクローラ自身が持つ直進性によって直進走行
し、両走行モータ1,2の工作精度、容積効率などによる
必要流入量の差は開閉弁9を介して相互に補填するが開
閉弁9はこの程度の通過油量では全開の状態を維持す
る。
直進走行中に他の切換弁8を例えば切換位置IIIへ切
換えるとポンプ6の吐出油は負荷の大小関係に応じて右
走行モータ2の駆動とアクチュエータ7の伸長とに分配
される。アクチュエータ7へ供給された油量の1/2相当
がポンプ5から開閉弁9を経て右走行モータ2の駆動の
ため補填され速度は低下するが直進を保つ。
左右走行モータの負荷が著しく異なる場合、例えば左
モータ1側のクローラのみが軟弱地に入った場合、その
負荷圧が下がって空転すると共に右走行モータを駆動す
るのに必要な圧力を維持出来ず減速する。ポンプ6の吐
出油は開閉弁9を経て空転する左モータへ供給される
が、その油量に応じて生起しあらかじめ設定した値に達
した圧力差が開閉弁9を閉じ左右走行駆動系を独立させ
る。このためポンプ6がモータ2へ供給する圧油は圧力
を回復し右クローラに駆動力を与えるとともに、通過油
の圧力差に代って左右モータ負荷差が開閉弁9の閉止状
態を維持する。
[実施例] 第3図は第1図に示す開閉弁9の一実施例を示し弁体
22には切換弁3,4の入力ポートへ連通すべくポート27,28
を備え、穿設した孔にスプール23を挿入しこれを弾圧し
たバネ24A,24Bにて中央位置へ拘持する。ポート27を延
長した空間とスプール23とで絞り25A,25Bを形成する。
スプール両端のバネを収納する室はそれぞれポート27ま
たはポート28と連通させる。ポート27よりポート28へ圧
油を通過させたとき絞り25B,25Aの通過前後の圧力が夫
々スプールの左右端の端面に作用しこの合力がバネ24A
の弾圧力を超えるとスプールを右方へ移動させ絞り25B
の開口を減じ前記合力の増加に応じて全開する。ポンプ
5,6の吐出量をそれぞれQとし、直進走行時に他のアク
チュエータ7にポンプ6の吐出量の全量を使用しても直
進を保つためには、開閉弁9が閉止するときの通過油量
をQ/2より大き目の値としこれに目合う絞り25A,25Bとバ
ネ24A,24Bとの組合せを選定する。また、直進走行時の
アクチュエータ7に必要な油量がQより少いQ1であるな
らば前記開閉弁9を閉止する通過油量をQ1/2よりやや大
き目にすればよい。上に例示した2種類の選択は、一側
モータの負荷の著しい低下による空転が、前者では1.5Q
に相当する空転で他側モータの駆動力が回復するのに対
して、後者では前者より少ないQ+Q1/2に相当する空転
で他側モータの駆動力が回復することになる。
第3図は開閉弁の他の実施例を示すもので、第3図の
実施例では開閉弁を通過する圧油を流れの方向に応じて
スプールがいずれかの方向へ切換わり2組の絞り25A,25
Bのうちいずれかがその開口を減じるように構成されて
いたが、右実施例のスプールは前記圧油の流れ方向の如
何に拘らず一方向に移動して単一組の絞り25の開口を減
じるようにしたものである。スプールを移動させる圧力
差の印加は高圧選択弁31と低圧選択弁32によって常にバ
ネ24を圧縮するように構成されている他は第3図の実施
例と同様に作用する。
[効果] 以上述べたように本願発明の構成は格別な他からの信
号を必要とせず、開閉弁自体を通過する通過油量を圧力
差で検出し、圧力差があらかじめ設定した値を超えると
開閉弁を閉止し並列に接続されていた2つの駆動系を独
立させるようにしたので、簡潔な構成であり乍ら他のア
クチュエータの操作の影響を受けず直進性を維持し、片
側駆動系が空転した場合も自動的に開閉弁を閉止して他
側駆動系に駆動力を残存させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の油圧回路を示す図、第2
図は従来例の油圧回路を示す図、第3図、第4図はこの
発明に係る開閉弁を示す概略断面図である。 1,2……走行用アクチュエータ、3,4……走行用切換弁、
5・6……油圧ポンプ、7……アクチュエータ、8……
切換弁、9……開閉弁、11,12……チエック弁、13,14…
…油圧駆動装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行用を含むアクチュエータと、それぞれ
    のアクチュエータを制御する切換弁と、走行用切換弁の
    入力ポートにチェック弁を介して接続された油圧ポンプ
    とでなる油圧駆動装置2組で構成し、両走行用切換弁の
    入力ポートを両ポートの圧力差に応じて開度を減ずる開
    閉弁を介して接続した油圧駆動装置。
JP62209711A 1987-08-24 1987-08-24 油圧駆動装置 Expired - Lifetime JP2588721B2 (ja)

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JPS6455403A JPS6455403A (en) 1989-03-02
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