JP2588672Y2 - 生体用電極 - Google Patents

生体用電極

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JP2588672Y2
JP2588672Y2 JP1993002215U JP221593U JP2588672Y2 JP 2588672 Y2 JP2588672 Y2 JP 2588672Y2 JP 1993002215 U JP1993002215 U JP 1993002215U JP 221593 U JP221593 U JP 221593U JP 2588672 Y2 JP2588672 Y2 JP 2588672Y2
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electrode
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adhesive layer
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徳昭 外処
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Nihon Kohden Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、心電図などの体表面電
位を測定するときに用いる生体電極に係り、特に再使用
可能な生体電極に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、心電図などの生体電位を測定する
電極としては、再使用可能な電極と使い捨て電極とがあ
る。前者は図5に示す如く弾性部材あるいは金属部材で
椀形に形成された吸着電極10をゴム球11で吸着する
タイプであり、後者は図6に示すようなホームテープ1
2に粘着材13を塗布し、この粘着材13の内側に電極
1を設け、電極1の端子2を粘着材13及びホームテー
プ12から外部に突出させてなり、さらに電極1の生体
接触面側にはスポンジ4を設けるタイプがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来の吸
着電極を用いる場合、被検者の皮膚に生えている体毛や
しわなどのために吸着が困難になるおそれがあったり、
皮膚の弱い被検者に用いると吸着した部分に血液が滲出
して数日間アトが残ったりひどい場合は発赤し、かゆみ
がでたりする場合があった。さらに、構造が複雑なため
洗浄が面倒であるなどの欠点があった。また従来の使い
捨て電極は1回使用すると皮脂などによりテープが汚
れ、粘着が低下してしまうため再使用はできずその都
度廃棄していたためコスト高になる欠点があった。
【0004】本考案はこのような点に鑑みてなされたも
ので、確実に皮膚の表面に装着することができ、しかも
再使用可能な生体用電極を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、生体の皮膚に装着して体表面電位を測定
する生体用電極において、電極と、この電極に取り付け
られ、前記皮膚への装着面に、水に接触すると粘着力を
失い、水を除去すると粘着力を回復する性質の粘着層が
形成された再生使用可能シートとを備えたことを特徴と
している。 また、電極は、電解液を含浸されたスポンジ
体が収容される有底筒状体であるとした。さらに、この
電極の背面と反対側の端面には、その周縁に沿って溝部
が設けられている構成とした。
【0006】
【作用】上記の構成によると、使用時にはシートを粘着
層を介して皮膚に接着し、シートに取り付けられた電極
を皮膚に密着させて測定を行なう。使用後にはシートを
洗浄することにより粘着力が再生し、再使用可能とな
る。
【0007】
【実施例】以下、本考案の生体電極の実施例を図面を参
照して説明する。
【0008】図1及び図2に本考案の第1の実施例の構
成を示す。カーボンなどの導電性材料で有底円筒状に形
成された電極1の底面の中心には、外側に向って突出す
る端子2が一体に形成されている。また電極1の背面と
反対側の端面には逆V字状のいわゆるラビリンス形状の
円環溝3が形成されており、電極1の内面にはスポンジ
4が交換可能に充填されている。
【0009】一方、電極1の背面には水洗などで洗浄す
ることのできる材料、例えば実昭64−35085号
公報で公知の、水に接触すると粘着力を失い、水を除去
すると粘着力を回復する性質を備えた高分子ゴムを主材
とする粘着材を使用した粘着層6が粘着して設けられ、
この粘着層6の外面に円板状に形成されたシート5が接
着されている。これらの粘着層6及びのシート5の中心
から端子2が突出している。
【0010】上記のように構成された生体電極を使用す
る場合は、電極1内のスポンジ4に生理的食塩水などの
導電液を含浸させ、被検者の体表の所定の位置に当接さ
せ、シート5を粘着層6を介して皮膚に接着固定する。
そして端子2に図示しない心電計等の測定器に接続され
たリード線を取り付けて生体電位を測定する。このとき
円環溝3が皮膚に喰い込むため、スポンジ4に含浸され
た導電液が外部に漏れることを防ぎ、粘着層6の粘着力
の低下を防止することができる。
【0011】測定が終ったらシート5を皮膚から剥し、
シート5を粘着層6とともに水洗いすることにより、汚
れを除去することができる。また水洗後水分を拭き取れ
ば粘着層6の粘着力を再生することができ、再使用が可
能となる。なお水洗いの代りに酒精綿でシート5及び粘
着層を拭いてもよい。
【0012】本実施例によれば、粘着層6が接着された
シート5が洗浄可能であるので再使用が可能となり、使
い捨て電極に比べてコストを低減することができる。ま
たシート5は粘着層6を介して皮膚に接着するので、電
極1を皮膚に確実に装着することができる。
【0013】図3及び図4に本考案の第2の実施例の構
成を示す。本実施例は図1及び図2に示す第1の実施例
における端子2を省略し、電極1に直接リード線7を接
続して構成したものであり、他の部分の構成は第1の実
施例と同様である。本実施例によっても第1の実施例と
同様の効果が得られる。
【0014】上記各実施例では電極1をカーボンで構成
した場合について説明したが、カーボンの代りに他の導
電性材料、例えば導電ゴムで構成してもよい。また電極
1にスポンジ4を充填する代りに導電クリームを塗布し
てもよい。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の生体用電
極によれば、再生使用可能なシートを電極に取り付け、
前記シートを粘着層を介して生体の皮膚に装着するよう
にしたので、電極を確実に皮膚表面に装着することがで
き、しかも再使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の生体用電極の第1の実施例の構成を示
す縦断面図。
【図2】図1の外観斜視図。
【図3】本考案の第2の実施例の構成を示す縦断面図。
【図4】図3の外観斜視図。
【図5】従来の吸着電極を示す斜視図。
【図6】従来の生体用電極を示す斜視図。
【符号の説明】
1 電極 5 シート 6 粘着層

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の皮膚に装着して体表面電位を測定
    する生体用電極において、電極と、 この電極に取り付けられ、前記皮膚への装着面に、水に
    接触すると粘着力を失い、水を除去すると粘着力を回復
    する性質の粘着層が形成された再生使用可能シートとを
    備えた ことを特徴とする生体用電極。
  2. 【請求項2】 電極は、電解液を含浸されたスポンジ体
    が収容される有底筒状体であることを特徴とする請求項
    1に記載の生体用電極。
  3. 【請求項3】 電極の背面と反対側の端面には、その周
    縁に沿って溝部が設けられていることを特徴とする請求
    項2に記載の生体用電極。
JP1993002215U 1993-02-01 1993-02-01 生体用電極 Expired - Fee Related JP2588672Y2 (ja)

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