JP2588203B2 - 薄板の保持および位置決め装置 - Google Patents
薄板の保持および位置決め装置Info
- Publication number
- JP2588203B2 JP2588203B2 JP62184492A JP18449287A JP2588203B2 JP 2588203 B2 JP2588203 B2 JP 2588203B2 JP 62184492 A JP62184492 A JP 62184492A JP 18449287 A JP18449287 A JP 18449287A JP 2588203 B2 JP2588203 B2 JP 2588203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw body
- thin plate
- holes
- lever
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば電子回路基板の組立装置などに用
いられる薄板の保持および位置決め装置に関する。
いられる薄板の保持および位置決め装置に関する。
従来の技術 第４図に従来の薄板の保持および位置決め装置の一例
を示す。ここで１は薄板としてのプリント基板であり、
位置決め用の二つの穴2,2が形成されている。プリント
基板１は、その種類が異なると、穴2,2どうしの距離が
変化する。薄板の保持および位置決め装置において、３
はシヤフトであり、穴2,2どうしを結ぶ方向に配置され
ている。シヤフト３には一対のレバー4,4の基端部が取
付けられており、各レバー4,4の先端部には、穴2,2には
まり込む位置決めピン5,5が設けられている。
を示す。ここで１は薄板としてのプリント基板であり、
位置決め用の二つの穴2,2が形成されている。プリント
基板１は、その種類が異なると、穴2,2どうしの距離が
変化する。薄板の保持および位置決め装置において、３
はシヤフトであり、穴2,2どうしを結ぶ方向に配置され
ている。シヤフト３には一対のレバー4,4の基端部が取
付けられており、各レバー4,4の先端部には、穴2,2には
まり込む位置決めピン5,5が設けられている。
このような構成において、穴2,2の位置に応じてピン
5,5の位置を切換える際には、レバー4,4をシヤフト３に
固定するためのボルト・クランプなどの保持機構を作業
者が手動により解除し、その後、シヤフト３に沿つてレ
バー4,4を移動させている。
5,5の位置を切換える際には、レバー4,4をシヤフト３に
固定するためのボルト・クランプなどの保持機構を作業
者が手動により解除し、その後、シヤフト３に沿つてレ
バー4,4を移動させている。
また、他の従来の薄板の保持および位置決め装置とし
て、上述のシヤフト３に代えてねじ体を設け、XYテーブ
ルに搭載された駆動源によりこのねじ体を回転させるこ
とにより、このねじ体にねじ合わされたレバーの位置を
切換え可能とされたものもある。
て、上述のシヤフト３に代えてねじ体を設け、XYテーブ
ルに搭載された駆動源によりこのねじ体を回転させるこ
とにより、このねじ体にねじ合わされたレバーの位置を
切換え可能とされたものもある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、近年における市場のニーズの多様化な
どから、プリント基板などの薄板の生産はますます多種
少量化する傾向があり、その生産設備に関し切換え作業
の自動化への対応が求められてきている。したがつて、
第４図で説明したように手動で切換えを行つていたので
は、対応が十分でないという問題がある。
どから、プリント基板などの薄板の生産はますます多種
少量化する傾向があり、その生産設備に関し切換え作業
の自動化への対応が求められてきている。したがつて、
第４図で説明したように手動で切換えを行つていたので
は、対応が十分でないという問題がある。
また、上述したねじ体を回転させるものでは、切換え
作業の自動化は可能であるものの、モータなどの大重量
の部材を有した駆動源をXYテーブルに搭載するものであ
るため、このXYテーブルの高速化を阻害するという問題
点がある。
作業の自動化は可能であるものの、モータなどの大重量
の部材を有した駆動源をXYテーブルに搭載するものであ
るため、このXYテーブルの高速化を阻害するという問題
点がある。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、
切換え作業の自動化が可能で、しかもXYテーブルの高速
化を阻害しないようにすることを目的とする。
切換え作業の自動化が可能で、しかもXYテーブルの高速
化を阻害しないようにすることを目的とする。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するため本発明は、搬送方向に沿っ
て位置決め用の二つの穴が形成された薄板の保持および
位置決め装置であって、直交する二軸方向に位置決め可
能なXYテーブルと、このXYテーブルの外部に配された第
１の駆動手段および第２の駆動手段とを有し、前記XYテ
ーブルは、前記二つの穴を結ぶ方向に配置された第１の
ねじ体と、この第１のねじ体に基端部がねじ合わせされ
た二本のレバーと、各レバーの先端部に設けられて前記
二つの穴に挿入される二本のピンと、前記搬送方向と直
角な方向における薄板の一方および他方の側縁をそれぞ
れ案内する固定ガイドおよび移動ガイドと、前記搬送方
向と直角な方向に配置されるとともに前記移動ガイドに
ねじ合わされた第２のねじ体とを具備し、前記第１の駆
動手段および前記第２の駆動手段は、XYテーブルが所定
の位置に位置決めされたときにのみ各々第１のねじ体お
よび第２のねじ体に連結可能で、連結状態で各ねじ体を
回転させることにより、各々前記レバー又は移動ガイド
を移動可能に構成したものである。
て位置決め用の二つの穴が形成された薄板の保持および
位置決め装置であって、直交する二軸方向に位置決め可
能なXYテーブルと、このXYテーブルの外部に配された第
１の駆動手段および第２の駆動手段とを有し、前記XYテ
ーブルは、前記二つの穴を結ぶ方向に配置された第１の
ねじ体と、この第１のねじ体に基端部がねじ合わせされ
た二本のレバーと、各レバーの先端部に設けられて前記
二つの穴に挿入される二本のピンと、前記搬送方向と直
角な方向における薄板の一方および他方の側縁をそれぞ
れ案内する固定ガイドおよび移動ガイドと、前記搬送方
向と直角な方向に配置されるとともに前記移動ガイドに
ねじ合わされた第２のねじ体とを具備し、前記第１の駆
動手段および前記第２の駆動手段は、XYテーブルが所定
の位置に位置決めされたときにのみ各々第１のねじ体お
よび第２のねじ体に連結可能で、連結状態で各ねじ体を
回転させることにより、各々前記レバー又は移動ガイド
を移動可能に構成したものである。
作用 このような構成によれば、第１および第２の駆動手段
により第１および第２のねじ体を回転させることによっ
て、二本のピンどうしの間隔の切換えと、固定ガイドと
移動ガイドとの間隔の切換えとは、手作業によらずに自
動的に行われる。また、第１および第２の駆動手段は、
XYテーブルとは別置とされ、XYテーブルが所定の位置に
位置決めされたときにのみ第１、第２のねじ体に連結さ
れてこれらねじ体を回転させるものであるため、これら
第１および第２の駆動手段がXYテーブルから分離される
ことによりコンパクトかつ高速動作が可能な薄板の保持
および位置決め装置が提供される。
により第１および第２のねじ体を回転させることによっ
て、二本のピンどうしの間隔の切換えと、固定ガイドと
移動ガイドとの間隔の切換えとは、手作業によらずに自
動的に行われる。また、第１および第２の駆動手段は、
XYテーブルとは別置とされ、XYテーブルが所定の位置に
位置決めされたときにのみ第１、第２のねじ体に連結さ
れてこれらねじ体を回転させるものであるため、これら
第１および第２の駆動手段がXYテーブルから分離される
ことによりコンパクトかつ高速動作が可能な薄板の保持
および位置決め装置が提供される。
実施例 以下、図面を参照しながら、本発明の一実施例につい
て説明する。第１図は、本発明の一実施例における薄板
状のプリント基板11の搬送保持装置を平面図を示す。
て説明する。第１図は、本発明の一実施例における薄板
状のプリント基板11の搬送保持装置を平面図を示す。
ここで12,13はレールで、前工程よりプリント基板11
を搬送してきてXYテーブル14に搬入する。XYテーブル14
は、図中のＸ方向およびＹ方向に任意に位置決め可能で
ある。XYテーブル14には、プリント基板11のＹ方向の両
側縁を案内する固定ガイド15と移動ガイド16とが設けら
れている。移動ガイド16は、Ｙ方向に配置されて互いに
連動する一対のねじ体17にねじ合わされており、両ねじ
体17が回転することによりＹ方向に移動して、プリント
基板11の幅方向の寸法に対応する。またXYテーブル14に
はＸ方向のねじ体18とシヤフト19とが設けられており、
このねじ体18にシヤフト19にガイドされる一対のレバー
20,20の基端部がねじ合わされている。各レバー20,20の
先端には、基板11に設けられた二つの穴21,21に挿入さ
れるピン22,22が、それぞれ設けられている。23はヘツ
ド部で、XYテーブル14に保持されたプリント基板11に電
子部品などを装着する。
を搬送してきてXYテーブル14に搬入する。XYテーブル14
は、図中のＸ方向およびＹ方向に任意に位置決め可能で
ある。XYテーブル14には、プリント基板11のＹ方向の両
側縁を案内する固定ガイド15と移動ガイド16とが設けら
れている。移動ガイド16は、Ｙ方向に配置されて互いに
連動する一対のねじ体17にねじ合わされており、両ねじ
体17が回転することによりＹ方向に移動して、プリント
基板11の幅方向の寸法に対応する。またXYテーブル14に
はＸ方向のねじ体18とシヤフト19とが設けられており、
このねじ体18にシヤフト19にガイドされる一対のレバー
20,20の基端部がねじ合わされている。各レバー20,20の
先端には、基板11に設けられた二つの穴21,21に挿入さ
れるピン22,22が、それぞれ設けられている。23はヘツ
ド部で、XYテーブル14に保持されたプリント基板11に電
子部品などを装着する。
XYテーブル14が第１図に示す位置に位置決めされたと
きにおけるこのXYテーブル14の近傍には、駆動装置24,2
5が設けられている。駆動装置24は、第２図にも示すよ
うに、モータなどの駆動源26と、この駆動源26にて駆動
されるギヤ27とを有している。ギヤ27と、シリンダ28に
より支点29のまわりに揺動されるアーム30の先端に取付
けられ、XYテーブル14が第１図の位置に位置決めされた
ときにアーム30が揺動することにより、ねじ体18に取付
けられたギヤ31に噛み合わされる。XYテーブル14にはノ
ツチ32を有したスライダ33が設けられており、スライダ
33がばね34に押されてノツチ32がギヤ31に噛み合うこと
により、ギヤ31およびねじ体18の回転を阻止している。
第２図に示すように、アーム30の先端にはカラー35が設
けられており、シリンダ28によりアーム30が揺動されて
ギヤ27とギヤ31が噛み合うときには、カラー35がスライ
ダ33を押してノツチ32をギヤ31から解除させる。
きにおけるこのXYテーブル14の近傍には、駆動装置24,2
5が設けられている。駆動装置24は、第２図にも示すよ
うに、モータなどの駆動源26と、この駆動源26にて駆動
されるギヤ27とを有している。ギヤ27と、シリンダ28に
より支点29のまわりに揺動されるアーム30の先端に取付
けられ、XYテーブル14が第１図の位置に位置決めされた
ときにアーム30が揺動することにより、ねじ体18に取付
けられたギヤ31に噛み合わされる。XYテーブル14にはノ
ツチ32を有したスライダ33が設けられており、スライダ
33がばね34に押されてノツチ32がギヤ31に噛み合うこと
により、ギヤ31およびねじ体18の回転を阻止している。
第２図に示すように、アーム30の先端にはカラー35が設
けられており、シリンダ28によりアーム30が揺動されて
ギヤ27とギヤ31が噛み合うときには、カラー35がスライ
ダ33を押してノツチ32をギヤ31から解除させる。
駆動装置25は、駆動装置24と同様の構成とされてい
る。その詳細な説明は省略するが、第１図には、駆動源
36と、この駆動源36によつて回転されるギヤ37と、ねじ
体17の一方に取付けられたギヤ38とが図示されている。
る。その詳細な説明は省略するが、第１図には、駆動源
36と、この駆動源36によつて回転されるギヤ37と、ねじ
体17の一方に取付けられたギヤ38とが図示されている。
第３図（ａ）（ｂ）は、レバー20の周囲を拡大して示
す図である。レバー20は、先端にピン22を有するととも
にシヤフト19を中心として揺動可能とされた揺動部39
と、ねじ体18にねじ合わされるナツト40と、ベアリング
41を介してナツト40の外側に配置されるとともに、揺動
部39の基端側に連結されたハウジング42とを有してい
る。ナツト40には、同軸上のギヤ43が固定されている。
ハウジング42にはシリンダ44が取付けられており、この
シリンダ44により駆動されてギヤ43に噛み合うロツカー
46が、支点47のまわりに揺動可能とされている。支点47
には、ロツカー46と一体に動作されるストツパ48が取付
けられており、このストツパ48は、Ｘ方向に配置された
ガイドレール49に案内されている。ストツパ48は、図示
のようにロツカー46がギヤ43に噛み合つたときにはガイ
ドレール49から浮き上がり、反対にロツカー46がギヤ43
から解除されたときにはガイドレール49のフランジの内
面に押圧されるようになつている。
す図である。レバー20は、先端にピン22を有するととも
にシヤフト19を中心として揺動可能とされた揺動部39
と、ねじ体18にねじ合わされるナツト40と、ベアリング
41を介してナツト40の外側に配置されるとともに、揺動
部39の基端側に連結されたハウジング42とを有してい
る。ナツト40には、同軸上のギヤ43が固定されている。
ハウジング42にはシリンダ44が取付けられており、この
シリンダ44により駆動されてギヤ43に噛み合うロツカー
46が、支点47のまわりに揺動可能とされている。支点47
には、ロツカー46と一体に動作されるストツパ48が取付
けられており、このストツパ48は、Ｘ方向に配置された
ガイドレール49に案内されている。ストツパ48は、図示
のようにロツカー46がギヤ43に噛み合つたときにはガイ
ドレール49から浮き上がり、反対にロツカー46がギヤ43
から解除されたときにはガイドレール49のフランジの内
面に押圧されるようになつている。
上記構成において、レール12,13に沿つて搬送されて
きたプリント基板11はXYテーブル14に搬入され、その穴
21,21にピン22,22が挿入されることにより、XYテーブル
14の上で位置決めされ、保持される。そして、XYテーブ
ル14がＸ方向およびＹ方向に移動することにより、プリ
ント基板11は、あらかじめ決められた順序にしたがつて
動かされ、ヘツド部23により電子部品などが装着され
る。装着作業が完了したなら、XYテーブル14はプリント
基板11を搬送可能な位置に戻り、プリント基板11をレー
ル12,13を経て後工程へ搬送して、一連の工程を完了す
る。
きたプリント基板11はXYテーブル14に搬入され、その穴
21,21にピン22,22が挿入されることにより、XYテーブル
14の上で位置決めされ、保持される。そして、XYテーブ
ル14がＸ方向およびＹ方向に移動することにより、プリ
ント基板11は、あらかじめ決められた順序にしたがつて
動かされ、ヘツド部23により電子部品などが装着され
る。装着作業が完了したなら、XYテーブル14はプリント
基板11を搬送可能な位置に戻り、プリント基板11をレー
ル12,13を経て後工程へ搬送して、一連の工程を完了す
る。
ロボツトの切換えなどにより対象とするプリント基板
11の大きさが変わる場合には、以下のように動作する。
すなわち、まずXYテーブル14が第１図に示す位置に位置
決めされると、駆動装置25のギヤ37がねじ体17のギヤ38
に噛み合い、ベルトなどにより互いに連動する両ねじ体
17が回転されて、移動ガイド16が所定の位置まで移動さ
れる。これと同様に、第２図に示すように駆動装置24の
シリンダ28が動作し、ギヤ27がねじ体18のギヤ31に噛み
合わされて、ノツチ32によるねじ体18の回り止めが解除
される。
11の大きさが変わる場合には、以下のように動作する。
すなわち、まずXYテーブル14が第１図に示す位置に位置
決めされると、駆動装置25のギヤ37がねじ体17のギヤ38
に噛み合い、ベルトなどにより互いに連動する両ねじ体
17が回転されて、移動ガイド16が所定の位置まで移動さ
れる。これと同様に、第２図に示すように駆動装置24の
シリンダ28が動作し、ギヤ27がねじ体18のギヤ31に噛み
合わされて、ノツチ32によるねじ体18の回り止めが解除
される。
一対のレバー20,20のうちピン22の位置を変化させる
ものについては、第３図に示すようにロツカー46をギヤ
43に噛み合わせる。これによりナツト40はハウジング42
に対し回転不能となるため、駆動装置24によりねじ体18
が回転されると、レバー20はＸ方向の所定位置まで移動
する。
ものについては、第３図に示すようにロツカー46をギヤ
43に噛み合わせる。これによりナツト40はハウジング42
に対し回転不能となるため、駆動装置24によりねじ体18
が回転されると、レバー20はＸ方向の所定位置まで移動
する。
ピン22の位置を変化させないレバー20については、ロ
ツカー46をギヤ43から解除させ、かつストツパ48をガイ
ドレール49の内面に押圧する。すると、レバー20はガイ
ドレール49に固定されることになり、またナツト40はベ
アリング41を介してハウジング42の内部で自在に回転可
能となるため、ねじ体18が回転するとこのねじ体18とと
も回りすることになる。したがつて、ねじ体18が回転し
てもレバー20は移動せず、ピン22の位置は変化しない。
ツカー46をギヤ43から解除させ、かつストツパ48をガイ
ドレール49の内面に押圧する。すると、レバー20はガイ
ドレール49に固定されることになり、またナツト40はベ
アリング41を介してハウジング42の内部で自在に回転可
能となるため、ねじ体18が回転するとこのねじ体18とと
も回りすることになる。したがつて、ねじ体18が回転し
てもレバー20は移動せず、ピン22の位置は変化しない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、薄板の位置決め用に形
成された二つの穴に挿入される二本のピンをそれぞれ備
えた二本のレバーを第１のねじ体にねじ合わせるととも
に、薄板の側縁を案内する移動ガイドを第２のねじ体に
ねじ合わせ、またXYテーブルとは別置きに配置されると
ともに、このXYテーブルが所定の位置に位置決めされた
ときにのみ前記第１および第２のねじ体にそれぞれ連結
される第１および第２の駆動手段により、レバーと移動
テーブルとの位置合わせを行うものであるため、これら
レバーの位置や移動テーブルの位置の切換え作業を自動
化できるとともに、XYテーブルがコンパクトになつてそ
の高速化を図ることができる。
成された二つの穴に挿入される二本のピンをそれぞれ備
えた二本のレバーを第１のねじ体にねじ合わせるととも
に、薄板の側縁を案内する移動ガイドを第２のねじ体に
ねじ合わせ、またXYテーブルとは別置きに配置されると
ともに、このXYテーブルが所定の位置に位置決めされた
ときにのみ前記第１および第２のねじ体にそれぞれ連結
される第１および第２の駆動手段により、レバーと移動
テーブルとの位置合わせを行うものであるため、これら
レバーの位置や移動テーブルの位置の切換え作業を自動
化できるとともに、XYテーブルがコンパクトになつてそ
の高速化を図ることができる。
第１図は本発明の一実施例における薄板の保持および位
置決め装置の平面図、第２図は第１図における駆動装置
の拡大側面図、第３図（ａ）（ｂ）は第１図におけるレ
バーまわりの拡大図、第４図は従来例における薄板の保
持および位置決め装置の平面図である。 11……プリント基板（薄板）、14……XYテーブル、15…
…固定ガイド、16……移動ガイド、17,18……ねじ体、2
0……レバー、21……穴、22……ピン、24,25……駆動装
置。
置決め装置の平面図、第２図は第１図における駆動装置
の拡大側面図、第３図（ａ）（ｂ）は第１図におけるレ
バーまわりの拡大図、第４図は従来例における薄板の保
持および位置決め装置の平面図である。 11……プリント基板（薄板）、14……XYテーブル、15…
…固定ガイド、16……移動ガイド、17,18……ねじ体、2
0……レバー、21……穴、22……ピン、24,25……駆動装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三沢 義彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤原 宗良 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−168299（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】搬送方向に沿って位置決め用の二つの穴が
形成された薄板の保持および位置決め装置であって、 直交する二軸方向に位置決め可能なXYテーブルと、この
XYテーブルの外部に配された第１の駆動手段および第２
の駆動手段とを有し、 前記XYテーブルは、 前記二つの穴を結ぶ方向に配置された第１のねじ体と、 この第１のねじ体に基端部がねじ合わせされた二本のレ
バーと、 各レバーの先端部に設けられて前記二つの穴に挿入され
る二本のピンと、 前記搬送方向と直角な方向における薄板の一方および他
方の側縁をそれぞれ案内する固定ガイドおよび移動ガイ
ドと、 前記搬送方向と直角な方向に配置されるとともに前記移
動ガイドにねじ合わされた第２のねじ体とを具備し、 前記第１の駆動手段および前記第２の駆動手段は、XYテ
ーブルが所定の位置に位置決めされたときにのみ各々第
１のねじ体および第２のねじ体に連結可能で、連結状態
で各ねじ体を回転させることにより、各々前記レバー又
は移動ガイドを移動可能に構成した薄板の保持および位
置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62184492A JP2588203B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | 薄板の保持および位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62184492A JP2588203B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | 薄板の保持および位置決め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6428900A JPS6428900A (en) | 1989-01-31 |
| JP2588203B2 true JP2588203B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=16154123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62184492A Expired - Lifetime JP2588203B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | 薄板の保持および位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588203B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4540838B2 (ja) | 2000-12-12 | 2010-09-08 | パナソニック株式会社 | 回路基板固定方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61168299A (ja) * | 1985-01-21 | 1986-07-29 | 富士機械製造株式会社 | プリント基板搬送位置決め装置 |
-
1987
- 1987-07-23 JP JP62184492A patent/JP2588203B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6428900A (en) | 1989-01-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5238524A (en) | Hole masking apparatus | |
| JPH0744405Y2 (ja) | プリント基板の切断装置 | |
| US4802816A (en) | Pick and place machine having improved centering jaws | |
| JP2588203B2 (ja) | 薄板の保持および位置決め装置 | |
| JPH0253954B2 (ja) | ||
| JPH09124330A (ja) | ガラス板の加工方法及び装置 | |
| JP4008290B2 (ja) | 半導体装置の搬送装置 | |
| CN217101926U (zh) | 一种用于电路板加工的翻板机构 | |
| CN212598515U (zh) | 电路板电子元器件引脚折弯设备 | |
| TWI718851B (zh) | 承載裝置及其應用之作業設備 | |
| JPH07221491A (ja) | プリント基板製造・検査装置の自動段取替装置 | |
| JPH01183892A (ja) | 電子部品のリード線切断装置 | |
| JP3874955B2 (ja) | Ｘｙテーブル装置 | |
| JP3565143B2 (ja) | 電子部品実装装置 | |
| JPS61281600A (ja) | プリント基板位置決め装置 | |
| JPH07108490B2 (ja) | 基板処理装置 | |
| JPH04322920A (ja) | 製品支持装置 | |
| JP2757463B2 (ja) | アウターリードボンディング装置及びアウターリードボンディング方法 | |
| JPH0480125A (ja) | 基板支持装置 | |
| JP3097265B2 (ja) | 部品供給装置 | |
| JPS6411507B2 (ja) | ||
| JPH0521311Y2 (ja) | ||
| JP2001047341A (ja) | ワーク位置決め装置 | |
| JP2001105198A (ja) | 薄板部材の自動プレス装置 | |
| JPS5997764A (ja) | 半田酸化膜除去機構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205 Year of fee payment: 11 |