JP2587821Y2 - グラスの保持具 - Google Patents

グラスの保持具

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JP2587821Y2
JP2587821Y2 JP1993007267U JP726793U JP2587821Y2 JP 2587821 Y2 JP2587821 Y2 JP 2587821Y2 JP 1993007267 U JP1993007267 U JP 1993007267U JP 726793 U JP726793 U JP 726793U JP 2587821 Y2 JP2587821 Y2 JP 2587821Y2
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glass
holding
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peripheral wall
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丈治 片岡
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Kataoka Bussan KK
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Kataoka Bussan KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、手持ちのグラスを取り
皿の縁に着脱自由に保持できるようにしたグラス保持具
に関する。
【0002】
【従来の技術】パーティー会場等で立食する場合、飲物
のグラスと料理を盛る取り皿を同時に持たなければなら
ないことがしばしば起こる。この様なとき、特に皿に料
理を盛ったり、或いは盛った料理を食する場合にはグラ
スをテーブル等適当な場所に置かなければならず、その
ため場所を探したり、他と紛れないよう注意する等不要
な気配りを要してパーティーを楽しめなかったり、とき
には無理にグラスを保持して粗相をするようなことがあ
った。この様なことから取り皿の縁にグラスを保持し片
手で取り皿とグラスを持てるようにした保持具が、例え
ば実開昭62−42473号公報、同63−13818
2号公報、実開平1−119570号公報、同1−17
9572号公報等で提案されている。これら既提案の保
持具はグラスを起立した状態で保持する保持部と、この
保持部を皿の縁に挟着する挟持部を基本的な構成要素と
して有し、実開昭63−138182号公報のものにあ
っては皿に装着したとき上記保持部を皿の縁の上に位置
させてグラスを支え、その他のものにおいては前記挟持
部を皿の縁に噛ませて保持部を皿の外に突き出すように
保持する構成としている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】上記既提案のうち、
前者のタイプは使用時にグラスを皿の縁の上に置くこと
から安定性に優れるが、この保持具は脚付きのグラスの
場合保持する手段がなく用途に制限を受ける不利と、保
持部として単に4本の舌片を立設するに過ぎないためス
タッキングが出来ず収納に不便がある。またこれに対し
て後者の3例は皿の縁の外に保持部を付き出すもので、
脚付きグラスでも自由に保持することができるものとな
っているが、反面この保持具は皿の外にグラスを支える
ことから挟持部に強い係止力が求められるものとなり、
これがため皿に対する装着が厄介になる問題がある。ま
た更に外に張り出した状態でグラスを支えることから皿
とのバランスが取りにくく安定性に欠ける問題があっ
た。本考案は、上述従来の保持具におけるそれぞれの欠
点に鑑みこれらを改善するため考案されたもので、その
主たる目的は皿の縁に装着しグラスを保持したとき、こ
のグラスを安定的に支持できるようにすると共に、脚付
きグラスについてもその使用を可能にし、更には不使用
時には重ね合わせにしてコンパクトに収納できるように
したグラスの保持具を提案することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】即ち、本考案は上述の
目的に基づき、グラスを保持するカップ状に形成してな
る主体を取り皿の縁上面に乗せる如く装着してグラスの
重量を取り皿に受け、片手による支持を容易にすると共
に、取り皿を持つ手の指を主体の底部下面に設ける挟持
片に添えられるようにして取り皿と共に安定的に片手で
保持できるようにしたことにある。更に本考案の特徴と
するところを詳述すれば、本考案はカップ状に形成する
主体の周壁部の一部をV字形に切除して挿入口を形成
し、この挿入口に連続させて主体の底部の一側部から湾
形に切込んで底部の偏在した位置に脚付きグラスの保持
部を形成する一方、上記底部の下面に上記保持部の近傍
から自由端を前記挿入口に背向する方向に突き出す一対
の弾性挟持片を各底部下面に沿って並行状に延設し、取
り皿の縁に装着する挟持部を形成してなることを特徴と
したグラスの保持具を提供することにある。次にこの考
案を図示する実施例につき詳述し、その特徴を併せて説
明する。
【0005】
【実施例】図1は本考案に係る保持具の正面図である。
図2は背面図、図3は右側面図、図4は平面図であり、
図5は底面図である。図面に示される保持具は合成樹脂
を素材に一体的に形成されるものとなっており、カップ
状に形成される主体1の周壁部2には上縁部からV字形
に切込んで挿入口3を形成し、この挿入口3に連続させ
て底部4の一側部から中心方向に向かって湾形に切込
み、底部の偏在した位置に内部を円形状に拡張させる保
持部5を形成している。
【0006】カップ状の主体1はグラスAの底部を受け
入れるもので、周壁部2は上方に向けて拡張するテーパ
ー形に形成してあり、その内周壁面には縦方向に複数の
突条6を隆設してある。この主体は使用されるグラスA
の底部の大きさに適合させてあり、上方より落とし込む
グラスはテーパー面で案内し底部4の上面に受けると同
時に周壁部2で包み込みグラスを保持する。上記突条6
はこのグラスの受け入れの際周壁部の内周面との間隙を
埋めるためのもので、ここでは三方から隆設する突条で
グラスの周面を押さえ安定させる。尚突条6の突き出し
によって実質内径が縮まることにより内部が窮屈になる
か、このとき周壁部2の弾性が作用してグラスを締め付
けた状態で包持することになる。
【0007】図中、7は主体底部4の下面に形成した挟
持部である。この挟持部は底部4の前端側に偏在して設
けられる前記保持部5の近傍から後端方向に並行して延
設される2つの弾性挟持片8,8から構成されている。
この実施例では底部4の前端側片半部を肉厚に形成し
て、ここに保持部5を設けると共に、この肉厚部から前
記対をなす弾性挟持片8,8を延設するようにしてあ
る。弾性挟持片8,8は肉厚部の境界部から後端方向に
向けて左右間隔をおいて並行状に延設してあり、底部4
の下面との間には取り皿Bの縁を受け入れることがで
き、且つこの縁の肉厚より狭い間隔9が設けてある。そ
して、両挟持片8,8の先端部は上面を隆起させて山部
8aを設ける一方、この両先端部間に挟まれる底部4の
下面には同じく山形に隆起する突部10を設けてこの両
者で前記間隔9の入口部を挟め奥に入って広くなるよう
にしてある(図3参照)。尚、図中11は前記弾性挟持
片8を成形する金型を抜くための開口部であり、12は
突条6の隆起のため設けられた凹部である。
【0008】上記構成に係る保持具は使用する場合、取
り皿Bの縁に向けて弾性挟持片8,8を臨ませ、底部4
の端縁を皿の縁に掛けた状態で押し付け、挟持片8,8
を皿の縁の下に突き入れることによって図6に示した如
く装着される。皿に装着された保持具は底部4の略半分
を皿の上に乗せることになり、この底部4と2本の弾性
挟持片8,8とで挟持し固定されることになる。この様
にして装着された保持具に対してグラスAは主体1に底
部を落とし込むことによって支持され、ワイングラス等
脚付きのグラスCの場合は挿入口3を通して保持部5に
脚を侵入させ支持することになる。
【0009】尚、上記脚の侵入を許すため保持部5の開
口部は脚の直径より大きくすることは勿論であるが、円
形状に形成した奥の周縁部上面5aをテーパー状に切削
してグラスの底部を受けるようにすると安定的に保持す
ることができる。ところで、図7は上記構成された保持
具を重ね合わせに収納する場合を示したもので、不使用
時における保持具は主体1を嵌め合わせに重ねることに
よって纏めることができ多数個をコンパクトに、しかも
整えた状態で収納することができる。
【0010】一方、図8、図9は主体1によるグラスの
保持力を高めると共に、直径の異なるグラスの使用を可
能にするため改造した本考案の他の実施例を示したもの
である。ここに示す保持具は前記主体1の周壁部2を改
良したものであり、挿入口3に臨む両切離し縁2a,2
aの下縁部にそれぞれ周方向の切込み13を形成して弾
性片部14,14を設けると共に、この両弾性片部を主
体内方に湾曲させて該部分において主体の実質的内径を
縮小させた場合である。この保持具は、グラスAを保持
する場合主体に対して上記弾性片部14,14を押し開
くようにして落とし込み、底部4上に受けて保持したと
き片部の復元力でグラスの周面を挟持し、保持すること
になる。この実施例の保持具は底部4の大きさを超える
グラスの保持が可能であり、しかも装着されたグラスは
常に片部14の弾性によって保持されることから安定し
た状態で受けられることになる。
【0011】
【考案の効果】以上、本考案を実施例について詳述した
が、保持具は取り皿の縁に装着したとき主体の底部の半
分以上の部分が縁の上面に乗り支持されることからこの
主体にグラスを受けたときグラスの略半分を直接皿に受
けることができ、従って楽に、しかも安定した状態で支
えられることになる。そして更にこの装着時には皿の下
面に挟持片が差し込まれることから皿を持つ手の指を下
から添わせて保持できるため皿から外れるのを防ぐこと
もでき安心して使用できる利点がある。また、この保持
具は通常のグラスと共に脚付きグラスにも使用すること
ができるとともに、主体の全体が皿の縁に取付き、脚を
皿の縁部に接近させて保持できることから前記同様に安
定した状態で保持できる利点がある。勿論、前述したよ
うに本考案保持具は主体の周壁部内周面をテーパー形に
形成するのに併せて挿入口の形成によって一部を切離し
てあるため拡張が可能であり、従って外径の異なるグラ
スに対する許容範囲が広く各種のグラスに利用できる利
点がある。またスタッキングが可能であるため場所を取
らず、収納に有利であると共に、持ち運びに際しても纏
めて取り扱えるため便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る保持具の正面図。
【図2】保持具の背面図。
【図3】保持具の右側面図。
【図4】保持具の平面図。
【図5】保持具の底面図。
【図6】使用状態を説明する中央縦断右側面図。
【図7】スタッキングの状態を説明する中央縦断右側面
図。
【図8】他の実施例を示す保持具の右側面図。
【図9】保持具の平面図である。
【符号の説明】
1 保持具の主体 2 周壁部 3 挿入口 4 主体の底部 5 保持部 6 突条 7 挟持部 8 弾性挟持片 13 切込み 14 弾性片部 A グラス B 取り皿 C 脚付きグラス

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ状に形成する主体の周壁部の一部
    をV字形に切除して挿入口を形成し、この挿入口に連続
    させて主体の底部の一側部から湾形に切込んで底部の偏
    在した位置に脚付きグラスの保持部を形成する一方、上
    記底部の下面に上記保持部の近傍から自由端を前記挿入
    口に背向する方向に突き出す一対の弾性挟持片を各底部
    下面に沿って並行状に延設し、取り皿の縁に装着する挟
    持部を形成してなることを特徴としたグラスの保持具。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、主体の周壁部
    を上縁に向けて拡張するテーパー形に形成すると共に、
    該周壁部の内周面に縦方向の突条を隆設してなることを
    特徴としたグラスの保持具。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、挿入口に臨む
    周壁部の切離し縁の下縁部に周方向の切込みを形成して
    弾性片部を形成してなることを特徴としたグラスの保持
    具。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、弾性片部は内
    方に湾曲してなることを特徴としてなるグラスの保持
    具。
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JPH0655475U JPH0655475U (ja) 1994-08-02
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